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映画 「ポチの告白」

『滅私奉公』。聞こえのいい言葉ですよねぇ。
でも、要するに『絶対服従』ってことなんですね、コレ。

例えば、現在『週刊漫画ゴラク』で連載中の
『白竜 LEGEND』では、
警察がいわゆるミカジメ料を取っているという話がされている。
こんな、マンカにしか出てこなさそうな話が、
どうやら本当に行われているらしい。
そんな告発めいた話が、3時間以上にわたって、
これでもかぁ~、これでもか、と映し出される。
主人公は、愚直なまでに滅私奉公した揚句、
最後には飼い主に捨てられる。
でも、飼い馴らされてるのはヒラ警官ばかりじゃない。
マスコミも、検察も、弁護士も、裁判官も、ヤクザも、
みんなみんな飼い馴らされてる。

怖い。怖いよ。
間違えてもこんな警察のお世話にはなりたくないね。
こんなんで、裁判官制度ホントにやれるの?
病院は病気になりに行くところ、
警察は犯罪者を作るところ。
『誰も守ってくれない』もそうだったけど、
ケーサツなんてウラじゃ何してるか、
わかったもんじゃないね、まったく。

「新・中央競馬予想戦記」 2009-04-26

東京09R 石和特別(4上1000万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑤シャイニーボーイ
  ○ ⑪ダブルヒーロー
  ▲ ⑭グレイスフルソング
  △ ②プジュリ

東京10R 横浜S(4上1600万下 D短(マイナー))
  ◎ ⑤ハードランナー
  ○ ⑬トップディアマンテ
  ▲ ⑯ノーリプライ

東京11R フローラS(3歳GⅡ 芝中(メジャー))
  ◎ ⑯ディアジーナ
  ○ ⑮ハシッテホシーノ
  ▲ ⑫ワイドサファイア
 本命は、唯一重賞勝ちの実績がある⑯。
 東京実績もあるし、重馬場実績もあるのがさらに心強い。
 対抗には、間隔は空いたが重馬場で実績のある⑮。
 東京コース2勝の実績もあるし、連勝中で勢いも感じる。
 3番手には、鞍上魅力の⑫。
 前走は牡馬相手ながらなかなかの健闘。
 初輸送に不安は残るが、地力は高そうなので期待したい。

京都08R 糺の森特別(4上1000万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑪ステイトリーデイズ
  ○ ②サマーアクトレス
  ▲ ④ニホンピロシェリー
  △ ③ヒカリベルサイユ

京都09R 橘S(3歳OP 芝短(メジャー))
  ◎ ⑭タイガーストーン  京都実績重視
  ○ ⑧エイシンタイガー  前走惜しい内容
  ▲ ③トシザワイルド   京都に戻って
  △ ⑬メイショウアツヒメ 安定感買って

京都10R アンタレスS(4上GⅢ D中(メジャー))
  ◎ ⑤ワンダースピード
  ○ ②ダイショウジェット
  ▲ ⑩サトノコクオー
 本命は、京都D1800mで実に5勝を挙げる上得意⑤。
 重馬場実績もあるし、3戦連続連対中と勢いもありそう。
 対抗には、京都ダート戦で4勝を挙げている②。
 前走は惜しい内容だったが、
 ⑤より内枠に入った上に前に行ける脚質なので、
 馬場次第では逆転も充分。
 3番手には、こちらも前走好内容だった⑩。
 持ち時計は不安だが、鞍上が魅力的だし安定感もある。

福島10R 燧ヶ岳特別(4上500万下 芝長(マイナー))
  ◎ ⑭ショウンンサヴァン
  ○ ⑫エイデンダンス
  ▲ ①スマートファントム

福島11R 福島中央TV杯(4上1000万下 芝短(メジャー))
  ◎ ③ファルクス
  ○ ⑥マルカベスト
  ▲ ⑮メイショウカーター

福島12R 浄土平特別(4上500万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑧フミノウインダム
  ○ ⑤リミットブレーカー
  ▲ ②アナナス
  △ ⑬マイネルフェスタ

東京も京都も今年良くないんですが… 「新・中央競馬予想戦記」 2009-04-25

東京09R 新緑賞(3歳500万下 芝長(マイナー))
  ◎ ⑤ヒカルマイステージ
  ○ ⑥ロードパンサー
  ▲ ⑦ヴィーヴァミラコロ

東京10R 立川特別(4上1000万下 芝短(メジャー))
  ◎ ④ブラックオリーブ
  ○ ②マルタカエンペラー
  ▲ ⑫ゴールドアグリ
  △ ⑩ジョウテンロマン

東京11R メトロポリタンS(4上OP 芝長(マイナー))
  ◎ ①ゴーウィズウィンド この斤量なら
  ○ ⑮スノークラッシャー 東京なら
  ▲ ④ダンスアジョイ    鞍上強化と見て

