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2011 ユウマ的上半期映画評価総覧

2011年上半期だけで、何本観たか既に覚えてないので、
自分の復習という意味も含めて、
☆分布などをざっくりとチェック。
(☆=1作品 ★=5作品)

☆5つ
 モンガに散る
 英国王のスピーチ
 SUPER8/スーパーエイト

☆4つ
 ★★★☆

☆3つ
 ★★★★★★☆

☆2つ
 その街のこども 劇場版
 ヒア アフター
 悪魔を見た
 ツーリスト
 リセット
 アンノウン
 岳 -ガク-
 パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉
 キラー・インサイド・ミー
 孫文の義士団
 さや侍

☆1つ
 ファースター 怒りの銃弾
 
 デンデラ
 戦火のナージャ

今年はけっこうすごい勢いで観てるとは思ってましたが、
半年で64本ですから、年間で130本弱ぐらいのペースですね。

☆5つのうち、『モンガに散る』はやや甘いが、
残りの2本はけっこう王道というか、
アカデミー作品賞作品とスピルバーグ作品だから、
あんまり意外性がないかも知れない。
下期ではもう少し意外な、掘り出し物的ないい映画にめぐり逢えたらいいなぁ…。

一方の☆1つのうち、『戦火のナージャ』は、
続きものだって知っていたらもう少し見方があったかな、
と思うのですが(アナウンスがないこと自体は問題だと思うのだが…)、
残りの2本は甲乙つけがたいクソ映画っぷり。
ってゆーか、いい素材使ってるのに料理のしかたがまったくなってないっていうか、
金集めて作ってんだから何となく作るなよ、と思った2作品ですね。
とりあえず、これ以上☆1つは増やしたくないかな…。

下期は、
『ラスト・ターゲット』か『マイティ・ソー』からスタート。
どっちもすごく良さげって感じではないんですが、
扇情的な宣伝文句の『マイティ・ソー』よりは、
『ラスト・ターゲット』のミステリアスな雰囲気の方が期待感持たせてくれるよね。

映画 『SUPER8/スーパーエイト』(☆☆☆☆☆)

あれだけいろんな要素を盛り込んでるのに、
決して破綻してないし、
むしろどれも大事な要素に仕上げてるっていうのが、
やっぱうまいよねぇ。
あと、観客への情報の出し方の絶妙さとかね。
ジワジワと、そして確実に世界に引き込んで行くんだよね。
「ウォークマン」とか「8ミリカメラ」みたいな
懐古的なアイテムを出しながら、
決して懐古だけに終わっていないし、
むしろあの空軍のありようっていうのは、
今の東京電力とか原子力関係者のそれとオーバーラップして、
他人事として見られないリアリティがあるよね。
冒頭のニュース音声でスリーマイル島の話もちらっと出てくるし。

かといってメッセージ性もちゃんとあって、
ワシ的には「わかり合う」っていうところだと思うんだよね。
親子とか、
友達とか、
恋とか愛とか、
異星人とだって、
真摯に向かい合ったら分かり合える、
そう思わせる作品だと思うの。
『涙あり、感動あり、スペクタクルあり」
みたいな陳腐な宣伝文句が逆にとてもしっくりくる、
王道の、映画らしい映画。
スピルバーグの名前に負けない出来は、
少なくとも今年随一の映画だろうね。

映画 『戦火のナージャ』(☆)

何という親バカ映画(その分制作費を浮かせてる、とも言えるが…)。
しかも、なんか中途半端な終わり方するし。
結局、独ソ戦の厳しさしか伝わってこなかったわけだが、
そういう話は従来の戦争映画で嫌というほど見せつけてきたではないか。
きょうびの観衆は、戦争映画にそれ以上の何かを要求してるのであって、
正直ワシにそれは感じられなかったよ。
せっかくのタダ券が、無駄になってしまったよ。

映画 『処刑剣 14BLADES』(☆☆☆)

『孫文の義士団』と違って、
登場人物を絞っておいしいところを
わりとちゃんと割り振ってはいる。
しかしワイヤーアクションはともかく
(女性も出てるから動きのレベルを合わせるためと思って
目をつぶることにするレベル)、
CGの処理がそれっぽ過ぎて興ざめ。
CG使うんなら、もう少しわからないようにやってくれと。

世界観的には西部劇(実際中国西域が舞台になってるみたいだし)
の要素もミックスした武侠モノで、
明代が舞台とあって火薬もありでなかなかのカオスっぷり。
戦闘シーンなんかはアクションものなのでなかなか充実してはいるが、
顔のどアップが少々多すぎて、
ワイヤーアクションまで使ってやってる剣撃の流麗な流れが
ところどころ切れてしまうのが残念。
せっかくドニー・イェンが香港から積極的に発信していても、
今ひとつスタッフに恵まれてないと言うか…。
育成がうまくいってないのかしらねぇ…。

映画 『デンデラ』(☆)

正直、いろいろと納得がいかない映画。
特にアレなのは、結局自然の猛威がハンパなくて、
人間対人間がある意味どうでも良くなってしまってるところ。
結局、生きてたからなんだってことになってしまっているので、
身も蓋もないところに収まると言うね…。

もう少し、深い話をしてくれると思ってたのよ。
現代の閉塞した「男社会」のアンチテーゼとしての、
「女社会」的なモノを提示してくれるのかな、
とかさぁ…。
まぁ、監督も原作も男だからどだい無理な話なんだけど。
結局、歴史は男が作ってるってことですよ。
邪馬台国だって、結局男の学者が考える、
男社会のヒエラルキーで組み上げられてるわけだし、
則天武后だって男社会にまるまる乗っかってるわけだし。
デンデラのシステムだって、
ざっくり言えば共産主義なわけで、
要するに既存の男が作ったシステムをそのまま拝借してるだけだし、
「女社会」のシステムがまだ世界に現出してないから、
一から作られても困るっちゃぁ困るんだけどねぇ…。

広告に書かれてるようなメッセージ性はあんまりありません。
ただただ我々ちっぽけな人間は、 自然をなめてはならん。
そういうことだと思います。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-06-26

中山09R 汐留特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑪ヒシカツジェームス
  ○ ⑧コスモソーンパーク
  ▲ ⑦コスモマクスウェル

中山10R 鹿島特別(3上1000万下 D短)
  ◎ ⑯コパノカチーノ
  ○ ②ゴールドバシリスク
  ▲ ①ハンマープライス

中山11R 夏至S(3上OP 芝中)
  ◎ ①フィフスペトル  OPなら
  ○ ⑭オペラブラーボ 前走評価して
  ▲ ④ダイシンプラン  距離延長歓迎

阪神08R 南港特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑦アスカクリチャン
  ○ ②トップシャイン
  ▲ ⑩ヤマカツハクリュウ
  △ ④デンコウジュピター

阪神09R 皆生特別(3上1000万下 D短)
  ◎ ⑤アドマイヤロイヤル
  ○ ⑫ダイヤモンドムーン
  ▲ ⑦キモンレッド

阪神10R 尼崎S(3上1600万下 芝中)
  ◎ ④カワキタフウジン
  ○ ⑥トモロポケット
  ▲ ⑦ケンブリッジレーザ

阪神11R 宝塚記念(3上GⅠ 芝中)
  ◎ ②アーネストリー
  ○ ⑧ブエナビスタ
  ▲ ⑭トゥザグローリー
 本命は、休み明けを1つ叩いた②。
 前走は休み明けを無難にこなしているし、去年もこのレースで惜しい3着。
 とにかく相手なりに走れる馬であり、しかも安定感もあるので、
 勝ち切るというよりは連軸向きの馬と見る。
 対抗には、ドバイ帰りの前走を無難にこなした⑧。
 去年秋の成績を見ても、国内の牡馬とは互角以上にやれているし、
 阪神コース自体も相性自体は良いので、逆転も当然充分。
 3番手には、阪神コース3戦3勝、芝2200m2戦2勝と相性絶好の⑭。
 前走はさすがに距離が長すぎた感があるが、
 この距離は相性の良い距離のようなので、チャンスは充分と見る。

阪神12R ゆうき賞(3上1000万下 芝短)
  ◎ ③タマモコントラバス
  ○ ⑫マヤノリュウジン
  ▲ ⑥ショウナンカッサイ

函館10R 遊楽部特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑦イオス
  ○ ⑥ディオーサ
  ▲ ④メジロオードリー

函館11R 函館日刊スポーツ杯(3上1000万下 芝短)
  ◎ ⑥ティムガット
  ○ ②リキサンシンオー
  ▲ ⑬メタリック

函館12R 臥牛山特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑪ヴァンダライズ
  ○ ⑧アナバティック
  ▲ ⑦ツルミプラチナム

「新・中央競馬予想戦記」 2011-06-25

中山09R 銚子特別(3上500万下 D中)
  ◎ ⑯グランドシチー
  ○ ⑩メイショウパルマ
  ▲ ⑤ニューレジェンド

中山10R 安房特別(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑭ミッションモード
  ○ ⑫ゴールドスパークル
  ▲ ⑧モンテエン

中山11R 船橋S(3上1600万下 芝短)
  ◎ ⑬テイエムキューバ
  ○ ③レジェトウショウ
  ▲ ⑯サクラミモザ

阪神09R 香住特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ①キングウェールズ
  ○ ⑬タマモグランプリ
  ▲ ③クリサンセマム
  △ ⑪シゲルリジチョウ

阪神10R 京橋特別(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑧アドマイヤコスモス
  ○ ②ダノンスパシーバ
  ▲ ①ヤマカツゴールド

阪神11R 鳴門S(3上1600万下 D短)
  ◎ ⑨トーホウチェイサー
  ○ ②ナムラカクレイ
  ▲ ⑮ルティラーレ

函館10R 仁山特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑥ドリームピーチ
  ○ ⑤マンダリンレイ
  ▲ ⑧フレイムヘイロー

函館11R 竜飛崎特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ⑦コスモナダル
  ○ ⑥タイセイファントム
  ▲ ⑬ネオギャラクシー
  △ ④プレシャスジェムズ

函館12R 奥尻特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑦シャイニーブレーヴ
  ○ ⑫マイファーストラヴ
  ▲ ⑤マイネルインゼル

映画 『ロシアン・ルーレット』(☆☆☆)

