「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(24)
7/2の結果
4勝(隅田川特別、江戸川特別、大江山特別、天橋立特別) 6敗
回収率 43.5%
7/3の結果
3勝(野田特別、常総S、洞爺湖特別) 6敗
回収率 35.7%
年間回収率 79.2%
通算回収率 71.7%
各レースの反省
7/2中山08R 犬吠埼特別(×)
対抗評価の1番人気、ムーンリットレイクが勝利。
キャリア2戦の3歳馬とはいえ、OPで2着した実績は伊達ではないということだろう。
勝ち時計も悪くないので、秋に向けてもう少し賞金を乗せておきたいところだろう。
本命のプレミアムテーストは6着に敗れる。
血統的には、もっと距離が必要なのかもしれないが、
少なくともこの距離で戦うにはややスピード不足か。
7/2中山09R 隅田川特別(○)
8番人気のロイヤルクレストが勝利。
3歳にしては距離経験も実績もある馬だったし、
逃げ馬ということでうまく斤量差を利して気持ちよく逃げられたのが勝因か。
ローカル開催の平坦コースでも押し切れるスピードもあるようなので、
レースを選べばマイルチャンピオンシップで面白い存在になりうるかも…。
本命のシャイニンアーサーはよく追い込んで3着をキープ。
勝ち馬に気持ち良く行かれ過ぎた感はあるね。
脚質的には大外は悪くないが、殿直一気とはなかなかいかないよねぇ…。
複勝なら狙って行ける1頭ではある。
7/2中山10R 江戸川特別(○)
本命で1番人気のガンマーバーストが勝利。
休み明けでも中山では本当に強いよねぇ。
長距離輸送もあまり強くなさそうだし、ローカルで走ったことも無いようだから、
手堅く行くなら新潟が主戦場になりそうだ。
7/2中山11R 中山グランドジャンプ(×)
地震の影響で、この時期まで開催が伸びたこのレース。
そのせいか外国馬の参戦も無く、往年の「中山大障害(春)」みたいな位置付けになった。
勝ったのは、本命で2番人気のマイネルネオス。
間隔は空いたが、究極とも言える仕上げで見事戴冠。
しかし代償も小さくなく、全治3カ月の剥離骨折。
2着のメルシーエイタイムも靭帯を痛めるなど激戦の跡がうかがえる。
対抗、3番手が馬券に絡めず、馬券はゲットできず。
3番手のメジロラフィキなんか競走中止だしね。
まだまだ障害戦でのキャリアが不足してるんだろうね…。
7/2京都09R 大江山特別(○)
本命で1番人気のベルレンケッテが勝利。
2頭しかいない京都実績馬の1頭だし、3頭しかいない芝1400m実績馬でもある
(12着に大敗したミラノムーンも同じなんだけど…)。
あとは、やっぱり斤量差なのかな、やっぱり。
3着内率100%の同馬、今後もこの安定感を遺憾なく発揮してもらいたい。
7/2京都10R 丹後半島特別(×)
8番人気のピースピースが勝利。
持ち時計は良いので、スピード勝負に持ち込めたのが大きいかもしれない。
相手なりに走れる力もあるにはあるけど、
強い長所がないから少なくとも本命には推しにくいよなぁ…。
本命のマジンプロスパーは、6着に敗れる。
血統的にはそう見えないが、マイルでもちょっと長いのかもしれないなぁ。
馬場は選ばないようなので、選択肢はそれなりにあると思われるが…。
7/2京都11R 天橋立S(○)
本命で1番人気のニホンピロアワーズが勝利。
休み明けを無難にこなした後でもあるし、
堅実に走る馬でもあるのでトップハンデでも順当な勝利と言えるかも知れない。
OP昇格とは言っても、この時期のダートオープン級は玉石混交でもあるので、
うまく立ち回ればOP勝ちも充分あると思われる。
7/2函館10R 下北半島特別(×)
対抗評価で1番人気のオレンジティアラが勝利。
半年以上の休み明けで体重も増えていたが、
2頭しかいない500万下勝馬ということでココは順当な勝利ということだろう。
本命に推したハイライトリールは7着に敗れる。
昇級初戦ということもあるし、持ち時計でもやや見劣りする。
まだ3歳だし、今後の成長に期待したいところだが…。
7/2函館11R 大沼S(×)
対抗評価のエーシンモアオバーが勝利。
半年以上の休み明けとはいえ、距離実績から言ってローカル向きなので、
ここは地の利を活かしたと言えるだろう。
また、1着から4着まで函館実績馬で占められたことから言っても、
地の利のある馬に向いたレースだったということだろう。
斤量も軽かったんだし、メダリアビートにはもう少し頑張ってもらいたかったが、
内枠の先行馬が出負けしたのではなぁ…。
7/2函館12R 美利河特別(×)
3番人気のマッキーコバルトが勝利。
1000万下で実績があると言っても、近走内容が悪過ぎて軽視してたんですが…。
案外洋芝向きの馬なのかもしれませんね。
本命のウインバンディエラは、7着に敗れる。
いい脚は持っているんだが、いかんせん前が止まってくれなかったねぇ。
