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映画 『キック・アス』(☆☆☆☆)

今年最後の映画。
日本で言えば、
戦隊ヒーローと、
仮面ライダーと、
(最近で言えば)プリキュアになり切って、
ヒーロー気取りするって感じ。
でも、ちゃんと『スーパーマン』とか
『バットマン』とか『スパイダーマン』とかの
パロディーって言うかオマージュって言うか、
そういう要素が入ってるところ
(ワシはあんまり詳しくないから、何となくしか分からんけど)。
何やかんや言って、
そういうところをおろそかにしてない感じが好感触。

主役は、フツーな高校生のデイヴ(アーロン・ジョンソン)扮する
キック・アスのはずなんだけど、
途中からミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)
扮するヒット・ガールに食われっぱなし。
まぁ、11歳とはいえお父さん(ニコラス・ケイジ)
から幼い頃から英才教育受けてるし、
武器とかもめっちゃ持ってるし、
人だって平気で殺せちゃう。
何にも無いデイヴじゃ、かなうわけ無いんだけどね。
でも、ただの狂言回し役じゃなくて、
オイシイところが用意されてたりするので、
それなりにバランスは取れてると思う。

この映画観て最初に思い出したのが、
桂正和原作の『ウイングマン』。
アレも最初は、まんまなりきりヒーローなんだよね。
80年代ってことを考えると、
今作みたいに世の中に広く発信する方法もないし、
特に広野健太の場合普段からおおっぴらに活動しているため、
正体もバレバレ。
だからこそ、異次元の力が必要になったわけだが、
銃社会のアメリカではある意味なんでもあり。
ヒット・ガールやビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)は、
バズーカやガトリングガンまで持ってるし、
ナイフの扱いにも慣れている。
その分、なんにも無いキック・アスとの温度差が凄まじく、
現実離れしてしまっている。
ワシ的には、むしろデイヴをプッシュして欲しかったんだが、
その辺りが商業映画の限界と言うか、
だったらそれこそ「YOUーTUBE」観ろよ、
みたいなこと言われちゃいそうだし…。
まぁ、キック・アスの存在が、
この映画をギリギリリアルサイドに
踏みとどまらせているとも言えるね。

☆の数は、年末大盤振る舞いで。

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