映画 「ブッシュ」
ちゃらんぽらんで、甘えん坊で、わがままで、
何をやっても長続きしなかった
ジョージ・W・ブッシュが、
どうして大統領になろうとしたのか。
それは、この映画を観る限り、こんな理由だろう。
いつまでたっても自分のことを認めてくれない、
パパブッシュを超えたかったから。
聡明な弟と比較する家族を見返したかったから。
もしこんな理由で議員になり、知事になり、
大統領になったとしたならば、
有権者にとってはたまったものではない。
アメリカも建国当初は、
福沢諭吉も驚いたように血筋にこだわらない、
開明的な国だった。
しかし特に第二次大戦後は、
やれケネディ一族だ、ブッシュ一族だと、
血筋を重んじる傾向が出始めてきた。
アメリカ国民も確実に政治に飽き始めてるね。
ま、ブッシュJr.も哀れだと思うよ。
ブッシュ家に産まれてなければ、
あんな偉大な父親の背中を追っかけなくて済んだかもしれないし、
そもそもあんな性格にならなかったかもしれない。
ラスト、ブッシュJr.本人が、
「人にはそれぞれ器というものがある」と、
昔父親に言われた言葉を思い出す。
多分、ブッシュJr.は大統領の器ではなかったのだろう。
せいぜい球団のオーナーか、
大きく見積もっても知事がせいぜいだったのだろう。
ひとえに、産まれた環境が悪かったんだろうね。
あんな直情的な人間を、大統領にしちゃいかんよ。
あと、小泉進次郎君には同情するよ。
本人の意志はどうだか知らんけど、
周りに祭り上げられた途端に、
マスコミに袋だたきにされちゃうんだから。
でも、選ぶのは有権者。
ワシは選挙区違うから何にもできないけど、
多分進次郎君本人のためにも、
彼を議員なんかにしちゃいかんと思うよ。
世襲が悪いんじゃない。
本当に悪いのは、世襲を許している我々有権者なんだ。
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