福本伸行ワールド的な洋画。
ただ、賭ける側と賭けられる側の関係がわりと近いので、
その辺がまた福本作品と違うドロドロ感を醸し出してるわけだが…。

今作の主人公ヴィンス(サム・ライリー)は、
言うなればまじめなカイジといったところか。
病身の父を抱える貧乏な家族のために仕事をして、
なんとか生計を立てているが、
ある日仕事先で大金を稼げる話を立ち聞きした彼は、
よくわからないままその現場に向かう。
そこで知らされた金儲けの方法は、
『ロシアン・ルーレット』というギャンブルに勝ちぬくことだった。
これは、我々のよく知るそれとはちょっと違う、以下のようなルール。
・プレイヤー(今回は17人)は、輪になって並ぶ
・プレイヤーにはリボルバー拳銃1丁がそれぞれに渡される
・プレイヤーには、1ラウンド目に1発、2ラウンド目には2発と、
 それぞれに銃弾を渡される
・プレイヤーは、渡された銃弾をじゅうに込め、リボルバーを回し、
 自分の前にいるプレイヤーを銃で狙う
・ランプの点灯とともに引き金を引く
自分の運命を自分で決めるわけではないので、
我々の知るそれよりも恐怖度が高いとも言えるこのギャンブルを、
ヴィンスは勝ち抜くことはできるのか…。

ゲーム自体の終わりがわりと早く、余韻が長いのかと思ったら、
さこからがある意味本番というか、
「遠足は家に着くまでが遠足」じゃないけど、
目的がなんだのかを考えればむしろここからが本番とも言えるわけで…。
ちょっと切ないエンディングと、
ゲーム中の異様な緊張感がウリの作品だが、
ジェイソン・ステイサムとかミッキー・ロークとか出てるわりには、
アクション色はまるでゼロ。
そういうのを求めてる方には断じて勧めません。
ワシ的には、こういう緊張感のある映画、キライじゃないけど、
それこそ福本作品に触れてしまった人間なら、
そう目新しい感じは受けないのではないだろうか。

映画 『127時間』(☆☆☆)

うぅん…、フツー。
極限の状況で人生を振り返るっていうストーリーラインは、
『スラムドッグ$ミリオネア』とそう変わらないし、
話にもそんなに裏がないって言うか、
基本的に主人公(アーロン:ジェームス・フランコ)の一人語りだし。
しかも、状況が状況だからラストもある程度想像できるし。

時期的に言えば、タイムリーなメッセージなんだろうけど、
正直もう聞き飽きたって言うか、
むしろ「前に進むためには諦めなきゃいけないモノだってある」
っていう捉え方だってできる映画なわけで…。
まぁ、それはそれでタイムリーなのかも知れんが。
☆は、やや甘めで。

映画 『スカイライン -征服-』(☆☆☆)

まぁ、案の定パニックムービーでしたわ。
でも主人公の関わり方がちょっと変わってたのが、
ちょっと良かったかな。
『宇宙戦争(トム・クルーズの)』の結末とかよく知らんのやけど、
今作では宇宙船とかが惜しげもなく出てくるので、
そういう意味では観てて飽きない作りだし、
ラストもちょっと面食らった。
ただ、『第9地区』とかのような深みがないので、
観終わってもたいした余韻はないけどね。

それにしても、『トランスフォーマー ダークサイドムーン』とか、
『世界侵略 LA決戦』とか、
アメちゃんはこのご時世に何に怯えてらっしゃるんだか。
それとも、何かから目を背けさせようとしてるんですかねぇ…。

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(22)

6/18の結果
 7勝(佐倉特別、袖ヶ浦特別、総武S、三宮特別、八甲田山特別、HTB賞、基坂特別)
 2敗
  回収率 172.2%

6/19の結果
 3勝(鹿野山特別、出石特別、五稜郭S) 6敗
  回収率 102.5%
  年間回収率 80.4%
  通算回収率 71.7%

各レースの反省

6/18中山08R 佐倉特別(○)
 4番人気のマイネルネオハートが勝利。
 この距離での連対実績がモノを言ったとは思えないけど…。
 本命のラストノートは、半馬身及ばず2着。
 いい脚は持ってるけど、勝ったマイネルネオハートは
 それより前前でほぼ同じ脚を使ってるんだから、今回は運がなかったということか。
6/18中山10R 袖ヶ浦特別(○)
 8番人気のスプラッシュエンドが勝利。
 斤量が軽くて前走が良い内容だったからといっても、
 そもそも芝実績がないからねぇ…。
 本命のツーデイズノーチスは、またしても半馬身差の2着。
 減り過ぎってことも無いと思うんだけどねぇ…。
 前に行ってもそれなりの脚で上がってこれるんだから、
 前で競馬するのが良いんだろうけど、
 もしかすると1200mはちょっと短いのかもしれない。
6/18中山11R 総武S(○)
 対抗評価で2番人気のエイシンダッシュが勝利。
 今回は使われている強みが出たということだろう。
 本命のニホンピロアワーズは、ここでも半馬身差の2着。
 半年の休み明けで、やや動きが鈍かったか。
 安定感はあるので、次も人気になるだろうし、期待もできる。

6/18阪神09R 城崎特別(×)
 1番人気のパルラメンターレが勝利。
 安定感こそあるけど、休み明けだし対古馬戦1回しかしてなくて、しかも惨敗だし、
 といった理由で軽視したんだけどねぇ…。
 前行ってあの脚で快走されたらちょっと捕まえられませんね。
 本命に推したオリエンタルコールは9着に惨敗。
 馬体が減り続けてたのがなぁ…。
 せめて450㎏ぐらいまで戻ってこないと、ちょっと買いにくいかなぁ…。
6/18阪神10R 三宮特別(○)
 対抗評価で1番人気のミッキードリームが勝利。
 前走OPで惜しい内容をしていただけに、ここでは格上だったということか。
 本命のシースナイプは惜しくも2着。
 今回は相手が悪かったということだろう。
6/18阪神11R ストークS(×)
 2番人気のエアラフォンが勝利。
 安定感もあるし昇級即降級だが、
 さすがに斤量が見込まれ過ぎたかな、と思ったんですが…。
 持ち時計も更新し、改めてオープン昇級。
 連勝の勢いもあるので、面白い存在になりそうだ。
 本命に推したブレイブファイトは9着に敗れる。
 これまでの良さがなりを潜め元気のないレース。
 馬格もあるし斤量を気にするタイプではなさそうだが…。

6/18函館10R 八甲田山特別(○)
 2番人気の本命タウレプトンが勝利。
 休み明けの3歳馬だが斤量の助けをもらっているし、
 3歳限定戦とはいえ500万下で惜しい競馬もしていたので、
 いきなりでも勝負になると踏んではいたが…。
 ただし、時計はまだまだ水準以下。成長力には期待したいが…。
6/18函館11R HTB杯(○)
 2番人気で本命のエドノヤマトが勝利。
 前走勝利時「持ち時計が物足りない」と書いたが、
 洋芝製で芝質の重い函館ではそう不利にならないのだろう。
 夏、北海道に滞在ならOPまで登ってくる可能性は充分にある。
6/18函館12R 基坂特別(○)
 2番人気の本命シシャモチャンが勝利。
 休み明けとはいえ、もともと相手なりに走れる馬だし、
 函館実績もある馬なので、いきなりでも狙ってみたが…。
 時計もそう悪くないので、次の昇級戦も函館ならいきなり期待していいかも。

6/19中山09R 鹿野山特別(○)
 5番人気のニシノメイゲツが勝利。
 戦積が極端なので、当てにしにくいこの馬。
 全2勝を挙げている北村宏司騎手の好判断で前めに競馬したのが、
 今回は良かったのかもしれない。
 ただ、中途半端な着順が取れない馬なので、次も当てにはしにくいなぁ。
 本命のゲームマエストロは、惜しくも2着。
 先行馬に止まらずに走られたら、ちょっと差しようがないかな…。
 それとも、中山の坂はさすがにきつすぎるのか…。
6/19中山10R 利根川特別(×)
 4番手評価のトーセンアレスが勝利。
 半年以上の休み明けを嫌って評価を下げていたんだが、
 やはりこの距離が相当向くのだろう。
 距離の可能性を求めるなら遠征もあると思われるが、
 新潟ならまだ1,800mで使っていられるので、その辺りをどう考えて行くのか…。
 本命のファストワーカーは8着に惨敗。
 主戦の横山典弘が乗っていればもう少し前にいても良かったかもしれないが、
 それにしても古馬との差がちょっと大きかったかも知れない。
6/19中山11R バーデンバーデンC(×)
 対抗のケイアイアストンが勝利。
 本命よりも持ち時計で利があった分の勝利と言えるかもしれない。
 その本命であるシャウトラインは3着。
 ワイドなら当たってたんだけどなぁ。
 シャウトラインは6番人気だったから配当も悪くなかったんだけど…。
 坂のある競馬場だと、末が甘くなってしまうタイプのかもしれない。

6/19阪神08R 鶴橋特別(×)
 3番人気のファイブイーグルが勝利。
 負けが込んでたから軽視してたんだけどなぁ…。
 ただ、時計は相変わらず水準以下なので、まだまだ苦難は続くように思われる。
 本命のナリタプラチナは3着止まり。
 坂があっても戦えないわけではなさそうだが、
 それでもちょっと末が甘くなるのだろうか。
6/19阪神10R 出石特別(○)
 本命のエーシンダックマンが人気に応え勝利。
 OPから2階級も下がったわけだから、ココはさすがに格が違ったということか。
 特に今回は鞍上も良く、今後も乗ってくれればOP復帰も充分ありうるだろう。
6/19阪神11R マーメイドS(×)
 対抗評価のフミノイマージンが勝利。
 やはり、牝馬限定戦では実力上位ということか。
 今後も、牝馬限定戦ならOPでも勝ち負けする能力は充分だ。
 3番手評価のイタリアンレッドが惜しくも4着でワイドゲットはならず…。
 本命のアスカトップレディは、7着に敗れる。
 OPでは、まだまだ力不足なんですかねぇ…。

6/19函館10R 湯川特別(×)
 4番手評価のアキノカウンターが勝利。
 さすが、全国リーディング1ケタの丸山騎手は乗れてる、ということか。
 
 それとも、もともと1000万下でも連対する力はあるだけに、
 ここは格上だったということかも知れない。
 本命のヒットメーカーは、ようやくの3着。
 前残りの競馬になったため、苦しい競馬になってしまった。
 それでもここまで差し込んできているのだから、
 展開次第では順番が回ってくることもあるだろう。
6/19函館11R 五稜郭S(○)
 対抗で5番人気のホッカイカンティが勝利。
 半年ぶりのレースとはいえ前走は惜しい内容だったし、
 斤量もそれなりに見込まれているから、ある意味実力通りといったところか。
 本命のブリッツェンは、惜しくも2着。
 ちょっと距離が長かったのか、休養で馬体が緩んでしまったのが悪かったか…。
 絞れたら、ひとまずもう1回狙ってみる価値はありそうだが…。
6/19函館12R 道新スポーツ杯(×)
 対抗評価のテイエムオオタカが勝利。
 これは、使ってきている強みがキャリアを上回った結果かも知れない。
 本命のクレバーサンデーは、なんとか3着をキープ。
 ちょっと重かったかなぁ。
 昇級初戦を無難にこなしたとも言えるので、
 絞れてくればすぐにも順番が回って来そうな気もする。

