旅情ゼロの知床旅情-12 「知床の醍醐味は海鮮にあらず」
知床観光の中心部ウトロから離れて、
今回の舞台は主に斜里。
そのバスに乗ってるのは、運転手とワシだけ。
もはやタクシー状態と言ったわけで、
道中運転手さんとトークしまくってましたよ。
我々札幌人にとって知床が遠いように、
知床の方々にとって、札幌や小樽ははるか遠くの場所らしいです。
改めて北海道の広さを実感…。
さて、わざわざ斜里に来た理由なんですが、
それはココ「車馬道」という居酒屋に来るため。
もともとウトロにあったんですが、
道路拡幅工事の際に斜里に移ったきり、
すっかりこちらに腰を落ち着けてしまったらしいと、
バスの運転手さんがおっしゃってました。
食前酒代わりの一杯「鹿のペニス酒」。
…、コレでお分かりと思いますが、
わざわざこの店に来た理由は、
いわゆる「ゲテモノ食い」のため。
ウトロにずっとあってくれれば、
わざわざ斜里まで来る必要も無かったのに…。
ココでいただいた唯一のまともなもの「白身魚の煮付」。
魚はおそらくキンキかと思われます。
冷めてはいましたが、
しっかり味が染みていておいしかったです。
その時いたお客さんは、以下の通り。
・スウェーデンから来た外人
・アメリカから来た外人
・それらの通訳(以上一組。同等に長期滞在する模様)
・常連と思われる地元漁師さん達
・明らかに観光客なカップル
晩御飯がまだだったので、ご飯込みの「トド焼定食」。
トド焼は、食感といい味といい、レバーのような感じ。
「鹿肉のユッケ」。
トドに比べればいたって普通、というかやや淡白ですらある。
ホントは熊肉を一番楽しみにしていたんですが、
やはり常にあるものではないようで、この日は食べられず。
気になる方は大和煮の缶詰もあるので、
そちらでお楽しみください。
クマが食えなかったので、
さらにもう一品と言うことで「トドの刺身」。
確かに後味はけっこう残るが、
食感や味はマグロの赤身に近い感じ。
1時間ほど飲んだり食ったりして「車馬道」を出ると、まだ8時前。
いちおう斜里にも温泉があるので入っても良かったのですが、
なんとなく入りにくい雰囲気をかもし出してくれていたのでヤメ。
帰りのイーグルライナーが斜里に来るのは11時なので、
実に3時間近く斜里の町を徘徊。
間違いなく挙動不審者ですね。
そんなわけでイーグルライナーに乗って翌朝札幌に無事帰還。
相変わらず、人に勧められない旅してまんなぁ。
本編は今回で終了。
次回はお土産の話。
さらにその次は、知床観光そのものについて、
私の思うところを適当に書いて行きたいと思ってます。
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