直線の長い新潟なんか、どうだろうねぇ。
7/3中山09R 野田特別(○)
6番人気のマルブツビアンが勝利。鞍上変更が功を奏したのかな。
パワフルな印象を持ったので、
ローカル開催より秋まで英気を養うという選択肢もあるか。
ま、普通なら3歳限定戦のレパードS辺りが目標になるだろうが…。
本命のヒラボクマジックは、3着に滑り込んだ。
こちらもかなりパワフルな馬なようだし、新潟で大敗してることもあるので、
目先の出世より力を活かせるところを選んで行くというのも悪くないと思われるが…。
7/3中山10R 常総S(○)
本命で1番人気のヤングアットハートが勝利。
ここ2戦、重賞で掲示板入りしているわけだし、単純に実力上位ということだろう。
再昇格を果たしたことだし、重賞勝ちを目指すのも悪くないが、
地道にOP戦で着を拾うと言うのも悪くないだろう。
7/3中山11R ラジオNIKKEI賞(×)
本命のプランスデトワールが1角曲がれなかった時点でレースはほぼ終了。
それでも、枠連なら当たってたんですがねぇ…。
新馬戦こそ右回りで勝っているが、
コーナー方向に対して逆手前で進入していたのが直進の原因だったようで、
本質的には左利きなのかも知れない。
再審査後は、東京や新潟ならもう一度狙う勝ちはあると思うんだが…。
勝った対抗のフレールジャックは、これで3連勝。
このレース勝っても、あんまり出世してる馬いないんだけど、
尋常ではない勢いがあるだけに、もうしばらく注目したい馬だ。
7/3京都09R 芦原特別(×)
対抗から4番手まで全部馬券に絡んでるんだけどなぁ…。
本命のヤマニンシャスールは惜しくも4着止まり。ま、人気順通りなんだけど。
いい加減使い過ぎなんじゃなかろうかとも思うのだが、
タフにいい脚で飛んできてるだけに、
相手次第ではまだチャンスがありそうに思わせてるところがね…。
ただ、レース時計自体ひっどいレースなので、参考にしにくいレースとも言えるなぁ。
7/3京都10R 若狭湾特別(×)
2番人気のグリッターウイングが勝利。
2階級降級だし安定感もあるのだが、鞍上と今ひとつ噛み合ってなかったので、
ちょっと足りないかなと思って買わなかったのですが…。
このクラスなら馬自体が実力上位だったということだろう。
本命のスエズは3着止まり。
成長力的に言っても、もう頭打ちかもなぁ…。
これ以上は望めなくとも、このクラスで安定して着を拾える馬と考えれば、
それなりに価値もあるが…。
7/3京都11R 米子S(×)
本命で1番人気のリディルが勝利。
安田記念でも着順ほど着差は無いので、
相性の良い京都で行われるマイルチャンピオンシップでは
無視できない1頭になる可能性は充分にあるだろう。
しかし、他の2頭が馬券に絡めず馬券ゲットはならず。
ともに休み明けだったから、単にレース勘が鈍っていただけかも知れないが、
それにしてもちょっと情けなかったなぁ。
7/3函館10R 大森浜特別(×)
3番手評価のカワキタコマンドが勝利。
唯一の勝ち星が芝1600mでのものだったが、
血統的にはこのぐらいの方が向く馬だし、今回は鞍上も良かったのだろう。
本命のアグネスデイジーはなんと競走中止、予後不良か…。
ご冥福をお祈りいたします。
7/3函館11R 函館スプリントS(×)
本命のカレンチャンが順当に勝利。
休み明けとはいえ、楽な相手関係だったかもしれない。
この距離が一番向いているだけに、
スプリンターズSまで一気に駆け抜ける可能性まである。
しかし他が馬券に絡まず、馬券ゲットはならず。
パドトロワは中間トラブルがあったようで、その割には頑張っていたようだ。
休み明けだったし、叩いた次走は改めて期待する手はある。
ヘニーハウンドは、3歳馬なのに馬体が減り続けているのが気がかり。
まずは馬体回復が急務だろう。
7/3函館12R 洞爺湖特別(○)
2番人気のマイネルエルフが勝利。
ここ2戦、競り負け方がひどかったので軽視してたんですが…。
洋芝向きの馬なのかも知れませんね。
1600万下になってしまったので、格上挑戦してでも使ってくる可能性はある。
本命のレインボーダリアは、3着をキープ。
相手なりに走れる馬のようだし、こちらも洋芝は向くようなので、
逆に昇級せず着を拾ってくれてる方が、買う側としてはありがたいわけだが…。
アンラッキー的なこともあって、馬券をフイにしているが、
それにしても当たってなさすぎ。
あっさりと年間80%割れはいただけない。
特に函館が悪いんだよなぁ…。そんなわけで、買い方も若干の手直しをば…。
7月9日、10日の買い方は以下の通り。
中山:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
京都:条件戦=複勝1点買い OP以上=ワイド
函館:条件戦=単勝1点買い OP以上=枠連
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