週間プラス収支で、年間回収率も80%突破。
夏競馬の初戦は、まず順調に入れた。
とはいえ、年間100%突破となると、
今週ぐらいの水準をややしばらく続けなければならないわけで…。
まだまだ先は長いですな。
6/25、6/26の買い方は以下の通り。
 中山:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド
 阪神:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド
 函館:条件戦=単勝1点買い OP以上=枠連

「新・中央競馬予想戦記」 2011-06-19

中山09R 鹿野山特別(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑤ゲームマエストロ
  ○ ⑨シャイニンアーサー
  ▲ ⑧マイネルグート

中山10R 利根川特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ①ファストワーカー
  ○ ③ホクトスワン
  ▲ ②ウインマリアベール
  △ ④トーセンアレス

中山11R バーデンバーデンC(3上OP 芝短)
  ◎ ⑤シャウトライン   前走惜しい内容
  ○ ⑧ケイアイアストン  鞍上魅力
  ▲ ④ダイワマックワン 距離実績高い
  △ ⑥サクラベル     斤量恵まれた

阪神08R 鶴橋特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑥ナリタプラチナ
  ○ ②シンボリアミアン
  ▲ ④ナイスミーチュー

阪神10R 出石特別(3上1000万下 芝短)
  ◎ ②エーシンダックマン
  ○ ③キョウワマグナム
  ▲ ⑧ピースピース

阪神11R マーメイドS(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ①アスカトップレディ
  ○ ⑧フミノイマージン
  ▲ ⑥イタリアンレッド
 本命は、1600万下を勝ったが4歳なので即降級の①。
 ただ、連勝中と勢いがあるし、一応格上挑戦なので斤量も恵まれている。
 安定感もあるし、馬場が渋っても実績があるので頼りになる。
 対抗には、福島牝馬Sを勝っている⑧。
 前走は牡馬の一線級が出ていた金鯱賞だったので案外な成績だったが、
 今回はまた牝馬限定戦に戻るので改めて期待だ。
 3番手には、鞍上強化で勝負気配の⑥。
 休み明けを1つ叩いた上積みにも期待したいところだ。

函館10R 湯川特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑦ヒットメーカー
  ○ ⑥マイファーストラヴ
  ▲ ⑬ダッシュアキチャン
  △ ⑩アキノカウンター

函館11R 五稜郭S(3上OP 芝中)
  ◎ ④ブリッツェン   連勝の勢いで
  ○ ③ホッカイカンティ 前走惜しい内容
  ▲ ⑤リリエンタール  鞍上魅力

函館12R 道新スポーツ杯(3上1000万下 芝短)
  ◎ ⑧クレバーサンデー
  ○ ⑫テイエムオオタカ
  ▲ ⑨フレッドバローズ
  △ ⑥ミスベルツリー

「新・中央競馬予想戦記」 2011-06-18

中山08R 佐倉特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑤ラストノート
  ○ ⑦ハイマーク
  ▲ ①マイネルゲネラール

中山10R 袖ヶ浦特別(3上1000万下 芝短)
  ◎ ⑫ツーデイズノーチス
  ○ ⑩ウインバンディエラ
  ▲ ⑨アイアンデューク

中山11R 総武S(3上1600万下 D中)
 (⑦マイネルオベリスク出走取消により変更)
  ◎ ①ニホンピロアワーズ
  ○ ⑩エイシンダッシュ
  ▲ ③インフィニットエア

阪神09R 城崎特別(3上500万下 D中)
  ◎ ⑨オリエンタルコール
  ○ ⑪マキハタビリケン
  ▲ ③スペシャルロード

阪神10R 三宮特別(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑥シースナイプ
  ○ ③ミッキードリーム
  ▲ ⑤カネトシディオス
  △ ⑧テキーラ

阪神11R ストークS(3上1600万下 芝短)
  ◎ ⑫ブレイブファイト
  ○ ⑦リーチコンセンサス
  ▲ ⑪タガノエルシコ
  △ ④ドリームゼロワン

函館10R 八甲田山特別(3上500万下 芝長)
  ◎ ②タウレプトン
  ○ ①バンダムラディウス
  ▲ ⑥トキノヤマトボシ

函館11R HTB杯(3上1000万下 芝中)
  ◎ ④エドノヤマト
  ○ ⑥レインボーダリア
  ▲ ⑦ダイアナバローズ

函館12R 基坂特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑪シシャモチャン
  ○ ⑬アドマイヤサーフ
  ▲ ⑨サクラゴスペル

「新・中央競馬予想戦記」2011年第6開催&上半期を振り返って

第6開催を振り返って
東海Sの好回収で以下のカテゴリーが好成績
  (1)3歳以上戦
    (13戦通算 141.5%)
  (2)重賞
    (重賞全体:10戦通算154.7% :4戦通算0.0% 
     :3戦通算276.2% :3戦通算185.6%)
  (3)ダート
    (D全体:29戦通算13.3%
     D短距離:16戦通算46.3% D中長距離:13戦通算246.5%)
②芝中距離が今ひとつの成績
  (17戦通算 44.3%)

上半期を振り返って(主にデータ編)
①年齢別
  (1)3歳限定:87戦通算 79.1%
  (2)3歳以上:13戦通算 141.5%
  (3)4歳以上:287戦通算 73.8%
②条件別
  (1)500万下:88戦通算 81.3%
  (2)1000万下:100戦通算 56.7%
  (3)1600万下:83戦通算 51.1%
  (4)オープン:51戦通算 65.7%
  (5)重賞全体:65戦通算 109.5%
  (6)GⅢ:33戦通算 53.9%
  (7)GⅡ:22戦通算 207.8%
  (8)GⅠ:10戦通算 71.9%
③馬場別
  (1)芝全体:268戦通算 82.7%
  (2)芝短距離:125戦通算 77.0%
  (3)芝中距離:109戦通算 83.9%
  (4)芝長距離:34戦通算 102.3%
  (5)ダート全体:112戦通算 73.2%
  (6)D短距離:49戦通算 41.5%
  (7)D中長距離:63戦通算 98.4%
④競馬場別
  (1)中山競馬場:37戦通算 56.3%
  (2)東京競馬場:83戦通算 59.2%
  (3)京都競馬場:90戦通算 84.6%
  (4)阪神競馬場:65戦通算 76.8%
  (5)小倉競馬場:66戦通算 100.0%
  (6)新潟競馬場:48戦通算 .87.4%

今年は、いつもの年よりもいい感じに推移しているので、
特に悪いと言えるのはダートの短距離ぐらい。
条件別で言えば、1000万下や1600万下、GⅢの悪い分を、
GⅡであらかた賄ってしまっている。
競馬場別で言うと、西高東低の傾向。
ローカル開催が今のところけっこういいので、夏競馬での上積みに期待したいところだ。

最後に、6/18と6/19の買い方を…
 中山:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 阪神:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド
 函館:条件戦=単勝1点買い OP以上=枠連

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(21)

6/11の結果
 5勝(くちなし賞、オアシスS、あずさ賞、灘S、栃尾特別) 5敗
  回収率 99.3%

6/12の結果
 2勝(エーデルワイスS、鳥海山特別) 7敗
  回収率 41.5%
  年間回収率 78.9%
  通算回収率 71.6%

各レースの反省

6/11東京08R 東京ジャンプS(×)
 8番人気のマジェスティバイオが勝利。
 2着に12番人気のマサノブルースが、
 3着に9番人気のビーアウェイクがそれぞれ入り、馬連万馬券の波乱。
 とりあえず、重馬場のせいにしておきたいなぁ…。
 本命のランヘランバは6着に敗れる。
 さすがにちょっと馬体重が減り過ぎだったなぁ。
 中山グランドジャンプに向けて、馬体の立て直しが急務だろう。
6/11東京09R くちなし賞(○)
 本命のノーステアが勝利。
 距離は長いのが良さそうなのは良いのだが、いかんせん馬体重が減り続けている。
 ラジオNIKKEI賞に向かうようだが、ちょっとどうだろうなぁ…。
 セン馬にするぐらいだし、気性の悪いところが出ないといいが…。
6/11東京10R 稲村ヶ崎特別(×)
 今週のいじって失敗、その1。
 前走は輸送減りだと思って、今回も輸送競馬に疑問符を打って評価を下げてみたら、
 今回はきっちり増やしてきてね…。
 じゃあ、前走の馬体減て何だったんだろうか…。
 ただ、今回も重馬場での競馬だっただけに、スピード勝負向けではないようだ。
 芝質の重い北海道シリーズに参戦なら、戦えそうな感じがするが…。
6/11東京11R オアシスS(○)
 本命のナムラタイタンが1年ぶりの勝利。
 今まで1400mまでしか走ったことがなかったし、
 血統が血統だけにちょっと長かったかもしれないが、
 母方が強く出ているのかもしれない。
 次は、去年快進撃を止められたプロキオンSにリベンジ参戦もあるようだが、
 この馬、重賞クラスじゃないような気がしてるんだがなぁ…。
 2着に3番手評価のシャアが入って枠連ゲットも、
 ナムラタイタンの同枠に人気のバーディバーディがいたため、
 かなりお安い配当に収まってしまった。
 まぁ、バーディバーディも3着に入っていたため、
 そっちで当たっていた可能性もあったので、その辺りは善し悪しと言うことで…。

6/11阪神09R あずさ賞(○)
 2番人気のハッピーグラスが勝利。
 テン乗りでちょっと評価を下げてみたのだが、さすがは岩田騎手といったところか。
 本命のダコールは2着をキープして複勝はゲット。
 ダコールは、これで4戦連続の2着。
 安定感こそあるが、ちょっと決め手に欠ける感じがある馬だなぁ…。
6/11阪神10R 三田特別(×)
 2番人気のシャルルヴォアが勝利。
 昇級初戦だし初めての阪神だったのでちょっと評価を落としてみたんですが…。
 本命のヤマニンシャスール5着止まり。
 母方はともかく、父方を見る限りちょっと長かったかもしれない。
 使い詰めてるようでもあるし、夏は休養にあてるのもいいかもしれない。
6/11阪神11R 灘S(○)
 4番人気のメイショウダグザが勝利。
 ダートの重馬場とはいえ、
 持ち時計を一気に4秒近く縮める快逃を決められてはなぁ…。
 本命のクリュギストは2着をキープして、複勝ゲット。
 気持ち良く逃げられ過ぎたから、まあしょうがないかな。
 D1700mの成績が良いので、夏競馬向きではあると思う。
 順番が回ってくる日も近いだろう。

