日本映画 「闇の子供たち」
タイにおける『幼児売春』と『臓器売買』という、
日本映画があまり扱わないヘヴィーな内容。
意外なほどキャスティングが豪華で、
それでいてあんまり宣伝してなかったのは、
やはり内容の重さからなのだろうか。
しかし、そこにむしろ本気感を漂わせる。
『臓器売買』に関しては、
日本国内の制度的な問題によって、
今回の舞台であるタイ以外でも
ずいぶんと迷惑をかけているみたいだし、
日本国内でもできることは少なくないだろう。
ただ、音羽(宮崎あおい)のように、
感情のままに突っ走るだけでも、
当事者の感情と衝突してしまうだけだし、
南部(江口洋介)のように報道して世に知らしめても、
結局それは単なる情報として処理されてしまう。
どっちも大事だけど、
どっちも簡単なことじゃないわけで…。
内容自体相当どぎついので、
誰にでも薦められる作品ではないが、
こういう世界があるのを観る、
という選択はアリではないだろうか。
スタッフルールに流れる
桑田圭祐の『現代東京奇譚』という曲も、
個人的にはグッド。
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