地獄廻り⑤ ノープラン地獄
前回終わりで「市電に乗った」と書きましたが、
この時点ですでに4時近い時間になっており、
特に行く所も思いつかず、
「そういえば列車の予約もしてなかったし、
とりあえず函館駅まで戻るか」的な感じでした。
函館駅に向かい当日深夜(5月16日は金曜日)の
寝台急行「はまなす」の指定席予約をしようとしたところ、
「女性専用席しか空いてませんねぇ…」
がぁ~ん…。 やっちまいました。
そんな調子では、とても自由席に期待が持てるはずも無く、
真夜中から4時間もデッキで過ごすなんて考えられません。
仕方なく、翌朝の特急「スーパー北斗1号」の
指定席を予約して終了。バカですねぇ、ワシ…。
午後5時頃、ひとまず気を取り直して函館山行きのバス待ち。
ひとまず日没前に登れそうだったので、そこは安心。
5/16 17:50
函館駅前から函館山行きバス(360円)に乗って函館山に…。
市電&バス1日乗車券(1000円)買っておけばよかった…。
5/16 18:15頃
函館山着。
改めて登ってみれば、やはりと言うべきか、
元町配水場からの見晴らしとは段違い。
日没直前ということで、
海も街も朱に染まり、
今まで夜景しか知らなかった
私にとって、
やはり異なる趣を
見せてくれますねぇ…。
これは、山に登って始めて知った
「伊能忠敬北海道最初の測量地」碑。
確かに指標にはしやすい場所でしょうねぇ。
題を付けるなら、「夕陽とナッチャン」。
絵柄を見る限り「ナッチャンrera」と思われる。
夜にならなくても、
函館山は絵になる景色を提供してくれます。
昼はともかく、
函館山に登るなら、
日没少し前ぐらいから登っておくのが、
わたし的にはベストじゃないかな、と…。
元町地区を見下ろしての1枚。
元町カトリック教会(左上)、
東本願寺函館別院(右上)、
ハリストス正教会(左下)、
聖ヨハネ教会(右下)が
密集している様子がよくわかる。
函館空港に降りて行く日航機。
うっすらと街の灯が背景に映り込んできている。
なかなか撮れない(かも知れない)貴重な画。
露出補正-2.0と目いっぱい暗くしての夜景。
それでも1/8秒とけっこうな露光時間。
三脚無しなので、手ぶれ防止していても
若干ぶれている…。
山上から最後の1枚。
露光補正±0、ISO感度800でも
シャッター時間0.3秒かかっているので、
アップにすると当然ぶれている。
しかし、上に比べるとにぎやかさが格段に違う。
次回、いよいよ最終回。
といっても、もう時間も時間なのでたいしたことやってませんが…。
(続く)
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