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「新・中央競馬予想戦記」2011年全体を振り返って

(1)数字編-Ⅰ(年齢、距離、馬場別(カッコ内は通算の数字))
 ①2歳戦
   49戦 89.3%(410戦 78.9%)
 ②3歳戦
   95戦 73.4%(791戦 63.0%)
 ③3歳以上戦
   496戦 61.3%(3690戦 70.9%)
 ④4歳以上戦
   287戦 73.8%(2055戦 68.3%)
 ⑤芝短距離(1600m以下)
   304戦 61.3%(2390戦 69.4%)
 ⑥芝中距離(1700m~2200m)
   280戦 77.2%(2093戦 72.8%)
 ⑦芝長距離(2300m以上)
   69戦 76.9%(532戦 73.9%)
 ⑧芝全体
   653戦 69.7%(5015戦 71.2%)
 ⑨ダート短距離(1600m以下)
   105戦 50.3%(765戦 58.2%)
 ⑩ダート中長距離(1700m以上)
   152戦 84.9%(1044戦 73.5%)
 ⑪ダート全体
   257戦 70.7%(1809戦 66.6%)
 3歳以上戦が通算値より低いということは、後半ペースダウンした、ということ。
 思った以上に3歳世代が強かったのを拾えなかったのが敗因と思われる。
 2歳戦は、当たんないなぁとか言ってたわりには
 けっこう大きいところを拾ってカバーしてたということだろう。
 距離別で言えば、芝ダートとも短距離が悪かった。
 年齢別との関連で言えば、
 今までの世代で短距離馬の層が薄かったところを、
 リアルインパクトなどの3歳世代が一気に埋めたと考えることもできそうだが…。

(2)数字編-Ⅱ(条件別(カッコ内は通算の数字))
 ①500万下
   227戦 79.9%(1701戦 81.0%)
 ②1000万下
   283戦 67.1%(2381戦 71.0%)
 ③1600万下
   168戦 58.5%(1021戦 68.3%)
 ④オープン戦
   115戦 73.6%(839戦 61.7%)
 ⑤GⅢ
   71戦 38.4%(518戦 60.6%)
 ⑥GⅡ
   38戦 132.7%(270戦 83.7%)
 ⑦GⅠ
   25戦 40.5%(179戦 70.6%)
 ⑧重賞全体
   134戦 65.2%(967戦 68.8%)
 重賞は全体としてはそう悪くない、というか前半のGⅡで稼いだ貯金でこの数字。
 後半の失速ぶりがうかがえますなぁ。
 あとは、大イベントのGⅠが特に悪いっていうね…。
 確かに、去年ぐらいから「裏街道でしか稼げない」って自分で言ってはいましたが、
 改めて数字で実証されてしまいましたねぇ…。

(3)数字編-Ⅲ(馬場別(通算のみ、カッコ内は去年までの数字))
  ①中山競馬場:646戦 72.5%(74.9%)
  ②東京競馬場:694戦 65.3%(66.6%)
  ③阪神競馬場:650戦 70.0%(70.9%)
  ④京都競馬場:707戦 68.9%(66.3%)
  ⑤小倉競馬場:449戦 71.1%(68.7%)
  ⑥新潟競馬場:458戦 61.0%(59.7%)
  ⑦函館競馬場:205戦 84.2%(87.1%)
  ⑧札幌競馬場:282戦 90.6%(91.7%)
 関東2場がどっちも減ってるのは、何でだろう。
 あと、左回りの両場が揃って数字悪いっていうね…。
 そう言えば中京も数字悪いし、ワシって右利き予想家?
 一応左利きなんだけどなぁ…。
 改装後の中京では、なんとか取り返して行きたいけどなぁ…。

(4)総括
 今年は、レースの反省や評価見直しをやってみたんだが、
 実際それほど生きてないっていうか、
 いじって成功したり失敗したりで結局そんなに変ってないっていうね…。
 来年に向けて今注意してるのは以下の通り。
  ①クラシック戦線の力関係が全然掴めない
    (てゆーか、週替わりでヒーロー、ヒロインが登場してる現状って、何?)
  ②明け4歳世代の快進撃がどこまで続くか
 ①に関しては、桜花賞皐月賞が始まるまではっきりしなさそうな気配。
 クジ運とか権利取りどかでも左右されそうな気配で、
 高配当が期待できる半面、見当はずれな予想になりそうな予感も…。
 ②に関しては、中長距離のオルフェーブル、
 マイル戦線のリアルインパクトが世代をけん引して行きそうだ。
 ダート、スプリント戦線はまだ混沌としている感じもあるが、
 明け4歳馬の中にも有力馬がいたっぽいので、前哨戦では注目して行きたい。
 あとは、もう少し4頭買いを減らしていく方向で行きたくはある。

(5)2012年の目標

  年間回収率80%必達!