京都08R シドニートロフィー(4上1000万下 芝短(メジャー))
  ◎ ④ファイアレッド
  ○ ⑮ディープスピリット
  ▲ ②メイショウゲンジ

京都09R メルボルントロフィー(4上1600万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑨コーナーストーン
  ○ ⑯ナムラクレセント
  ▲ ⑪タニノディキディキ
  △ ⑧スマートギア

京都10R オーストラリアトロフィー(4上OP 芝中(メジャー))
  ◎ ⑤マヤノライジン    前走惜しい内容
  ○ ⑩マストビートゥルー  OPなら
  ▲ ①レインボーペガサス 1つ叩いて
  △ ⑨マチカネオーラ    惜しい競馬続く

京都11R ムーニーバレーRC賞(3歳500万下 芝長(マイナー))
  ◎ ①デルフォイ
  ○ ⑤ロードメダリスト
  ▲ ⑨ドリームライナー
  △ ⑧タマモビート

福島10R 滝桜賞(3歳500万下 D中(メジャー))
  ◎ ⑨パワーストラグル
  ○ ⑮コスモディアナ
  ▲ ⑧アムールマルルー
  △ ①ピュアシルヴァー

福島11R 福島牝馬S(4上GⅢ 芝中(メジャー))
  ◎ ⑤オディール
  ○ ④セラフィックロンプ
  ▲ ⑪マイネカンナ
  △ ⑯ブーケフレグランス
 本命は、惜しい競馬の続く⑤。
 鞍上も替わっているなど不安な要素は多いが、
 この相手なら勝負になると見る。
 対抗は、休み明けを叩いた④。
 前走は対牡馬戦ということもあって案外な内容だったが、
 上がり目と牝馬限定戦ということで改めて期待。
 3番手、4番手は福島実績馬からチョイス。
 芝1800mでメンバー中トップの3勝を挙げている⑪を3番手に、
 昇級戦だが安定感のある⑯を4番手に挙げておく。

福島12R 伏拝特別(4上500万下 芝短(メジャー))
  ◎ ⑤レットイットライド
  ○ ⑩シティボス
  ▲ ②マイネルカーロ

映画 「遭難フリーター」

前置きしておきますが、
ワシはドロップアウトした30男です。
だから、この先言うことには何の説得力もございません。

それでも、今作の主人公岩淵弘樹は負け組で奴隷です。
作中、「オレ誰に負けたんだ、何の奴隷だ」と彼は言うが、
多分その答えを自分で見つけないと、
彼は一生負け組で終わるだろう。
実際彼は、敗北を認めたくないらしいのだが、
そんなグレーゾーンにいても何の意味も無い。
とっとと負けを認めて、勝つための方策を立てるべきなのだ。
幸い、まだ彼には勝つ気があるらしい。
じゃなきゃ、こんな自分の恥部を曝すようなマネ、できないだろう。

勝つ気のあるヤツだけが勝つことを許されるのが資本主義だ。
人生は、生きてる限り強制コンティニューだ。
とりあえず負けてしまってるワシだが、
いろいろと痛感させられてしまった。
ワシも、勝つための方策をちゃんと立てないといかんね。

ワシ、3歳戦苦手だったんだぁ… 「新・中央競馬予想戦記」 2009年第4開催を振り返って

4/18の結果
 1勝(奥の細道特別) 1分(中山グランドジャンプ) 8敗
  回収率 32.1%

4/19の結果
 4勝(袖ヶ浦特別、鹿野山特別、はなみずき賞、雪うさぎ賞)
 7敗
  回収率 26.3%
  年間回収率 66.0%
  通算回収率 68.2%

 勝ったレースはすべて複勝。だから回収率もこんな感じ。
 いいペースで上がってきていたところに水を差す結果に。
 開催替わりで心機一転と行きたいところ。

今開催を振り返って。
  ①中山日曜メイン3連勝&阪神牝馬Sゲットで、
    以下のカテゴリーでプラス収支。
   (1)4歳以上戦(55戦通算143.2%)
   (2)(3戦通算509.2% 年間:26戦通算108.1%)
   (3)GⅡおよび重賞全体
     (:5戦通算218.6% 
      重賞全体:12戦通算210.2%)
   (4)芝短距離(24戦通算157.7%)
   (5)D中長距離
     (9戦通算339.3% 年間:41戦通算138.7%)
   (6)D戦全体(16戦通算185.2%)
   (7)中山コース
     (28戦通算185.1% 年間:77戦通算105.9%)
   (8)開催全体(73戦通算108.7%)
  ②3歳戦が悪い(18戦通算14.6%)
  ③ローカル開催が足を引っ張る
    (中京:7戦通算21.7% 福島:12戦通算17.1%)
 ①に関しては、やはり連勝系の馬券で爆発すれば、
 このぐらいのことは起こりうるということ。
 今後もこういう展開になればイイ線行けるはず。
 今回の問題は②に関して。
 上記で上げているのは今開催の数字だが、
  年間:63戦通算33.9%
  通算:522戦通算49.9%
 というように今年特に不調で、
 そのせいもあって通算で50%を割れてしまうところまで。
 ワシの予想方法は実績重視(てゆーか偏重)なので、
 3歳馬の成長力を拾うのがどうも難しいようだ。
 成長力を拾うとなると、
 予想方法そのものを馬柱以外のファクターを
 多用する感じになると思われるので、現状では相当厳しい。
 となると、3歳戦で大勝負しない、
 という選択肢が妥当ということになるが…。
 3歳戦が開催の主力から外れるまであと2開催。
 それで結論を出すことにしたい。

