映画 「未来の食卓」
ドキュメンタリーゆえに抑揚のない展開ではあるが、
日本にとって示唆に富んだ内容。
地方行政における元首の裁量の範囲。
日本で挫折した「総合教育」の在り方。
食育の方法論。
国家としての農業政策の在り方。
今やUNESCOですら問題にしている「食の安全」問題。
日本でもその取り組みは行われているところもあるが、
やはり国家の農業に対する補助金の使い方に、
問題解決のキーがあるようだ。
日本の農林水産省が自給率のことをことさら問題視するのは、
あくまでもカネを引っ張ってくるため。
「食の安全」のことなんかマジメに考えてるんだろうか。
食料自給率で言えば高い部類に入るフランスでも、
いやそうであるが故なのか、農薬問題は深刻なようだ。
自給率は大事だ。
地産地消はもっと大事だ。
輸送するたびに空気を汚してる。
輸送中の腐食を防止するために大量の農薬や保存料が使われる。
少なくとも体にいいことなんてひとつもない。
これを観たら、食生活に対する関心はもちろん、
農業に対する考え方も少しは変わるかも。
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