映画 「スラムドッグ$ミリオネア」
ここしばらく映画観るたびに
この映画の宣伝のせいでみのさんのワンショット見せられて
ちょっと辟易してました。
それもそのはず。この作品で今年早くも20本目の映画鑑賞。
ほとんどやけくそ気味のハイペースです。
でも、それを飾るにふさわしい、良作。
てゆーかこの作品、やっぱ鉄板!
この春、この映画観ないで何見るの?
ってぐらい見事なエンタテインメント。
純愛で、
兄弟と恋人の半生で、
サスペンスで、
ちょっぴりギャングがいたり、
インドが見えて、
そしてやっぱり踊ります(インド映画のお約束)。
まず、フォーマットが馴染みやすいのがいい。
基本、『クイズ$ミリオネア』を観てる感覚で
楽しめるようにしてるのがうまい。
一方で、回想シーンの躍動感と疾走感が、
観客を飽きさせない。
そして、感動のラストへ向けて
畳みかけるように仕掛けられる出会いと別れ。
それでいて、本国インドで暴動が起きてしまうほど
生々しく描かれるインド下層社会の現実。
エンタテインメントとしての映画の、
様々な部分を贅沢に詰め込んだ、
アカデミー賞を8部門受賞するに相応しい快作。
目頭ではなく、胸が熱くなる、そんな映画。
« 映画 「女工哀歌(エレジー)」 | トップページ | ワシ、3歳戦苦手だったんだぁ… 「新・中央競馬予想戦記」 2009年第4開催を振り返って »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 映画レビュー 2024/03/03~2024/03/21版(2024.04.09)
- 映画レビュー 2024/02/21~2024/02/28版(2024.03.12)
- 映画レビュー 2024/02/10~2024/02/12版(2024.02.16)
- 映画レビュー 2024/02/02~2024/02/07版(2024.02.08)
- 映画レビュー 2024/01/24~2024/01/29版(2024.01.31)
« 映画 「女工哀歌(エレジー)」 | トップページ | ワシ、3歳戦苦手だったんだぁ… 「新・中央競馬予想戦記」 2009年第4開催を振り返って »
コメント