ええ…、去年のところからコピペしてますよ、もう…。

2011 勝手に映画賞

今年観まくった150本の映画のうち(ちなみに2010年は92本)、
良い映画悪い映画をを総ざらえ。まずは評価分布から。

☆5つ(2010年=4本)
 モンガに散る
 英国王のスピーチ
 スーパー8
 海洋天堂
 マネーボール

☆4つ=37本(2010年=23本)

☆3つ=71本(2010年=51本)

☆2つ=30本(2010年=11本)

☆1つ(2010年=3本)
 ファースター 怒りの銃弾
 デンデラ
 戦火のナージャ
 シャンハイ
 プリースト
 第7鉱区
 ハードロマンチッカー

続けて、今年の最高映画&最低映画を。

最高賞=海洋天堂
最低賞=シャンハイ

最高賞候補は、『英国王のスピーチ』、『スーパー8』、『マネーボール』と、
有名どころが並んだのでこれらは除外。
マイナーどころは台湾の『モンガに散る』と、
中国映画の『海洋天堂』と奇しくも漢字圏の2作品に。
『モンガに散る』の余韻の美しさも捨てがたいが、
今年おそらく唯一泣いた『海洋天堂』に軍配。
上映時間も長くないし、映像も美しいし、ジェット・リー出てるので、
適度に他人に勧めやすいのも良い。

最低賞は、まず続きものを途中から見た『戦火のナージャ』を除外。
料金ハードルの高い3Dのみ上映の2作
『プリースト』と『第7鉱区』も一応除外。
まぁ、2Dで観ても☆1コっぽい作りだけどね。
残った4作も、甲乙つけがたいひっどい作品たちだが、
一番金かかってそうな『シャンハイ』を最低賞とする。
なんて言うか、渡辺謙の扱いが最近アレな感じなのもそうなのだが、
この作品では菊池凛子の扱いがもう問題外なのが致命的。
セットとかもカネかかってそうだったのに、本当にザンネンな映画。

最後に総括。
去年との比較で言えば、確実に☆2つの割合が増えてる。
数見たから目が肥えたというのもあるかもしれないが、
ちょっとハードル下げ過ぎたかな、と…。
2012年は、見る目があるところを少しはお見せしたいところではあるが、
既に1月14日公開週(1/13公開の作品もあるが)で6本も予定があるとか、ねぇ…。
現状の来年の目標は「年間120本=月間10本」程度にして行きたいと思ってます。
ホントは、2010年と同程度の100本ぐらいまで抑えたいのですがねぇ…。

来年は、1月7日公開週の2本
  フェイク・クライム(キアヌ・リーヴス出演)
  哀しき獣(ハリウッドリメイクが既に決まってる韓国製サスペンス映画)
のうち、公開館の都合で多分『フェイク・クライム』からになる予定。
どっちも似たようなテイストの映画なので、比較して観るのもイイかも。

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(48)

12/24の結果
 3勝(グレイトフルS、ラジオNIKKEI杯2歳S、樅の木賞) 1分(中山大障害) 6敗
  回収率 65.9%

 

12/25の結果
 4勝(グッドラックハンデ、フェアウェルS、赤穂特別、筥崎特別) 8敗
  回収率 38.4%
  年間回収率 69.5%
  通算回収率 70.7%

