« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

映画 『100,000年後の安全』(☆☆☆)

現代人は傲慢である。
数千万年以上前の地層まで掘り起こし、
それを燃やして地上に多大な迷惑をかけながら、
まだ足りないらしい。
今度は、10万年先の人類(どういう存在かすら不明だが)にまで迷惑をかけるモノで、
エネルギーを作っているのだ。

今作では、現在考えうる最も安全な放射性廃棄物の処理方法である、
永久地層処分場を取り巻く様々な問題を取り上げている。
現在それは、フィンランドの地下の固い岩盤を削って作られているわけだが、
その耐用年数は10万年に設定されている。
プルトニウム239の半減期が2.4万年だから、
少なくとも放射線量が1/16になるまで耐えられる、
ということになる。
問題は、10万年先までその場所が危険であるということを
伝えなければならないということである。
作中の事例でもあったが、
10万年前の人類が何をやっていたか、
我々は断片的にしか知らない。
文字や記号、絵などによって伝えるのはどうか。
我々は、過去に存在した全ての言語すら、
未だその全てを解読したとは言えないのだ。
それに、下手なことを書いて逆に未来の人類の興味を引いたら逆効果である。
何らかの形で語り継いだり、
アーカイブのような形で残すのはどうか。
作中ではルーン文字の事例を引いていたが、
これもあまり意味がない。
単純な話、「雷様にヘソを取られるよ」なんて迷信、
今時信じる人間などいないだろう。

とはいえ、我々は一度これに手を出してしまった以上、
もう後戻りはできないわけで、処理の方法も含めて考えていかなければいけないのだが、
今回の地震でも分ったが、
この国にこんな危ない物体を埋めておけるところなどそうそう無い。
アメリカと合同でモンゴルに用地を確保した、とか言ってるが、
そもそも自国で何とかできないものを軽々しく使わないでもらいたい。
10万年ごとは言わないまでも、1000年、
いやせめて100年前後のことは念頭に置いておいてほしかった。
いまさら言っても遅いのかもしれないが…。

映画 『キラー・インサイド・ミー』(☆☆)

いろいろな要素が含まれていて、
うまく噛み合えばおもしろい映画に仕上がったのかも知れないが、
結果として盛り込みすぎてしまった感じになってしまった。
要するに、全ての要素が中途半端にしか描かれていないのだ。

田舎という、閉鎖されたコミュニティでは、
ある意味誰もが顔見知りであるが故に、
よく言えば相互監視の機能として働くが、
悪く言えば誰もが善良な市民を演じることにも繋がる。
まぁ、その辺りにストレスが発生するんだろうが…。
しかも、町の名士が幅を利かせていたり、
その親族の友人だったり、
そのおかげで持ちつ持たれつ骨絡みの仲になったり…。
そういうことは、田舎ならどこにでもありそうな話なわけで…。

もしかしたら、原作でじっくり読んだら面白いのかも知れないが、
映画としてはちょっと勧められない、
というか活かしきれてないのかも知れないね。

映画 『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』(☆☆☆)

釈尊ことゴータマ・シッダールタが産まれた、
今から2500年前。
キリストはまだ産まれていなかったが、
タレスやピタゴラスといった哲学者
(数学で知った人の方が多いだろうが)が、
ギリシャ哲学を萌芽させていた。
中国では春秋末期ですでに百家争鳴の時代に入り、
孔子や老子(は現在存在が疑問視されているが)、
孫子もこの辺りの時代の人間とされている。
つまり、文明が新たな段階に入った時期と言える。

手塚治虫先生の「ブッダ」と言えば、
まぁ子供には手の出しにくい作品だった記憶があり、
いまだに手に取ったことが無いんですが、
釈尊の生い立ちについては少しは知ってましたので、
わりとすんなりと観ることはできました。
世界三代宗教の教祖らしく、
その生い立ちには見事なまでに装飾に満ちております
(作中ではさすがに自ら「天上天下唯我独尊」とは言いませんでしたが)。
そして、貴人らしく庶民が思い悩まないことに悩むわけです。
なぜ身分が存在するのか。
人は死んだらどうなるのか。
結局彼は、その疑問の答えを探す為に、
王族という位を捨てて野に下るわけですが…。
それだけじゃ面白く無いので、
いくつもエピソードを挟み込んで、今作は出来上がっております。
ちなみに、まだ悟りは開きません。3部作らしいので。
まぁ、野に下って終わりというのは、
分岐点としては妥当だと思います。
ぶっちゃけ、ココで終わっても話は通じると言えば通じますし
(悟りを開くところは「また別の話」ってことにすれば済む)。

主題は生・老・病・死のいわゆる「四苦」をシッダールタが知り、
それについて思い悩むっていうところでしょうか。
興味のない人にはつまらん映画でしょうね。
特段に盛り上がるヤマも無いですし、
かと言って核心を突く何かもそれほどないですし。
題材が題材ですから仕方ないんでしょうが、
そうなると興行的には手塚先生の名前に
おんぶにだっこと言われても仕方ないわけですし…。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-05-29

東京08R 青嵐賞(4上1000万下 芝長)
  ◎ ④ゴールドスパークル
  ○ ⑫マナクーラ
  ▲ ⑩ヒカルマンテンボシ

東京09R 富嶽賞(4上1000万下 D短)
  ◎ ②シャインエフォート
  ○ ⑯センジンジョー
  ▲ ④タマモスクワート
  △ ⑥ザドライブ

東京10R むらさき賞(4上1600万下 芝中)
  ◎ ⑫ソウルフルヴォイス
  ○ ⑰マイネプリンセス
  ▲ ⑦マイネルグート

東京11R 東京優駿(日本ダービー)(3歳GⅠ 芝長)
  ◎ ⑤オルフェーヴル
  ○ ⑥クレスコグランド
  ▲ ②サダムパテック
 本命は、皐月賞馬の⑤。
 過去の東京開催の皐月賞馬のダービー成績は(2-1-1-1)で、
 しかも1着外も4着(ヤエノムテキ)であり、
 まぁ少なくとも大敗は無いと見える。
 しかも、重実績があって、皐月賞も実質重馬場と言えるので、
 馬場が渋る今回も、当然チャンス充分と見る。
 対抗には、京都新聞杯を勝った⑥。
 勝ち上がりが遅かったため他馬との勝負付けがまだ済んでおらず、
 また芝2400mでの勝利実績があるという点では⑤に優っているとも言える。
 3番手には、皐月賞は2着だった②。
 皐月賞からそれほど勢力図は変わっていないと見えるし、
 ⑤とともに重賞2勝している勝負強さにも期待したい。

東京12R つばさ賞(3上OP D短)
  ◎ ⑭ピューター      距離相性絶好
  ○ ⑤ピースオブパワー 相手なりに走る
  ▲ ②カジノドライヴ    地力は高い

京都09R 御室特別(4上1000万下 芝中)
  ◎ ②ネヴァーフェイド
  ○ ⑧レジェンドブルー
  ▲ ⑤クリスティロマンス

京都10R 東大路S(4上1600万下 D中)
  ◎ ⑤ポイマンドレース
  ○ ⑭クリュギスト
  ▲ ⑥ディアビリーヴ

京都11R 鞍馬S(4上1600万下 芝短)
  ◎ ⑨マルカベスト
  ○ ⑥キヲウエタオトコ
  ▲ ⑤ベイリングボーイ
  △ ⑩アスターエンペラー

新潟10R 鮫ヶ尾城特別(4上500万下 芝中)
  ◎ ③ナリタプラチナ
  ○ ⑩アキノカウンター
  ▲ ④シルヴァーノ

新潟11R ルミエールS(3上OP 芝短)
  ◎ ⑩ナイアード       連勝機
  ○ ⑫エーシンヴァーゴウ 重なら逆転まで
  ▲ ⑪シャウトライン     地力は高い
  △ ⑧トウカイミステリー  安定感買って

新潟12R 巻磯山特別(4上500万下 D短)
  ◎ ⑨エヴァ
  ○ ⑮ネイヴルトウショウ
  ▲ ②セトノランナー
  △ ⑫エベレストオー

「新・中央競馬予想戦記」 2011-05-28

東京09R 葉山特別(4上1000万下 芝短)
  ◎ ③マイネルマルシェ
  ○ ⑥オリエンタルジェイ
  ▲ ⑧トップキングダム

東京10R 鎌倉S(4上1600万下 D短)
  ◎ ①サウンドアクシス
  ○ ⑩ギンザナイト
  ▲ ⑦アンヴァルト

東京11R 目黒記念(3上GⅡ 芝長)
(⑪シャイニータイガーの出走取消により変更)
  
◎ ②ケイアイドウソジン
  ○ ⑮モンテクリスエス
  ▲ ⑰ハートビートソング
  △ ⑭トレイルブレイザー
 本命は、休み明けの前走を勝ち上がった②。
 その前走よりも斤量はさらに増えるし、他にも色々と不安な点はあるが、
 良い時期に入ってきていると見た。
 対抗には、ここのところ芝では掲示板を外していない⑮。
 本質的には芝の長距離馬だと思っているので、前走の大敗は度外視し、
 近走の良さを重視して行きたい。
 3番手には、昇級戦だがいちおう重賞3着の実績のある⑰。
 相手なりに走れそうな感じだし、連勝中ということで今回も期待できそう。
 あとは、鞍上魅力の⑭も、前走勝ちの勢いを活かして上位進出をうかがう。

京都09R 與杼特別(4上1000万下 D中)
  ◎ ⑮ピサノルビー
  ○ ⑤モエレジュンキン
  ▲ ⑧エーシンマダムジー

京都10R 白百合S(3歳OP 芝中)
  ◎ ⑧サウンドバスター 前走惜しい内容
  ○ ⑥ムスカテール   芝さえこなせば
  ▲ ③ヴィジャイ     連勝機
  △ ①サンビーム     前走評価して

京都11R 金鯱賞(3上GⅡ 芝中)
  ◎ ⑦ナリタクリスタル
  ○ ⑨アーネストリー
  ▲ ⑪サンライズベガ
 本命と対抗は、距離相性が非常にいい2頭から。
 鞍上も魅力的な⑦を本命に、
 半年以上の休み明けでも京都実績の高い⑨を対抗に置く。
 3番手には、ローカルで立て直してきた⑪。
 重馬場実績もあり、天気的にはこの馬に向いてきていると言えるかもしれない。

新潟10R カルミア賞(3歳500万下 芝短)
  ◎ ①スイートシャルマン
  ○ ⑧サワヤカユウタ
  ▲ ⑦ベルモントキーラ

新潟11R 驀進特別(4上1000万下 芝短)
  ◎ ⑭グラスピュア
  ○ ③リネンパズル
  ▲ ⑥エクレウス

新潟12R 松浜特別(4上500万下 芝短)
  ◎ ⑬アスカクリチャン
  ○ ⑪メイショウビゴット
  ▲ ⑧ゴーゲッター
  △ ⑤ハイレイヤー

映画 『アジャストメント』(☆☆☆☆)

予告編とか見て、
「なんで運命を操作されなきゃならんのだ?」とか、
「誰が運命を操作してんねん?」とか思っていた
(ネタバレになるので詳しくは言えないが)ので、
理由がわかった時は一応納得したけど、
そのためにけっこう無茶なことやってるんだよね、この映画の中では…。
小は、「コーヒーをこぼす」とか「電話がつながらなくなる」ぐらいだから、
まぁかわいいもんだけど、
大は「人が死ぬ」とか「記憶を消す」とか、
人とも神とも知れん奴らがここまでするとはねぇ…。
もっとも、小の方はもし神がやってるとしたら、
こんなちっこい事まで神にとやかくされたくないよなぁ、
っていう気持ちはあるけどね。
まぁ、今作に関しては「調整者」の手際が悪過ぎ。
でも、ある意味「調整者」のひとりがもう一人の主役ともいえる作品だけに、
この存在がむしろ面白さを引き出してるとも言える。

いろいろ説明しにくい作品ではあるのだが
(もしかしたら他の人がネタばらしてるかもしれないが)、
とにかく面白い作品。
「調整者」目線でも観てみたい感じのする、
ワシ的には奥深さを感じた作品。

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(18)

5/21の結果
 4勝(こでまり賞、パールS、早苗賞、赤倉特別) 5敗
  回収率 47.7%

5/22の結果
 6勝(カーネーションS、由比ヶ浜特別、薫風S、六波羅特別、東海S、胎内川特別) 5敗
  回収率 217.5%
  年間回収率 79.6%
  通算回収率 71.6%

各レースの反省

5/21東京09R ガーベラ賞(×)
 5番人気のレッドストラーダが勝利。
 前走勝ち以降、馬が1回り成長した感じがある。
 勝ち時計も速く、常にこのぐらいで走れるなら対古馬戦でも充分やれそう。
 本命のサクラゴスペルは、惜しくも4着。
 馬体重が減り続けているのは、何とも気がかり。
 馬体回復が急務と思われるが、
 ゆったり使われてるところを見ると精神的なものもあるのかも知れない。
5/21東京10R 秩父特別(×)
 4番人気のポルカマズルカが勝利。
 長期休み明け以降の負けっぷりが悪いので軽視してたんですが、
 今回は脚の使い方を休み前のように戻したのが良かったようだ。
 そういうのは、ゲートが開いてみないと分からないんだよねぇ…。
 本命のメジロスプレンダーは5着。
 うぅん…。この辺りが限界、とは思いたくないのですがねぇ…。
5/21東京11R メイS(×)
 7番人気のダンツホウテイが勝利。
 関西馬なので、東京でのデータが少なかったのですが、
 もともと持ち時計もいいし、今回は鞍上が強化されたのも良かったのかも知れない。
 ただ、安定感が今ひとつなので、次も相手次第かなぁ…。
 本命のヒットジャポットは惜しくも2着に入ってくれたが、
 3着も人気薄のオペラブラーボが入ってしまい馬券は獲れず。
 スノークラッシャーは、時計が出ている今の東京ではいくらなんでも後ろ過ぎたかなぁ…。

5/21京都09R こでまり賞(○)
 3番人気のラインアンジュが勝利。
 まぁ、4番手ぐらいには評価できる馬だから、
 本命が2着に入って馬券が取れれば文句は言いませんよ。
 ただ、そのマイネルロガールは、相手なりには走れるけど…、ってタイプっぽいので、
 少なくとも単勝ではちょっと買いにくい馬ではあるね。
5/21京都10R パールS(○)
 本命のアスカトップレディが連勝。
 安定感もあるし、1800m、2000m近辺では今後も狙えるだろう。
 降級前にOPを使うか、牝馬だからマーメイドSを狙うというのもあるか。
5/21京都11R テレビ愛知オープン(×)
 12番人気のヘッドライナーが逃げ切り。幸騎手がうまく乗りましたね。
 2着のエーシンホワイティはともかく、
 3着にも11番人気のツルマルジュピターが入り、波乱の決着。
 本命のセイコーライコウは、11着に惨敗。
 今回は、距離よりも勝負勘が鈍ってた思いたいが…。
 こちらも降級が迫っている馬なので、もう1回使うのかどうなのか…。
 1つ叩いた後なので、もう1度期待してみたい感じもあるが…。