 次週から開催替わり。上では心機一転と書いたが、
 東京も京都もあまりいい数字が無い。
 今開催のような爆発は、数字を見る限り期待できない。
 ひとまず以下の買い方でご機嫌をうかがう感じで。
  東京:条件戦=単勝1点買い OP以上=ワイド
  京都:条件戦=単勝1点買い OP以上=馬連
  福島:条件戦=単勝1点買い OP以上=枠連

映画 「スラムドッグ$ミリオネア」

ここしばらく映画観るたびに
この映画の宣伝のせいでみのさんのワンショット見せられて
ちょっと辟易してました。
それもそのはず。この作品で今年早くも20本目の映画鑑賞。
ほとんどやけくそ気味のハイペースです。

でも、それを飾るにふさわしい、良作。
てゆーかこの作品、やっぱ鉄板!
この春、この映画観ないで何見るの?
ってぐらい見事なエンタテインメント。
純愛で、
兄弟と恋人の半生で、
サスペンスで、
ちょっぴりギャングがいたり、
インドが見えて、
そしてやっぱり踊ります(インド映画のお約束)。

まず、フォーマットが馴染みやすいのがいい。
基本、『クイズ$ミリオネア』を観てる感覚で
楽しめるようにしてるのがうまい。
一方で、回想シーンの躍動感と疾走感が、
観客を飽きさせない。
そして、感動のラストへ向けて
畳みかけるように仕掛けられる出会いと別れ。
それでいて、本国インドで暴動が起きてしまうほど
生々しく描かれるインド下層社会の現実。

エンタテインメントとしての映画の、
様々な部分を贅沢に詰め込んだ、
アカデミー賞を8部門受賞するに相応しい快作。
目頭ではなく、胸が熱くなる、そんな映画。

映画 「女工哀歌(エレジー)」

今や「世界の工場」と称される、お隣り中国。
秘訣はその圧倒的な安さにあるわけだが、
この作品で安さの秘密が明らかにされている。
何のことはない、安い賃金でこき使っているだけである。
時給換算で約7円で、このジーンズ工場の女工たちは、
仕事が終わるまで延々働かされる。
寮や食事の面倒を見ているといえば聞こえは良いが、
要するに彼女たちの生活のすべてを手中に収めているわけだ。
しかも、これでもまだマシな方らしい。

彼女たちは緑あふれる山奥四川から、
コンクリートジャングルの広東省に出稼ぎにやって来る。
古い表現を使うなら「金の卵」である。
しかし過酷な労働条件で働かされた揚句、
給料は遅れる、
無尽蔵と思えるほど仕事は増やされる、
眠ることも許されず、
初任給は逃亡を防ぐため会社預かりにされ、
食費や罰金は経営者側のさじ加減次第。
たった1度の正月休みも、
実家は遠いからお金や時間がかかるため毎年は帰れず。
ストを起こそうにも、
自分達の働き口が無くなることを恐れて
なかなか踏み切れない。

こんな無茶を、ウォルマートやリーバイスといった、
欧米の一流企業が要求しているのだ。
中国当局も黙って見ているわけではなさそうだが、
帳簿の改ざんや裏取引が横行しているようで、
なかなか良い方向に行っていないようである。

札幌のシアターキノでは今回、
こういった労働者に焦点を当てた映画を、
1週間限定でまとめて放映している。
テレビでも見られそうなレベルのドキュメンタリーだが、
ジーンズという身近なモノに焦点を当てていて、
内容も興味深いものになっている。

「新・中央競馬予想戦記」 2009-04-19

中山08R 袖ヶ浦特別(4上1000万下 芝短(メジャー))
  ◎ ⑩アポロラムセス
  ○ ⑪ターニングポイント
  ▲ ⑨ワンダータバスコ

中山09R 鹿野山特別(4上1000万下 芝中(メジャー))
  ◎ ②ワイルドコンコルド
  ○ ⑫ミヤビベガ
  ▲ ⑯ベルモントルパン

中山10R 京葉S(4上OP D短(メジャー))
  ◎ ⑤ダイワエンパイア 距離相性は良い
  ○ ⑯メイショウサライ  惜しい競馬続く
  ▲ ⑭スリーアベニュー 距離実績高い
  △ ⑫ラインブレアー   鞍上面白い