各レースの反省

12/24中山09R クリスマスローズS(×)
 4番人気のレオンビスティーが勝利。
 芝実績が無かったからちょっと軽視してたんだけど、
 よく見るとこの馬まだ馬券から外れたことないのね…。
 いかにも短いところが強そうな血統だから、
 芝ダート問わずスプリント戦なら見逃せない存在か。
 本命のエクセルシオールは6着に敗れる。
 気持ち良く逃げられなかったのが敗因のようで、
 函館2歳Sもそれで惨敗している。単騎逃げ必須ということか…。
12/24中山10R 中山大障害(△)
 実績よりも直近の調子の良さ、な結果。
 イルミネーションジャンプSで1着2着だった両頭が、
 順位を入れ替えてそのままやってくるっていうね…。
 まぁ、それでも当たってるっちゃぁ当たってるんですが…。
 人気馬同士の決着で当然トリガミです。
 本命のマイネルネオスは惜しくも4着。
 実績馬両頭は、ともに年齢が年齢だからもうこれ以上は望めないってことかなぁ…。
12/24中山11R 師走S(×)
 3番人気のタガノロックオンが勝利。
 間隔空いてたし、OPではちょっと足りないのかな、とか思ってたのですが…。
 10㎏増は、全部成長分と考えても良さそうだ。今後に期待か。
 本命のプレシャスジェムズは、13着に惨敗。
 前走も連対してるとはいえ、さすがにちょっと重かったんじゃなかろうか。
12/24中山12R グレイトフルS(○)
 4番人気のエーブチェアマンが勝利。
 ここ2戦負けっぷりが良くなかったので軽視してたんですが…。
 鞍上は蛯名さんが合うみたいですな。
 本命のデルマドゥルガーは、3着を死守。
 ターゲットマシンと本命迷ってたので、ここは一応グッドチョイス。
 中山でしか勝ててない馬なので、年明けもう1チャンスぐらい期待したいところだ。

12/24阪神09R 摂津特別(×)
 2番人気の対抗ノーブルジュエリーが勝利。
 評価通りこっちもけっこう良さげだとは思ってたんですが、
 セイルラージがもっと抜けてると思ってたんだけどなぁ…。
 ノーブルジュエリーは、このぐらいの距離が向きそうなので、
 当面はヴィクトリアマイル辺りが目標になってきそうではある。
 そのセールラージは4着止まり。
 出遅れた上に引っ掛かったとか、もうすぐ5歳馬と呼ばれるようになるのに、
 精神面がまだ幼いのかねぇ…。
 こういうのがクセにならなきゃいいんだけど…。
12/24阪神10R 元町S(×)
 6番人気のリッカロイヤルが勝利。
 前走は確かに惜しい内容だったけど、
 平坦でこその馬だと思ってたので軽視したんだけど…。
 前走は単純に距離が長かったっぽいね。
 それにしても、時計がなぁ…。勝ってもあまり自慢できないね、こりゃ…。
 本命のトウカイオーロラは7着に敗れる。
 まぁ、印打った馬の中では一番良かったんだけどね。
 もともと持ち時計の無い馬だったんだから、こういう時こそ勝負どころなんだけどなぁ…。
 前残りっぽい競馬になったから、どうしようもなかったかな。
12/24阪神11R ラジオNIKKEI杯2歳S(○)
 4番手評価の4番人気アダムスピークが勝利。
 当たっといて言うのもなんだけど、ホンット今年の2歳は難しいわぁ…。
 新馬勝ち→OP即勝利とか多くない?
 3歳になってもこういう傾向が続くようだと、
 実績重視の予想じゃあとても太刀打ちできないよなぁ…。
 本命のトリップは、惜しくも4着。
 平坦じゃなきゃダメってことじゃないと思いたいんだけどねぇ…。

