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映画 「火天の城」

優れた脚本、優れた役者、優れた技術を結集すれば、
いい作品が出来上がるという好例。
全てのモノ作りの基本がこの作品に凝縮されているとも言える。

多鶴(大竹しのぶ)のように夫の悪口を言わず家を支える妻が、
今の日本にどれほどあるだろうか。
信長(椎名桔平)のようなカリスマが、
今の日本にどれほどあるだろうか。
岡部又右衛門(西田敏行)のように実直で有能な技術者が、
今の日本にどれほどあるだろうか。
やはり戦国こそ日本の栄華であると、改めて感じましたな。

それにしても、信長の気宇が壮大なのは知っていたが、
又右衛門の気宇の大きさも並外れている。
天下の城を支える柱を求めて敵地に踏み入り、
揚句の果てには伊勢神宮の柱にする檜をくれとか言うんだから。
そらアンタ、無茶苦茶ですわ。
しかし、信長の気宇の大きさに触れて
又右衛門が安土城築城に命を賭けたように、
敵側の人だった杣頭(緒方直人)も又右衛門の大志に触れ、
命を賭けて又右衛門に檜を渡した。
信長の凄さもきっちり描き切りながら、
又右衛門の成した大事業を通じて、
又右衛門の、そして日本人のモノ作りの凄さも
描き切った力作に仕上がっている。

正直、桔平さんの信長はどうなのかなと思ってましたが、
ええ声でした。ええ演技でした。
やはり信長は怖さが無いといけませんな。

胸が熱くなる、そういう映画でした。
今のところ、今年の邦画では最高です。
ただ、来週は『カムイ外伝』が控えてますからねぇ…。

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