アメリカ映画 「パイレーツオブカリビアン ワールド・エンド」
アメリカ映画 「パイレーツオブカリビアン デッドマンズチェスト」を見た際にも書いたことだが、
このシリーズは本来続編を想定していなかったのではないか、ということである。
5月27日にテレビで「パイレーツオブカリビアン 呪われた海賊たち」が放映されていたが、
あれ自体できっちり完結できていることを改めて確認させてもらった
(と同時に、内容をあらかた忘れていたことも再確認してしまったが…)。
今回も、エンターテインメント映画としては決して悪い出来ではない。
最初のシンガポールでの大立ち回りとか、
ブラックパール号VSフライングダッチマン号の艦対艦決戦も見ごたえのあるものではあった。
しかし、はっきり言って話を大きくしすぎてしまったために、
余計な人をたくさん殺してしまったし、
死んだはずの人間を蘇らせたり、神様が登場したり、キャラの性格付けを変えたりと、
離れ業まで使わざるを得なくしてしまった。
その上、どうもまだやり足りないらしい。
なに、次回作からはオーランド・ブルーム外すの?(若干ネタバレ気味?)
今回も半ば惰性(1も2も観たから、3までは付き合うか)で観た。
「ロードオブザリング」みたいに、始めから3部構成だって言ってくれれば、
もう少し見方も変わっただろうに…。
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