12/24小倉10R 樅の木賞(○)
 3番手評価の1番人気レッドクラウディアが勝利。
 ココは実績通りで決まったんだねぇ。これだから難しいっていうんだよ…。
 本命のスタンドバイミーが2着に入ってくれたからよかったけど。
 しかも人気無かったから、けっこうおいしかったよ。
 ただ、ローカルでこその馬っぽくはあるなぁ…。
12/24小倉11R 宗像特別(×)
 9番人気のアグネスウィッシュが勝利。
 てゆーか、なんという7枠競馬。
 しかも、その7枠の中でも一番評価の低い馬が来ちゃってねぇ…。
 小倉でしか勝てない、っていう認識をして行くしかないですね。
 本命のルアーズストリートは、なんとブービー。
 てゆーか降着だったんですね。
 そもそも、あの枠でダッシュつかず、直線向いて外ヨレとか…。
 メーワクかけ過ぎだろう。
 次回は、とりあえずフツーに回ってきて欲しい。
12/24小倉12R 志賀島特別(×)
 11番人気のエクセリオンが勝利。
 2着も15番人気のジパングダマシイが入り、馬単6ケタの大波乱。
 ワシ的に言えば、何で買え、と言いたいぐらいの馬たちなわけだが、
 それを言っちゃぁオシマイだからねぇ…。
 本命のリバーハイランドは、惜しくも4着。
 こうやって見ると、エクセリオンがうまくペースを掴んでるっていうか、
 1~2コーナーで前めにシフトしたエクセリオンが勝って、
 後ろに残り続けたリバーハイランドが、
 後ろから行った馬の中では一番良くて4着っていうね…。
 リバーハイランドには、ペースが向かなかったっていうことだね。
 こればっかりは、スタートしてみないと…、っていうところもあるしねぇ…。

12/25中山07R ホープフルS(×)
 5番人気のアドマイヤブルーが勝利。
 ラジオNIKKEI杯2歳Sと同様、新馬勝ち→即OP勝ち。
 こういうのが続くとなぁ…。クラシック戦線は予想が難しそうだ。
 本命のフェノーメノは7着に敗れる。
 今週は、ことごとく岩田騎手に裏切られてるなぁ…。
12/25中山08R グッドラックハンデ(○)
 5番人気のコスモロビンが勝利。
 評価的には人気通りだったが、
 前走の負けっぷりが悪かったので軽視してたわけだが…。
 やっぱり前めの競馬が合うと思うんだが…。
 本命のマイネルメダリストは、惜しくも2着。
 調子は悪くなさそうなので、次も期待したい馬である。
12/25中山09R フェアウェルS(○)
 4番人気の本命グランドシチーが勝利。
 印を打った3頭とも互角の評価だったので、ココはグッドチョイス。
 良い時期に入っているようなので、次もそれなりに期待したい。
12/25中山10R 有馬記念(×)
 3番手評価の1番人気オルフェーブルが勝利。見事3歳4冠を達成。
 今年の3歳馬はかなり強いんだろうねぇ…。
 本命のトーセンジョーダンは、惜しくも5着。
 調教が軽かったなど、調子落ちしているっぽい雰囲気も見えたらしいが…。
 ただ、そこまで追い始めるとキリがないしなぁ…。
12/25中山11R ハッピーエンドプレミアム(×)
 7番人気のヤサカシャイニーが勝利。
 中山っていうか、平坦馬場でこその馬だと思ってたんだがなぁ…。
 本命のオメガブルーラインは、13着に惨敗。
 互角評価のウインバンディエラが2着だっただけに、ココはバッドチョイス。
 このクラスでは厳しいのかなぁ…。

12/25阪神09R 江坂特別(×)
 1番人気のロードラテアートが勝利。
 これと言って強調できるポイントが無かったから浮上して来なかったわけだが…。
 血統的には長いところが向きそうな感じはするが、まだ何とも言えないなぁ。
 本命のハードダダンダンは、6着に敗れる。
 時計勝負になってないから、よさを発揮できなかったということかも知れないが、
 唯一このクラスで実績のある馬だけに、ちょっと無様な競馬だったねぇ…。
12/25阪神10R 赤穂特別(○)
 1番人気の本命ローマンレジェンドが勝利。
 互角評価の対抗ディープルマンも3着に入っているが、
 単勝狙いだったので今回は一応グッドチョイス。
 ただ、馬券的にはディープルマンの複勝とかの方がおいしかったわけだが…。
 ただ、ローマンレジェンドは勢いもあるしこの距離は得意のようなので、
 上に行ってもそれなり以上に期待はできそう。
 ディープルマンも、昇級初戦としては悪くない内容なので期待できそう。
12/25阪神11R 摩耶S(×)
 3番人気のサクラシャイニーが勝利。
 地方出身だし近走内容も良いが、芝で走ってた頃の成績も拾ってるので、
 その辺りで埋もれてしまったのが痛い。
 中央ではこの距離で実績を上げ続けているが、
 地方では1000mで実績を挙げているので、短いところの方が向きそうだ。
 本命のアイアムルビーは、惜しくも2着。
 力はあるようだが、コッチの方が純粋スプリンターっぽいので、
 1200mでの出走時に期待したい。
12/25阪神12R ファイナルS(×)
 3番人気のコスモセンサーが勝利。
 この距離では勝つか着外かっていう成績だから、当てにしにくい。
 ココ3走ほど、内容のある競馬が続いてはいるが、
 今後も本命視はしにくい馬ではある。
 本命のエアラフォンはなんとか3着。
 平坦馬場の方が良さそうな馬ではあるので、
 坂のあるコースではやや評価を下げて行く方向で行きたい。