6/11新潟10R 粟島特別(×)
 対抗評価のペンテシレイアが勝利。
 大外からの逃げだったが、大幅馬体減で身軽になったのが勝因なのか。
 正直、どっちが適体重なんだろうねぇ…。
 本命のゴールドモールは10着に惨敗。
 ペンテシレイアとともに前に行ったが、こっちは脚が上がってしまった。
 体重的には仕上がってるようにも見えるが、実入りがいまいちだったかな。
 まだ終わるには早いと思うので、次も注目してみるが…。
6/11新潟11R 小千谷特別(×)
 対抗評価のアイディンパワーが勝利。
 本命のスイングエンジンに対して、距離実績があるのが優位にある。
 新潟は初めてだったが、特に問題は無かったようだ。
 そのスイングエンジンは、9着に敗れる。
 出遅れが全てだったね。もともと前に行く馬なんだし、これは厳しかった。
 吉田隼人のテン乗りが悪かったのだろうか。
6/11新潟12R 栃尾特別(○)
 4番人気のウルスラグナが勝利。
 調子が上がってきていたようだが、今回は相手関係で拾えなかった。
 距離はこのぐらいが向きそうだが、
 後ろから行く馬だけに今後も当てにできるかっていうとねぇ…。
 本命のスマートキャスターは2着をキープして複勝ゲット。
 こちらは3戦連続の2着。
 今後も左回り専門なんだろうけど、もう少し鋭さがないと昇級は厳しいかも。

6/12東京09R エーデルワイスS(○)
 5番人気の本命プランスデトワールが勝利。
 OP2着の実績と良血が光ったと言えるだろう。
 
 級に馬体重が増えたが、このぐらい余裕がある方が良いのかもしれない。
6/12東京10R ジューンS(×)
 5番人気のグラスゴッドが勝利。
 休み明けとはいえ斤量減が大きかったのが勝因か。
 持ち時計も3秒更新したものの、まだ一線級と張り合うには全然不足。
 年齢的にいっても、上がり目は期待しにくいなぁ。
 本命のタニノエポレットは惜しくも4着。
 いい脚で上がっては来ているが、
 やはり安藤勝巳ぐらいの剛腕でなければ勝ち切るというところまではいけないか。
6/12東京11R エプソムC(×)
 3番手評価のダークシャドウが勝利。
 東京コース3戦3勝は伊達じゃなかった。
 馬体重は、むしろ戻ったという評価が正しいのだろう。
 まだ掲示板を外していないので、今後の動向にも注目の1頭だろう。
 4番手評価だが3番手と差があったため買わなかった
 エーブチェアマンが2着。
 本賞金上積みで今後もオープンクラス確定。
 夏競馬にも出るようだし、勢いがあるので、面白い存在になりそうだ。
 3着に対抗評価のセイクリッドバレーが入ってるので、
 ワイドなら的中だったなぁ、300円だけど。
 本命のスズジュピターは13着に惨敗。ちょっと力不足だったかなぁ。
 夏は一線級がごっそり抜けるので、チャンスと言えばチャンスだが…。

6/12阪神09R 小豆島特別(×)
 4番人気のセイクリッドセブンが勝利。
 休み明けだったから、リフレッシュ効果があったってことなんだろうけど、
 ワシ的にはいろいろと買いにくい馬だったなぁ…。
 本命のベルベットロードは5着止まり。
 走れなくはないんだろうけど、ちょっと仕上げ過ぎた感はあるなぁ。
6/12阪神10R あおぎりS(×)
 8番人気のタガノロックオンが勝利。
 うぅん…、ダートの方が良いのかもなぁ…。血統的にはそういう感じじゃないんだけど。
 本命のサウンドボルケーノは7着に敗れる。
 前行った方が良さそうだなぁ…。
6/12阪神12R CBC賞(×)
 1番人気のダッシャーゴーゴーが勝利。
 当てにしにくいっていうよりも、まっすぐ走れないんだよなぁ、この馬。
 今後も大事じゃないところでは買いなのかなぁ、この馬。
 本命のアーリーロブストは14着に惨敗。
 昔取った杵柄でもないけど、もう少しやれると思ったんだけどねぇ…。
 すっかりダート馬なのかなぁ、この馬。

6/12新潟10R カンゾウ賞(×)
 3番手評価のオペラモーヴが勝利。
 印を打った中ではキャリアの多い馬だったので、経験がものを言ったということだろうか。
 本命のヒノデポベーダは11着に惨敗。
 初戦の人気を考えれば、今回はむしろこんなものなのかと思う。
 まぁ、キャリアも浅いから、これからの馬だと思いたいね。
6/12新潟11R 川中島S(×)
 13番人気のスマートブレードが勝利。先週のWIN5高配当の立役者となった。
 距離的にはもう少し長い方が良かったんだろうけど、
 今回は斤量に救われた面もあるか。
 そして、これも順位いじって馬券取り損ねたレース。
 まぁ、人気の馬ではあるんだけどね。
 470㎏以上なら、とりあえず買っていい馬なんだろうね。
 本命のジートップキセキは、惜しくも4着。
 1~5着ぐらいまでクビ差の激戦だったので、もう一息足りなかったのだろうが、
 この斤量でそういう競馬だと、定量戦とかの方が逆に良いかもしれないなぁ。
6/12新潟12R 鳥海山特別(○)
 3番手評価のタケショウカヅチが勝利。
 前走からの好調をキープしているのだろう。
 4歳馬で即降級なので、また500万下で戦えるのも大きい。
 本命のメイショウドレイクは、上がり3ハロン最速で2着に突っ込む。
 タケショウカヅチに気持ち良く行かれ過ぎたが、
 好調キープで夏競馬でも期待が持てそうだ。

今週は上半期の振り返りがあるので、こっちはここまで。

この国に生きる、ということ⑤ 遺構編

車に戻り、金比羅山を降り、洞爺湖温泉街に入る。
洞爺湖ビジターセンターの駐車場に車を止めて、
前回上から見た「やすらぎの湯」や「桜ヶ丘団地」に近付ける遊歩道へと向かう。

P5170163

遊歩道に行くには、まず導流堤を超えなければならないのだが、
超える前にその導流堤の上から1枚。
下から見ると、砂防ダムなどが逆に城壁のようで、
山への侵入を拒んでいるような錯覚に襲われる。

P5170167

導流堤を超え、遊歩道に入る。画像左の壁は、全部導流堤。
表に見える鋼板の間を、工事中に出た掘削土砂で埋めて作られている。
火山灰質で振動が多いためか地盤の弱い有珠山麓では、
基礎の打ち込みができずコンクリートの構造物を立てるのには不向きなために
取られている工法だが、
廃物利用との一石二鳥を狙っている点が興味深い。

P5170175

向こうに洞爺湖の中島を望める点から考えて、大浴場があったと思われる場所。
高台から温泉街と洞爺湖を望める絶好のビューポイントだったわけだが、
熱泥流と11年という年月がそれを覆い尽くしてしまっている。

P5170176

唯一ココが共同浴場だったと思わせる痕跡が、このコインロッカー。
もともと何段あったかはわからないが、最上段を残して埋まっていることなどから見ても、
高さ1m以上の熱泥流が流れ込んできたものと考えられる。

P5170190

国道230号線にかかっていた「木の実橋」の橋梁。
全体を無理にフレームインさせようとしてしまい、
かえって大きさが伝わらなくなってしまったが、
これだけの質量のものを80m以上押し流したのは、
熱泥流という質量を持った流れだからだろう。
通常の洪水や鉄砲水では、こうはいかないだろう。
大規模な土石流のことを「山津波」と言うが、
押し流す力で言えば海の津波に劣らないパワーがあるという意味もあるのかもしれない。

P5170182

1棟残された「桜ヶ丘団地」。
ココの説明書きには、以下のようにある。
「(前略)被災した住宅を『公開しないで』と言う声も多く寄せられましたが、
噴火の遺構物として保存し火山噴火によるエネルギーの大きさと貴重な体験を
風化させることなく次世代に引き継いでいくことが何よりも大切であり、
この地域の減災、防災につながる事を期待しております」
東北では、今回の自身の痕跡を復興の邪魔になるという理由で
一つ一つ消されようとしている。
某ワイドショーで原爆ドーム(世界遺産)の例を引いていたが、
当地も世界ジオパークとして世界的に認知されているわけであり、
確かに東北の方々の気持ちもわかるが、
戒めの意味でも何か一つ二つ残すという選択肢はないものなのだろうか。
今まで散々忘れてきて、
津波が来るたびに大きな被害を懲りずに受け続けてきたわけだし…。

P5170186

P5170187

この棟が残された理由の一つが、この傷跡。
先に挙げた「木の実橋」が命中した時の痕跡である。
また、洞爺湖側から見て左側に当たるこのサイドは、
1つ前の画像でも分かる通り熱泥流により深く飲み込まれており、
本来5階あるこの棟の1階部分がほぼ完全に埋没している事が見て取れる。

現地の解説は以上。もっとも、有珠山や昭和新山も回ってないので、
これが全貌だと思われても困るのだが…。
次回からは、こういった教訓がこの国では必ずしも活かされていないのではないか、
という話を今まで取り上げた寺田氏の随筆を元に紐解いて行くこととする。

映画 『赤ずきん』(☆☆☆☆)

いや、観る前から着眼点の面白い映画だな、とは思ってたんです。
とりあえず「赤ずきん」+「狼男」なところがね。
で、狼男に合わせた感じで舞台を北欧にして、
そうなるとシャーマニズムがあるから
キリスト教を組み合わせて「魔女裁判」
みたいなところまで引っ張ってきて。
ヨーロッパの神話世界の奥深さを感じさせてくれる。
ただ、素直に評価しにくいって言うか、
北欧の寒村でムラ社会的な力学が働いたり、
狭い社会の中で複雑な恋愛関係があったり、
それらの結果どうにも後味の良くないエンディングを
迎えていくっていうね…。
いや、後半は「赤ずきんちゃん」のストーリーラインを
ほぼ踏襲してるんだけどね。
ああいう、すっきりしたエンディングでは決してありません。
童話のいじり方としては、かなり良い線いってると思う、
って言うかその点がワシ的には特に光って感じた。
☆の数は、ややおまけしてる。

映画 『さや侍』(☆☆)

『板尾創路の脱獄王』を観た時に、
板尾創路の方が松本人志よりも映画を撮りに行ってる感では評価できる、
と書いたが、今回観て改めてそう思った。
まぁ、フリは予告編やCMを見て
「ネタ30コやるんだろうねぇ」と思ってたし
(実際には30コ見られないけど)、
オチさえ何とかすればそれなりの作品になるだろうとは思って観てました。
ラストはまぁ直前のフリを見て想像した通りで、
落としどころ自体はそう悪くないと思ったのですが、
あの坊主が台無しにしてくれたので正直がっかりでした。

松本人志は「日本での評価がまだ足りない」と
おっしゃってるようですが、
それは多分観衆が見えてないからだと思います。
ワシも、欧米の映画鑑賞がどういうスタイルか知りませんが、
少なくとも日本の映画館ではあまり笑いは起きません。
しかも、日本で松本人志が高名なお笑い芸人であることを
知らない者はまずいないでしょう。
そういう人たちが今作中に出てくるようなネタを見てどう思うでしょうか。
ワシは「いっつもテレビでやってることやん」と、思いました。
多分これが一般的な意見だと思います。
若君同様、ワシもクスリとも来ませんでした。
笑いも中途半端、感動も中途半端と来ては、
もう評価のしどころがございません。

ワシは、邦画にはプレミア感が足りないと、
たびたび書いてきた。
松本人志が笑いを取りにきても、
結局はテレビでやってることと同じ、
と片付けられてしまう。
だから『監督ばんざい』みたいな映画も、
日本ではウケないんだと私は思う。

ハルキさん、口が過ぎましたなぁ

リンク: 村上春樹が東電と「効率社会」批判 スペインでのスピーチ内容に賛否両論 - 速報:@niftyニュース.