5/21新潟10R 早苗賞(○)
 対抗のマイネルメダリストが勝利。
 新潟は未勝利とはいえ、このクラスで2着2回なら実績ありと変わらないということか。
 まぁ、本命のダノンマックインも3着に入ってくれたので良かったんですが…。
 マイネルメダリストの方はじわじわ成長してる感じなので、
 上に行ってもクラス慣れすればまた勝ち負けできるようにはなると思う。
 ダノンマックインは相手なりに走りそうだけど、
 このクラスにもうしばらく居座りそうな感じかなぁ…。
5/21新潟11R 赤倉特別(○)
 本命のアドマイヤコスモスが、地方時代からの連勝を4に伸ばす勝利。
 一応完全連対も継続中で、芝ダート共用っぽくて、
 今後も面白そうな逸材に成長しそうな予感。
 降級前に1600万下を使って来るか?
5/21新潟12R 飛翔特別(×)
 サアドウゾ、ココで来るのかぁ…。
 まぁ、脚質が脚質だけに次も当てにできるって感じじゃないところがなぁ…。
 こういう馬は買い続けるか見限るしかないと思うんだけどねぇ…。
 本命に推したカリスマテーラーは5着止まり。
 相手なりに走ってるけど、馬券に絡める競馬をしばらくしてないからなぁ…。
 思い切った競馬が必要な馬かもしれないなぁ…。

5/22東京08R カーネーションS(○)
 これは順当。印通り全部来たしね。言うこと無しです。
5/22東京09R 由比ヶ浜特別(○)
 10番人気のトーホウカイザーが勝利。
 休み明け&テン乗り&東京コース5戦5着外とか、買える要素無いわぁ…。
 まぁ、本命のトーセンマドローナが2着してくれたから良いんですが…。
 トーホウカイザーは、追込脚質なので今後も当てにしにくいなぁ。
 トーセンマドローナは東京コースが良さそうなので、
 今開催中に昇格しておきたいねぇ…。
5/22東京10R 薫風S(○)
 3番人気のヒラボクワイルドが勝利。
 この馬、左回りの安定度がなぜか非常に高い。関西馬なのに…。
 今開催中にもう1回使ってくるか、夏の新潟に出てきたら、
 今度は買ってみたいです。
 本命のアドマイヤロイヤルは、手堅く2着をキープ。
 昇級初戦、かつ騎手が少なくともダートでは格落ちしていて
 でこの成績は立派、ということにして、次も手堅い走りにとりあえず期待したい。
5/22東京11R 優駿牝馬(オークス)(×)
 久しぶりに忘れな草賞組からオークス馬が誕生。
 両親とも短距離馬なんだけど、
 やっぱり勝負付けが済んでないっていうのがおっきいんですかねぇ…。
 
 本命のホエールキャプチャは手堅く3着キープも、
 2着も8番人気のピュアブリーゼが入って波乱の結末。
 やっぱりディープインパクトって、ダンシングブレーヴみたいな仔出しなのかなぁ…。
5/22東京12R のぞみ賞(×)
 3番手評価のスペシャルハートが勝利。
 体重が減ったのが、特に良かったのかも知れない。
 時計も、やや重としては出てる方だし、安定感もあるので、
 この体重が維持できれば今後も狙って行けそうだ。
 本命に推したサクラミモザは、7着に敗れる。
 関東馬なのに東京使うの初めてってねぇ…。
 芝では、若干スピード不足かも知れないねぇ。

5/22京都09R 昇竜S(×)
 3番人気のアイアムアクトレスが勝利。
 ダートなら2戦2勝なので、ダートならってことなんでしょうが、
 ワシ的には休み明けってこともあって軽視。
 今後もダートで走ることになるだろうが、距離は短い方が良さそうだね。
 印打った馬は全部馬券に絡まず惨敗。
 本命のシルクシュナイダーなんか8着だし。
 ズブズブの不良馬場まで悪くなってたのが良くなかったようで…。
 まだ3歳だから、こういう経験を糧に、今後もがんばってもらいたいね。
5/22京都10R 六波羅特別(○)
 同等評価の本命と対抗がともに馬券に絡む、おおむね順当なレース。
 2着のマコトヴォイジャーも、4~5番手ぐらいには評価できる馬だし、
 それにほぼ人気順だし。
 今回の時計自体は参考にならないが、
 トップゾーンが重馬場でも走れることが分かったのは大きい、かもしれない。
5/22京都11R 東海S(◎)
 ズブズブの不良馬場だったせいか、前残りの結果に。
 そういう意味で言えば、この状況で追い込んで来れたシルクメビウスは、
 武豊の手腕の賜物ということなんだろうか。
 枠連の方が高かったのは、同枠の馬が取り消した馬同士の決着だったからだろう。
 ワンダーアキュートの安定感は、やはり侮れない。
 ランフォルセは、競馬を作りに行ける強みがあるよね。
 ゴルトブリッツの敗因は…、斤量のせいじゃないと思いますけど、よくわからないですね。

5/22新潟10R 胎内川特別(○)
 本命のケージーカチボシが勝利。
 芝実績がないとはいえ、近走惜しい内容が続いており、
 好調持続していた結果と言えるだろう。
 持ち時計も平凡だったので、時計勝負にならなかったのも良かったかも知れない。
 しかしそうなると、上では通用しないと言ってるようなもの。
 函館辺りの力のいる芝でなら、立ち回り次第では勝ち負けもありそうだが…。
5/22新潟11R 駿風S(×)
 今週のWIN5高配当の一因。
 10番人気のセブンシークィーンが勝利。
 1600万下で勝利実績のある数少ない馬だったのですが、
 近走負け込んでたから、ワシ的には軽視してたんですが…。
 飛翔特別もそうだったが、直線競馬に関しては新潟にしかないわけだし、
 そもそも経験を積みようがないとも言える。
  実績馬=プラスポイント
  未経験馬=プラマイなし
  経験有未連対馬=マイナスポイント って感じにしてみようと思います。
5/22新潟12R 三条特別(×)
 3番手評価のスギノブレイドが勝利。
 対抗のバイオレントナイトも3着に入ってるのに、
 本命のマーリンシチーは7着に沈む。まぁ、体重減り過ぎだね。
 仕上げ過ぎだと思いたいけど、馬体が戻ってくれないと、次もちょっと厳しいだろう。

今開催もGⅡで高配当ゲットしたことにより、
GⅡのみの今年の回収率は、なんと226.0%まで上昇。
全体の年間回収率も、80%が見えてきた。
この勢いを長く持続させて行きたいところだ。
5/28、5/29の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 京都:条件戦=単勝1点買い OP以上=枠連
 新潟:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド

この国に生きる、ということ ~①前提~

第2期最終回として、現代において非常に防災意識の高い有珠山周辺の事例を
取り上げて行こうと思う。
理由は非常に単純で、ワシが見に行ける場所がここだったというだけなのだが…。
今回の事例を語って行く上で前提となる、有珠山と人々の関わりなどについて
まずは書き進めて行くこととする。

1:洞爺湖と有珠山
(1)洞爺カルデラ(=洞爺湖)
 ・約10万年前に起きた数度の噴火によって形成
 ・そこに雨水が溜まった事によって湖となった
(2)有珠山
 ・約2万年前の噴火以来、数度の噴火によって成層火山
  (溶岩や火山灰などが積もって層を成してできる火山)となる
 ・約7000年前の噴火時に山頂部が爆発、山頂部に大きな陥没地形を生み出す
 ・その後休眠期間に入るが、1663年と1769年に噴火。
  このいずれかで、現在「小有珠」と呼ばれる溶岩ドームが形成されたとされる。
 ・1822年の噴火では大火砕流が発生。また、現在では「オガリ山」と呼ばれる
  溶岩ドームが形成された
 ・1853年の噴火では、現在「大有珠」と呼ばれる溶岩ドームが形成された
 ・1910年、山頂からではなく寄生火山の一つである金比羅山から噴火。
  現在では「明治新山」、もしくは「四十三山」と呼ばれる溶岩ドームが形成された。
  また、洞爺湖畔から温泉が湧出されたのが発見され、
  それが現在の洞爺湖温泉に発展して行く
 ・1944年の噴火も山頂からではなく、東の台地からのもので、
  そこの火口にできた溶岩ドームが現在「昭和新山」と呼ばれるもの。
 ・1977年の噴火は山頂からのもので、高度12000mまで吹き上がった噴煙が、
  道内119市町村に火山灰を降らせた。
  また、山頂部に現在「有珠新山」と呼ばれる溶岩ドームが形成された
 ・2000年の噴火では、西山や金比羅山から噴火。
  1910年の時とは違い洞爺湖畔は人が集まる場所になっていたため、
  最終的には16000人もの避難者を生んだが、幸いにして死者はゼロ

2:2000年噴火時の対応(=なぜ死者を出さずに済んだのか)
・噴火前に緊急火山情報が出せたこと
 =頻繁に噴火する山でデータ量が豊富。
  しかも、科学者の目から見て「予想しやすい山」
・前回(1977年)の記憶を持つ住民が多く、中には前々回(1944年)のそれを持つ人も…
 =対処法を熟知しており、それを継承する教育にも熱心
 =作成されたハザードマップを元に、危険地域を避けての避難誘導なども
  行き届いている
・(歴史的経緯を踏まえて)山の恩恵に預かっているという意識が高い
・以上より山と共存する覚悟ができた、意識の高い住民たちがしたたかに生活している、
 と言える

3:2000年噴火以降
(以下「平成12年11月6日開催 富士山火山防災シンポジウム PPT資料」より一部改)
~有珠山噴火災害復興計画~
・復旧、復興工事
 =道路交通網、公共施設、砂防施設etc.
・有珠山周辺地域の土地利用
 =ゾーニング、移転etc.
 →遺構を残しつつ緩衝域を設けるため
・復興対策
 =観光客誘致イベントの開催、雇用対策
・火山災害遺構の再評価
 =天然の素材を活用し、「火山、火山災害、自然災害」を学ぶ新たな体験学習ゾーン
  「エコミュージアム」の整備
 →「ジオパーク」認定へ
~火山との共生(今回の噴火対応から)~
(1)減災は普段の取組みから!!
 ・火山に対する正しい知識を持つ(寺田氏の言う「正しく怖がる」ために)
 ・地域の災害史を郷土史として認識(記憶を風化させないために)
 ・周辺の景観、温泉は「火山の恩恵」(これまでの歴史を踏まえて)
 ・現在の正四面体(住民、行政、マスメディア、科学者の相互連携)の構築
(2)観光地としてのあり方
 ・防災(安全)対策の構築=観光客を招く側の責任として、体制確立は必要
(3)(1)、(2)を踏まえて
 ・安全性をセールスポイントにしつつ、新しい防災観光地を創造
  →被害地を新たな観光資源としてポジティヴに捉える、したたかな発想

4:「ジオパーク」とは(Wikipediaより)
・ユネスコの支援による、地球科学的に見て重要な特徴を複数有するだけでなく、
 その他の自然遺産や文化遺産を有する地域が、
 それらの様々な遺産を有機的に結びつけて
 保全や教育、ツーリズムに利用しながら地域の持続的な経済発展を目指す仕組み。
・日本では、「洞爺湖有珠山」の他に「糸魚川」、「島原半島」、「山陰海岸」が
 世界ジオパークとして認定されている
・世界ジオパーク以外に、日本が独自に認定する日本ジオパーク(10ヶ所)がある

以上を基礎知識として、次回以降画像を織り交ぜて日本における
災害との付き合い方の一例を見て行きたく思う。

映画 『ファースター 怒りの銃弾』(☆)

ドウェイン・ジョンソンという名前は知らなくても、
『スコーピオン・キング』のザ・ロックと聞けば、
少しは知ってる人もいるだろう
(ワシは、プロレスラー時代から知ってるが)。
広告とかタイトルとか、どう見てもB級アクションなんだが、
主人公が主人公だからそれでいいと思って観に行ったんだが…。
コレはない!
素材を活かす感が全く無く、
タイトル通りピストルぶっ放すだけ。
主人公を追う殺し屋(オリバー・ジャクソン・コーエン)も、
はっきりいって意味不明だし…。
この素材で、こんな地味な作品撮っちゃいかんでしょう。

映画 『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』(☆☆☆)

世界の金融界を牛耳るアメリカ経済界が犯してきた悪行の数々を、
当人たちの口から証言させるドキュメンタリー映画。
しかし、『キャピタリズム』と比べるとどうにも歯切れが悪い。
まず会話も字幕、人物紹介も字幕なので、
文字情報が多すぎ。
家で観てれば、一時停止でもすれば対処できるが、
結局会話の字幕を追うのが精一杯でした。
そしてもっと問題なのは、
当事者がいまだにアメリカ政府の中枢に居座っている、という事実。
取材拒否者も少なくなく、しかもちっとも反省してないって言うね…。

日本も政策素人が政権を運営しているが、
実際のところアメリカも似たようなものだったっていうのは、
ワシにとっての今作最大のサプライズ。
いや、ある意味もっとタチが悪い連中かもしれない。
彼らは、自分たちがより仕事しやすいように規制を緩和し、
それに反対する勢力に対してはその財力にものを言わせて
徹底的に排除して行った。
彼らの「金の鎖」は行政府、立法府はもとより、
金融工学者たる経済学者を通じて学界まで骨絡みにし、
世界中の金融市場をその網に絡め取って行った。
その結果、一投資銀行の破綻が世界同時不況をもたらすに至る。
しかし、いまだその清算は終わっていない。
当時のお偉方はいまだ勝ち組であり、
政権からの招聘に応じていけしゃあしゃあと
金融政策の決定に参与し続けているのだ。

つい最近も、IMFの専務理事が個人的問題で辞任に追い込まれたが、
こういった醜聞も今作ではいくつも出てくる
(売春とかドラッグとか贈収賄とか横領とか)。
カネのある奴の考えることは、どこも同じである。
とにかく情報量が多いので、
学校(しかも大学あたりの)教材向けの映画で、
逐次一時停止でもして観ていかないと、
理解しきれない映画。
初心者には『キャピタリズム』を勧めるが、
アメリカの現状把握にはこのぐらいの情報量がやはり必要と思われる。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-05-22

東京08R カーネーションS(3歳500万下 芝中)
  ◎ ②サクセスシルエット
  ○ ⑦マイネクイーン
  ▲ ③リヴァーレ

東京09R 由比ヶ浜特別(4上1000万下 芝短)
  ◎ ⑬トーセンマドローナ
  ○ ⑫オルトリンデ
  ▲ ⑮ベルベットロード

東京10R 薫風S(4上1600万下 D短)
  ◎ ⑥アドマイヤロイヤル
  ○ ⑪セイリオス
  ▲ ⑯ロンギングスター

東京11R 優駿牝馬(オークス)(3歳GⅠ 芝長)
  ◎ ⑫ホエールキャプチャ
  ○ ⑨マルセリーナ
  ▲ ⑯グルヴェイグ
 本命は今回も⑫。
 対抗の⑨の方が勝ち切る力はあると思うのだが、
 今回は初めての長距離輸送だし、もちろん左回りも初めて。
 もちろんいきなりこなしてしまう可能性も充分あるのだが、
 ⑫はその辺りに関しての不安は無いので、結果こういう並び順に。
 3番手には、トライアル組を全部すっ飛ばして超良血の⑯を取る。
 500万下を勝ち上がったばかりだが、
 エルフィンSでは⑨の3着と悪くない内容。
 キャリアが少ない分、潜在能力に期待大だ。

東京12R のぞみ賞(4上1600万下 芝短)
  ◎ ⑩サクラミモザ
  ○ ④ドリームゼロワン
  ▲ ⑨スペシャルハート
  △ ⑯レジェトウショウ

京都09R 昇竜S(3歳OP D中)
  ◎ ⑬シルクシュナイダー 1つ叩いて
  ○ ①カラフルデイズ    鞍上も魅力
  ▲ ⑦アマノレインジャー  京都実績高い