12/25小倉10R 八女特別(×)
 14番人気のメタギャラクシーが勝利。
 昇級戦だし休み明けだし、もちろん体重も増えてるし、
 人気順は妥当だと思うのだが…。
 良い脚繰り出したところを見ると、
 リフレッシュ成功か、体重が増えて良かったということか。
 本命のスピルオーバーは、8着に敗れる。
 直線の長い京都ならともかく、小回りの小倉でこの位置では、
 今回の上がりで差し切れるはずがない。
 もっと前めで競馬したかったね。
 ただ、そればっかりは走りだしてみないと何とも言えないからなぁ…。
12/25小倉11R 筥崎特別(○)
 1番人気の本命サトノパンサーが勝利。
 小倉実績もあるし、前走も着順ほど悪くない競馬だったし、
 現級で連対してる3歳馬だったのでココは人気通り順当と見る。
 次走も小倉ならいきなりでも期待できそうだ。
12/25小倉12R アンコールS(×)
 4番人気のサンダルフォンが勝利。
 休み明けとはいえ、前走も惜しい内容だったからなぁ…。
 小倉は合うんだとは思うんだが、今年の北九州記念で着外だっただけに、
 もうこれ以上は望めないのかもなぁ…。
 本命のドリームバレンチノは、惜しくも2着。
 こっちも小倉は向く馬だし、来年まだ5歳だし、
 平坦馬場なら今後も期待は持てる馬だろう。

年末なので今年の総括をするので、コチラではココまで。

映画 『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』(☆☆☆)

戦争は、始めるのは簡単だが、やめるのは難しい、
とよく言われる。
それは、さながらギャンブルの引き際に似ている。
だからこそ孫子は「察せざるべからざるなり」と、
冒頭からよくよく考えるように釘を刺しているのである。

今作では、真珠湾攻撃の立役者であり、
講和派の急先鋒だった山本五十六を主役に仕立てているが、
聯合艦隊司令長官の祭り上げられたといえば聞こえはいいが、
要するに海軍省にいたら講和講和とうるさいから、
海に浮かせされたとしか、今作を見る限り思えないわけで…。
この国の人事は、維新以降おおむねこの調子である。
派閥均衡の情実人事で、
適材適所など数える程しか例がない。
そして、現在もそれは大きく変わっていない。
「あの戦争の総括はいまだ終わってない」
と言われるが、
作中にもあるように日本人はすぐに忘れる。
だから、そもそも総括のしようがないのである。
そういう中で今作の原作者で作中にも顔を出す
半藤一利氏(作中では進藤(玉木宏))は、
よくやってる方だとは思うが、
いかんせんそうでない人が大半だからねぇ…。

「この国はどこから間違えたのか」と問われれば、
反省も学習のしないやつに正解など導き出せるはずがない、
と答えるね。
返す返すも、なぜ12月8日公開にしなかったのか。
こんな暮れの押し迫った時に公開したって、
ワシみたいな戦争マニアみたいな類しか観に来ないでしょうに。
こういうのは、それこそ「機」というのが大事なんであってだねぇ…。
東映さんには当時の軍を批判する権利なんかないわ。
今につながる話であると同時に、
今だにいっこうに進歩してない日本を再確認するための映画。

映画 『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』(☆☆)

まさかの2部構成。
アクション的には第1部はやや演出過多かな、
とも思えるが、
制作にアメリカの制作会社が絡んでるので、
わかりやすさ重視ということだと思う。
結構戦いっぱなしなので見応えはかなりある。
しかし、第2部がザンネン過ぎる。
だからそのパターンは『SPIRIT』とか『葉問』
と同じでしょうに。
第1部のノリで行ったら、
オマケで☆4つもあったけど、
第2部でミソつけたので☆2つまで格下げ。
こういうやっつけ仕事はやめてもらいたい。

