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映画 「シャネル&ストラヴィンスキー」 (☆☆☆)

『ココ・シャネル』も『アヴァン』の方も観たので、
今回は半分惰性。
しかし、『アヴァン』と同じく
シャネルのサポート付きという点はやや引っ掛かっていた。

話は、ストラヴィンスキーの有名な楽曲『春の祭典』の初演
(1913)から始まる。
この初演、当時「春の虐殺」とも呼ばれるほど
賛否を呼んだらしいのだが (作中でもそれは再現されている)、
そこにココ・シャネルもいて、
どうも彼女は自分と同じニオイを彼に感じたのだろう。
そこから話は一気に1920年まで飛ぶ。
その間にココは最愛の人アーサー・カペルをい失い、
ストラヴィンスキーはロシア革命によって
フランスに家族ともども逃げ込んでいた。
『春の祭典』初演の時から彼に興味を持っていたココは、
彼のパトロンになると申し出る。
病気がちの妻や狭いアパートの一室に押し込まれていた
子供たちのためを思ったのか、
ストラヴィンスキーは申し出を受け、
ココの別荘に移り住むのだが…。

まぁ、前二作を観ても思ったが、
ココって肉食女子っていうよりほとんどオス。
自立して、富も名声も獲得し始めていた彼女は、
結局ストラヴィンスキーをどうしたかったんだろうか。
作中でのストラヴィンスキーの描かれようは、
もうどうしようもない。
本妻と肉体関係のあるパトロンとの間で苦悩するが、
結局どっちも選べてない。
そのうち妻には愛想をつかされ、
ココも不器用な彼に男としての物足りなさを感じてしまう。
もっとも、奔放で個の確立しているココを満足させられる男は、
そうそういないだろうけど…。

恋愛偏差値の低いワシには、
『シャネルNo.5』や『春の祭典』が
生まれた背景にしか目が行きませんでしたが、
それでもココの凄さを再認識できて、
それなりに興味深い映画ではあった。

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