京都10R 六波羅特別(4上1000万下 芝短)
  ◎ ⑬トップゾーン
  ○ ⑤セイルラージ
  ▲ ⑥ヤマニンシャスール

京都11R 東海S(3上GⅡ D中)
  ◎ ⑧ワンダーアキュート
  ○ ⑬ゴルトブリッツ
  ▲ ⑮ランフォルセ
  △ ⑫メダリアビート
 本命、対抗はアンタレスSの1着と2着なんだけど、
 いちおう⑬は初めての57㎏を背負うということで対抗に。
 まぁ、馬格があるからあんまり関係なさそうだけどね…。
 3番手には、前走OPで初勝利を飾った⑮。
 関東馬のためか、京都のダートコースは初めてだが、
 平坦のダートコースでは完全連対を果たしているので、
 今回も期待していいのではないだろうか。
 あとは、昇級戦だがこれも平坦馬場では強い⑫の勢いにも注目だ。

新潟10R 胎内川特別(4上500万下 芝中)
  ◎ ⑩ケージーカチボシ
  ○ ②ハシルヨミテテ
  ▲ ⑪リッカメルド

新潟11R 駿風S(4上1600万下 芝短)
  ◎ ④キヲウエタオトコ
  ○ ⑧ベイリングボーイ
  ▲ ②アスターエンペラー

新潟12R 三条特別(4上500万下 D中)
  ◎ ⑥マーリンシチー
  ○ ⑬バイオレントナイト
  ▲ ④スギノブレイド

「新・中央競馬予想戦記」 2011-05-21

東京09R ガーベラ賞(3歳500万下 芝短)
  ◎ ②サクラゴスペル
  ○ ①ラフアウェイ
  ▲ ⑫メロークーミス

東京10R 秩父特別(4上1000万下 芝中)
  ◎ ⑩メジロスプレンダー
  ○ ⑧レディパレード
  ▲ ②ダイアナバローズ

東京11R メイS(3上OP 芝中)
  ◎ ⑬ヒットジャポット  1つ叩いて
  ○ ②スノークラシャー 東京に戻って
  ▲ ⑯ダイワファルコン 距離相性絶好

京都09R こでまり賞(3歳500万下 芝短)
  ◎ ⑨マイネルロガール
  ○ ⑤シゲルヒラシャイン
  ▲ ⑯マンテンリューマ

京都10R パールS(4上1600万下 芝中)
  ◎ ④アスカトップレディ
  ○ ⑦スマートシルエット
  ▲ ⑧メモリーパフィア

京都11R テレビ愛知オープン(3上OP 芝短)
  ◎ ⑧セイコーライコウ この相手なら
  ○ ③ラインブラッド   鞍上戻って
  ▲ ⑯エーブダッチマン 1つ叩いて

新潟10R 早苗賞(3歳500万下 芝長)
  ◎ ⑨ダノンマックイン
  ○ ⑪マイネルメダリスト
  ▲ ③スズカルーセント

新潟11R 赤倉特別(4上1000万下 芝中)
  ◎ ④アドマイヤコスモス
  ○ ①ナリタダイコク
  ▲ ②シャンギロンゴ
  △ ⑧ロックンロール

新潟12R 飛翔特別(4上500万下 芝短)
  ◎ ⑮カリスマテーラー
  ○ ⑩スイートライラ
  ▲ ⑤アナタノネガイ

映画 『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』(☆☆)

初めてのIMAX3Dでの観賞。
まぁ、多分2度と観ないと思うけど…。
今回はIMAX3D中心で。

1:価格
 これが一番致命的なマイナス要因。
 せめて映画自体の料金ぐらいは割り引いて(モーニングショー割とか)
 欲しかった。
 満額観賞料金(1800)+メガネ代(400)=2200円は、
 かなりハードル高いよねぇ。
2:映像面
 何と言っても、メガネが軽い。
 メガネonメガネでも、そんなに負担感がない。
 また、懸念されていた角度の問題も、少なくとも座席によって
 立体感が損なわれることは無かった。
 ただ、字幕とかにゴーストがほぼ常に出ていたし、
 首を傾けただけで立体視が怪しくなるので、
 リラックスして観られないのが難点と言えば難点。
 あと、前方視界をスクリーンが支配するほど大きいので、
 飛び出す感は通常のスクリーンベースのものよりも強い。
 この点は、左右端では若干不利が出る。
  (理由)
  ・スクリーンが湾曲しているので、画像が若干歪む
  ・見ているサイドの逆の端まで距離があるので、
   スクリーンの上下端が視界に入ってしまう
3:音響
 相当良いらしいんですが、よくわかりません。
結論=おおむね価格に見合わない

作品に関しては、まぁ続編だからねぇ…。
ジャック・スパロウは今回船長ですらないので、
狂言回し感がさらにアップ。
ほぼ、今回初登場のキャラ達の物語が中心。
それもかなりシンプルで、
「あといくつ続編出すの?」って勘繰りたくなるぐらいのあっさり味。
1度ピークを迎えた作品を再度ピークに引き上げるのは
そう簡単なことではないと思うので、
ジェリー・ブラッカイマーの手腕に期待したい、と言いたいところだが、
正直今作自体やっつけ仕事な感じもするので、
まぁ、次こそは観ないようにします。

「新・中央競馬予想戦記」 2011年第5開催を振り返って

今開催を振り返って
①オープン、重賞でうまく稼げた
 (OP:12戦通算 121.4% 重賞全体:12戦通算 100.2%)
②芝が全体的に良かった
 (芝全体:55戦通算 101.4% 芝短距離:24戦通算 121.9% 
  芝中距離:23戦通算78.9% 芝長距離:8戦通算 105.9%)
③新潟コースはおおむねうまく立ち回れた
 (24戦通算 101.2%)

開催回収率も88.9%と前開催同様なかなかの成績。
とは言え、年間100%を目指そうと思えば、
もう少し攻めきれないとダメなんでしょうけどねぇ…。
東京&京都も良かったので、3場ともこの勢いを持続できれば、
100%到達も夢ではない、かなぁ…。
5/21、5/22の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド
 京都:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 新潟:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(17)

5/14の結果
 5勝(立川特別、京王杯スプリングS、紫野特別、京都ハイジャンプ、葵S) 5敗
  回収率 171.3%

 

5/15の結果
 1勝(是政特別) 9敗
  回収率 10.0%
  年間回収率 76.0%
  通算回収率 71.3%

各レースの反省

5/14東京09R 夏木立賞(×)
 4番人気のヴィジャイが勝利。
 500万下では2着したこともあるので、鞍上と噛み合ったのかも知れない。
 ただ体重-10㎏というのは、今後に向けてどうだろうか。
 単なる輸送減りで済んでればいいんだろうが…。
 本命に推したオマワリサンは6着に敗れる。
 三浦騎手が蛇行で過怠金を科せられたように、
 まっすぐ走ってればもう少し結果も違ったのでしょうが、
 そもそもそれが騎手のせいだったのかどうか…。
 名前も小田切さんらしいと言えば聞こえが良いけど、ねぇ…。
5/14東京10R 立川特別(○)
 本命予定のタケショウオージがまさかの出走取消。
 前走の出遅れが不安だったが、エイシンサクセスを本命にし、これが見事に勝利。
 今回は出遅れを無理に立て直さずしっかり脚を溜められたのが大きかったか。
 血統だけ見ると、もっと長いところの方が良さそうだが、
 この距離もこなせるスピードがあるというのは大きい。
 1600万下に上がっても、まあ相手次第ということで…。
5/14東京11R 京王杯スプリングC(○)
 対抗評価ながら昇級初戦だったストロングリターンが勝利。
 去年のエプソムCでも惜しい競馬をしており、
 また得意の東京コースということで力のあるところを見せたということか。
 本命のシルポートが逃げ粘って2着に入り、ワイドゲット。
 今週の結果を見る限り、ココで攻め切ってればなぁ…。
 両頭とも、本番どうかなぁ…。あの2頭強いからなぁ…。

5/14京都07R 紫野特別(○)
 これは順当。
 頭数が少なかったのも、後ろから行くこの馬には良かったかもしれない。
 ただ、時計は平凡だったので、昇級即通用とは行かないだろうなぁ…。
5/14京都08R 京都ハイジャンプ(○)
 対抗評価のタマモグレアーが勝利。
 本命のランヘランバが2着に入り、枠連でゲットという順当な結果に。
 単純に鞍上との相性が特に良い2頭で決まりましたね。
 3番手評価のキングジョイは落馬競走中止。
 他の2頭が来てくれたので良かったですが、
 中山グランドジャンプに向けて立て直し必至だろう。
5/14京都10R 葵S(●)
 本命のロードカナロアが勝利も、連れて来たのは13番人気のサクラベル。
 たまたま3番手のプランスデトワールと同じ枠だったので、
 枠連で拾ってしまいましたが、馬連万馬券の波乱を演出。
 ロードカナロアは、短いところはなかなか強そうだ。
 斤量の恩恵もあるので、サマースプリントシリーズを賑わす存在になれるかも…。
5/14京都11R 上賀茂S(×)
 ホントは本命でも良かったんだけどなぁ、シャア…。
 対抗に落としたらとたんに来るんだもんなぁ…。
 本命に切り替えたソリタリーキングはいいところなく10着に敗れる。
 ダートの得意な内田博幸とか岩田騎手とか乗らないとダメなのかなぁ…。
 一方のシャアは、これでOP入り。
 勝ち時計自体は悪くないので、今後もしぶとい競馬に期待したい。

5/14新潟10R 湯沢特別(×)
 5番人気ながら休み明けで馬体重22㎏増だったボンジュールメロンが勝利。
 むしろそれが良かったようで、馬体回復&リフレッシュ効果ということか。
 本命のラブグランデーは惜しくも2着。
 勝ち馬の切れ味に屈したものの、着差も僅かで次も期待できると思われる。
5/14新潟11R 中ノ岳特別(×)
 勝ったのは10番人気で終始2番手のウインリーズン、
 2着は追い込んだ7番人気トップオブカハラ、
 3着には逃げた2番人気のトウショウロジック。
 当然、馬連万馬券の波乱であり、トップオブカハラはよく追い込んできたと言える。
 勝ったウインリーズンは、浦和で勝って1000万下に昇格したとはいえ、
 中央での実績には乏しかった。ちょっと買いにくい馬。
 本命のダノンプリマドンナは、13着に惨敗。
 おおむね前残りの展開だったし、
 自信切れ味勝負できるタイプではないので、もっと前にいない厳しいだろう。
5/14新潟12R 石打特別(×)
 勝ったのは、4歳とはいえまだ芝で勝ったことのなかったヤマカツハクリュウ。
 血統もダートっぽかったので、今回もいらないかと思ったんですが…。
 2着に8番人気のマイネルドルチェ、3着に10番人気のメイショウピゴットが入り、
 馬単万馬券の波乱。
 本命のエクセリオンは、8着に敗れる。
 直線向いてから押し出しても、遅いのかもしれないね、この馬は…。
 初勝利時は2番手から勝っているわけだし、もっと前めにつけた方が良いのかも…。

5/15東京09R テレ玉杯(×)
 6番人気のラガーアンバーが勝利。
 時計勝負にならなかったのが、この馬にとっては良かったのかもしれない。
 しかし、そうなると上に行っても不安が残るわけで…。
 本命のヒットメーカーは7着に敗れる。
 休み明けで、しかも実績のない坂有コースはさすがに厳しかったか。
 平坦限定と見るべきかも…。
5/15東京10R 是政特別(○)
 5番人気のニシノヴァンクールが勝利。
 ダート得意の岩田騎手が乗った効果が大きかったか。
 とはいえ、減り続けている馬体重は気がかり。
 本命のリコリスは惜しくも2着。
 ダートではこれで5戦2着5回と、勝ち切れないが負けない戦いが続いている。
 安定感重視でダートを使い続けるのか、芝に勝ちを求めるのか、今後の動向に注目だ。
5/15東京11R ヴィクトリアマイル(▲)
 1着、2着は順当。やはり地力が抜けていたのだろう。
 3着も3番人気のレディアルバローザが入り、3連複でも3ケタ配当に。
 これは前走内容を軽視してたんですが…。
 ペースが合わなかったらしいが、まだこの馬には重賞は荷が重かったかもしれない。
5/15東京12R きぼう賞(×)
 3番手評価のエーブチェアマンが勝利。
 持ち時計を一気に2秒半も縮める快走を見せてくれた。
 いよいよ本格化と言えるかもしれない。
 この走りができるなら、OPでもそれなりに期待できるのではないだろうか。
 本命に推したミカエルビスティーは5着止まり。
 騎手のせいにはしたくないが、あんまり合ってないのかもしれないなぁ…。

5/15京都09R 烏丸S(×)
 4番人気のトレイルブレイザーが勝利。
 距離実績が足りてないから軽視してたんですがねぇ…。
 まぁ、確かに血統的にはもたなくもなさそうなんですが。
 本命に推したロイヤルネックレスは10着に敗れる。
 戦えなくはないが、やはり末が甘くなる感じですね。
 本質的には中距離馬と見えるが…。
5/15京都10R 朱雀S(×)
 対抗評価で1番人気のエアラフォンが勝利。
 2着も3番手評価のエーシンウェズンが入ってるんだけどなぁ…。
 本命のマルカベストが9着に敗れる。
 安藤勝巳らしくない位置取りのミス。前がまったく開かず、あれでは勝てないなぁ…。
 そうでなければ、1400mでも長いということになるわけだが…。
5/15京都11R 栗東S(×)
 6番人気のトーホウドルチェが勝利。
 鞍上との実績がいまいちだったんで、今回は軽視してたんですが…。
 印を打ったうち、3着までに入ったのはナムラタイタン(3着)だけ。
 輸送に弱いだけなのかなぁ…。
 本命のマルカベンチャーは5着止まり。
 10Rもそうだが、安藤勝巳はひょっとして裏開催だからって手抜いてたりしないよねぇ?

