« 「新・中央競馬予想戦記」 2010-12-19 | トップページ | 映画 『最後の忠臣蔵』(☆☆☆) »

映画 『黒く濁る村』(☆☆☆)

隠そうと思うとどこかにひずみが生じる。
かといって、藪を突けば蛇が出るもの。
とは言え、忍者穴九右衛門のように、
突かれても出てこない者もいるし…。
人の心とは、知り難いもの…。

とまぁ、「何言ってんだよ、アンタ」みたいなことを書いて見ましたが、
この映画を観終わっても回収できてない伏線が、
いろいろあるのよ。
まぁ、興味のある人は一度観てもらうとして、
この映画単純なミステリーじゃないと思うわけ。
主人公ヘグクの父モッキョンは、仙人のような生き方をしながら、
人々を良き方向に導こうとキリスト教の布教をしていた。
それを詐欺師扱いして捕まえようとした刑事のヨンドクは、
数々の逮捕経験から人々を矯正することに限界を感じている一方、
自身も既に悪に手を染めていることを自覚していた。
ヨンドクはモッキョンに、人々を教え導くための村を作ろうと持ちかけるのだが…。
結局この二人は分かり合えなかったようだ。
村の実権はヨンドクのものとなり、
モッキョンは村の象徴として生かされる道を歩む。
って、コレ日本建国の話じゃねぇの、
とか一瞬思ったり、
刑務所の矯正教育の限界を見たり、
以外と深いメッセージがありそうな感じがするの
(単に深読みしすぎなだけかも知れないけど)。
そして、回収できていない伏線の部分に、
この映画の、
というよりも人間の本当の恐ろしさが、
隠されてると思うんだ。

ただ、とにかく後味が悪い。
ミステリー好きな人でも、
あのエンディングは好みが分かれるところだと思いますね。
最後の最後でワシの心は、
黒く濁らされた、って感じ?

« 「新・中央競馬予想戦記」 2010-12-19 | トップページ | 映画 『最後の忠臣蔵』(☆☆☆) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画 『黒く濁る村』(☆☆☆):

« 「新・中央競馬予想戦記」 2010-12-19 | トップページ | 映画 『最後の忠臣蔵』(☆☆☆) »

2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