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韓国映画 「光州5・18」

光州事件が起こった当時、私はまだ5歳だった。
幼稚園で、無邪気に平和を謳歌していたわけですな。

そんな時に隣の韓国では、
本来の敵である北朝鮮ではなく、
軍事政権維持のために無辜の民衆まで
無差別に虐殺していた。
本作は、1979年から始まった
一連の軍事クーデターの転機である
「光州事件」(1980年)の中で実際にあったであろう
兄弟と、親子と、その周辺の話である。
『あろう』と書くのは、
当時韓国は軍部による厳しい情報統制下にあって、
詳細な情報が外部に漏れ出てこなかったため、
「多くの人が殺されたのだから、
こういうことがあっても不思議ではない」
という意味である。

感想としては、やはり韓国映画は巧みである。
重々しく、あるいは韓国人でさえ目を背けたくなるような
自国の暗部に向かい合い、
さらにそこに笑いや恋愛もきっちり絡めてくる。
しかも、「実録・連合赤軍」のような退廃的な色恋ではなく、
韓国好みの純愛でである。

「シルミド」も「殺人の追憶」も硬派なつくりで、
いわゆる『韓流映画』とは
一線を画する出来に感動させられた。
しかし「光州5・18」は、
『韓流』的な部分も取り入れつつ、
現実の事件に対してもきっちり取り組んでいる。
両方とも中途半端と言えなくもないが、
エンターテインメントとしてのさまざまな要素を
きっちり組み込んでいるこの作品は、
商業映画としてバランスの取れた良い出来なのではと思う。

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