5/15新潟10R ゆきつばき賞(×)
 3番手評価もメイショウツガルが勝利。
 前走が良かったから、いい時期なのか新潟の水が合うのか…。
 対抗のアグネスウィッシュも3着に入ったものの、
 本命のフェイスフルラバーは8着に敗れる。
 テン乗りが良くなかったのかもしれないが、
 そもそも人気でなかったので実力不足だったということだろう。
 500万下でもう少し揉まれる必要があるだろう。
5/15新潟11R 邁進特別(×)
 芝実績こそ無いが2番人気のナイアードが勝利。
 ここ2戦、悪くない内容が続いていたとはいえ、ワシ的にはちょっと買いにくい馬だった。
 本命のキングオブザベストはなんとか2着を死守。
 今回も力のあるところを見せてくれたので、
 調子を維持できれば次もチャンスはあると見る。
5/15新潟12R 春日山特別(▲)
 全部入ってるんだけどなぁ…。買い方が悪かった。
 レイナソフィアは、新潟実績のある馬だけに、開催があるうちに勝てて良かっただろう。

今週は開催の反省があるので、こちらではココまで。

「正しく怖がる」ということ 小爆発二件(昭和10年 『文学』)

第2期最後の作品は、火山ネタです。
地震ともども、日本とは切っても切れない関係にある火山の研究を、
ようやく本格的に始めた頃、
寺田も念願の浅間山噴火に立ち会うわけですが…。

昭和10年8月4日の朝、寺田は信州軽井沢の千が滝グリーンホテル(注1)にいた
=3階の食堂で朝食を摂り、見晴らしのいい露台(=バルコニー)に出て、
 ゆっくり休息しようとタバコに点火したとたん…
→けたたましい爆発音が聞こえた
  (爆発音の特徴)
  ・「ドカン、ドカドカ、ドカーン」といったような不規則なリズムの爆音
  ・爆音が2、3秒続いた後に、「ゴー」とちょうど雷鳴の反響のような余韻が
   2、3秒続いた
  ・それが次第に減衰しながら南の山すその方に消えて行った
  ・敷いて似た音を探せば、「はっぱ(=発破)」、
   すなわちダイナマイトで岩山を破砕する音に近い
→浅間山が爆発したのだろうと思い、すぐにホテルの西側にる屋上露台へ出て、
 浅間山の方を眺めた
=あいにく山頂には密雲のヴェールがかかっていて何も見えない
→山頂の少し上の空が晴れていたので、噴煙が上がるだろうと思って見守っていると、
 間もなく特徴的なカリフラワー型の噴煙の円頂は山を覆う雲の上に
 もくもくと湧き上がって、みるみる直上
  (噴煙の特徴)
  ・上昇速度を目測の結果等から推算したところ、秒速50~60mほど
   =台風で観測される最大速度と同程度
  ・煙の柱の表面は、カリフラワー型に細かい凹凸が刻まれている
   =内部の擾乱渦動(≒不規則な対流運動?)の激しさを示す
  ・噴煙の色は黒灰色ではなく、煉瓦色に近い赤褐色
  ・高く上がるにつれて、頂上部分のカリフラワー型の粒立った凹凸が減少
   →上昇速度の現象に伴い擾乱渦動の衰えを示すと思われた
  ・擾乱渦動の衰えとともに、煙の色も白っぽくなり、形も積乱雲の頂部に似てきた
   →椎茸の笠を何枚か積み重ねたような恰好をしていて、その笠の縁が特に白い
   =その裏のまくれ込んだ内側が暗灰色にくま取られている
   =明らかに噴煙の頭で大きな ヴォーテックスリング(注2)が重畳していることを示す
  ・仰角から推算して高さ7~8kmまで登ったと思われる頃から、
   頂部の煙が東南になびいて、ちょうど自分たちの頭上の方向に流れてきた
→ホテルの帳場で勘定を済ませて玄関へ出てみたら、灰が降り始めていた
=爆発から15分ぐらい立った頃と思われる
→ふもとの方から迎えに来た自動車の前面のガラス窓に降灰がまばらな
 絣(かすり)模様を描いていた
  (下山途中で出会った光景)
  ・土方らの中には、目に入った灰を片手でこすりながら歩く者もあった
  ・荷車を引いた馬が異常に低く首を垂れて歩いているようにも見えた
  ・避暑客の往来も全く絶えているらしかった
(注1)千が滝グリーンホテル
 軽井沢町長倉にあったホテル。現存はしていない
(注2)ヴォーテックスリング=ボルテックスリング
 空気中でできる煙の輪のこと

※信州軽井沢と言えば、日本有数のリゾート地であると同時に、
 日本有数の活火山である浅間山のお膝元。
 その活発さと手頃な標高のせいか、後述する浅間山火山観測所は
 日本初の火山観測所として1933年に建てられている。
 寺田が直接タッチしているわけではないが、
 帝大地震研究所の付属施設として建てられているので、
 地震研究所付きの寺田も暇を見つけては軽井沢に顔を出していたことだろう。

寺田は(長倉から少し北にある)星野温泉に移動
  (星野温泉付近の状況)
  ・地面はもう相当色が変わるくらい灰が降り積もっている
  ・草原の上に干してあった合羽の上には、約1~2mmの厚さに積もっていた
  ・庭の檜葉(注3)の手入れをしていた植木屋たちは、
   何事もなかったかのように仕事を続行
  ・池の水がいつもと違って白濁し、その表面には小雨でも降っているかのように、
   細かい波紋が現れては消えていた
  ・空が暗くなるほどではないが、いつもの雨ではなく灰が降っているという意識が、
   周囲の見慣れた景色を一種不思議な凄涼(注4)の雰囲気を色どるように思われた
(注3)檜葉=この場合チャボヒバなどのようなヒノキの園芸品種のことを指す
(注4)凄涼=ぞっとするほどの寂しさ。凄惨を弱めた感じの表現と思われる。

爆発から約1時間後の8:30頃には、もう降灰は完全に止んでいた
→9:00頃に空を仰いで見たら、黒い噴煙はもう見られず、
 かわりに青白いタバコの薄煙のようなものが
 浅間山の方から東南の空に向かって緩やかに流れて行くのが見えた
→最初の爆発ではあんなに大量の水蒸気を噴出したのに、
 1時間半後にはもうあまり水蒸気を含まない、硫煙(≒亜硫酸ガス)のようなものを
 噴出しているという事実が、寺田にはひどく不思議に思われた
→事実関係から考えて最初に出るあの多量の水蒸気は、
 主として火口表層に含まれていた水から生じたもの
=爆発の原動力をなしたと思われる深層からのガスは案外水分が少ないのでは?
→研究を深める必要がある

火山灰を拾い上げ、20倍の双眼顕微鏡で観察
 ・一粒一粒の心核には多稜形(たくさんの角を持つ)の岩片があり、
  その表面には微細な灰粒が、たとえて言うなら杉の葉や霧氷のような形に付着
 ・灰粒はちょっと爪楊枝の先で触っただけでもすぐこぼれ落ちるほど柔らかい
  海綿状の集塊となって、心核の表面に付着し、被覆している
 ・(以上2点より)ただの灰の塊が降るばかりだと思っていた寺田にとっては、
  この事実が珍しく不思議に思われた
 ・灰の微粒と心核の石粒とでは、周囲の気流に対する落下速度が著しく違うから、
  両者は空中でたびたび衝突するのであろうが、それが再び反発しないで
  そのまま膠着して、こんな形に生長するためには、
  何かそれだけの機巧がなければならない
  →研究を深める必要がある
※後述するが、寺田が浅間山の噴火をみたのはこれが初めてらしい。
 噴火の態様についてあまり詳しく知らないところを見ると、
 実地で火山の噴火を見ること自体あまり無いのかも知れない。
 それとも、日本はこれほどの火山国でありながら、
 火山についての研究が昭和初期の段階に至ってもまだそれほど深まっていない
 のかも知れない

浅間観測所(注5)に行き、そこに詰めている水上理学士に話を聞くことに…
  (水上の話)
  ・今回の爆発は、同年4月20日の大爆発以来起こった多数の小爆発の中では、
   強度の等級で10番目ぐらい
  ・水上自身は慣れてしまっているせいか、
   寺田のように特別な感情を抱くことはなかった
   →ちなみに寺田は、自ら念願だったと書いているように
    浅間山の爆発を見たのは今回が初めて
→観測所は火口から7km離れた安全地帯だからそうなのだろうと寺田は思った
=火口近くにいたら、直径1mもあるような真っ赤に焼けた石が落下して来て、
 数分以内に命を失ったことは確実であろう
(注5)浅間観測所
  =先述したが帝大地震研究所付属浅間火山観測所のこと
   現在も当時と同じく峰の茶屋に存在する

10時過ぎの列車で帰京しようと沓掛駅(注6)で待ち合わせていたら、
今浅間山から降りて来たらしい学生を駅員がつかまえて爆発当時の様子を聞き取っていた
=彼らは爆発当時既に小浅間(注7)のふもとまで降りていたため、何ともなかった
→その時別の4人組が登山道を登りかけていたが、
 爆発していても平気で登って行ったのを目撃
→学生たちは「なんでもないですよ、大丈夫ですよ」と言った
→対する駅員は、「いや、そうではないです、そうではないです」と
 おごそか(≒深刻)な顔をしていた
→ものを怖がらな過ぎたり、怖がり過ぎたりすることはやさしいが、
 正当に怖がることはなかなかむつかしい事だと思われた
=○○の○○○○に対するものでも△△の△△△△△に対するものでも、
 やはりそんな気がする
(注6)沓掛駅=現在のJR中軽井沢駅のこと
(注7)小浅間
   =浅間山の寄生火山のひとつ。標高1655m。
    ちなみに浅間山の標高は2568m。

※一時期池上彰が結構使っていた「正しく怖がること」の元ネタとも言える一節。
 対義的な語としては、「盲、蛇に怖じず」(知らなければ怖いと思わない)や、
 「羹に懲りて膾を吹く」(失敗に懲りて過剰に用心すること)がある。
 ただし、今節に出てくる学生たちの場合は、「慢心がほころびを生む」類だと思われる。
 その後の伏字部分に関しては、昭和10年という時節柄世界情勢を踏まえたものとも、
 読者の思うものをお任せに想像させる意図があるとも考えられているが、
 現代のような情報化時代になっても十分通用する言葉であるということは、
 寺田氏の言うようにやはり簡単なことではないと言うことなのだろう。

8月17日午後5時30分頃、また浅間山爆発
→当時寺田は、星野温泉(注8)別館の南向きのベランダで顕微鏡を覗いていたが、
 爆音にも気づかず、また気波(=衝撃波?)も感じなかった
→本館にいた水上理学士は、障子に当たって揺れる気波を感知したらしい
→丘の上の別荘にいた人には、爆音も聞こえたし、
 その後に岩の崩れ落ちるようなものすごい物音がしばらく持続して鳴り響くのも
 聞いたらしい
→あいにく山が雲で隠れていて、星野の方からは噴煙は見えなかったし、
 降灰も認められず
→翌日の東京新聞で見ると…
 ・「4月20日以来最大の爆発」、「噴煙が6里の高さまで昇った」という報道
  →寺田は、「信じられない」「素人のゴシップをそのまま伝えた、いつもの新聞のウソ」
   と切り捨てた
 ・浅間山の北に当たる御代田や小諸では降灰があった
  →風向きのせいとはいえ珍しいこと
→北軽井沢で目撃した人々の話では…
  ・噴煙がよく見えた
  ・岩塊の吹き上げられるのもいくつか認められた
  ・煙柱をつづる放電現象(=火山雷)も明瞭に見られた
  ・爆音も相当に強く明瞭に聞かれ、その音の性質は寺田が8月4日に千が滝で
   聞いたものと同種のもの
  ・噴煙の達した高さは目撃者の仰角の記憶と山への距離とから判断して、
   やはり約10km程度と推算される
   →1里が4km弱であることを考えると、新聞記事では噴煙が23.5km強上がっている
    計算になり、やはり記事は誇張と考えられる
  ・噴出の始まった頃は、火山の頂を覆っていた雲が間もなく消散して、
   山頂がはっきり見えてきた
   →偶然の一致かも知れないが、爆発の影響とも考えられないことはない
   =今後注意すべき、面白い現象の一つ
→千が滝グリーンホテルでは、この日の爆音は8月4日のに比べて比較にならないほど
 弱く、気がつかなかった人も多かったらしい
(注8)星野温泉
   =ココでは温泉街全体のことではなく、直後の「別館」と言う文言から
    星野温泉ホテルのこと。
    現在星野温泉ホテルは一時閉館の後リニューアルされ、
    「星のや 軽井沢」として営業中である。

以上のような火山の爆音の異常伝播について
=大森博士(注9)の調査以来、藤原博士(注10)の理論的研究をはじめとして、
 内外学者の詳しい研究がいろいろある
→しかし、こんなに火山に近い小区域で、こんなに音の強度に異同があるのはむしろ意外
=ここにも未来の学者に残された問題がありそう
(注9)大森博士=大森房吉
  ・「大森式地震計」や、余震に関する「大森公式」などを作り、
   日本の地震学界において指導的な地位にあった東京帝大教授。
  ・地震研究所の前身とも言える「地震予防調査会」の幹事を長らく務める
  ・1923年、脳腫瘍にて死去。享年55
(注10)藤原博士=藤原咲平
  ・東京帝大卒業後中央気象台(現在の気象庁)に入る
  ・「音の異常伝播の研究」で理学教授となり、1920年にはその研究により
   帝大学士院賞を受賞。
  ・1922年に中央気象台測候技術官養成所(現気象大学校)主事に就任する一方、
   1924年、寺田寅彦の後任として東京帝大教授に就任する
  ・戦時中に風船爆弾の研究に携わり、戦後公職追放の憂き目に会うが、
   野に下っても「お天気博士」と呼ばれ、啓蒙活動を精力的に行い、
   現在の気象用語の基礎を作ったと言われる人。
  ・1950年、享年65歳にて死去。
  ・新田次郎(作家、甥)や藤原正彦(数学者、『国家の品格』著者、大甥)が親族にいる

※少なくともこの時点では、火山国である日本も火山に関する研究において、
 まだまだ未開拓点が多かったと言わざるを得ないだろう。
 日本初の火山観測所が作られたのが今作が書かれたわずか2年前ということを
 考えると、繰り返しになるが立ち遅れていると言わざるを得ないだろう。
 明治維新以来(幕府内での政争も含めれば300年以上)、
 政治部内での足の引っ張り合いばかりで、
 防災に関してはあまり目が行き届いてなかったと考えるべきで、
 その辺りの政治部内の思考回路はいっこうに進歩がないと言える。
 寺田も、その辺りをもどかしく思っていたのかもしれない。

この日、峰の茶屋近く(≒浅間観測所近辺)で採集した降灰の標本というのを、
植物学者のK氏に見せてもらった
=霧の中を降ってきたそうで、みなぐしょぐしょに濡れていた
=そのせいか、8月4日の降灰のような特異な海綿状の灰の被覆物は見られず
→あるいは、時によって降灰の構造自体が違うのかもしれないと思われた
翌18日午後、峰の茶屋から千が滝グリーンホテルへ降りる専用道路を歩いていたら、
極めてわずかな灰が降ってきた
=降るのは見えないが、時々目の中に入って刺激するので気付いた
=子供の服の白い襟にかすかな灰色の斑点を示す程度のもので、
 心核の石粒などは見えず
→ひと口に降灰と言っても、降る時と場所とでこんなにいろいろの形態の変化を示す
=軽井沢一帯を1m以上の厚さに覆っているあのえんどう豆大の軽石の粒も、
 普通の記録ではやはり降灰の一種と呼ばれるのだろう
→毎回の爆発でも、単にその全エネルギーに差などがあるだけでなく、
 その爆発の型にもかなりいろいろな差別があるらしい
→しかし、それが新聞に限らず世人の言葉ではみなただの「爆発」になってしまう
=言葉というものはまったく調法(=重宝)なものであるが、一方から考えると実に頼りない
  (例)人殺し、心中
→しかし、火山の爆発だけは今にもう少し火山に関する研究が進んだら、
 爆発の型と等級の分類ができて、「今日のはA型第3級」とか「昨日のはB型第5級」
 とかいう記載ができるようになる見込み
→「S型36号の心中」や「P型247号の人殺し」が新聞で報ぜられる時代も
 来ないとは限らないが、その時代における「文学」がどんなものになるであろうかを
 想像することは困難
→少なくとも、現代の雑誌の「創作欄」を飾っているような数多の粗雑さを
 成立条件とする文学は、なくなるかもしれないという気がする
※マスコミが類型的に伝えてしまうのは今も昔も変わらないことのようで、
 それは紙面のスペースの問題や時間の枠の問題とも関わってくるので、
 致し方ない面は当然ある。
 そういう意味で言えば現在は、
 ネットのように逐次掘り下げられるメディアがあるので救われる面もあるが、
 誰でも使えるわけではないので、
 メディア側もうまい住み分けを模索すべき時がきているのかもしれない。
※地震に「プレート型」や「直下型」といった類型があるように、
 火山にも性質があり、人殺しや心中にも類型や背景の事情がさまざまある。
 「S型」や「P型」といった無機的な類型ではないにしても、
 そういった類型は憶測込みで現在ではさまざまなされている
 (台風のような、原則ナンバリングのみという例もあるが…)。
 類型化は結局物事の本質を見えにくくしているのは事実であろう。
 ひと口に「怨恨による殺人」と言っても、身内なのか単に関係者なのか、
 はたまた逆恨みに近いことなのかは、
 結局事件一つ一つを掘り下げて行く必要があるわけで、
 メディア側の都合で類型化が進むことはあっても、
 それでは受け手のニーズにはやはり応えられないだろうと思われる。
※最後に寺田は、文学界に対して類型化がもたらす危機についてさらっと書いている。
 類型化が粗雑さを排除する方向に向かうと考えるべきなんだろうが、
 では「類型化」がどのようにして「粗雑さ」を排除するのだろうか。
 それに関する著作もあるようなので、この件に関しては後日に措
くとする。