村上春樹氏がスペインで受賞講演を行い、
それが賛否両論巻き起こしているようです。
ワシもテレビなどで一部聞きましたが、
正直ちょっとおかしいかなと思い(要するに「否」の側に属するわけですが)、
ちょっと精査してみようかと思い筆を取りました。


第1節の以前行ったバルセロナでのサイン会の話は、聞き流していいでしょう。

第2節の、つまり原発の話の前までの話は、
正直寺田寅彦も同じようなことを言ってます(「日本人の自然観」)ので
特段の驚きもないですし、
むしろあまりしたり顔で言ってもらいたくないぐらいの話です。

皆さんがおそらく問題にしているのは、第3節の原発絡みの話だと思いますが、
まぁ、話自体は否定するつもりはありません。
しかし、これもあまりしたり顔で言って欲しくないと言うか、
事が起こった後なら誰でも言えるレベルの事を言ってるに過ぎないと思います。
原爆と一緒にするのは…、と言っておられる方もいるようですが、
汚染源自体は同じなので一緒くたにされても文句は言えないと思います。

私が問題にしたいのは、実はここではなく、彼が「効率」を否定する点です。
私は、文筆家が効率を否定する事が、どうにも解せないのです。
文筆家と言うのは、社会の余禄で生計を立てていると、私は思ってます。
そして、あなたの否定しようとする「効率」は、
まさにその社会の余禄を生む原動力なんじゃないでしょうか。
原発導入のシナリオも、オッペンハイマー博士の言も、
確かにもっともだと思います。
しかし、社会の余禄を食んでそこまで高名になられたあなたが、
その源泉たる「効率」を「安易な基準」と断じて、
果たして良いものなのだろうか。
あなたの本を作るための輪転機を動かすために電気は必要だし、
そもそも紙を作るだけで、大量のエネルギーを消費している。
あまねく世界にあなたの本を供給するためには、
非常に効率化された輸送、通信システムが不可欠である。
それを百も承知で、それでも効率を安易な基準と断ずるならば、
自ら紙を漉き、1枚1枚直筆で丹精込めて、1冊1冊本を作ればいい。


我々文明人が、効率を軽視することなど、あってはならないのである。
それは、進歩と革新の軽視であり、ひいては現代の否定でもあると、私は思う。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-06-12

東京09R エーデルワイスS(3歳1000万下 芝短)
  ◎ ⑫プランスデトワール
  ○ ⑧ミヤビファルネーゼ
  ▲ ④カグニザント

東京10R ジューンS(4上1600万下 芝長)
  ◎ ⑥タニノエポレット
  ○ ⑦ミッションモード
  ▲ ⑧ビンテージチャート

東京11R エプソムC(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ②スズジュピター
  ○ ⑥セイクリッドバレー
  ▲ ③ダークシャドウ
 本命は、前走OPで2着した②。
 2歳時とはいえ、OP勝ちも重賞連対も経験しており、
 何より勝鞍のすべてが左回りでのものだから、このメンバーならチャンス充分だろう。
 対抗には、前走重賞初制覇した⑥。
 東京実績こそ無いが近3走は充実してるし、
 左回り自体は良いはずなので、逆転も充分と見る。
 3番手には、前走格上挑戦で重賞を2着した③。
 間隔はやや空いたが、東京コースは3戦3勝と相性抜群。
 距離経験がないのが気がかりだが、前走ぐらい走れれば今回も充分戦える。

阪神09R 小豆島特別(4上1000万下 芝短)
  ◎ ⑧ベルベットロード
  ○ ④セイルラージ
  ▲ ①ティアップゴールド
  △ ③アグネスサクラ

阪神10R あおぎりS(3歳1000万下 D中)
  ◎ ⑧サウンドボルケーノ
  ○ ⑨パクサ
  ▲ ②ドリームボルケーノ

阪神11R CBC賞(3上GⅢ 芝短)
  ◎ ⑥アーリーロブスト
  ○ ⑬ツルマルレオン
  ▲ ⑨シゲルキョクチョウ
 本命は、前走ダートのOP戦で3着だった⑥。
 芝が半年以上ぶりだが、もともとは芝で勝ち星を重ねていたわけだし、
 近走もダートとはいえ充実した内容で、状態の良さをうかがわせる。
 対抗、3番手にはともに3歳馬を押す。
 既に阪神で2勝を挙げている⑬を対抗に、
 重賞2着&鞍上にも期待の⑨を3番手に推す。
 ともに斤量の恩恵が大きいので、スピードが活きる展開なら1発あると期待する。

新潟10R カンゾウ賞(3歳500万下 D短)
  ◎ ⑦ヒノデポベーダ
  ○ ⑫ワンダーフォルテ
  ▲ ⑩オペラモーヴ

新潟11R 川中島S(4上1600万下 D短)
  ◎ ⑬ジートップキセキ
  ○ ⑪デイトユアドリーム
  ▲ ④タマモコントラバス

新潟12R 鳥海山特別(4上500万下 D中)
  ◎ ①メイショウドレイク
  ○ ③ウインスカイハイ
  ▲ ④タケショウカヅチ

「新・中央競馬予想戦記」 2011-06-11

東京08R 東京ジャンプS(3上JGⅢ 障害)
  ◎ ⑭ランヘランバ
  ○ ①タイカーリアン
  ▲ ⑥トキノナスティア
 本命は、休み明けを無難にこなした⑭。
 もともと地脚も高いし、この距離で唯一実績があるのも大きい。
 対抗には、前走勝って勢いに乗る①。
 地脚もそこそこあるし、ひょっとしたら東京が合う馬なのかも知れない。
 3番手には、惜しい競馬の続く⑥。
 この距離での持ち時計は悪くないし、
 しぶとく走れば粘り込める可能性は充分にあると見る。

東京09R くちなし賞(3歳500万下 芝長)
  ◎ ⑧ノーステア
  ○ ④ルイーザシアター
  ▲ ③ヴェラシティ

東京10R 稲村ヶ崎特別(4上1000万下 芝中)
  ◎ ④ガンズオブナバロン
  ○ ③ケージーカチボシ
  ▲ ①メイショウジンム

東京11R オアシスS(3上OP D短)
  ◎ ⑦ナムラタイタン   惜しい競馬続く
  ○ ⑬ピースオブパワー 1つ叩いて
  ▲ ③シャア        斤量恵まれた

阪神09R あずさ賞(3歳500万下 芝短)
  ◎ ⑤ダコール
  ○ ⑥キョウワジャンヌ
  ▲ ④オマワリサン

阪神10R 三田特別(4上1000万下 芝長)
  ◎ ⑦ヤマニンシャスール
  ○ ⑨ナリタジャングル
  ▲ ⑤アクアブルーフライ

阪神11R 灘S(4上1600万下 D中)
  ◎ ⑤クリュギスト
  ○ ⑫キタノアラワシ
  ▲ ⑪ツルマルスピリット

新潟10R 粟島特別(4上500万下 D中)
  ◎ ⑪ゴールドモール
  ○ ⑭ペンテシレイア
  ▲ ⑦ミリアム
  △ ⑤エルメスグリーン

新潟11R 小千谷特別(4上1000万下 D短)
  ◎ ④スイングエンジン
  ○ ⑬アイディンパワー
  ▲ ⑨イチオカ
  △ ⑮エーシンビッグシー

新潟12R 栃尾特別(4上500万下 D短)
  ◎ ⑪スマートキャスター
  ○ ⑥ノボジュピター
  ▲ ⑫カツノセカンド

映画 『レッド・バロン』(☆☆☆)

1903年のライト兄弟による動力飛行機完成から
わずか10余年で、早くも何人もの「撃墜王」が生まれた。
それらのうち、敵味方問わず英雄視された
最高のパイロットが、「レッド・バロン」こと
マンフレート・フォン・リヒトフォーヘンである。
貴族の家に生まれた彼は、
銃を片手に馬を駆り、野山を駆け、鹿を狩る、
少々やんちゃな少年だった。
飛行機の登場とともに、彼も自由な空への憧れを羽ばたかせた。
第1次世界大戦は、そんな彼の純粋な野心を満たしてくれる、
まさに絶好の舞台であったのだろう。
運動神経も良く、もともと狩りの才能があったのだろう。
登場間もない戦闘機を、彼は意のままに操り、
敵機を落とすうちに彼は「撃墜王」と呼ばれるようになっていた。
世界大戦とは言っても、主戦場はヨーロッパ。
まだまだ騎士道がまかり通っていたのだろう。
彼は空戦を「スポーツ」と呼び、
撃墜が目標であって殺戮は目標ではないと言う。
そして、より敵に自分の存在を誇示しようと、
彼はその愛機を赤く塗った。
以来、彼は「レッド・バロン」と呼ばれ、
その紅の機体は敵を震え上がらせ、
味方を奮い立たせる存在となった。
勲功絶大ともなれば、当然部下も増え、
より広い視点で戦いを見ることを要求されるが、
それは同時に仲間の死、
ひいては戦争の宿命と言える
味方の死とも向き合わなければならないことになるわけで…。
そんな時彼は、一人の看護婦を身初めるわけだが…。

これ、ラブストーリーだったのね、
って思えるほど"バロン"(マティアス・シュヴァイクホーファー)と
看護婦(レナ・ヘディ)の絡みが多い。
もう少し空戦をガシガシやりあってくれると思ってたので、
正直期待外れな内容でした。
でも、黎明期の空戦てちょっとのどかで、
でもやること多かったり、
メカメカしてるトコロちゃんと撮っててくれたり、
防寒ちゃんとしてないとダメなのねとか、
結構新しい発見のある映画でもありました。
この時代に興味ある人には、
なかなか興味深い作品なんじゃないでしょうか。

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(20)

6/4の結果
 3勝(江の島特別、かきつばた賞、天王山S) 6敗
  回収率 58.5%

6/5の結果
 6勝(ホンコンJCT、安田記念、あじさいS、垂水S、やまぶどう賞、真野湾特別) 4敗
  回収率 140.0%
  年間回収率 79.2%
  通算回収率 71.6%

