8/17 ブリーダーズゴールドC@旭川
8月17日の旭川への日帰り旅行で行ったのは、なにも旭山動物園だけではない。
そもそもこの日を選んだのは、旭川競馬、いや道営競馬最大の重賞、
「ブリーダーズゴールドC」を見に行くためなのである。
もう半月もたっているし、馬券もせっかくタイムパラドックス軸で
3連複買ってたのに競走除外で全額払い戻しという
切ない結果で終わってしまったので、いまさら振り返りません。
というわけでここでは、「旭川競馬場ってどんな所?」といった感じで
やっていこうかなと思っております。
①実はすごい場所にある。
本当は画像があればよかったのですが
自動車で移動していたので、
途中で撮影できる場所がありませんでした。
この競馬場は、旭川市街から車で南に数10分走った
山の中にあります。
途中の道もあまり舗装が良くなく、
道端には田んぼが広がっております。
そして突然路肩に「←競馬場」みたいな看板が現れて、
そこから山を登って5分ほど、岡のような山の頂上が突然開けて、
右の画像にある給水塔みたいのが目印の競馬場が現れてきます。
旭川市街もすごい都会とは言えませんが、
街のど真ん中に競馬場があることに慣れている札幌人としては、
「田舎に来たなぁ」と改めて実感できます。
②ホントは挽馬もやってるよ
左の画像の奥の方に、青いビニールのかかっているところが
わかるでしょうか?
この部分が挽馬で使われる直線コースのうち、
文字通り山場となる第二の坂の部分となります。
現在は平場である道営競馬が行われているので、
馬場の保護という観点からこのようになってます。
今年は一流キャストをそろえた「雪に願うこと」の上映など、
世界唯一の形態である「挽馬」にも注目が集まりつつあります。
残念なことに今年はもうばんえい競馬の旭川開催はありませんが、
例年ゴールデンウィークにぶつかるようなので、
機会がありましたらその時期に来てみるといいかもしれませんね。
③ノスタルジィ漂う競馬場
1枚目の画像は、上の「発売」の看板でもわかるように
馬券を売っているところなのであるが、
確かにモニターなどがあって現代なのではあるが、
かもし出す雰囲気は確実に3,40年前(失礼)。
昔のテレビや映画で観たような雰囲気がそこにはあります。
2枚目の画像は、競馬場の全図なのですが、
画像ではわかりづらいのですがこれ全部手書きです。
さらにこれではわかりづらいのですが、
「パドック」ではなく「パードック」と書かれています。
しかもやけに高いところに掲げられているので若干見づらいです。
そして極めつけは、3枚目と4枚目の画像。
これは出馬表なのだが、
なんと手書き&手動取り付けという、
一昔前の野球場みたいなアナログな作業をやっているわけです。
しかし、これもまた今や中央競馬から失われてしまった、
古き良き競馬の「味」と言えなくもないです。
他の地方競馬場に行ったことがないので何ともいえませんが、
地方競馬場って、まだまだこういう所が
少なくないかもしれませんねぇ。
(単にお金がなくて設備投資にお金が回らないだけなのかもしれないが…)
④実はとってもフレンドリィ
この葦毛の馬は誘導馬の「ヨシカツヒーロー」号。
傍らの女性はその誘導馬に跨る騎手の方。
一仕事終えるとこのように客席の前にやってきてのファンサービス。
こういう雰囲気は中央競馬では絶対に味わえませんなぁ。
とまあ、ずいぶんとけなした風に思われるかもしれませんが、
もしかするとこれが地方競馬全体が抱える
資金難の現場なのかもしれません。
普段旭川競馬場に来ないので普段はどうかわかりませんが、
幸いイベントの大きさなども手伝って
個人的な感想としてはまあまあの入り。
こういうのが常態化してくれば、地方競馬もまだまだ安泰、と言えるのでしょうがねぇ…。
南関東もこういう雰囲気なのかどうかは知りませんが、
まだまだこういう雰囲気のある競馬場が全国にあることでしょう。
競馬ファンの私としては、なくなって欲しくない景色ですねぇ。
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