映画 『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』(☆☆☆)

サルトルは名前ぐらいしか知りませんが、
ボーヴォワールは講義の選択のせいか
大学時代にいろいろ聞かされた覚えがあります。
でも、二人の関係については全然知らなかったので、
タダ券あったし、年間映画150本の数合わせ的な意味でも、
ちょっと興味のある題材だったので見てみました。

ボーヴォワールは、
講義で聞いていたイメージ通りのフェミニストって感じで、
しかも戦前という環境を考えると、
今よりも精神的には孤独で厳しい戦いをしていたように思いますが、
それをサルトルが支えてたというよりは、
「自分も自由にやるから、キミも自由にやればいいじゃない」
的な感じのユルいパートナーシップでやり続けたっていうのが、
面白いというかフランス的というか…。
何だかんだ言って二人は馬が合うっていうか、
ある意味運命の出会いなんだと思うんですよ。

ただ、映画としてはちょっと説明不足っていうか、
ところどころはしょってる感じで、
人間関係とかがよくわからなかったりする場面もあったり…。
まぁ、サルトルがかなり奔放にやってるし、
ボーヴォワールもそれなりに自由を謳歌してるせいもあるんだけどね。
フランス哲学界とかフランス文学界とか、
そういうのに興味のない人には、
よくわからん映画だと思うが、
哲学とか高尚なこと言ってても、
そういうのは結局頭じゃなく感情から生まれてるってことがわかる、
そんな哲学的作品ではあるね。

映画 『宇宙人ポール』(☆☆☆☆)

やっぱりアメリカ映画は、
ただ長々とやってるわけではない。
映画の記憶を共有している人々が世界中にいて、
作る側にもある程度パロディに対して理解があって、
かつ様々な映画が日々生まれている。
どっかで見たような映画だけど、
それをただやるんじゃなくて、
必ず笑いか何かで一捻りしてくる。

今作は、単純な宇宙人との遭遇ものじゃなくて、
今までの宇宙人がらみの歴史や、
SF映画などのサブカルチャーなんかも踏まえた上での
遭遇となっているわけだから、
いろんなところにそういったもののパロディが散りばめられている。
だから、UFO好きも映画好きも、
随所でクスリとくる小ネタがあって、
かつカーアクションあり、ガンアクションあり
(この辺はちょっとだけだけど)、
ラブロマンスもサスペンスもある、
飽きさせない作りになっている。
ちょっと下品だけど、
案外冬休み向けのいい映画に仕上がってるんじゃなかろうか。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-12-25

中山07R ホープフルS(2歳OP 芝中)
  ◎ ②フェノーメノ
  ○ ①レッドシャンクス
  ▲ ⑥サトノプライマシー

中山08R グッドラックハンデ(3上1000万下 芝長)
  ◎ ⑪マイネルメダリスト
  ○ ⑧サトノエンペラー
  ▲ ②ロードアイアン
  △ ①ファーストグロース

中山09R フェアウェルS(3上1600万下 D中)
  ◎ ⑨グランドシチー
  ○ ④コスタパルメーラ
  ▲ ②デンコウヤマト

中山10R 有馬記念(3上GⅠ 芝長)
  ◎ ⑩トーセンジョーダン
  ○ ②ヴィクトワールピサ
  ▲ ⑨オルフェーヴル
 本命と対抗は、中山コースで複数回勝っている馬からチョイス。
 天皇賞(秋)を勝ち、ジャパンCでも2着した⑩を、
 直近の調子の良さから本命に推す。
 一方、ドバイで世界の頂点に立った後1つ叩いた②を、
 上がり目への期待込みで対抗に推す。
 3番手には、初の対古馬戦となる三冠馬⑨。
 間隔がやや空くのも気がかりではあるが、
 世代の代表として無様な競馬は許されないところだろう。

中山11R ハッピーエンドプレミアム(3上1000万下 芝短)
  ◎ ①オメガブルーライン
  ○ ③ウインバンディエラ
  ▲ ⑫メジロツボネ
  △ ⑪スガノメダリスト