各レースの反省

6/4東京09R 江の島特別(○)
 対抗評価のチャームポットが勝利。
 前走からコンビを組んでいる佐藤哲三騎手が、手が合うようで、いきなり連勝。
 今後も佐藤騎手とのコンビなら要注目か。
 本命のラインジェシカは惜しくも2着。
 輸送しなければ、安定感のある戦いをしてくれる。
 夏は滞在競馬も面白いかもしれない。
6/4東京10R 湘南S(×)
 3番手評価のランリュウオーが勝利。
 地力はもちろんだが、今回は武豊ツエ~な内容でしたな。
 昇格即降級で、次も1600万下で使えるのもおいしい。
 本命に推したセイウンジャガーズは、15着に惨敗。
 ダラダラと使い続けていたツケというか、疲労がたまっていたのかもしれない。
 夏休み取った方が良いのかもなぁ…。
6/4東京11R ユニコーンS(×)
 3番人気のアイアムアクトレスが勝利。
 相変わらず、ダートではめっぽう強いなぁ。次は地方だろうなぁ。
 本命のグレープブランデーは2着を死守したものの、
 3着も人気のボレアスが来て、馬券は獲れず。
 今年の3歳ダート路線は、この3頭が引っ張って行くことになるんだろうか…。

6/4阪神09R かきつばた賞(○)
 本命のイグアスが勝利。
 終始2番手ながら上がり3ハロンも3番時計で上がっているので、
 これでは後ろから来た馬では捕らえきれないだろう。
 距離実績もあるし、菊花賞に向けて夏はこの路線を賑わす存在になるか。
6/4阪神10R 三木特別(×)
 人気のアドマイヤベルナが勝利。
 開幕週とはいえ、いい脚持ってますなぁ。
 これも昇級即降級で1000万下に居座れるのはおいしい。
 本命のアマファソンは4着。
 体重減のせいではないと思われるのですが…。
6/4阪神11R 天王山S(○)
 対抗のワールドワイドが勝利。
 この距離自体は初めてだが、OPでは戦える力があるので
 この結果は順当と言えるかもしれない。
 休み明けだが距離相性が良く、安定感もあるクリスタルボーイが2着。
 本命のマルカベンチャーは何とか3着に滑り込み、ワイドゲット。
 この距離でワールドワイドに後れを取っちゃうのはなぁ…。
 調子落ちしてきてるのかもしれませんな…。

6/4新潟10R 水上特別(×)
 2番人気のシャイニイチカが勝利。
 前走が着順のわりに盛大に負けたから軽視してみたんだがなぁ…。
 ただ、今回は持ち時計をかなり更新してきたので、今後も期待していいかも…。
 本命に推したアグネスラブチャは13着に惨敗。
 てゆーか、14番人気て…。中央じゃ無理なのかなぁ、やっぱり…。
6/4新潟11R 直江津特別(×)
 7番人気のサクラブライアンスが勝利。
 昇級初戦でこの距離2勝してるといっても時計に難ありだから切ってみたんだが、
 そのイマイチな持ち時計で勝ててしまうっていうね…。
 しかも、逃げ潰れた15着のヤマノベガ以外、3着まで前前で競馬してるっていう、
 後ろから行く馬には苦しい展開になってしまったということだろうか…。
 本命のリコリスは、差し切れず4着。
 見限るのはまだ早いかも知れないが、勝ち切るところまではどうしても行かない。
 脚質が脚質だからしょうがないかもしれないが、
 やはりダートでは末が甘くなってしまうんではないだろうか…。
6/4新潟12R 清津峡特別(×)
 対抗評価のイーグルが勝利。
 単純に前走から好調持続ってことですね。
 これも、昇級即降級でウママ~なので、次も期待できそう。
 本命に推したハリウッドスターは5着止まり。
 初遠征とか、初の左回りとか、いろいろ厳しかったかもしれない。
 どっちが特にダメなのかは分からないが、手堅く関西で使った方が良いかも…。

6/5東京09R ロベリア賞(×)
 単純に人気馬が来ちゃいましたねぇ。
 勝ったインプレザリオは、武豊が合うんでしょうね、きっと…。
 本命に推したジョウノアラミスは6着に敗れる。
 これも清津峡特別のハリウッドスターと同じで、輸送が悪いのか左回りが悪いのか…。
 今年も北海道で滞在競馬コースかなぁ…。
6/5東京10R ホンコンジョッキークラブトロフィー(○)
 本命のショウナンアクロスが勝利。
 ま、前走時も買ってましたが、着差はともかく着順的には馬券に結び付かなかったんで、
 ひとまず貸しを一つ返してもらえましたよ。
 1600万下でも、2着の実績があるし、追込みの決まる馬場を選んで使えば、
 一気の昇格も、あるかなぁ…。
6/5東京11R 安田記念(●)
 こんな年に3歳馬来るかぁ…。
 まぁ、斤量差4㎏って意外と大きいんですね…。
 たまたま対抗のダノンヨーヨーと同じ枠に入り、
 本命のストロングリターンが手堅く2着をキープしてくれたから枠連取れたけど、
 中央競馬の短距離路線の層の薄さを改めて実証したと言えるなぁ。
 しっかし、ワシの中ではどんどんディープインパクト=ダンシングブレーヴ
 な図式が成立しつつあるなぁ…。
6/5東京12R ひかり賞(×)
 3番手評価のロンギングスターが勝利。
 東京ダートに関して極端な馬なんだが、今回は良い方に出たようだ。
 しかも、持ち時計を1秒以上更新と、調子も上向き。
 ただ、東京でしか勝ててないんだよなぁ、この馬…。
 本命に推したセイリオスは5着止まり。
 前走の斤量がロンギングスターと同じだっただけに、
 1㎏=0.2秒の法則通り斤量差つけられたわけだが、
 これで勝負できないようだと今後厳しいかもなぁ…。
 降級後にとりあえず期待だが、この辺りが実力の限界かもなぁ…。

6/5阪神09R あじさいS(○)
 阪神で唯一実績のある1番人気のラインアンジュが勝利。
 パワー勝負では分があったということだろうか。
 本命に推したミヤジエムジェイは手堅く2着キープ。
 OP2着の実績があるだけに、地力は間違いなく上位だろうが、
 平坦コースの方がスピードを活かせそうだ。
6/5阪神10R 安芸S(×)
 5番人気のトーセンクロスが勝利。
 関西では京都より阪神の方が向くのだろうが、
 とくに強調するポイントの無い馬だったからなぁ…。
 本命のノルマンディーは11着に惨敗。
 今回は単純に鞍上と手が合わなかったと思いたいが、
 休み明けてから調子が戻りませんなぁ…。
 
 次は降級なので、もう一度期待はしてみたいが…。
6/5阪神11R 垂水S(○)
 4番人気のトップゾーンが勝利。
 パワータイプではないと思って買わなかったんだが、
 開幕週で前が止まらないのをいいことに快走してしまいましたなぁ。
 本命のダノンスパシーバは、そんな中よく追い込んできて3着。
 切れ味は見せたので、これも降級後また期待しておきたい馬。

6/5新潟10R やまぶどう賞(○)
 本命のイーグルカザンが勝利。
 持ち時計を一気に2秒も更新する快走で善戦マン卒業。
 ただ、今後対古馬戦が待っているだけに、
 昇級初戦は斤量差を活かせないと厳しい戦いを強いられるかも…。
6/5新潟11R 上越S(×)
 連勝中だが休み明けのトーセンアドミラルが勝利。
 好調持続ってことですね。一度降級するが、OP昇格は間近な勢いを秘めているが…。
 本命に推したエイシンダッシュは6着に敗れる。
 ポンと3番手で出たのに、そこからずるずる順位下げてそのまま負けるとか…。
 鞍上が悪いのか、厩舎サイドからこういう作戦で行くよう指示が出ていたのか…。
 あんまり切れるタイプではないと思われるが、
 安藤勝巳騎手が前走持ってきちゃってるから、陣営も色気出しちゃったんでしょうか。
 普通に前から行って欲しいなぁ…。
6/5新潟12R 真野湾特別(○)
 対抗のオリオンザポラリスが勝利。
 初ダートだったんだが、人気通りの実力を持ってらしたということで…。
 本命のフェブムービングは惜しくも2着。
 こっちもこの距離は初めてだったんで未知数の面は確かにあったのですが、
 よく頑張ってくれたと思います。
 この成績ならすぐ順番は回ってくると思います。

相変わらず枠連に助けられて、負けない競馬を続けてます
(ちなみに、今週の収支は-20円)。
上期最終週の来週で、なんとか年間80%に持っていけたらいいな、
とか思ってますが、この買い方で行けるんかなぁ…、の、
6/11、6/12の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 阪神:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド
 新潟:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連

この国に生きる、ということ④ 金比羅山編

駐車場に戻って車に乗り、金比羅山展望台に向かってさらに登る。
ちなみに金比羅山は、入山料が発生する。
駐車場から歩いて登っても、車1台程度の人数なら1000円発生する。
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P5170159

金比羅山展望台からは、このように洞爺側、虻田(噴火湾)側の両方を望むことができる。
虻田側に関しては西山編で触れているので、以下主に洞爺側について触れていく。

P5170153

洞爺湖温泉一帯を中心に撮った一枚。
奥が洞爺湖温泉街。
導流堤(「へ」の字型の城壁みたいなもの)を挟んで、
町営温泉浴場だった「やすらぎの家」。
熱泥流に飲み込まれた公営団地「桜ヶ丘団地」の1棟。
砂防えん堤(導流堤と同様)を挟んで、一番手前に見える水たまりが、
2000年噴火で開いた「珠ちゃん火口」。
ココから見た火口と温泉街のこの距離感には、戦慄を覚える。

P5170154

Imgp0046

2000年噴火時には高々と噴煙を上げていたが、現在は静かにしている「有くん火口」。
2枚目は火口寄りに撮影したもの。
周囲の谷の谷筋に対して垂直に配置されているのは、
「床固工」や「山腹工」と呼ばれるものである。
これらは泥流の発生を抑えるのと同時に、山に緑を取り戻すために設置されている。

Imgp0044

Imgp0043

町営温泉浴場「やすらぎの湯」(1枚目)と「桜ヶ丘団地」(2枚目)。
熱泥流に飲み込まれ、不自然に埋まっている様子がよくわかるだろう。
ちなみに、「桜ヶ丘団地」の画像の右上に写っているのは、
旧国道230号線にかかっていた「木の実橋」の橋梁。

次回は、上から眺めたこれらの施設により接近して見られる「遺構編」をお送りする。

映画 『生き残るための3つの取引』(☆☆☆☆)

