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映画 「霜花店(サンファジョム)」 (☆☆☆)

今年初の無料鑑賞。当然、期待値は低めです。

同性愛の話自体は、噂込みで言えば洋の東西を問わない。
日本では女子禁制の寺の中や、
小姓のような近習とお殿様などけっこう有名だし、
キリスト教が広く伝播したヨーロッパにおいても、
カストラート(去勢歌手)とパトロンである貴族や高位聖職者との
夜の関係は社交界などでもさぞかし噂の口の端に乗ったことだろう。

今作は、関係で言えば小姓とお殿様の関係と言えるだろう。
史実と言えるのは、導入の「乾龍衛(史実では子弟衛)」の設立のみ。
それ以降の部分は宮中の話なので、
そんなこともあったかもなぁ、という感じのストーリー。

しっかし、作中の恭愍王(チュ・ジンモ)は、王としてアカンでしょう。
小姓や近習と噂のあった
織田信長も武田信玄も上杉景勝も伊達政宗も、
みんなちゃんと後継ぎ残してる。
ところがこの王、本当に男しか愛せない
(史実でも次の王が寵臣と侍女の間の子供という説まであるらしい)。
当然、いつまでたっても後継ぎが生まれるわけもなく、
その点を宗主国である元国や家臣に付け込まれてしまう。
そこで王は、自分が寵愛(もちろんそっちの意味で)していた
「乾龍衛」の隊長ホンニム(チョ・インソン)に王妃の夜伽をさせて、
その間に生まれた子を自分の世継ぎにしようと考えたのだ。
ホンニムはそれで女に目覚め(真相はちょっと違うのだが)、
王妃と逢瀬を重ねる。
当然それに王も気づくのだが、それに嫉妬の炎を燃やすのは、
もはやお門違いも甚だしい。
そうなるように仕向けたのは、アンタでしょうが。
女々しいというか、とにかくアカン過ぎ。

まぁ、タヴーに触れるっていう意味では興味深い映画ではあるけど、
他人に勧める映画ではないねぇ。
特に男が勧めると勘違いされかねない内容だし…。
あと、ときどき盛り込まれるアクションシーンは
それなりに見ごたえがあったけど、
ワイヤーアクションはいらんかったんちゃうかなぁ…。

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