次回は、第2期総括に代えて、5月17日に「洞爺湖有珠山ジオパーク」を
観に行った時の様子を絡めて、
写真を交えつつダラダラやって行こうと思います。
 

映画 『ブラック・スワン』(☆☆☆)

「ピンチこそチャンス」なんて、
最近の経済書に書かれることがあるけど、
今作はある意味逆もまた真なり、といった感じの作品。

バレリーナのニナ(ナタリー・ポートマン)は、
良くも悪くも真面目で、
母(バーバラ・ハーシー)もダンサーだったことから見ても、
線の細い二世ダンサーだと言えるかも知れない。
そんな彼女にようやくチャンスが巡ってくる。
『白鳥の湖』のヒロイン、白鳥役である。
しかし、演出家のトマス(ヴァン・サン・カッセル)は、
今回の『白鳥の湖』を新しいものにしようと、
特殊な演出を施した。
白鳥の恋敵である黒鳥役と二役をこなす、というものである。
話しの筋から見ると、トマスはニナを新しいスターとするべく、
一皮剥かせようとこの演出を用意したように思われる。
しかし、真面目で実家住まいで男もろくに知らないニナにとって、
男を寝取るような妖艶さを要求される黒鳥役は酷だった。
しかも、代役に擬せられたリリー(ミラ・クニス)は、
白鳥役はともかく黒鳥役には最適と思われる、
妖艶な魅力を持っていた。
プレッシャーに押しつぶされそうになるニナ。
だんだん周りの全てが疎ましく思われるようになり、
舞台の日は刻々と迫る。
ニナは、果たして無事勤め上げることができるのか…。

観ている途中、ふと上原美優のことが頭をよぎりました。
真相に関しては闇の中なわけですが、
彼女も様々なプレッシャーに悩んでいたようですし、
そういう意味ではこの作品と相通ずるモノがあるんかな、と…。
彼女には謹んでご冥福をお祈りするとして、
まぁショウビズの世界なんてどこもおんなじってことでしょうね。
要は、こういうチャンスに対する準備をしているかってことと、
プレッシャーに負けない強い精神力があるかってことなんだろうけど、
チャンスの時こそ実は自分の器が試されるんでしょうな。
そしてエンディングからエンドロールのあの曲への流れ。
「察してくださいな」と言わんばかりですな。

どうやら「スリラー作品」らしく、
随所にえぐい表現や観客を驚かすような演出が入っている。
ニナの感じた恐怖もこっちに伝わってくるし、
ナタリー・ポートマンの演技がやはりうまいんだろうな、
というのはうまずける。
ただ、人間の感情のブラックな部分を浮き彫りにした映画だけに、
全体的に暗い雰囲気で進行する。
もし好意であったとしても、ドラッグを勧めるのはあまり感心できないと思うし
(そうなると、やはりリリーには悪意があったと思わざるを得ないのだが…)、
トマスのやってることもセクハラまがい。
万人に勧められる映画ではないね。
ただ、クライマックスで観客を引き込むテクニックとか、
そういう部分はさすがと言わざるを得ない。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-05-15

東京09R テレ玉杯(4上1000万下 芝中)
  ◎ ⑪ヒットメーカー
  ○ ⑩グラスブラスト
  ▲ ⑧ガンズオブナバロン

東京10R 是政特別(4上1000万下 D中)
  ◎ ⑬リコリス
  ○ ⑯ゴールデンルーヴェ
  ▲ ①メイショウブンブク

東京11R ヴィクトリアマイル(4上GⅠ 芝短)
  ◎ ⑬ブエナビスタ
  ○ ⑯アパパネ
  ▲ ⑧カウアイレーン
  △ ⑤アンシェルブルー
  △ ⑫スプリングサンダー
  △ ②アニメイトバイオ
 このレースだけ買い方を変えて、3連複2頭軸(軸馬は⑬と⑯)で4点とします。
 2頭しかいないGⅠ馬は、ともにやや不安な点が残るものの、
 正直他の馬にこの2頭を凌駕できるだけの力があるように見えない。
 本命の⑬は、前走が初めてのオールウェザーで、
 単に馬場が向かなかっただけと思われる。
 去年の秋にしても、秋古馬3冠で完全連対を果たしており、
 牝馬限定戦で後れを取るところはちょっと想像しにくい。
 対抗の⑯は、確かに成長力に難がある血統ではあるが、
 前走も牡馬相手に休み明けを無難にこなしており、
 完成度だけで牝馬限定戦なら押し切ってしまうだけの力はあると見る。
 単独の3番手には、上位2頭ともども東京実績の高い⑧。
 重賞未勝利で、かつここ2戦案外な成績が続いてはいるが、
 マイル実績も高くまた鞍上にも期待できる。
 4番手以下は混戦。
 まずは阪神牝馬Sの2着馬&3着馬をピックアップするが、
 ⑤は鞍上がテン乗りの上に今だ重賞未勝利。
 ⑫も重賞賞未勝利で、マイル実績も無し。この辺りは勢い重視ということで。
 もう1頭の②はぶっつけ本番ではあるが、
 2歳時から⑯に迫る競馬を展開しており、また安定感もあるので、
 実績重視なら浮上する馬と見る。

東京12R きぼう賞(4上1600万下 芝中)
  ◎ ⑪ミカエルビスティー
  ○ ⑦ゲームマエストロ
  ▲ ⑫エーブチェアマン

京都09R 烏丸S(4上1600万下 芝長)
  ◎ ①ロイヤルネックレス
  ○ ⑩ケンブリッジレーザ
  ▲ ⑨カワキタフウジン
  △ ⑭ジャングルハヤテ

京都10R 朱雀S(4上1600万下 芝短)
  ◎ ③マルカベスト
  ○ ④エアラフォン
  ▲ ①エーシンウェズン
  △ ⑧ローズカットダイヤ

京都11R 栗東S(4上OP D短)
  ◎ ④マルカベンチャー 鞍上も魅力
  ○ ⑫トウショウカズン  京都相性良好
  ▲ ⑯ナムラタイタン   今度こそ

新潟10R ゆきつばき賞(3歳500万下 芝短)
  ◎ ⑧フェイスフルラバー
  ○ ⑬アグネスウィッシュ
  ▲ ⑮メイショウツガル
  △ ⑤メイショウゴウヒメ

新潟11R 邁進特別(4上1000万下 芝短)
  ◎ ⑦キングオブザベスト
  ○ ⑪バロンダンス
  ▲ ⑤レイクエルフ

新潟12R 春日山特別(4上500万下 芝中)
  ◎ ⑤カワキタコマンド
  ○ ⑦アキノカウンター
  ▲ ⑩レイナソフィア

「新・中央競馬予想戦記」 2011-05-14

東京09R 夏木立賞(3歳500万下 芝中)
  ◎ ④オマワリサン
  ○ ③インプレザリオ
  ▲ ⑧サトノシュレン

東京10R 立川特別(4上1000万下 芝短)
 (⑥タケショウオージ 出走取消により修正)
  ◎ ①エイシンサクセス
  ○ ⑧ドリームバスケット
  ▲ ⑤ティアップゴールド

東京11R 京王杯スプリングC(4上GⅡ 芝短)
  ◎ ⑪シルポート
  ○ ⑤ストロングリターン
  ▲ ⑥サンカルロ
 本命は、前走逃げ切りで勝った⑪。
 今回も逃げ切れるか心配だが、勢いを感じさせるので、
 今回も案外押し切ってしまうかもしれない。
 対抗には、昇級戦だが東京コースと相性の良い⑤。
 乗り替わりが心配ではあるが、
 安定感もあるので無様な競馬はしないのでは、と見るが…。
 3番手には、高松宮記念2着の⑥。
 安定感に欠けるが、持ち時計は優秀なので決め手勝負になれば逆転もあるだろう。

京都07R 紫野特別(4上1000万下 芝中)
  ◎ ⑥ランリュウオー
  ○ ③レジェンドブルー
  ▲ ①マイネルプリマス

京都08R 京都ハイジャンプ(4上JGⅡ 障害)
  ◎ ⑫ランヘランバ
  ○ ④タマモグレアー
  ▲ ⑩キングジョイ
 本命は、休み明けでも地脚の高い⑫。
 京都の障害戦ではいちおう連対率100%だし、
 鞍上との相性もかなり良さそうなので、いきなりでも期待できる。
 対抗には、去年の中山大障害2着馬の④。
 こちらも地脚が高く、また鞍上との相性もいい。
 使われている強みを活かせば逆転も充分。
 3番手には、おととしの中山大障害を勝った⑩。
 久しぶりの前走を無難にこなし、斤量差こそあるが、
 態勢万全なら逆転する力は充分と見る。

京都10R 葵S(3歳OP 芝短)
  ◎ ③ロードカナロア    前走評価して
  ○ ⑬ミヤジエムジェイ   近走内容充実
  ▲ ⑨プランスデトワール 相手なりに走る

京都11R 上賀茂S(4上1600万下 D中)
  ◎ ⑥ソリタリーキング
  ○ ②シャア
  ▲ ⑧エイシンダッシュ

新潟10R 湯沢特別(4上500万下 芝短)
  ◎ ⑬ラブグランデー
  ○ ④テイエムカルメン
  ▲ ⑪フェブムービング

新潟11R 中ノ岳特別(4上1000万下 D中)
  ◎ ⑤ダノンプリマドンナ
  ○ ⑭クジュウクシマ
  ▲ ②タマノリテラシー

新潟12R 石打特別(4上500万下 芝短)
  ◎ ⑧エクセリオン
  ○ ⑪ウインドジャズ
  ▲ ④ゴーゲッター

映画 『岳 -ガク-』(☆☆)

マンガが原作で、かつ連載中なんだから、
ある程度結末は見えていたんだが、
結局途中で萎えてしまうっていうね…。

三歩(小栗旬)は、典型的なマンガのキャラクターって割り切れば
見られなくもないが(にしてもややスーパーマンぽいのは鼻に付く)、
久美(長澤まさみ)は、もうまったく共感できない。
やる気はあるが能力はないという典型的ダメ人間で、
要するにトラブルメイカー。
そして彼女がピンチになると、
必ず三歩が現れるという、ヒーローごっこみたいな展開。
長澤まさみが悪いんじゃないですよ。
ただ、彼女の当てがわれる役どころって、
見るたび見るたびダメダメなんだよねぇ…。
あと、山岳救助隊の野田隊長(佐々木蔵之介)が、
どうしても安積班長(『ハンチョウ~神南署安積班~』)にしか見えない。
役どころがだだかぶりなのも良くないが、
そういう安易なキャスティングをするのもどうかと思うんだ。
『白夜行』の船越英一郎を見て見る気が失せたのと同様、
日本映画にはどうにもプレミア感が足りない。

山の景色見るなら『劔岳 点の記』の方が良かったし、
山の怖さは『アイガー北壁』でイヤと言うほど味わった。
悪い意味で安心して見られる映画。

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(16)

5/7の結果
 2勝(二王子特別、五泉特別) 7敗
  回収率 15.0%
5/8の結果
 3勝(矢車賞、都大路S、わらび賞) 1分(NHKマイルC) 6敗
  回収率 71.3%
  年間回収率 75.2%
  通算回収率 71.2%

各レースの反省

5/7東京09R 高尾特別(×)
 対抗評価のシャドークロスが勝利。
 びっしり仕上げてきたためか、休み明けながら8㎏減。
 もしかすると今までちょっと重かったのかも知れない。
 本命のオルトリンデは7着に敗れる。
 位置取りが後ろ過ぎだったらしい。
 内枠で揉まれるのを嫌ったせいかもしれないし、
 休み明けでテンの脚が足りなかったせいかもしれない。
 力のある馬だと思うので、いちおうもう1回買ってみたい。
5/7東京10R 丹沢特別(×)
 これも、対抗評価のフリソが勝利。
 1600万下再昇格後今ひとつの成績が続いていたが、
 1度は2着したことのある馬。このぐらいのことはできるということ。
 本命に推したリバティバランスは、9着に敗れる。
 ワシ的にはあんまり切れ味のないタイプだと思ってるんですがねぇ…。
 こればっかりはゲートを出ないと分からないですからねぇ…。
 当てにしない方がいい馬なのかもしれない。
5/7東京11R プリンシパルS(×)
 本命のトーセンレーヴが強行軍をものともせず勝利。
 ただ、時計自体は平凡だし、強行軍の反動がやはり気がかり。
 本番では、ちょっと手を出しにくい馬かもしれない。
 2番手以下が全くついてきてくれず、馬券は外れ。
 対抗のディープサウンドに至ってはブービーとか…。
 1800mまでの馬なのかなぁ、この馬は…。

5/7京都09R 御池特別(×)
 3番手評価のメイショウヤワラが勝利。
 ここ2戦馬券に絡んできていただけに、調子自体上向きだったと見ていいだろう。
 キリシマウイングの出走取消で、使えるスペースが増えたのも良かったか。
 本命に推したアイディンパワーは、5着止まり。
 ローカルの500万下勝ち上がりで、即通用とは行かなかった。
 テン乗りで北村友一騎手いうのも良くなかったかも知れない。
 少なくとも、クラス慣れが必要と思われるが…。
5/7京都10R 高瀬川S(×)
 8番人気のドスライスが勝利。
 1600万下で勝利実績があり、持ち時計も良いので、
 結果的に見れば順当なのだろうが、近走実績が人気を物語っている。
 本命のデイトユアドリームは4着止まり。
 前走はやはり無理使いになってしまった感がある。
 体重自体は戻してきているが、
 日程的にもう少し余裕をもって使うべきだったかもしれない。
 次開催使ってきたら、思い切って切ってみてもいいかも…。
5/7京都11R 京都新聞杯(×)
 対抗のクレスコグランドが勝利も、
 肝心のレッドデイヴィスは10着に惨敗。
 激やせの上に競走後故障が発覚。踏んだり蹴ったりな内容ですな。
 まぁ、順調に行ったとしてもセン馬ゆえに使うところが無かったわけだから、
 精神的な成長込みで良い休みになれば、と思う。
 一方のクレスコグランドは3連勝で一気の戴冠。
 トライアル組では一番侮れない馬かも知れない。
 武豊騎乗なら、勢いだけでいい線イケそうな気もするが…。

