« 映画 『あしたが消える -どうして原発?-』(☆☆☆) | トップページ | 「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(32) »

映画 『神様のカルテ』(☆☆☆☆)

「会うは別れの始まり」と言います。
良い出会いも、悪い出会いもありましょう。
ならば、良い別れも悪い別れもあるでしょう。
どうせ別れるなら、そしてその別れが避け得ないものならば、
良い別れを迎えたいものでしょう。
深読みかも知れないですが、
この映画は「良き別れの迎え方」を描いてるように、
私には思えました。
また、これも深読みかも知れませんが、
終末医療のあり方を考える映画だったように思われます。
日本では止まらない高齢化でこの分野が
ますます重要視されるはずなんですが、
どうにも医師の側にそれが感じられないというか、
投薬に次ぐ投薬でガシガシ稼いでやろう、
的な意図しか見えてこないわけで…。
今作の安曇さん(加賀まりこ)のような、
安らかな死をできることなら迎えたいなと思う心が、
私にもあります。

思ったより、かなりいい映画でした。
栗原一止演じる櫻井翔の演技も、そんなに気にならなかったし
(あの硬い口調が原作のままなんだとしたら、
考えたキャスティングだと思う)。
ただ、その前時代的な硬い口調そのものがなんか肌に合わなかったし、
あと医者ものってワシ的には
『ブラックジャックによろしく』で
少なくともキャラクター的には出尽くした感があって、
今作もその枠内でしかなかったので、
そういう意味でのサプライズは全然なかったです。
あと、余韻がちょっと余計な感じがしました。
余裕の☆4つとは行きませんが、
観る価値は充分あると思います。

« 映画 『あしたが消える -どうして原発?-』(☆☆☆) | トップページ | 「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(32) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画 『神様のカルテ』(☆☆☆☆):

« 映画 『あしたが消える -どうして原発?-』(☆☆☆) | トップページ | 「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(32) »

2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