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アメリカ映画 「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」

アメリカの行き過ぎた資本主義が生み出した徒花、それがエンロンである。

金融市場に大きなダメージを与えたと言う点で

ライブドアと比較されたりもする会社ではあるが、

もともと金融市場の大きさが桁違いであるために、規模においては比較にならない。

しかし、それ以上にこの企業の問題の根が深いのは、

この企業がガスや電力といったライフラインを握っていたと言う点であろう。

地域独占企業ともいえる日本の電気卸とは違い、

高度に発達した(あるいは行き過ぎたと言うべきか)資本主義国家アメリカでは、

電気のようなライフラインであっても激しい競争にさらされているのである。

さらにたちが悪いのは、彼らが積極的に政治(特にブッシュ現大統領)に近づき、

その影響力をバックに自分たちにとって都合のいい規制緩和策などを

引き出していたと言われている。

映画の中で彼らが手を染めていた悪事の数々が明らかにされているわけだが、

それらのいずれか一つでも下手な会社なら潰れてしまうような

とんでもないことをやっていたわけだが、

要するに映画の中で語られているようなことは明日日本で起きてもおかしくない、

いやいくつかは実際に日本でも起きていることなのである。

この映画は、確かに資本主義経済の暗部を

暗にあげつらっているに過ぎないのかもしれない。

しかし、この恐ろしさを知らずして、

資本主義国家日本の危うさを知ることはできないかもしれない。

基礎知識がないと難しい内容ではあるが、示唆に富んだ映画であるといえる。

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