5/7新潟10R 二王子特別(○)
 対抗評価のアドマイヤコスモスが勝利。
 出戻り、休み明け、芝実績なしでも、
 連対率100%&連勝中の勢いで押し切ったか。
 もっとも、デビュー戦は芝のレースで2着しているわけで、
 本来はこのぐらいやれる馬ということだろう。
 本命のアスカクリチャンは、なんとか3着をキープ。
 走れなくはないが、勝ちに行くならマイルまでだと思うんだ…。
5/7新潟11R 八海山特別(×)
 1着に6番人気のメイショウトリノが、
 2着に11番人気のゼンノベラーノが入り、馬連万馬券の波乱。
 ワシが本命に推したシゲルカサギヤマも同じぐらい人気無い(7番人気)んだけど、
 普通に負けたシゲルカサギヤマに対して、
 先頭に立ってから終始粘り強くその順位を守り切ったメイショウトリノという、
 地力の差が出たのかもしれない。
 毎回こういう競馬ができれば、出世も早いんだろうけどねぇ。
 シゲルカサギヤマは、まだまだクラス慣れが必要だろうなぁ…。
5/7新潟12R 五泉特別(◎)
 4着までに印を打った4頭が全て入るという、あえて言えば4連複的中。
 もっとも、本命の複勝しか買ってないんですがね…。
 500万下で勝ったことがある2頭が順当に上位を占めたので、
 ある意味実力通りに決まったと言えるだろう。
 チャームポットは、1000万下でもOPでも2着したことがある馬だけに、
 相手次第では次もいきなりあるかもしれない。

5/8東京09R 八ヶ岳特別(×)
 4番手評価のビンテージチャートが勝利。
 約1年ぶりの競馬だったが、馬体重を見る限り仕上がっていたのだろう。
 また短期放牧に出したようで、使い減りが激しいタイプなのかもしれない。
 要するに、休み明けしか買えない馬、ということか。
 本命のショウナンアクロスは、5着に敗れる。
 人気以上に走っているが、追込という脚質ゆえ展開に左右されやすいようだ。
 ちょっと当てにしにくいタイプの馬かもしれない。
5/8東京10R ブリリアントS(×)
 本命のキクノアポロが昇級初戦でいきなりの勝利。
 交流GⅠで掲示板に入った脚は伊達ではない、ということ。
 このクラスなら充分戦えるということだ。
 しかし、2着3着に人気薄を連れてきてしまい、馬券は外れ。
 4着5着に来ていただけに惜しい敗戦。
5/8東京11R NHKマイルC(△)
 ある程度予想通り朝日杯フューチュリティSから勢力図があまり変わらず、
 勝ったグランプリボスがココでも勝ち、
 2着のリアルインパクトが3着に入り、馬券はゲット。
 間に割って入ったのは、毎日杯2着のコティリオン。
 もう少し長い方が良かったようにも思われたが、
 スピードの絶対値が高かったのだろう。
 グランプリボスは、弔い合戦を勝ったものの、これ以上の距離はさすがに厳しいだろう。
 コティリオンは、血統的にもダービーでは面白い存在になりうるだろう。
5/8東京12R みらい賞(×)
 5番人気のシルクアーネストが勝利。
 東京コースこそ初めてだったが、このところ惜しい競馬が続いていたので、
 いい状態が続いていたということだろう。
 本命のセイウンジャガーズは、惜しくも4着。
 騎手のせいにしたくないが、実績から見てもあまり合ってるとは思えないんだなぁ…。

5/8京都09R 矢車賞(○)
 本命グルヴェイグが良血にモノを言わせて勝利。
 OPで3着できる(しかもそのとき勝ったのは桜花賞馬マルセリーナ)わけだし、
 ここでは単純に実力上位だったということか。
 抽選待ちになると思われるが、出られれば面白い1頭に、なるかなぁ…?
5/8京都10R 白川特別(×)
 3番人気のバアゼルリバーが勝利。
 パワータイプだと思ってたんだけど、スピードもけっこうなもの持ってらしたんですね。
 そういうことでは、まぁ外してしまいますね。
 本命に推したマツリダガッツは、なんとブービー。
 血統的にはそうは思えないのだが、距離が長かったのかなぁ…。
5/8京都11R 都大路S(●)
 はい、また枠連で失礼しますよぉ~。
 勝ったのは、6枠の買ってない方ネオヴァンドーム。
 休み明け、近走凡走続き、鞍上テン乗りと買える要素無いのに、
 ミッキーパンプキンと同枠ってだけで結果オーライというね…。
 2着も3番手評価のミッキードリームだし、取っちゃってゴメンネ、みたいな。
 本命のブラストダッシュは、6着に敗れる。
 1800mでも走れるが、本質的にはもう少し長い方が良いのかもしれない。

5/8新潟10R わらび賞(○)
 これは順当。
 昇格後の2戦とも惜しい競馬をしており、ようやく順番が回ってきたということだろう。
 2着、3着も人気順通りに入った、シンプルなレース。
 順当に行けばユニコーンS辺りを使うのか。相手関係が、どうかなぁ…。
5/8新潟11R 新潟大賞典(×)
 新潟で2勝してる2頭で決まるという、ある意味シンプルな1戦。
 新潟実績を軽視したワシでは、当てられませんなぁ…。
 3着で3番手のサンライズベガも、新潟では4着以下が無いという好相性。
 どうにも、あきまへんなぁ…。
 本命のタッチミーノットは6着に敗れる。
 なんでこんなに重くなったかなぁ…。
 テンの脚も、そのせいで鈍ったんじゃないのかねぇ…。
5/8新潟12R 飛竜特別(×)
 4番人気のグリューネワルトが勝利。
 時計勝負になってなかったのが、この馬には幸いしたとしか言いようがないなぁ。
 じゃなきゃ、実はコーナーワークがからっ下手でした、とか…?
 本命に推したカリスマテーラーは5着止まり。
 相手なりに走れるんだろうが、どうにも決め手に欠ける印象。
 持ち前のスピードで押し切る展開に持ち込まないと、
 勝ち切るところまでは行けないだろうなぁ…。

毎週うまくは行かないわけですが、
今週はひとまず年間75%に踏みとどまっただけで良しとします。
ただ、勝負どころの4頭BOXがなかなか良いヒット出ないのが厳しいなぁ…。
5月14日、15日の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド
 京都:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 新潟:条件戦=単勝1点買い OP以上=ワイド

映画 『アンノウン』(☆☆)

観てる途中で、ジャッキー・チェンの
『フー・アム・アイ?』という作品の存在を思い出し、
途端に萎えてしまいました。
基本的に主人公の立ち位置は同じで、
ともに特殊な組織の凄腕工作員。
記憶が無いのに所作だけは凄腕なのも同じ。
細かい部分はワシの記憶が定かでないのでなんとも言えないが、
今作に関して言えばカーアクションの出来がいい以外、
『フー・アム・アイ?』と比べて見所なし、
という結論に。
実は凄腕、っていう設定自体『ツーリスト』でも使われてたし、
とにかく「なんだかなぁ」な作品。
予告編で見た『アジャストメント』の方が、
ままならない感があって面白げ。

星の数は、かなり甘めに付けて2つ。
カーアクションだけは、評価していいと思うんだ。

天然の叡智も、人間の叡智も、本当はそこここに宿っているが… 静岡地震被害見学記(昭和10年9月 『婦人之友)

久しぶりに、純粋な地震ネタです。
しかし、曲がりなりにも中国と戦争状態に入ってる時にも、
小なりとはいえこうやって地震が襲ってくるわけですから、
うかうか戦争もできない、とか考えても良さそうなものなんですが…。

昭和10年7月11日午後5時25分頃 静岡地震発生
・マグニチュード6.4
・中部、関東、近畿東部にかけて、かなりな地震が感ぜられた
・震源近くの久能山山麓の2、3の村落や清水市の一部では相当の家屋損壊があり、
 死亡者も出たが、被害としては極めて局部的
 →先だっての台湾地震(注1)などとは比較にならないほど小規模
(注1)台湾地震=新竹、台中地震
  ・1935(昭和10)年4月21日発生
  ・マグニチュード7.1
  ・死亡者数=3279名(台湾史上最多)
  ・負傷者=11976名
  ・家屋損壊(小破~全壊の総計)=61685棟
  ・最大余震=同年7月17日(マグニチュード6.2)
  ・台湾中部に甚大な被害をもたらした

※台湾の地震事情については『災難雑考』でも触れられているが、
 規模うんぬん以上に日頃の備えも違うだろうから一概に比較できないと、
 ワシなんかは思うんだが…。

新聞では例によって話が大きく伝えられた
=新聞編集者は事実の客観的真相を忠実に伝えるというよりも、
 読者のために「感じを出す」ことの方により多く熱心
→自然と被害の一番ひどい局部だけを探し歩き、その写真を大きく紙面一杯に並べ立てる
=読者の受ける印象では、あたかも静岡全市並びに付近一帯が全部丸潰れになった
 ような風に、漠然と感ぜられる
→このように、読者を欺すという悪意は少しもなくて、しかも結果的に読者を欺すのが、
 新聞のテクニック
※新聞報道の劣悪さ、というよりも煽動的報道の過激さは、
 ワシの知りうる限りでも日露戦争の辺りからかなりひどかった。
 あの戦争の時に相当懲りたはずなのに、気がつけば当時よりひどくなってさえいる.
 新聞にしろ、それにぶら下がってるテレビにしろ、見てもらってナンボなわけだから、
 煽情的になるのは仕方ないことなんだろうけどねぇ…。

7月14日の朝、寺田は東海道線に乗って現地に被害状況を見に行った
(1)三島駅
 ・どこに強震などあったらしい様子は見えない
 ・静岡の復旧工事の応援のため、青年団員が大勢乗り込んで来る
  →この直接行動のおかげで、非常時であるという気分が、
   はじめて少しばかり感ぜられた
(2)富士駅
 ・ごく稀に棟瓦が1、2枚こぼれ落ちているのが見えた
(3)興津駅
 ・富士駅周辺と大差なし
 ・寺田は「ひどく欺されているような気がした」らしい
(4)清水駅
 ・寺田下車。(地震)研究所の仲間と合流
 ・新聞で真っ先に紹介された岸壁破壊の跡を見に行く
  →途中、ところどころの家の柱のゆがんだのや、壁の落ちている様子が目についた
  =木造2階建ての家の玄関だけを石造したようなのが、木造部は平気なのに、
   石造部が滅茶苦茶に壊れ落ちていた
  →岸壁が海の方にせり出して、その内側が陥没したせいで、
   そこに建て連ねた大倉庫の片側の柱が脚元を払われて傾いてしまっている
  =岸壁も、よく見るとありふれた程度の強震で壊れなければならないような風の設計に
   はじめからできているように見えた
  =設計者が、日本に地震という現象があることをつい忘れていたか、
   それとも設計を注文した資本家が経済上の都合で、
   強い地震が来るまでは安全、という設計で満足したのかも…
  →地震が少し早く来過ぎたのかも知れない
  →岸壁だけ見ると、実際天柱は砕け地軸も折れたかという感じが出るが、
   岸壁から半町と離れない在来の地盤に建てたと思われる家は少しも傾いていない
  =天然は実に正直
※液状化現象が研究されるようになったのは戦後のことであるようだが、
 それ以前にも宅地造成や港湾設計などは当然行われており、
 その際には液状化現象への懸念など当然なかったわけである。
 もちろん、耐震強度の研究などもまだ進んでなかっただろうし、
 やはり借り物の技術というものには弱点があるということなのだろう。
 そして、現代においても日本人は、それを完全にものにしていないと言えるかもしれない。

(5)久能山登山口近辺
 ・登山口の右手にある寺(=徳音院?)の門が少し傾き曲がり、
  境内の石灯籠が倒れていた
 ・堂内には年取った婦人が大勢集まって合唱していた
  →慌ただしい復旧工事の際の邪魔になる婆さんたちが時間を潰すために
   ここに寄り集まっているのでは、と寺田は想像したが、事実は不明
 ・久能山山麓を海岸沿いに南下するに従って損害が急に目立ってきた
  =庇が波形に曲がったり垂れ落ちかかったりしてる
  =障子紙が一コマ一コマ申し合わせたように同じ形に裂けている
  =石垣の一番端っこが口を開いたりするという程度からだんだんひどくなって、
   半壊家、全壊家が見え出してきた
  =屋根が軽くて骨組が丈夫な家は、土台の上を横滑り
  →そうした損害の最もひどい部分が細長い帯状になってしばらく続く
  =どの家も同じようにだいたい東向きに傾き、またずれているのを見ると、
   揺れ方が簡単であったことがわかる
  →関東大震災などでは、とてもこんな簡単な現象は見られなかった
 ・とある横町をちょっと山の方に曲がり込んでみると、奥にちょっとした神社があって、
  石の鳥居が折れ倒れ、石灯籠も倒れている。
  =御手洗の屋根も横倒しになって潰れている
  =御手洗の屋根の4本の柱の根元を見ると、土台のコンクリートから鉄の棒が
   突き出ていて、それが木の根の柱の中軸に掘り込んだ穴にはまるようになっており、
   柱の根元を横に穿った穴にボルトを差し込むとそれが土台の金具を貫通して、
   それで柱の浮上を止める仕掛けになっていたらしい
  →しかし、柱の穴にはすっかり古い泥が詰まっていて、
   ボルトなどを差し込んであった形跡がない
  =理由として考えられるのは…
    ・つい差すのを忘れた
    ・手を省いて省略した
    ・一旦差してあったのを盗人か悪戯な子供が抜き去った
  →このボルトが差してあったら、多分この屋根は倒れずに済んだかも知れない
  →少なくとも子供だけには、こんな悪戯をさせないよう家庭や小学校で教えるといい、
   と思われた
  →関東大震災の時、小田原で見かけた小さな祠の一対の石灯籠
  =海岸沿いのそれは、珍しく倒れずにちゃんと直立していた
  →不思議に思って調べてみたら、台石から火袋(=灯籠の火を灯す所)を貫いて、
   笠石(火袋の上にかぶっている石)まで達する鉄の大きな心棒が入っていた
  =こうした非常時の用心を何事もない平時にしておくのは、いったい利口か馬鹿か
  →是非はともかく、用心しておけばその効果が現れる日がいつかは来る、
   という事実だけは間違いない
 ・神社の大きな樹の下に、「静岡全市何某小学校」と書かれたテントが1つ張ってある
  =その下に、小さな子供が2、30人も集まっておとなしく座っている
  =その前に据えた机の上に載せたポータブルの蓄音機から、
   何かは知らないが童謡らしいメロディーが陽気に流れ出している
  =若い婦人で小学校の先生らしいのが、両腕でものを抱えるような恰好をして
   拍子をとっている
  =まだ幼稚園にも行かれないような幼児が多いが、みんな一生懸命に傾聴
  →震災地とは思えない長閑な光景であるが、震災地でしか見られない、
   臨時応急の「託児所」の光景
  →この幼児らの中には、我が家が潰れた者や、焼かれた者や、
   親兄弟に死傷者のあった者もいるだろう
  →しかし、そういう子供達がずっと大きくなって後に当時を想い出す時、
   この閑寂で清涼な神社の境内のテントの下で蓄音機の童謡に聴き惚れた
   あの若干時間の印象が相当鮮明に記憶に浮き上がって来ることであろうと思われた
※いかに災害に備えていようとも、それをきちんと機能させていなければ、
 それは本当に備えているとは言えない、ということ。
 耐震偽装問題のように備えをないがしろにしてきた例もあるし、
 逆に運用がまずい例(生食肉問題とか)もあるので、
 つまるところ個々人の気の使いようというところに収まってしまうのかもしれないが…。
※当たり前だが、被災地にも娯楽は必要だという話。
 ものまねスターやらマジシャンやらが被災地入りしているのは、ある意味当然だと思う。
 その一方でエライ人たちときたら、本当に気が利かないというか、
 なんの責任も果たさずにただただ被災地入りするから叱られるんだよね。
 しかも、どうせ警備上とか言って付き人いっぱい引き連れて行くんでしょう。
 現地でカネ落としていくならまだしも、
 案外「いい迷惑」って思われてるのかもしれないねぇ。マスコミにも言えることだけど…。