ラスト20分ぐらいの展開で評価が二転三転する、
今までにないタイプの怪作。
そして、一貫したそのドロドロ感と後味の悪さは、
ある意味『ポチの告白』以上で、
韓国社会の闇と不条理を見事に描き出している。

ワシ的にはあのラスっとにはちょっと憤りを感じるので、
心情的には☆3つにしたいのだが、
鑑賞価値としては☆4つは充分と見るね。

映画 『孫文の義士団』(☆☆)

今年は辛亥革命100周年ということで、
11月ごろにはジャッキー・チェン作品も控えているが、
今作は2009年制作。
こうでもしないと興行的に…、という、
配給側の思惑もあるのだろう。
まぁ、面白けりゃ何でもいいんですよ、面白ければね…。

結論から言えば、イマイチ。
物語、アクション、ともに消化不良で、
もやぁ~っとした映画に仕上がってしまった。
物語は、核がはっきりしてないというよりは、
孫文の存在感がまずイマイチ。
かと言って、孫文を守る男たち(女もいるが)の
バックストーリーが練りこまれているかって言うと、
これまた総花的で論点が拡散気味。
アクションは、以前観た『7人のマッハ!』みたいに、
あちこち視点が飛ぶわけではないが、
そもそも因縁付けがしっかりしていないので、
どうにも入り込めないし迫力不足。
豪華キャストを持て余す結果になってしまった。
豪華キャストにそれなりに見せ場を配分したら、
結局誰もおいしくなくなっちゃった、といった感じだ。
清国の将軍(胡軍:フー・ジュン)のラスボスっぷりだけが目立った感じ。

この国に生きる、ということ③ 西山編-(2)

西山編の後編は、西山火口から虻田(噴火湾)側に降りて行く。

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西山火口展望台から虻田町(噴火湾)方面を望む。
2枚目は、1枚目中ほどにある被災した製菓工場。
地下からの地盤隆起と、上空からの火山噴出物の両方にさらされ、
無残な当時からの姿をそのままにとどめている。

西山山頂を越え、噴火湾側に下って行く。
その道路は、1977年噴火の後に避難道として造られた町道「泉公園線」なのだが…
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道路の直下で断層活動があり、6mの隆起があった。
土の山のてっぺんに乗っかっているアスファルト片が、
もともとは自分の足元と同じ高さにあったわけである。

P5170119_2

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同じ断層活動によって地中に埋めていたボックスカルバート(函型管渠)が、
地上に浮き上がってきている。
2枚目は、そのすぐそばにある断層面。
こういった生々しい断層面を見る機会は、なかなかないだろうと思われる。
ポスト原発の一つとして地熱発電が検討されているようだが、
地熱の源となる火山とて、原子力に劣らない暴力的なパワーを秘めているということを、
忘れてはならないだろう。

P5170123

この町道は「泉公園線」というだけあって、景観にも気を配って、
こういった美しい松の並木を配していた。
観光に力を入れている町だけあって、避難道一つとっても様々配慮されているのである。

P5170131

先ほどの断層からさらに虻田側に下ったところにあった幼稚園舎。
製菓工場のように地下からの隆起は無かったようだが、
天井に空いている穴が火山噴出物の落下の激しさを物語っている。

P5170132
この幼稚園は、園庭にも入ることができ、そこに落ちた火山噴出物は
ある程度当時のまま置かれているのだが…
P5170133

(石の上に置いてあるのは、一般的な3色ボールペン(長さ約15cm)です)
このくらいの大きさの石(=噴石)がゴロゴロ落ちている。
ここが園児たちの遊び場であることを考えると、
ココに転がっている石は全部噴石であると考えていいだろう。
こんなものが何千、何万と噴き上げられ、容赦なく地上に降り注ぐのも、
火山噴火の恐ろしさの一つであろう。

洞爺側からこの遊歩道に入ると、この幼稚園が折り返し地点となる。
繰り返しとなってしまうので、西山編はこれまで。
次回からは洞爺湖温泉が生まれるきっかけになった、
1910年にも噴火している金比羅山に登ってみることとする。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-06-05

東京09R ロベリア賞(3歳500万下 芝中)
  ◎ ⑨ジョウノアラミス
  ○ ⑪サマーチェリー
  ▲ ④コスモロビン

東京10R ホンコンジョッキークラブトロフィー(4上1000万下 芝中)
  ◎ ⑦ショウナンアクロス
  ○ ⑨ヒシカツジェームス
  ▲ ①ヒカルアカツキ
  △ ⑪アマミスウィフト

東京11R 安田記念(3上GⅠ 芝短)
  ◎ ①ストロングリターン
  ○ ⑬ダノンヨーヨー
  ▲ ②シルポート
  △ ⑧アパパネ
 本命は、前走再昇級初戦を勝った①。
 芝1600mの持ち時計でやや見劣りするが、
 東京実績が高く安定感もあるので、今回持ち時計を大きく更新してくる可能性もある。
 対抗には、芝1600mで6勝もしてるのに負けも少ない⑬。
 前走も休み明けを無難にこなしているわけだが、
 マイラーズCから直行っていうところがなぁ…。
 3番手には、おあつらえ向きに1枠を引いた②。
 良くも悪くも逃げなくてはならなくなったわけだが、
 近走の好調ぶりから一気に押し切ってしまう可能性も秘めている。
 あとは、見た目の格は圧倒的だが、実は対牡馬戦に不安の残る⑧も、
 当然無視できない存在ではある。

東京12R ひかり賞(4上1600万下 D短)
  ◎ ⑮セイリオス
  ○ ④ビギンマニューバー
  ▲ ⑭ロンギングスター

阪神09R あじさいS(3歳1000万下 芝短)
  ◎ ⑦ミヤジエムジェイ
  ○ ②アフォード
  ▲ ⑧メモリアルイヤー
  △ ①サクラライジング

阪神10R 安芸S(4上1600万下 D短)
  ◎ ⑦ノルマンディー
  ○ ⑮ナムラカクレイ
  ▲ ③ギンザナイト

阪神11R 垂水S(4上1600万下 芝中)
  ◎ ⑧ダノンスパシーバ
  ○ ③トモロポケット
  ▲ ⑤ロイヤルネックレス

新潟10R やまぶどう賞(3歳500万下 D中)
  ◎ ②イーグルカザン
  ○ ⑧ヒラボクマジック
  ▲ ⑬エーシンバリントン

新潟11R 上越S(4上1600万下 D中)
  ◎ ③エイシンダッシュ
  ○ ④ドットコム
  ▲ ①クランエンブレム

新潟12R 真野湾特別(4上500万下 D短)
  ◎ ⑨フェムブービング
  ○ ⑧オリオンザポラリス
  ▲ ⑥サンライズアイ

「新・中央競馬予想戦記」 2011-06-04

東京09R 江の島特別(4上1000万下 芝短)
  ◎ ⑦ラインジェシカ
  ○ ⑨チャームポット
  ▲ ⑪ハッピーパレード

東京10R 湘南S(4上1600万下 芝短)
  ◎ ⑯セイウンジャガーズ
  ○ ⑥エオリアンハープ
  ▲ ③ランリュウオー

東京11R ユニコーンS(3歳GⅢ D短)
  ◎ ⑨グレープブランデー
  ○ ⑮コルポディヴェント
  ▲ ⑤タマモブラウン
 本命は、今だ連対率100%を誇る⑨で決まり。
 前走も勝っており、勢いの面でも侮れないものを持っている。
 対抗には、東京D1600m実績組から、前走⑨に惜敗した⑮。
 前走は関西での戦いだったが、今回は関東での戦いなので、
 関東馬の⑮にも逆転の目はあると見る。
 3番手には、相手なりに走れそうな⑤。
 前走で左回りにも対応できる力を見せてくれたし、
 今回もしぶとく上位に食らいついてくれるのではと期待している。

阪神09R かきつばた賞(3歳500万下 芝長)
  ◎ ⑥イグアス
  ○ ②グッドカフェ
  ▲ ⑦トウシンイーグル

阪神10R 三木特別(4上1000万下 芝中)
  ◎ ⑧アマファソン
  ○ ⑦エクスペディション
  ▲ ⑤ナリタダイコク

阪神11R 天王山S(3上OP D短)
  ◎ ②マルカベンチャー この距離なら
  ○ ⑩ワールドワイド   前走惜しい内容
  ▲ ①エノク         地力は上位

新潟10R 水上特別(4上500万下 D短)
  ◎ ①アグネスラプチャ
  ○ ⑩オオトリフクムスメ
  ▲ ④ニシノフェミニン

新潟11R 直江津特別(4上1000万下 D中)
  ◎ ⑭リコリス
  ○ ⑪トップオブカハラ
  ▲ ⑤トウショウロジック
  △ ⑮ドリームアライブ

新潟12R 清津峡特別(4上500万下 D中)
  ◎ ⑧ハリウッドスター
  ○ ⑤イーグル
  ▲ ②バルトーロ

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(19)

5/28の結果
 3勝(葉山特別、鎌倉S、松浜特別) 6敗
  回収率 30.5%

5/29の結果
 4勝(東京優駿(日本ダービー)、御室特別、鮫ヶ尾城特別、ルミエールS)
  回収率 85.8%
  年間回収率 78.5%
  通算回収率 71.5%

各レースの反省

5/28東京09R 葉山特別(○)
 1番人気のシャイニンアーサーが勝利。
 近5走の前半3走があまり良くなかったので軽視したが、東京は相当合うみたいだ。
 本命のマイネルマルシェは惜しくも2着。
 調子の善し悪しの差なのかなぁ…。
5/28東京10R 鎌倉S(○)
 本命のサウンドアクシスが勝利。
 前走の惨敗からよく立て直したが、左回りがけっこう合うのかもしれない。
 本質的には1200mの方が良いかもしれないが、
 今回ぐらい切れ味を活かしきれるなら、この距離でも充分行けそうだ。
5/28東京11R 目黒記念(×)
 最軽量51㎏のキングトップガンが勝利。
 今回は横山典弘騎手にうまく乗られた感じ、というかよく減量したよねぇ。
 2着には3番手評価のハートビートソングが入ったものの、馬券には繋がらず。
 本命のケイアイドウソジンは、13着に惨敗。
 道悪の内馬場は、さすがに厳しかったかなぁ…。

5/28京都09R 與杼特別(×)
 6番人気のメガロスバンダムが勝利。
 今回は終始気持ちよく逃げ切った感じですな。
 本命のピサノルビーはなんとビリ。
 今回は上がりの競馬になったみたいなので、
 差し脚の全くないこの馬ならもっともっと前に行ってないと厳しい。
5/28京都10R 白百合S(×)
 2番人気のマイネルラクリマが勝利。
 メンバー中唯一芝重賞で連対実績があるのだから、
 ある意味当然と言えば当然の結果。
 幸騎手にうまく乗られた、っていうのもあるかもしれない。
 本命に推したサウンドバスターは6着に敗れる。
 渋い馬場が単純に苦手なのかもしれない。今後は良限定、ということで…。
5/28京都11R 金鯱賞(×)
 出遅れたルーラーシップが、それでも勝利。
 中距離での強さはかなりのもの。宝塚記念でも期待大か。
 馬券圏内は人気順で堅い決着。
 本命のナリタクリスタルは、13着に惨敗。
 道悪も合わなかったが、それ以前にやや実力不足だった気が…。

