映画 『モールス』(☆☆☆☆)
ホラー(今作の場合スリラーか)と子どもの初恋という、
一見ありえない組み合わせを見事に融合させた快作(怪作と言うべきか)。
人は死ぬけど救いがあると言う点では、
『デビル』に相通ずるところはあるが、
完成度でいえばこっちの方が数段上。
こっちなら、下手すりゃ泣けるかもね。
しかも、主人公のアビー(クロエ・グレース・モレッツ)が、
この町にくる前どうしてたのか、とか
オーウェン(コディ・スミット=マクフィー)と
この後どうなっちゃうのか、とか
けっこう後引く感じが小憎らしい。
いろいろ説明されてない話もあるが
(なんとなく予感させるものはあるが)、
とにかくこの発想の良さは見習いたいと、
ワシなんかは思っちゃうわけで…。
恐い、よりも興味津々、な映画でした。
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