(6)平松、大谷
 ・被害の最もひどい区域で、公務以外の見物人の通行は止められていた
 ・救護隊の屯所などもできて、白衣の天使や警官が往来し、
  何となく物々しい気分が漂っていた
 ・山裾の小川に沿った村落の狭い帯状の地帯だけがひどく損害を受けている
  =特別な地形地質のために生じた地震波の干渉によるものか、
   ともかくも何か物理的にはっきりした意味がある現象であると思われた
  →しかし、それとは別にまさにそういう処に村落と街道ができていたということにも、
   何か人間対自然の関係を支配する未知の法則に支配された、
   必然の理由があると思われた
  →故日下部博士(注2)が昔ある学会で「文明と地震との関係」を論じた、
   あの奇抜な所説を思い出させられた
 (注2)日下部博士=日下部四郎太
  ・地球物理学者
  ・岩石の弾性定数の測定研究と地震波の伝播速度の関連を研究
  ・1914年、帝国学士院賞受賞
  ・1924年、丹毒(ウイルス性の高熱を伴う皮膚病)で死去(享年49歳)
  ・「奇抜な所説」については、おそらく『地震学汎論』にあると思われるが、
  手元に資料がないため詳細については不明。

※これほど災害の多い土地柄であるから、
 集落や旧街道の成り立ちもそういうことと無関係ではないという話は、
 これまでもたびたび論じられてきた話。
 寺田は文筆家でもあるから、
 当時の理化学者としてはかなり発信力のある方だと思われるが、
 学内でも日々研鑽していることが、日下部博士の話を見てもわかる。
 寺田の旺盛な好奇心がそれを支えてるんだと思うんだが…。

(7)静岡行のバス
 ・バスは寺田一行が乗ったことで満員になる
 ・途中で待っていた客に対して運転手がいちいち丁寧に、
  「どうも気の毒だがご覧の通り一杯だから」と言って、
  本当に気の毒そうに詫びごとを言っている
  =客と運転手とはお互いに「人」として知り合ってるせいだろう
  →東京では運転手は器械の一部であり、乗客は荷重であるに過ぎないから、
   詫びごとなどはおよそ無用な勢力の浪費
 ・車窓から見える植物景観が関東平野のそれと著しく違うのが目に付く
  =民家の垣根に槙(注3)を植えたのが多い
  →東京辺りなら椎を植えるところに楠かと思われる樹が見られたりした
  →茶畑というものも独特の感覚があるもので、
   あの蒲鉾なりに並んだ茶の樹の丸く膨らんだ頭を手で撫でて通りたいような
   誘惑を感じる
_(注3)槙=この場合、羅漢槙のこと。生垣によく用いられる
(8)静岡
 ・全滅したかのような報道をされていた市街は、
  一見したところ何事もなかったように見える
 ・停車場前の百貨店の食堂の窓から駿河湾の眺望と涼風を享楽しながら、
  食事をしている市民たちの顔を眺めても、非常時らしい緊張は見られず
 ・(百貨店の)屋上から見渡すと、なるほど所々に煉瓦の揺り落とされたのが指摘された
 ・停車場近くの神社(=静岡浅間神社?)で花崗岩製の鳥居が両方の柱とも
  見事に折れて、その折れ口が同じ傾斜角度を示して、同じ向きに折れていた。
  しかも、2つの折れ目の断面がほぼ同平面に近かった
  →これが一行の学者たちの問題になった
  =天然の実験室でなければ、こんな高価な実験は滅多にできない
  =貧乏な学者にとって、こうしたデータは絶好の研究材料になる
  →同じ社内にある小さな石の鳥居は事無きを得た
  =その鳥居の素材について話していると、居合わせた土地のおじさんが、
   「これは伊豆の六方石(注4)ですよ」と教えてくれた
  =玄武岩の天然の六方石を使ったものであり、
   天然の作ったものの強い一例かも知れない
 ・御濠(=駿府城の堀)の石垣が少し崩れ、その対岸の道路の崖も崩れている
  =人工物の弱い例
  →崖に立った電柱のところで崩壊の伝播が食い止められているように見える
  =理由はまだよくわからないが、事によるとこれは人工物の弱さを
   人工で補強することのできる一例ではないかと思われた
  →両岸の崩壊箇所が向かい合っているのもやはり意味があるらしい
 ・(静岡)県庁の入口に立っている煉瓦と石を積んだ門柱4本のうち、
  中央の2本の頭が折れて落ち砕けている
  =落ちている破片の量から見ると、どうもこの2本は両脇の2本よりも
   だいぶ(背丈が)高かったらしい
  =門番に聞くと、確かにそうだった
 ・新築の市役所の前に、青年団らしい一隊が整列し、誰かが訓示でもしているらしかった
  →やがて一同がわあっと歓声を揚げてトラックに乗り込み、
   風のごとくどこかへ行ってしまった
  →三島の青年団によって呼び起こされた自分の今日の地震気分は、
   この静岡市役所の青年団の歓声によって終末を告げた
  →帰りの汽車で陰暦十四日の月を眺めながら、一行の若い元気な学者達と、
   時を忘れて地球と人間とに関する雑談をした
(注4)伊豆の六方石
 火山活動によってできた柱状節理を、そのままの形で採掘したもの。
 柱状節理とは、マグマが冷えて固まる過程で柱状(伊豆六方石の場合六角柱状)に
 固まったもの。
 形も良く硬いため、縁石や庭石などに用いられている。

※この辺りは、寺田の魅力が存分に描かれているところと思われる。
 いろいろなところにアンテナを張っているし、ちょっとかわいらしいところもあるし、
 科学者の悲哀も漂わせてもいる。
 寺田はちょくちょく雑誌にこういった随筆を寄稿しているが、
 現代ではこういう文章のニーズがないのか、あまり目につかない
 (ワシの情報収集力が弱いだけかも知れないが…)。
 こういう世情だし、せっかくの理系総理大臣なのだから、
 らしさを発揮してもらいたいものなのだが…。
 しょせん、サラリーマン総理大臣に期待するだけ無駄ということか…。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-05-08

東京09R 八ヶ岳特別(4上1000万下 芝中)
  ◎ ④ショウナンアクロス
  ○ ⑦ステージプレゼンス
  ▲ ⑨ヒシカツジェームス
  △ ①ビンテージチャート

東京10R ブリリアントS(4上OP D中)
  ◎ ⑩キクノアポロ   鞍上も魅力
  ○ ⑦シビルウォー   左回り得意
  ▲ ④クリーン      鞍上相性絶好
  △ ②ピサノエミレーツ この斤量なら

東京11R NHKマイルC(3歳GⅠ 芝短)
  ◎ ⑬グランプリボス
  ○ ①リアルインパクト
  ▲ ⑨ヘニーハウンド
  △ ⑪テイエムオオタカ
 本命、対抗は単純に朝日杯フューチュリティSの1、2着馬で。
 どっちも東京での実績を持っているし、正直あまり勢力図が変わってないと見た。
 3番手には、2戦2勝で重賞も勝っている⑨。
 未知の距離への挑戦となるが、東京コースは実績があるので、
 距離さえこなせば一気の戴冠まであるのでは、と見る。
 あとは、相手なりに走れる感じの⑪を押さえておく。

東京12R みらい賞(4上1600万下 芝短)
  ◎ ⑦セイウンジャガーズ
  ○ ③モンテフジサン
  ▲ ⑩エオリアンハープ
  △ ⑫ケニアブラック

京都09R 矢車賞(3歳500万下 芝中)
  ◎ ③グルヴェイグ
  ○ ⑩サクラプリエール
  ▲ ①ニシノテキーラ

京都10R 白川特別(4上1000万下 芝長)
  ◎ ⑤マツリダガッツ
  ○ ①ハートシューター
  ▲ ②マナクーラ

京都11R 都大路S(4上OP 芝中)
  ◎ ⑨ブラストダッシュ   前走評価して
  ○ ⑪ミッキーパンプキン OP実績買って
  ▲ ⑧ミッキードリーム   ヒラOPなら

新潟10R わらび賞(3歳500万下 D中)
  ◎ ②タマモブラウン
  ○ ⑭カレンジュニオ
  ▲ ⑬ファイアアロー
  △ ⑥ニーロ

新潟11R 新潟大賞典(4上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑨タッチミーノット
  ○ ②マイネルゴルト
  ▲ ⑬サンライズベガ
 本命は、前走大阪杯で惜しい内容だった⑨。
 レコード勝ちのヒルノダムールにコンマ2秒差まで詰め寄っており、
 近走内容も充実している。安定感もあるので今回もやってくれるはず。
 対抗には、昇級戦となる②。
 にもかかわらずけっこう力を見込まれてるし、
 その裏付けとして今年に入ってからの成績の充実ぶりが印象的だ。
 3番手には、前走で重賞制覇を果たした⑬。
 間隔こそ空いたが、もともと重賞戦線で勝ち負けしている馬なので、
 このメンバーならいきなりでも戦える地力は持っていると見るが…。

新潟12R 飛竜特別(4上500万下 芝短)
  ◎ ⑭カリスマテーラー
  ○ ⑥スイートライラ
  ▲ ⑩トシザレイクブルー

「新・中央競馬予想戦記」 2011-05-07

東京09R 高尾特別(4上1000万下 芝短)
  ◎ ⑦オルトリンデ
  ○ ⑰シャドークロス
  ▲ ⑬ストロングロビン
  △ ⑥シングンレジェンド

東京10R 丹沢S(4上1600万下 D中)
  ◎ ⑩リバティバランス
  ○ ④フリソ
  ▲ ⑮ルグランヴォヤージ

東京11R プリンシパルS(3歳OP 芝中)
  ◎ ⑩トーセンレーヴ  今度こそ
  ○ ⑰ディープサウンド 前走惜しい内容
  ▲ ⑱ステラロッサ    この相手なら
  △ ⑮ダノンシャーク   東京こなせば

京都09R 御池特別(4上1000万下 D短)
  ◎ ⑯アイディンパワー
  ○ ⑤ペガサスヒーロー
  ▲ ⑫メイショウヤワラ

京都10R 高瀬川S(4上1600万下 D短)
  ◎ ⑫デイトユアドリーム
  ○ ⑥サウンドアクシス
  ▲ ②ジートップキセキ

京都11R 京都新聞杯(3歳GⅡ 芝中)
  ◎ ⑫レッドデイヴィス
  ○ ⑤クレスコグランド
  ▲ ①ダノンフェニックス
 本命は、重賞2勝でもセン馬なのでGⅠはどこも使えない⑫。
 京都実績も高いし、少なくとも実績では1枚上手だ。
 対抗には、連勝でOPクラスに昇格した⑤。
 鞍上強化も魅力的だし、距離実績もあるのが強みと言える。
 3番手には、前走⑤の2着だった①。
 そもそもOPすら走ったことない馬の方が多いこのメンバーなら、
 OP4着(すみれS)でも充分足りるのでは、と見る。

新潟10R 二王子特別(4上500万下 芝中)
  ◎ ⑥アスカクリチャン
  ○ ⑦アドマイヤコスモス
  ▲ ②ヨシステップ

新潟11R 八海山特別(4上1000万下 D短)
  ◎ ⑨シゲルカサギヤマ
  ○ ⑧シセイハヤテ
  ▲ ⑪ラガーリンリン
  △ ①ウララカ

新潟12R 五泉特別(4上500万下 芝短)
  ◎ ③チャームポット
  ○ ⑩サクラエクスプロー
  ▲ ⑪ドリームヒーロー
  △ ②ディアエンデバー

映画 『神々と男たち』(☆☆☆)

「不倶戴天」という言葉ある。
「倶(とも)に天を戴かず」という語の通り、
同じ天の下には一緒に生きられないほど仲が悪いことを示す言葉である。
信心もなく、宗教のことにはとんと疎いワシから見れば、
キリスト教とイスラム教なんてまさに「不倶戴天」にしか
見えないわけである。
しかし、ここのケースを見ると決してそうではないということが、
この映画を見るとわかる。

アルジェリアはもともとイスラム教国だが、
フランスの侵略を期にキリスト教が流入してきた。
少なくとも今作で描かれている村では、
キリスト教修道士とイスラム教村民はうまくやっていた。
というより、村唯一の医師を抱える修道院は、
村にとって貴重な存在ですらあった。
修道士側も村人を教化するでもなく、
ただひたすら己を高めることに精励しているようだった。
しかし当時のアルジェリアは、
フランス寄りの政府軍とイスラム原理主義者
(以下イスラム軍)による内戦の最中。
戦火はやがて、村をも巻き込むことになる。
もともとフランスから来ている修道士たちに、
国外退去か残留かの選択が迫られる中、
最初の事件が起こる。
イスラム軍が医師でもあるリュック(マイケル・ロンズデール)を
さらおうとする。
戦闘によりケガ人が出ているからだ。
しかし、周囲の村にとっても彼の存在は貴重であり、
修道士達をまとめるクリスチャン(ランベール・ウィルソン)は
「診療に来た者は拒まないが、周りの村のためにも連れて行かれるのは困る」
として、彼らの要求を突っぱねる。
とはいえ状況はどんどん悪くなり、修道士たちは政府、村人、イスラム軍の
三者の間で板挟みのようになってしまう。
果たして国の、村の、そして修道士たちの運命は…。

宗教的なことはワシには全然わからんが、
例えば、今福島第一原発で働いてる人たちは、
きっと彼らのような気持ちでいるんだろうな、と思う。
命を賭けるっていう覚悟をするまでって、とっても大変だと思うし
(原発の人がそこまで覚悟してるかはわからんが…)、
確かにもし逃げたとしても現地のことが気になって
結局落ち着かないんだろうな、とも思う。
しかも映画自体実話がベースで、
いまだにこの問題はアルジェリアに影を落としている。
宗教人が主役でもあり、対立の構図の根には宗教問題もあるが、
この映画自体は命のありようがテーマ。
そういう意味では、結構タイムリーな作品ともいえる。

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(15)

4/30の結果
 7勝(陣馬特別、立夏S、青葉賞、あやめ賞、鴨川特別、桃山S、高田城特別) 2敗
  回収率 123.6%

5/1の結果
 5勝(府中S、鷹ヶ峰特別、錦S、いぶき賞、谷川岳S) 1分(スイートピーS) 5敗
  回収率 152.9%
  年間回収率 77.0%
  通算回収率 71.3%