阪神09R 江坂特別(3上1000万下 芝長)
  ◎ ⑤ハードダダンダン
  ○ ②ゴットラウディー
  ▲ ①カノンコード

阪神10R 赤穂特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ⑨ローマンレジェンド
  ○ ⑪ディープルマン
  ▲ ⑤ファンタズミック

阪神11R 摩耶S(3上1600万下 D短)
  ◎ ⑯アイアムルビー
  ○ ⑤セイカプリコーン
  ▲ ③ヤマノサファイア

阪神12R ファイナルS(3上OP 芝短)
  ◎ ⑰エアラフォン     安定感買って
  ○ ③ホッカイカンティ   連勝機
  ▲ ②セイクリッドバレー OPなら

中京10R 八女特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ⑫スピルオーバー
  ○ ⑤ユウキマリアッチ
  ▲ ⑨シャイニーダンディ

小倉11R 筥崎特別(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑦サトノパンサー
  ○ ⑪カリスマミッキー
  ▲ ⑤メルヴェイユドール

小倉12R アンコールS(3上OP 芝短)
  ◎ ⑬ドリームバレンチノ 小倉実績高い
  ○ ⑪エーシンダックマン 連勝の勢いで
  ▲ ⑫スギノエンデバー  前走惜しい内容

「新・中央競馬予想戦記」 2011-12-24

中山09R クリスマスローズS(2歳OP 芝短)
  ◎ ②エクセルシオール
  ○ ⑩マロンクン
  ▲ ⑧ラフレーズカフェ
  △ ⑥ダイワカリエンテ

中山10R 中山大障害(3上JGⅠ 障害)
  ◎ ③マイネルネオス
  ○ ④スプリングゲント
  ▲ ⑩ディアマジェスティ
  △ ⑧マジェスティバイオ
 本命&対抗は、中山グランドジャンプを勝ったことのある馬から。
 本命は、今年の中山グランドジャンプを勝った③。
 地脚もあるし中山実績も高いので、単純に実力上位とも言えるだろう。
 対抗は、2009年の中山グランドジャンプを勝った④。
 年齢が年齢だし、前走も平場を回ってきただけという感じなので、
 往年の力が本当にあるかどうかに疑問符は付くが、そこはあるという前提で買う。
 3番手と4番手は、直近のイルミネーションジャンプSの連対馬から。
 勝った⑩を3番手に、2着だった⑧を4番手に推す。

中山11R 師走S(3上OP D中)
  ◎ ⑫プレシャスジェムズ 前走惜しい内容
  ○ ⑮トーセンアドミラル  連勝機
  ▲ ⑦サイレントメロディ  安定感買って

中山12R グレイトフルS(3上1600万下 芝中)
  ◎ ⑧デルマドゥルガー
  ○ ⑦ターゲットマシン
  ▲ ⑫リリエンタール

阪神09R 摂津特別(3上1000万下 芝短)
  ◎ ⑬セイルラージ
  ○ ④ノーブルジュエリー
  ▲ ⑪デンコウジュピター

阪神10R 元町S(3上1600万下 芝中)
  ◎ ⑩トウカイオーロラ
  ○ ④ゴールドブライアン
  ▲ ⑤トモロポケット
 

阪神11R ラジオNIKKEI杯2歳S(2歳GⅢ 芝中)
  ◎ ⑫トリップ
  ○ ⑥エーシングングン
  ▲ ⑬グランデッツァ
  △ ②アダムスピーク

小倉10R 樅の木賞(2歳500万下 D中)
  ◎ ②スタンドバイミー
  ○ ⑩ダイリンウィーク
  ▲ ⑪レッドクラウディア
  △ ③マシュマロ

小倉11R 宗像特別(3上1000万下 芝短)
  ◎ ③ルアーズストリート
  ○ ⑦タマモコントラバス
  ▲ ⑭ブラーニーストーン
  △ ⑩チェリービスティー

小倉12R 志賀島特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑤リバーハイランド
  ○ ⑦ニシノマナザシ
  ▲ ⑬インプレッシヴデイ
  △ ④マイネルヴァルム

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(47)

12/17の結果
 2勝(香取特別、つわぶき賞) 7敗
  回収率 30.0%

 