中山11R 皐月賞(3上GⅠ 芝中(メジャー))
 (土曜日の成績が悪かったので、3連複4頭BOXで行きます)
  ◎ ①ロジユニヴァース
  ○ ⑯アンライバルド
  ▲ ⑫フィフスペトル
  △ ⑥ベストメンバー
 本命は、4戦4勝の①で。
 条件実績もあるし、鞍上との相性も良好。
 脚質も自在性があるのがまた良い。
 対抗は、こちらも鞍上との相性が良好な⑯。
 距離経験も馬場経験もあるし、
 ①と対戦してないので逆転の余地も残している。
 3番手には、朝日杯フューチュリティ2着の⑫。
 距離実績が無いところが不安ではあるが、
 テン乗りでも豪腕安藤勝己に期待したい。
 あとは、第3のトライアル若葉賞を勝った⑥。
 距離実績は①と並ぶ2勝だし、中山でも実績はある。
 持ち時計も優秀。

中山12R 卯月S(4上1600万下 芝短(メジャー))
  ◎ ⑧メスナー
  ○ ⑫トウカイオスカー
  ▲ ⑩タイキラファエロ
  △ ⑬タマモナイスプレイ

阪神08R はなみずき賞(3歳500万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑨スリーロールス
  ○ ⑦[地]トウホクビジン
  ▲ ⑪フェイズシフト

阪神09R 山陽特別(4上1000万下 芝短(メジャー))
  ◎ ④マイネルクラッチ
  ○ ⑪キヲウエタオトコ
  ▲ ⑧リトルビスケット

阪神10R 淀屋橋S(4上1600万下 芝短(メジャー))
  ◎ ④エイシンパンサー
  ○ ⑪ボーダレスワールド
  ▲ ⑫コウユーキズナ

福島10R 雪うさぎ賞(3歳500万下 芝短(メジャー))
  ◎ ⑨ケンブリッジエル
  ○ ⑤メイショウユリシス
  ▲ ②シゲルクニミヤマ

福島11R ラジオ福島賞(4上1000万下 D中(メジャー))
  ◎ ④サンライズラッシュ
  ○ ⑪トップオブザロック
  ▲ ⑬サクラロミオ

福島12R 米沢特別(4上500万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑮グランドカラー
  ○ ⑧キングオブチャド
  ▲ ⑯ゼットスピール

中山日曜メイン3週連続4ケタ的中! 「新・中央競馬予想戦記」 2009-04-18

4/11の結果
 1勝(阪神牝馬S) 1分(アザレア賞) 7敗
  回収率 212.7%

4/12の結果
 2勝(春雷S、蓬莱峡特別) 1分(赤穂特別) 8敗
  回収率 105.2%
  年間回収率 68.6%
  通算回収率 68.4%

 今開催3回目(阪神牝馬S)と4回目(春雷S)の
 4ケタ配当ゲットで、
 一気に年間回収率が通算回収率水準まで回復。
 ここまで中山はどちらかと言うと裏開催的な扱いだったが、
 今週は皐月賞のある表開催。
 今週も獲って、中山日曜メインパーフェクトと行きたい。
 買い方は以下の通り。
 今週も皐月賞だけはオッズ次第ということで。
  中山:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
  阪神:条件戦=複勝1点買い OP以上=馬連
  福島:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド

中山09R 山藤賞(3歳500万下 芝中(メジャー))
  ◎ ②メジロルマン
  ○ ③ベストラン
  ▲ ⑥ハギノバロンドール

中山10R 総武S(4上1600万下 D中(メジャー))
  ◎ ⑨スマートサイクロン
  ○ ⑪コロナグラフ
  ▲ ⑭タマモグレアー
  △ ④ボクノタイヨウ

中山11R 中山グランドジャンプ(4上JGⅠ 障害(マイナー))
  ◎ ⑩キングジョイ
  ○ ⑬スプリングゲント
  ▲ ⑨バトルブレーヴ
 本命は、去年の中山大障害の覇者⑩。
 実績上位の上に、鞍上との相性も良く
 障害GⅠ連覇も充分可能と見る。
 対抗は、中山大障害4着で前走は⑩に先着している⑬。
 こちらも鞍上との相性が良く、前走内容も評価できる。
 調子次第では逆転できる程度の差と見る。
 3番手には、休み明けでも地脚上位の⑨。
 休み前の競馬内容も良く、ジャンプセンスも高そうだ。

中山12R 鹿島特別(4上1000万下 D短(メジャー))
  ◎ ④セイコースペシャル
  ○ ⑤リーズレセプション
  ▲ ⑨フミノパシフィック
  △ ①ジャドール

阪神08R 白鷺特別(4上1000万下 芝中(マイナー))
  ◎ ⑥マイネルクロイツ
  ○ ③マイネルクルーガー
  ▲ ①ヴェルトマイスター

阪神09R 鳴門S(4上1600万下 D短(メジャー))
  ◎ ⑦トウショウブリッツ
  ○ ⑬ストーリーテリング
  ▲ ②ダノンアスカ

阪神10R マイラーズC(4上GⅡ 芝短(メジャー))
  ◎ ⑨ライブコンサート
  ○ ②アブソリュート
  ▲ ⑦ビービーガルダン
 本命は、阪神マイル戦との相性が絶好の⑨。
 全体の連対率も高いので、
 今回も安定した力を発揮してくれそうだ。
 対抗は、マイル戦4戦4勝で、連対率も高い②。
 阪神競馬場が初めてというところと、
 休み明けというところに不安は感じるが、距離相性は絶好。
 3番手には、鞍上魅力の⑦。
 前走は初めての左回りと乗り替わりで案外な成績だったが、
 鞍上が戻った今回は改めて期待したい。