各レースの反省

4/30東京09R 陣馬特別(○)
 対抗評価のタニノエポレットが勝利。
 本命のゴールドスパークルも昇級初戦と休み明けにしては3着と能力を見せたが、
 1000万下実績と順調に使われているか否かの差が出たか。
 タニノエポレットは、脚質が脚質だけに今後も本命にしにくいんだけど、
 今は調子が良さそうなのでいちおう相手次第ということで…。
 ゴールドスパークルの方は、近走順位を見てもいかにも先行馬っぽい感じの
 着順をしぶとく拾う感じの競馬が続くことだろう。
 昇級するまでは複勝で買う方がて手堅い、というかそういう馬であって欲しい。
4/30東京10R 立夏S(○)
 1番人気のピューターが勝利。東京コースでも普通に走れるってことね。
 それとも、4歳になっていよいよ本格化っていうことなのかも知れない。
 勢いが出てきた感じなので、次も相手次第では面白い。
 本命のケイアイダイオウはなんとか3着をキープ。
 基本的にはスプリンターなのかな。
4/30東京11R 青葉賞(○)
 6番人気のウインバリアシオンが勝利。
 実はメンバー中2頭しかいないOP勝利実績馬のうちの1頭なので、
 それなりに勝負強さはあるのだと思われる。
 2着に3番手評価のショウナンパルフェが、
 3着に4番手評価のトーセンレーヴが入りワイドはゲットしたものの、
 本命のヴァーゲンザイルは7着に敗れる。
 位置取りが安定してないところを見ると、
 三浦騎手はまだこの馬のことを掴めてないのかも知れない。
 馬の力を知るためにも1度ベテラン騎手に乗せてみるのもいいかもしれない。
 上位2頭は、権利こそ取ったものの本番でいらないかなぁ…。

4/30京都09R あやめ賞(○)
 これは順当、てゆーかようやく勝ち上がったかという印象。
 やや勝負弱いところはあるが、今回は実力上位だったということ。
 秋まで休むようだから、さらなる底上げを期待したいところだ。
4/30京都10R 鴨川特別(○)
 対抗評価のエドノヤマトが勝利。
 園田時代から続く4連勝は伊達ではないということだろう。
 ただ、持ち時計が相変わらずイマイチなので、今後はさすがに厳しいか。
 本命のエイシンサクセスは、出遅れながらも3着をキープ。
 次も期待していいが、出遅れが一過性であることを祈る。
4/30京都11R 桃山S(○)
 3番手評価のメダリアビートが勝利。
 本命のソリタリーキングも2着に入り、まぁ順当な結果に。
 平坦ダートでの安定感はメダリアビートの方が相当高いので、
 時計勝負に持ち込めた今回はコッチに分があったということか。
 今回どっちも休み明けだったので、昇格するメダリアビートも
 上がり目期待で次も期待していいケースはあると見る。

4/30新潟10R 荒川峡特別(×)
 1年ぶりのレースだったシャンギロンゴが勝利。
 3番人気だとしても、ちょっと買えないなぁ。
 本命のサクラボールドは危うく2着。
 芝ではなかなか勝ち切れないが、ここ2戦で芝でやれることは証明できた。
 ローカルならまだまだ追って行っていい馬だろう。
4/30新潟11R 鏑矢特別(×)
 7番人気のバイラオーラが勝利、
 12番人気のメイショウナナボシが2着に入り、馬連万馬券の波乱。
 バイラオーラは、ひょっとすると今まで馬体重が重すぎたのかもしれない。
 まぁ、足元に不安があるようなので、
 強い調教をなかなかつけられないようだから仕方ないのだろうが、
 今後もその辺りに注目が必要だろう。
 本命に推したリネンパズルは6着に敗れる。
 1000mの持ち時計はイマイチだが、1200mの持ち時計は戦えるものを持っているので、
 コーナリング力を活かせる方が良いのかもしれない。
4/30新潟12R 高田城特別(○)
 これは順当。
 シャインエフォートは、500万下ですでに2勝しているのだから、
 このクラスではそうそう負けてもいられないだろう。
 鞍上は、丸山騎手に固定しても良いかも知れない。
 1000万下でも3着したことはあるので、次もいちおう相手次第では。

5/1東京09R 府中S(○)
 6番人気のレインフォーレストが勝利。
 1年近く勝ちから遠ざかっていたとはいえ、
 メンバー中唯一1600万下での勝利実績がある馬。
 改めて力のあるところを示したということになるだろうか。
 かと言って、昇級即通用ということでもないんだけど…。
 本命のミカエルビスティーは手堅く2着をキープ。
 ようやくクラス慣れしてきたところに、降級の時期が近付いている。
 もう1回使ってくるかなぁ…。
5/1東京10R アハルテケS(×)
 3番手評価のブライトアイザックが勝利も、
 15番人気のトーホウオルビス連れてくるとかなぁ…。
 カジノドライヴは、1年ぶりにレースを使って地力を取り戻したようだ。
 もともと力のある馬だけに、今後は勝ち負けまで行けると思う。
 本命のナムラタイタンは5着止まり。
 近頃馬体重の変化が激しいのが原因かもしれない。案外繊細な馬のかも…。
5/1東京11R スイートピーS(△)
 対抗のアカンサスが勝利。
 2着も3番手評価のシシリアンブリーズが入るも、
 人気順だったこともありトリガミ。
 どっちも権利を取ったものの、正直本番で使える馬かって言うと、ねぇ…。
 本命に推したプリンセスキナウは11着に惨敗。多分ダート馬だね、彼女。

5/1京都08R 鷹ヶ峰特別(○)
 本命で5番人気のヒカルジョディーが勝利。
 前走が良かったので、いい時期に入ってるということだと思う。
 しかし、時計が平凡なので昇級即通用とは行かないだろうなぁ。
5/1京都09R 舞鶴特別(×)
 人気順で来てるのに、どれにも印打ってないっていうね…。
 勝ったトウショウフリークは、スイープトウショウの半弟。
 ココにきてようやく本格化&良血開花ということだろうか。
 勢いは相当なものだろうが、次も勝てるかというと…。
 いちおう相手次第ということで…。
 本命に推したコウユーヒーローは7着に敗れる。
 追い込み馬の悲哀というか、不発だと見せ場ナシになっちゃうんだよねぇ。
 それに、レースを作って行くこともできないし…。
 鞍上が力不足とは思いたくないが…。
5/1京都10R 錦S(○)
 対抗評価のガンダーラが勝利。
 本命のブレイブファイトも2着に入り、まぁ順当な結果に。
 昇級戦とはいえ、平坦馬場ではガンダーラの方に分があったということか。
 距離もこの具体が良いので、
 マイルチャンピオンシップに向かってさらなる上積みを期待したい。
 一方ブレイブファイトは、舞台を選ばない器用さがあるので、
 すぐに順番が回ってくると思われる。
5/1京都11R 天皇賞(春)(×)
 ヒルノダムールは、大阪杯見て絶対中距離馬だと思って切ったのに…。
 ヨーイドンの展開になったら、来ちゃうよねぇ…。
 ジェントゥーは、むしろ自分の競馬にして行った方が良かったんだろうけど、
 今回みたいな走り方が普段の競馬だとすれば、
 そういう感じじゃあないよねぇ。ま、運が無かったということで…。
 こうやって考えると、去年の皐月賞のレベルの高さ、尋常じゃないよねぇ…。
5/1京都12R いぶき賞(○)
 本命のグレープブランデーが勝利。
 3番手評価のボレアスが2着に入り枠連でゲット!
 グレープブランデーは確かに強いが、今回の大幅体重減は正直気がかり。
 ダービーも視野に入れてるみたいだが、芝よりも自分との戦いになりそうだなぁ…。

5/1新潟10R はやぶさ賞(×)
 3番手評価のビューティバラードが勝利。
 3歳だから仕方ないけど、時計は平凡。
 とは言え、鞍上は大野騎手があってるんだろうねぇ。
 本命のシゲルヒラシャインは、7着に敗れる。
 そもそも志の低い名前に問題があるんじゃ…(じゃあなんで買ってるし)。
 その辺はともかく、血統的にはもっと長いところが向きそうな気がするんだが…。
5/1新潟11R 谷川岳S(◎)
 ワイドパーフェクトで2,010円ゲット!
 勝ったのは対抗評価のリディル。
 2歳時にGⅡを勝つような大器が、ようやく復活といったところか。
 2000mでも良いレースをしていたが、本質はやはりマイラー。
 とは言え大病をしているわけだから、今後も大事に使って行ってもらいたい。
 本命のヒットジャポットは、本質的にはパワータイプっぽいし、
 休み明けでスタート勘まで鈍っていた様子。
 次では叩き一変と行っていて欲しいところだ。
5/1新潟12R 白馬岳特別(×)
 1年ぶりのレースだったスタッドジェルランが勝利。
 いくら平坦ダートが強いからって、こんなに休んでる馬は買えませんて。
 母方はまだまだ成長力のある血統なので、
 大事に使えばまだ上は目指せると思う。
 本命に推したトウショウロジックは6着に敗れる。
 隣のティアモブリーオの強引な飛び出しに出負け…。
 前行って何ぼな馬なのに、ああいうのはちょっと厳しいよなぁ…。

天皇賞(春)は完全に読み違えて取れなかったものの、
今年初の土日両日プラス収支で、年間80%目前まで来た。
取りこぼしが少ないのが、やはり大きいね。
今後もこういう感じで行けば、年間100%も充分と思うんだが…。
今週の買い方は以下の通りで。
 東京:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド
 京都:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 新潟:条件戦ー複勝1点買い OP以上=枠連

映画 『八日目の蝉』(☆☆☆☆)

終わり良ければ何とやら。
てゆーか、そこにいたるまでがちょっとなぁ…、な映画。
ヘタすりゃ、ひたすらダメ女とダメ男の
群像劇になりかねない展開だったからなぁ…。

基本的には、「生みの親より育ての親」っていう話で、
4~5割ぐらい回想の物語(原作はどうか知らんけど)。
で、赤ん坊を誘拐したのはもちろん悪いんだけど、
かと言って生みの親である恵津子(森口瑤子)に共感できるかって言うと、
旦那(田中哲司)を寝取られた挙句に、
立場が逆転した途端に陰湿な復讐をするような嫉妬の塊なんだよね。
誘拐した希和子(永作博美)は母親としては問題ないと見えるが、
衝動的で意志薄弱。
そして、さらわれた赤ん坊も成長して(井上真央)も、
希和子と同じく妻帯者(劇団ひとり)を好きになり…。

時間とは非情である。
恵津子と娘の恵理奈の間を引き裂いたのも時間であり、
恵理奈が薫であった頃のふるさとを奪ったのも、
また時間である。
であるがゆえに、ラストがグッと来るわけなんだが…。
その辺のうまい作りを、ワシとしては特に評価したいね。

映画 『ファンタスティックMr.FOX』(☆☆☆)

わざわざクレイアニメーションなんて手間のかかることやったり、
吹き替えや音録りも実際のシーンに近いところでやったり、
最新技術を使えばそう難しくもないことをやってるわけだから、
大人がマジメにバカやって作った映画としか思えない。
だが、そこがいい。
絵本のキャラクターがそのまま動き出してる感じとか、
メイキングで大の大人が野原を転げ回ったり、
実に楽しそうに作ってるし、
作品からもそれは滲み出してる。

内容はわりと平凡。
ワルだったキツネ(Mr.フォックス:ジョージ・クルーニー)が、
恋人(ミセスフォックス:メリル・ストリープ}の妊娠とともに、
一度は足を洗うのだが、そこは悪賢いキツネ。
一攫千金を狙って再び盗みに手を染める。
盗まれて怒った人間たちは、
Mr.フォックスはおろか付近の動物たちまで締め上げる。
動物vs人間の全面対決が始まるわけだが…。
でもこの話って、親子がわかり合う話の方が主軸っぽい。
親に似ず、全てイマイチのアッシュ(ジェイソン・シュワルツマン)を、
なかなか認めてあげられないMr.フォックス。
一方で、いつも拗ねてばっかりのアッシュに、
「お父さんだって、やればできるんだぞ」っていう所を見せたくて、
大きな家買ったり、豪勢な食料を持って帰ったり
(人間から盗むんだけど)して気を引こうとする。
要するに、ちゃんと親子してないわけ。
どこにでもありそうな話だよね。
たぶん親子(しかも父子)向けの映画だと思うわけ。
なのになんで単館系のみで上映なの?
もっと大きいハコでやれないもんかなぁ。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-05-01

東京09R 府中S(4上1600万下 芝中)
  ◎ ②ミカエルビスティー
  ○ ⑤ミッションモード
  ▲ ⑨マイネルグート

東京10R アハルテケS(4上OP D短)
  ◎ ③ナムラタイタン    リベンジの時
  ○ ②インペリアルマーチ 実力は優位
  ▲ ⑬ブライトアイザック  東京実績買って

東京11R スイートピーS(3歳OP 芝中)
  ◎ ⑫プリンセスキナウ
  ○ ③アカンサス
  ▲ ⑤シシリアンブリーズ
  △ ⑪アドマイヤアロング

京都08R 鷹ヶ峰特別(4上1000万下 芝短)
  ◎ ⑱ヒカルジョディー
  ○ ⑪メイショウサバト
  ▲ ⑫リキサンシンオー

京都09R 舞鶴特別(4上1000万下 D中)
  ◎ ⑦コウユーヒーロー
  ○ ③クラヴィコード
  ▲ ⑫ドリームアライブ

京都10R 錦S(4上1600万下 芝短)
  ◎ ⑭ブレイブファイト
  ○ ⑦ガンダーラ
  ▲ ③ホーカーハリケーン

京都11R 天皇賞(春)(4上GⅠ 芝長)
  ◎ ⑤[外]ジェントゥー
  ○ ⑨トゥザグローリー
  ▲ ④ローズキングダム
 本命は、フランスから参戦の⑤。
 日本の速い芝への対応がキーとなってくるが、
 4000mのGⅠ(カドラン賞)を勝っているようにスタミナは折り紙つき。
 天気が怪しいので、馬場が渋ればさらにチャンス拡大だが、
 純正ステイヤーが実質⑧1頭のこの状況なら良馬場でも足りると見る。
 対抗には、今年に入って重賞を連勝している⑨。
 福永騎手が騎乗停止で四位騎手に替わっているのが不安と言えば不安だが、
 著しく劣化しているわけではないし、馬自体の勢いで何とかなると見る。
 3番手には、ジャパンカップの繰り上がり勝ち以降今ひとつのレースが続く④。
 とはいえ、ここ2戦は今回と同等以上の斤量を背負って戦っているため、
 逆にこの斤量は慣れていると見ることもできる。
 菊花賞2着の実績もあるので、この距離もまあ何とかこなせるでしょう。

京都12R いぶき賞(3歳OP D中)
  ◎ ⑯グレープブランデー 地力上位
  ○ ⑦サウンドボルケーノ 相手なりに走る
  ▲ ⑫ボレアス        鞍上も魅力

新潟10R はやぶさ賞(3歳500万下 芝短)
  ◎ ⑤シゲルヒラシャイン
  ○ ⑥ヤマニンパピオネ
  ▲ ③ビューティバラード

新潟11R 谷川岳S(4上OP 芝短)
  ◎ ⑭ヒットジャポット 距離実績高い
  ○ ⑫リディル     馬体戻れば
  ▲ ②スズジュピター OPなら

新潟12R 白馬岳特別(4上1000万下 D中)
  ◎ ②トウショウロジック
  ○ ⑩ジェネラルノブレス
  ▲ ⑧シルクエステート

« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