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映画 「さまよう刃」

いい原作があって、
それをいい脚本に仕上げて、
いい俳優が演じれば、いい作品になる。
内容はかなり重たいが、
今年の邦画ではトップクラスの作品。

『誰も守ってくれない』的な要素と、
『グラン・トリノ』的なラストを持ち、
『ポチの告白』や『笑う警官』(11月公開)と同様、
警察に対して批判的な内容。

初動が遅い。
ガキに振り回される。
揚句に容疑者を発砲、射殺。
映画で描かれる警察はおおむね間抜けだが、
ここまでいいとこなしの警察も珍しいんじゃないだろうか。
法やら内輪のことでがんじがらめになっていて、
世の中の流れやら犯罪の成り行きに全く追いついていない、
日本警察のダメなところがよく出ていると思う。

伊東四朗演じる真野刑事は、
良く言えば職人的だが、対応は官僚的で冷淡。
らしくないと言えばらしくないが、
見事に演じ切っている。
被害者の父親、長峰重樹役の寺尾聰は、
抑制が利いていて良かったように思われる。
ただ、織部刑事役の竹野内豊が、熱量不足。
原作でどう描かれているのかわからないが、
どうにも感情移入しにくいというか、
淡々と演っているように見えてしまった。

法で人を裁くのは難しい。
だからといって人任せにしたのでは、
無秩序な復讐を生むだけなんであって…。
まずは、クソガキにナメられない警察であり、
世の大人たち(自分も含めて)であってほしい。

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