« いま1段のステップアップを… 「新・中央競馬予想戦記」2008年第5開催を振り返って | トップページ | 地獄廻り① 眠ってはいけない地獄 »

日本映画 「ハダカの城」

この国では、どんなに無道な親(企業)でも、
子(下請け)が親を売ってはいけないらしい。
それでも西宮冷蔵の水谷社長は、
阪神大震災の時も世話になった親企業雪印の
牛肉偽装詐欺を告発。
すると取引先は次々と撤退し、
さらには国土交通省から営業停止の処分を受ける。
作中でも、政官業の癒着を疑っているフシがあるが…。
そしてついには電気を止められ、
実質上業務不可能となる。

しかし水谷社長はあきらめない。
大学に通っていた息子とともに、
告発の経緯を記した本を売りながらカンパを募り、
生活費を稼ぎながら会社再建を目指した。
正義の炎を絶やさないために…。

この親子はナイスな親子である。
ミートホープのように
父の悪行を息子が告発するのとはまた違う、
二人三脚ぶりがこの会社を最終的に再建できた
大きな要因だったように思われる。

ミートホープなどの例もあるように、
食と偽装の問題は雪印事件から6年経た今、
相変わらず世を騒がせている。
「雪印からの電話が無ければ、告発なんかしなかったかも」
と、水谷社長は作中で言っていた。
もし水谷社長が告発していなかったら、
私たちは今ものうのうと怪しげな食べ物を
食べていたのかもしれないのかと思うと・・・。

水谷社長の正義の炎は、絶やしてはならない。
DVカムで撮ったドキュメンタリーなので、
やや淡々とした流れではあるが、
次々と暴かれる偽装事件の引き金となった
この事件を他山の石とするべきなのだろう。
考えさせられる映画。

« いま1段のステップアップを… 「新・中央競馬予想戦記」2008年第5開催を振り返って | トップページ | 地獄廻り① 眠ってはいけない地獄 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本映画 「ハダカの城」:

» 西宮冷蔵 映画 [アスファルト]
西宮冷蔵 水谷洋一の最新情報ナナゲイが皆様にお贈りしている「食を考える」シリーズ第4弾の『ハダカの城ー西宮冷蔵・水谷洋一』の上映に関して松虫はABCテレビの取材を受けました(... [続きを読む]

« いま1段のステップアップを… 「新・中央競馬予想戦記」2008年第5開催を振り返って | トップページ | 地獄廻り① 眠ってはいけない地獄 »

2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