福島10R 桑折特別(4上500万下 芝中(メジャー))
  ◎ ②スマートレディー
  ○ ③モンサンミシェル
  ▲ ⑦マイネウインク

福島11R 奥の細道特別(4上1000万下 芝長(マイナー))
  ◎ ①メイショウイチバン
  ○ ⑧エーシンジーライン
  ▲ ②バージンフォレスト
  △ ③パッシングマーク

福島12R 医王寺特別(4上500万下 芝短(メジャー))
  ◎ ⑯エースデヨバン
  ○ ③ネバーチェンジ
  ▲ ①クレバーデューク

映画 「いのちの戦場 -アルジェリア1959-」

まともな戦場なんてあるわけ無いんだけど、
この映画の舞台になっている1959年のアルジェリアも、
相当にタチが悪い。
なにせ、旧宗主国のフランスが1999年まで、
戦争の存在そのものを認めていなかったというから、
およそまっとうなはずがない。
復讐の連鎖。
裏切り。
使用禁止の兵器。
ゲリラ戦の弊害としての、兵民不分明の虐殺。
行きすぎた拷問。
精神崩壊。
現代戦が抱えるさまざまな負の側面が現れては消えて行く。

そんな危険な戦場に、志願してやって来たのが、
本編の主人公であるテリアン中尉(ブノワ・マジメル)。
周りには、結果優先の少佐、その手先の大尉、
大尉の友人で歴戦の軍曹、敵を裏切った軍曹の忠実な部下など、
とにかく浮世離れしたくせ者揃い。
彼らを相手に常識的な理想論を主張するが、
彼は、戦場ではそれが通じないことを痛感させられ、
疑心暗鬼に陥った彼はついに一般民衆を手にかけてしまう。

近来の戦争映画ではよく見かける内容ではあるが、
この映画には歴史の暗部を掘り起こしたこと自体の価値を
認めるべき。
独立国と旧宗主国の関係は、
戦後60年を経た現在も微妙な影を落とす。
来週公開の話題作『スラムドッグ・ミリオネア』も、
アカデミー賞を取る前には、
舞台となったムンバイで抗議デモがあったほど。
戦後は、まだ終わってないのだ。

「新・中央競馬予想戦記」 2009-04-12

中山09R 桜草特別(3歳500万下 芝短(メジャー))
  ◎ ⑫キューバンエイト
  ○ ⑪[地]フォーチュンガール
  ▲ ⑮マチカネコロモガワ
  △ ⑥アーリーアメリカン

中山10R 隅田川特別(4上1000万下 芝短(メジャー))
  ◎ ⑤ブラックオリーブ
  ○ ④ユキノハリケーン
  ▲ ②コアレスコジーン

中山11R 春雷S(4上OP 芝短(メジャー))
  ◎ ⑨ウエスタンビーナス 芝に戻って
  ○ ⑬アポロフェニックス  距離実績高い
  ▲ ③コレデイイノダ    前走惜しい内容

阪神08R 忘れな草賞(3歳OP 芝中(メジャー))
  ◎ ⑬ブロードストリート  前走悪くない
  ○ ⑨ヒカルアマランサス 連勝の勢いで
  ▲ ⑪レイナクーバ     OPでも戦える
  △ ⑫サクラローズマリー 距離実績買って

阪神09R 梅田S(4上1600万下 D中(マイナー))
  ◎ ⑫ハードシーキング
  ○ ⑩レツィーナ
  ▲ ⑤フォグキャスケード
  △ ①ジェントルフォーク

阪神10R 桜花賞(3歳GⅠ 芝短(メジャー))
 (3連複1頭(◎)軸マルチで買います)
  ◎ ⑨ブエナビスタ
  ○ ①ダノンベルベール
  ▲ ⑥ワンカラット
  △ ⑧デグラーティア
  × ④ヴィーヴァヴォドカ
 本命は、阪神マイル重賞連勝中の⑨で決まり。
 休み明けの前走も圧倒的な内容だし、鞍上も魅力的だ。
 問題はヒモ選び。
 対抗には、阪神ジュベナイルフィリーズで⑨の2着だった①。
 休み明けの前走も無難な内容で、上がり目にも期待で。
 3番手には、フィリーズレビューを勝ち上がってきた⑥。
 マイル戦に不安が残るが、阪神コースは悪くなさそう。
 あとは、小倉2歳Sでお世話になった⑧の阪神実績に期待と、
 近年東からの登竜門になっているフラワーCを勝った④を、
 それぞれ穴候補として推してみる。

