映画 「三国志」(主演:アンディ・ラウ)
「レッドクリフ」もそうだけど、
こっちの「三国志」も
歴史考証とか、史実に対するとっ散らかし方が尋常ではない。
ただ、決定的に違うのは、
こちらは登場人物が揃いも揃って、
ひたすらカッコイイのだ。
忠義とか、友情とか、そういう人の心の美しい部分を、
非常に良く描いているように思える。
歴史モノというよりは、武侠モノという味付けに近い。
諸葛亮や曹嬰(マギーQ)の扱う大戦雄略に
冷ややかな目を向けていることからもそれがうかがえる。
アクションシーンもけっこう豊富で、
ジョン・ウーより観客のニーズに応えている映画だと思う。
これに比べたら「レッドクリフ」なんて、
薄っぺらで「三国志」という歴史に対するリスペクトが
まったく感じられない。
ワシは、正直泣けた。
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