5/28新潟10R カルミア賞(×)
 上がり3ハロンタイムトップのサトノフローラが勝利。良い脚持ってまんなぁ。
 実績のある新潟コースだったのも良かったかもしれない。
 本命のスイートシャルマンは13着に惨敗。
 使い込まれている新潟の内馬場がさすがにつらかったのかも知れない。
 軽い芝限定の馬かも知れない。
5/28新潟11R 驀進特別(×)
 サアドウゾが連勝。買わないと来るし、買うと来ない、というね…。
 それとも、単にコーナリングが下手なのかなぁ…。
 本命のグラスピュアは、11着に惨敗。
 上がりの時計がビリなことを考えると、
 もっと前前で競馬をしてないとダメなんだろうなぁ…。
5/28新潟12R 松浜特別(○)
 これは順当。
 でもアスカクリチャンて、今のところ新潟でしか勝ってないわけだから、
 今後どう使って行くのか気になるところだ。

5/29東京08R 青嵐賞(×)
 10番人気のビエナファンタストが勝利。
 不良馬場で良い脚使えるんだね、この馬は。
 鞍上がフィットしたのかもしれないけど。
 本命のゴールドスパークルは6着に敗れる。
 重実績はあるが、さすがに不良馬場までは対応できなかったか。
 どっちかというと平坦向きっぽいので、ややパワー不足なのかも。
5/29東京09R 富嶽賞(×)
 4番手評価のザドライブが勝利。
 重馬場で2勝してるように、得意なんだろう。
 2着のドロは、ある意味名前通りということか。
 本命のシャインエフォートは、惜しくも4着。
 人気以上に走って頑張ってくれたが、
 さすがに馬場が悪くなり過ぎたのかもしれない。
5/29東京10R むらさき賞(×)
 1番人気のリリエンタールが勝利。
 休み明けを叩いた上がり目が相当大きかったのかもしれない。
 本命のソウルフルヴォイスは9着に惨敗。
 馬場のせいにし出すときりがないんだけど、こればっかりはしょうがない。
5/29東京11R 東京優駿(日本ダービー)(●)
 うぅん…、青葉賞組とかも素直に買ってればなぁ…。
 まぁ、枠連で買ったら同じことなんだけど。
 でも、気持ち良く当てたいじゃない。
5/29東京12R つばさ賞(×)
 8番人気のトーホウオルビスが勝利。
 左回りが以外と合うのかもね。
 でも、近走負け過ぎだったからなぁ…。ちょっと買いにくかった。
 本命のピューターは大差のビリ。
 逃げられないとやる気なくすとか…。
 面倒な馬だなぁ…。適当に対策させてもらいまぁす。

5/29京都09R 御室特別(○)
 これは順当。てゆーか、単勝安いなぁ。頭数少ないからしょうがないけど…。
 格上挑戦でマーメイドS辺り狙ってくるのかな。
 相手関係とハンデ次第だろうけど、安定感はあるから狙えない馬ではない。
5/29京都10R 東大路S(×)
 1番人気のトウショウフリークが勝利。
 確かに安定感はあるけど、昇級戦だし乗り替わりだし…、
 とか思ってたんだけどなぁ。
 ダートの方がさらに良さそうなので、今後要注目の馬かもしれない。
 本命のポイマンドレースは11着に惨敗。
 休養前の馬体重よりかなり重い状態で前走出て惨敗したのに、さらに増えて出走。
 次走sではキッチリ絞り込んでの出走を期待したい。
5/29京都11R 鞍馬S(×)
 3番手評価のベイリングボーイが勝利。
 人気落ちこそしていたが、メンバー中唯一1600万下で勝ったことがある馬だけに、
 ある意味ココは負けられない相手だったろう。
 本命のマルカベストは6着に敗れる。良馬場限定っぽいなぁ。

5/29新潟10R 鮫ヶ尾城特別(○)
 9番人気のシンボリアニマートが勝利。
 芝は無理だと思ったんだけど、ダートでのパワーを活かして押し切ってしまったか。
 本命のナリタプラチナは手堅く3着をキープ。
 重馬場でも良い時計で上がって来ているから、
 このクラスでは間違いなく実力上位だろう。次も期待だ。
5/29新潟11R ルミエールS(○)
 対抗のエーシンヴァーゴウが勝利。
 平坦芝では完全連対しているだけに、夏競馬では短距離を賑わす存在になりそうだ。
 3着に3番手評価のシャウトラインが入って、ワイドはゲット。
 本命のナイアードは、惜しくも4着。
 重馬場では多少評価を落とした方が良いのかもしれない。
 まぁ、めったに経験できないから、いい経験になったと思うべきかも知れない。
5/29新潟12R 巻磯山特別(×)
 3番人気のダイワフラッグが勝利。
 新潟コースで2勝しているし、もともと持ち時計トップということもあって、
 重馬場はむしろ望むところだったのかもしれない。
 本命のエヴァは、12着に惨敗。
 本質的にはもう少し長い方が良いのだろう。
 時計勝負になったのも、この馬には厳しかったかもしれない。

日曜日はうまくメインで拾えたので、回収率的にはなんとか踏みとどまった感じ。
来週から関西が阪神開催に替わるのがどう出るか。
前開催はそう悪くなかったので、まずは年間80%に乗せておきたい。
6/4、6/5の買い方は以下の通り。
 東京:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 阪神:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド
 新潟:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連

この国に生きる、ということ② 西山編-(1)

金比羅山火口への登り口にある駐車場(ここは無料)に車を止め、
そこから西山火口に向かう道に入る。

P5170146

まず目に飛び込んでくるのは、噴火による隆起で寸断された国道230号と、
その窪地に雨水などが溜まってできた沼。
沼の向こう側の道路沿いに放棄された住居があったり、
沼の向こう側からきた車用の標識や街路灯がそのままにされていたりする。

あいにくの天気で人通りもまばら。
土産物屋も開店休業状態でひっそりとしている。
その脇を抜けて、西山火口への道に入る。
Imgp0017

西山火口への道から沼方向を見る。
奥の建物は、旧西胆振消防本部庁舎。現在は有珠山噴火展示資料室。
電柱や電線は捨て置かれ、無傷の道路標識が池の中に虚しく残っている。

Imgp0039

1つ前の画像の中ほどにある白いものを拡大撮影。
噴石が直撃したのか、屋根の部分が潰された自動車が打ち捨てられている。

旧道脇に用意された遊歩道を登りだす。
もともとこの道は下りの道だったのだが…
P5170147

西山一帯が噴火時に大きく隆起したために上り坂になってしまっているのだ。
先ほどの沼ができた原因は、この隆起による。
Imgp0022_2

下り方向に塗り固められていたアスファルトが、
地殻変動によって持ち上げられ、階段状に寸断されている。
この画像ではたいしたことないように見えるが…
P5170144
この通り、遊歩道沿いにけっこうな距離で続いているのだ。
その亀裂から生えている植物が、時の流れを感じさせる。

Imgp0023
そういう中でも生きながらえたものは、このようにして可憐に、たくましく花を咲かせる。
寺田の言う「自然は過去の習慣に忠実」(『津浪と人間』より)というのは、
何も悪い意味ばかりとも言えないと、この桜に教わりました。

道はいよいよ火口に接近。周りの景色からも、黄土色の山肌へと変色。
P5170142

噴火から10年以上を経ても、このような噴気が何ヶ所からも出ている。
そして、この噴気が発する硫黄臭こそが、
この山肌から緑の気を奪っている張本人と思われる。

Imgp0025

Imgp0034

台地に呑み込まれた生活の痕跡。
詳細は後述するが、2000年の噴火では、
金毘羅山のさらに西に当たる西山から最初に噴火している。
有珠山のような溶岩ドームを作る火山の溶岩は粘着質であるらしく、
それらは地下に長く居座り、巨大化する性質があるようなので、
もしかすると有珠山直下のマグマ溜まりは、今も広がり続けているのかもしれない。
(参考ページあり_http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/sience_of_hotspring/sience_of_hotspring_3-1.htm)

Imgp0027

地盤の隆起により置き去りにされた重機と、露出した水道管。
噴煙を何千mも吹き上げるポテンシャルを持つ火山の圧倒的パワーの前には、
これらも子供のおもちゃのようにやすやすを持ち上げ、破壊できるということだろう。

Imgp0026

現在はカルデラ湖化した西山火口。
自らが噴き出した溶岩が冷えて固まってその口を塞ぎ、
今は平静を保っているが、洞爺湖も含めて有珠山周辺にはこう言った旧火口の沼が
多数存在しているのだ。

後編では、西山山頂から虻田側に降りて行く道すがらの様子を伝える。

映画 『マイ・バック・ページ』(☆☆☆)

ワシは、全共闘世代があまり好きではない。
結局転向してしまったし、
そもそもノンポリだったわけだし、
そしてみんな片桐(=梅山、松山ケンイチ)みたいに、
口ばっかりの奴らだから
(まぁ、わしも似たようなもんだが)。

赤軍とは何だったのか。
安保闘争とは何だったのか。
学生運動とは何だったのか。
結局、ファッションでやってただけなんじゃないのか
(それぞれ中枢部だけは本気だったみたいだったけど)。
新興宗教なんかもそう見えるんだけど、
結局群れだすと堕落していくって言うね…。
「日本は組織力がすごい」とか言うけど、
ワシは信じないね。
確かに組織を作る間ではすごいかもしれないけど、
維持するってなると突然内向きの論理だけになって、
組織維持に汲々とするっていうようにしか、
ワシには見えないわけよ。
それって、結局上から下までノンポリだからだと、
ワシは思ってるんだけど。

片桐なんか、この作品を冷静にみる限り、
大風呂敷広げるだけの典型的なペテン師だし
(しかも自分のては汚さないって言う最悪の人種)。
沢田(妻夫木聡)は、
功名心に逸って足元すくわれただけだからまだ救いがあるけど、
新聞屋のどうしようも無い体質に結局潰されちゃうんだよね。
ま、新聞屋の場合、『クライマーズ・ハイ』でも
上の世代に足を引っ張られる的な話が出てくるから、
これもどうしようもないんだろうけど。

よくも悪くも、『実録 連合赤軍』と違って重くない作品。
現代史の1ページを見るぐらいの、
軽い気持ちで観てもらった方が気楽でいいかも。
ただ、それにしては長すぎる(ワシのレビューもね)。

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