阪神11R 赤穂特別(4上1000万下 D短(メジャー))
  ◎ ⑭ダノンスズカ
  ○ ⑮ワンダープロ
  ▲ ⑧サンマルチーフ
  △ ①オオヒメ

阪神12R 蓬莱峡特別(4上1000万下 芝中(メジャー))
  ◎ ②テイエムアンコール
  ○ ⑦フィッツロイ
  ▲ ⑤ウィルビーキング
  △ ⑭ベルフィーチャー

福島09R 飯盛山特別(4上500万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑦スカイリュウホー
  ○ ⑤リミットブレーカー
  ▲ ②ネオベローナ

福島10R 福島民報杯(4上OP 芝中(メジャー))
  ◎ ⑩アルコセニョーラ   福島2勝の実績
  ○ ⑤ダブルティンパニー  内容ある競馬続く
  ▲ ②マンハッタンスカイ  距離実績高い
  △ ③カネトシツヨシオー  福島実績に期待

福島11R 喜多方特別(4上500万下 芝短(メジャー))
  ◎ ⑧ニホンピログッデン
  ○ ①クインズプレイヤー
  ▲ ⑮マウントキング

小当たりしか引けません・・・ 「新・中央競馬予想戦記」 2009-04-11

4/4の結果
 2勝(船橋S、コーラルS) 4敗
  回収率 68.0%

4/5の結果
 1勝(ダービー卿チャレンジトロフィー) 5敗
  回収率 75.6%
  年間回収率 61.2%
  通算回収率 67.8%

 先週も中山の重賞を獲った(ダービー卿CT)が、
 先週の正解はワイドでした。
 マヤノライジンがけっこうついちゃってたんですねぇ…。
 今週こそは大当たりを引きたいところですが、
 買い方を変えるわけではありません。
 今週も小当たりですかねぇ…。
 なお、桜花賞はブエナビスタが一本かぶりくさいので、
 下記の買い方にしないかもしれません。
 変える場合は、都度書き込みます。
  中山:条件戦=単勝1点買い OP以上=枠連
  阪神:条件戦=複勝2点買い OP以上=枠連
  福島:条件戦=単勝1点買い OP以上=ワイド

中山09R 野島崎特別(4上1000万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑩マジックビクトリア
  ○ ⑬サマーアクトレス
  ▲ ⑨シングライクバード

中山10R 湾岸S(4上1600万下 芝中(マイナー))
  ◎ ⑤ミッキーチアフル
  ○ ①スノークラッシャー
  ▲ ⑭セタガヤフラッグ

中山11R ニュージーランドトロフィー(3歳GⅡ 芝短(メジャー))
  ◎ ⑤サンカルロ
  ○ ⑦アドバンスヘイロー
  ▲ ⑮スガノメダリスト
 本命は、惜しくも皐月賞への優先出走件は取り逃したが、
 前走も惜しい内容だった⑤。
 距離実績もあり、OPでも内容のある競馬を続けている。
 対抗は、中山マイル戦で実績のある⑦。
 前走は長距離輸送が響いたのか案外な結果だったが、
 中山コースに戻る今回は改めて期待したい。
 3番手には、間隔は空いたがOP戦での安定感が光る⑮。
 中山コースで実績のある馬の1頭でもあり、
 状態万全かつ初騎乗の勝浦騎手とフィットしてくれば
 逆転も充分と見る。

阪神08R アザレア賞(3歳500万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑤カルカソンヌ
  ○ ③トップカミング
  ▲ ①ナリタクリスタル

阪神09R 大阪-ハンブルクC(4上OP 芝長(マイナー))
  ◎ ⑦ニホンピロレガーロ 斤量恵まれた
  ○ ④タガノエルシコ    安定感買って
  ▲ ⑤ハギノジョイフル   この距離なら

阪神10R 阪神牝馬S(4上GⅡ 芝短(メジャー))
  ◎ ⑧ザレマ
  ○ ⑫ジョリーダンス
  ▲ ⑪ウエスタンダンサー
 本命は、今ひとつフィットしてなくても鞍上魅力の⑧。
 特に強調することは無いが、
 牝馬限定戦なら充分勝ち負けになると見る。
 対抗は、過去にこのレースを勝ったことのある⑫。
 持ち時計は優秀なので、
 近走イマイチでも一気に覆せる力はあると見る。
 3番手には、持ち時計に不安はあるが、
 休み明け3走目で走り頃の⑪。
 このところ斤量が重かったり、相手が強かったりと
 厳しい競馬を強いられてきたが、
 牝馬限定戦でこの斤量なら勝負になるのではと見る。

福島10R ひめさゆり賞(3歳500万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑨ミミオブパラダイス
  ○ ⑩レオマイヒメ
  ▲ ①レオウィザード

福島11R 吾妻小富士賞(4上1000万下 芝短(メジャー))
  ◎ ②ヨシサプライズ
  ○ ⑮エムオーミラクル
  ▲ ⑭マッキーバクシン

福島12R 花見山特別(4上500万下 D中(メジャー))
  ◎ ⑨ブチカマシ
  ○ ⑬ラーナック
  ▲ ④トムトップ
  △ ⑭カカロット

映画 「レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-」

まず言っておきます。
三国志に関して予備知識のある方にはお勧めしません。

龐統(連環の計)と闞沢は黒歴史扱いです。
黄蓋は出てきますが、苦肉の策は未遂に終わります。
今回も趙雲が、オイシイ所をイッパイ持って行きます。
孔明は、タダの気象予報士です。
小喬は、鄒です(要予備知識)。
後半は、環境問題が心配になるほど、よく燃えます。
君主三人は、相変わらずどっか抜けてます。
パート1は、やっぱりいりませんでした。
関羽は曹操を逃がしません。
張飛は普通です(悪い意味で)。
甘興が甘寧であってはならない理由は途中でわかりますが、
別に甘寧でもいいと思いました。
女性は歴史に残りにくいので、
どう動いてもらっても構いませんが、
相変わらずとっ散らかしっぷりが尋常ではありません。
気球はともかく(相当怪しいのだが)、
火薬はあと300年待たないと出てこないので、
門を吹き飛ばすことはできません。

以前観た「トロイ」を思い出し、
「多人数対多人数の大会戦は、映画にするとつまらない」
理由ががよくわかった。
あの画は、ただ人の波が右に行ったり左に行ったりするだけで、
見ていてもいっこうに盛り上がってこない。

以上より、予備知識の無い方以外にはお勧めいたしません。
なまじ予備知識があると、かえって腹が立ってきますから。

映画 「ウォッチメン」

好みの分かれる内容。
別に「X-MEN」で良いんじゃないの、とも思うし、
コレはコレで生々しくて良い、とも言える。

実際の歴史の中に、スーパーヒーローがいて、
そのおかげで歴史がちょっと変わっちゃってたら、
っていう設定自体は悪くないんだけどねぇ。
「X-MEN」のミュータント排除法と同じで、
結局スーパーヒーロー禁止法っていうところに
落ち着いてしまう辺りが、正直イマイチなわけで…。
ラストなんか、「X-MEN」より残酷。
アレじゃあ、トカゲの尻尾切りじゃないの。

宣伝文句ほどスゴイ映画でないことは確か。
アクション好きならまあ楽しめるが、
ワシは生身のアクションの方が好みなので、
その意味でもワシ的にはイマイチ。
「X-MEN」ほど一般受けしにくい内容だしねぇ…。

映画 「ザ・バンク 堕ちた巨像」

映画観た最初の印象は、
「いくらなんでも、ここまでしてないだろう」だったので、
実際にモデルになったBCCIって銀行のことを、
ウィキペディアで調べたら、
ホントにやってたんだね、あんなとんでもないこと。

そもそもパキスタン人がイスラム資本で作った銀行だから、
イスラム系のテロやゲリラに便宜を図ってたみたいだけど、
そのうちCIAやイスラムと関係ない途上国にまで
カネを融通するまでに巨大化してたっていうから、
もう世界中黄金の鎖でがんじがらめになってたと言っても、
過言ではないぐらい。
そりゃ、法律なんて正攻法で攻めたってムダですわ。

その辺りを、きっちりクライムサスペンスに仕上げてるところが、
ハリウッドの巧さ。
以前観た『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したか』は、
もっとドキュメンタリーっぽい感じで小難しい映画だったが、
これはもっと単純に楽しめる。

ラストに近づくにつれて、世界の暗部というか、
グローバル企業が世界に与える影響力を
まざまざと見せ付けられる辺りに後味の悪さはあるが、
看板に偽り無しと言うか、
今そこにある危機を思わずにいられなくなる

「新・中央競馬予想戦記」 2009-04-05

中山09R 伏竜S(3歳OP D中(メジャー))
  ◎ ⑤ファインビスティー 鞍上相性重視
  ○ ⑪アドマイヤジェット 勢いは一番
  ▲ ⑥トーセンルーチェ  連勝の勢いで

中山10R 春風S(4上1600万下 D短(メジャー))
  ◎ ④サザンビューティ
  ○ ③ファイナルスコアー
  ▲ ⑫ジェイケイボストン

中山11R ダービー卿CT(4上GⅢ 芝短(メジャー))
  ◎ ⑫マイネルファルケ
  ○ ③マヤノツルギ
  ▲ ①ショウワモダン
  △ ⑤マヤノライジン
 本命は、昇級初戦ながらマイル戦(3-1-2-0)と得意距離の⑫。
 昇級戦ということで斤量も軽めだし、
 中山実績も悪くないので、いきなりでも勝負になると見る。
 対抗は、休み明けでも安定感のある③。
 前走中山のマイル戦を勝っており、
 中山でもやれることは証明済み。
 重賞ではまだ良いところは無いが、今回はチャンスと見る。
 3番手には、こちらも中山マイル戦を勝ち上がって挑む①。
 中山実績は相当高いが、やや安定感に欠けるのが難。
 ③が休み明けなので、体調で勝れば逆転もあるか。
 あとは、休み明けを叩いた⑤も、
 それ以前は差の無い競馬を繰り返しており、
 上がり目込みで改めて期待したい。

阪神08R 千種川特別(4上1000万下 芝短(メジャー))
  ◎ ⑭オセアニアボス
  ○ ⑥ファイアレッド
  ▲ ④コパノーシャンズ

阪神09R 難波S(4上1600万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑥タニノディキディキ
  ○ ⑤メイショウベルーガ
  ▲ ⑦コーナーストーン 

阪神10R 大阪杯(4上GⅡ 芝中(メジャー))
  ◎ ②カワカミプリンセス
  ○ ⑦マストビートゥルー
  ▲ ⑧ドリームジャーニー
  △ ④アドマイヤフジ
 本命は、阪神実績と安定感で②。
 持ち時計も悪くないし、休み明けでもないのでチャンス充分。
 対抗には、鞍上相性絶好の⑦。
 阪神実績も悪くないし、ココは連勝機と見る。
 3番手は、持ち時計優秀な⑧。
 前走も惜しい内容で、この相手なら逆転も充分。
 あとは、ココに来て復調著しい④も、
 距離実績の高さから無視できない1頭だろう。

一気に年間60%台に回復 「新・中央競馬予想戦記」 2009-04-04

3/28の結果
 2勝(フリージア賞、刈谷特別) 8敗
  回収率 16.3%

3/29の結果
 3勝(常総S、千葉日報杯、マーチS) 7敗
  回収率 324.1%
  年間回収率 60.4%
  通算回収率 67.8%

 先週の土曜日に続く中山パーフェクト(日曜日)。
 特にマーチSの大的中は圧巻!
 (馬連の半分ぐらいしか回収できてないのは言わない約束)。
 高松宮記念は外したが、
 春競馬本番に向けて幸先良いスタート。
 この調子で乗って行きたい。
 今週の買い方は以下の通り。
  中山:条件戦=単勝1点買い OP以上=枠連
  阪神:条件戦=単勝2点買い OP以上=枠連

中山09R 山吹賞(3歳500万下 芝中(マイナー))
  ◎ ④ネオレボルーション
  ○ ③ビンテージチャート
  ▲ ⑪トレジャーバトル
  △ ⑨ロードパンサー

中山10R 安房特別(4上1000万下 芝長(マイナー))
  ◎ ⑬ダイワバゼラード
  ○ ③ミヤビベガ
  ▲ ⑫フランドルシチー
  △ ⑨フェニコーン

中山11R 船橋S(4上1600万下 芝短(メジャー))
  ◎ ③エーシンエフダンズ
  ○ ④ハネダテンシ
  ▲ ⑯シャウトライン
  △ ⑥ファルカタリア

阪神08R 明石特別(4上1000万下 芝中(メジャー))
  ◎ ⑥ヒカリベルサイユ
  ○ ④スプリングダボス
  ▲ ⑦マースエンペラー
  △ ⑩ワンマンシャチョウ

阪神09R マーガレットS(3歳OP 芝短(メジャー))
  ◎ ⑧バンガロール   阪神相性良い
  ○ ⑩エイシンタイガー 鞍上魅力
  ▲ ⑦タイガーストーン 前走惜しい内容

阪神10R コーラルS(4上OP D短(メジャー))
  ◎ ⑮セントラルコースト 距離実績高い
  ○ ⑧オリジナルフェイト 安定感買って
  ▲ ⑥ペプチドルビー   OP勝ちの勢いで

映画 「フロスト×ニクソン」

ひとりは、テレビの時代に乗れなかった旧い政治家ニクソン。
もうひとりは、政治に興味はないが
テレビの力を熟知しその世界で成り上がろうとする男、フロスト。
この映画はそんな二頭のライオンと、
彼らを取り巻く男達による、言葉の闘争。
ま、本当にそうなるのは最後だけだけどね。

この作品を観る限り、ニクソンは相当興味深い人物。
テレビという新しいメディアに最後まで翻弄された、
旧いタイプの政治家。
しかし、「ラジオではオレの圧勝だった」と言い切れるほど、
弁が立ち、しかも狡猾であり、法よりも情緒を重んじる。
映画のラストでニクソンは、
「私は人に好かれないから政治家向きではなかった」
と言っている。
私は必ずしもそうとは思わない。
その手法は確かに間違いだったが、
高い理想と深い思慮を持ち合わせた、
それはそれで立派な政治家だったと見えた。

フロストは、ニクソンに奮い起こしてもらってなければ、
確実に負けていただろう。
しかしニクソンは、
勝敗よりも戦うことそのものが好きだったようだ。
だから、あまりにも不甲斐ないフロストに、
「全てを賭けて立ち向かって来い」
とエールを送ったのかもしれない。
それが、自分を奈落の底に落とすことになろうとも、
多分ニクソンにとっては満足だったのだろう。

フロストもフロストで窮地だった。
放映してくれる放送局も、スポンサーも見つからない。
自分のお金を持ち出し、レギュラー出演する番組も捨てて、
このニュースショーを成功させようと奔走した。

こんな情熱ある政治家を、
こんな情熱あるテレビマンを、
今この国で、果たして見つけられるだろうか。

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