12/18の結果
 3勝(千葉テレビ杯、逆瀬川S、九重特別) 7敗
  回収率 34.4%
  年間回収率 69.9%
  通算回収率 70.8%

12/17中山09R ひいらぎ賞(×)
 8番人気の対抗チェリーメデューサが勝利。
 牝馬限定戦2戦のみの実績だが、相手なりに走れそうな感じがしていたので
 対抗に推してみたのだが、時計も大きく伸ばしてきたし、
 後ろからでも前めでも競馬ができるのはけっこう強みなんじゃないだろうか。
 ただ、体重が減り続けているのが気がかりではある。
 本命のトランドネージュは7着に敗れる。
 馬体を大きく減らしたのが敗因と思われるので、
 まずは馬体回復が急務だろう。
12/17中山10R 香取特別(○)
 2番人気の本命セイリオスが勝利。
 休み明けということもあってかなり体重が増えていたが、
 それでもここ2走と同じく前めで競馬して押し切った。
 斤量を見ても実力を見込まれていたわけだから、これはなかなか強い勝ち方。
 1600万下でも2着したことがある馬なので、相手次第ではいきなりもありそうだ。
12/17中山11R ディセンバーS(×)
 2番人気のナカヤマナイトが勝利。
 ヨーロッパ帰りだったのでその辺りの成績も加味して評価を落としたのだが、
 中山芝1800mは2戦2連対と得意にしてるのが大きかったかなぁ。
 距離はこのぐらいが向くようなので、
 相手次第では重賞戦戦を賑わす可能性も充分だろう。
 本命のダイワファルコンは、9着に敗れる。
 馬体重を見ても、仕上げ不足の感が否めない。
 次は中山金杯を予定してるようなので、もうひと絞りふた絞りを期待したい。

12/17阪神09R 猪名川特別(×)
 1番人気のリヴェレンテが勝利。
 前走は確かに惜しい競馬だったが、
 平坦馬場でこその馬だと思って軽視してたんだが…。
 3歳馬なので、1600万下に関しては現状では未知数。
 ただ、ある程度パワーのあるところも見せたので、
 融通が効くようになったのは大きいと思われる。
 本命のタムロスカイは、惜しくも2着。
 この馬こそ、坂では末が甘くなるタイプの馬なのかなぁ…。
 それでもココまで持って来れるんだから、力はあるんだろうが…。
12/17阪神10R サンタクロースS(×)
 3番手評価の1番人気リバティバランスが勝利。
 距離実績は確かだが、持ち時計にやや難があるかな、とは思ってたのですが、
 今回はこの持ち時計でも勝てる馬場だったってことかなぁ。
 本命のスエズは、6着に敗れる。
 やっぱり、阪神は水が合わないのかなぁ…。
 京都か小倉開催での出走に期待したいところではあるが…。
12/17阪神11R 阪神C(×)
 4番人気のサンカルロが勝利。
 この馬って、推せるポイントの無い時に限って勝ったりするんだよなぁ…。
 当てにしにくい馬っていうか、この成績だと多分次も買えないんだろうけど…。
 本命のリディルは、11着に惨敗。
 予後不良になったクレバートウショウの真後ろを走ってたようで、
 転倒に巻き込まれかけたせいでこの着順。まぁ、仕方ないかな…。
 この馬も脚に関しては爆弾を抱えている馬なので、
 無事に回ってきただけでも良しとするべきか。
 あと、クレバートウショウのご冥福を、お祈りいたします。

12/17小倉10R つわぶき賞(○)
 1番人気のシゲルアセロラが勝利。
 テン乗りだし初の芝1200mだし…、っていうことで軽視したんだが、
 内枠を利した見事な逃げ切り勝ち。
 こういう競馬が合っているようなので、
 距離に融通がきけば面白い存在にもなりうるが…。
 本命のボストンサクラは3馬身差の2着。
 今回は後ろからの競馬を試したような感じもあるが、
 そういう意味では器用なところを見せたのは大きいかもしれない。
 持ち時計自体は優秀なので、順番が回ってくる日も近そうだが…。
12/17小倉11R 豊明特別(×)
 1番人気の対抗トミケンヒーローが勝利。
 持ち時計こそ乏しいが、3歳馬で1000万下2着の実績もあるので、
 そういう意味ではこっちの方が評価的に上っていう考え方もあったんだよなぁ…。
 同点で本命に推したメイショウエバモアは12着に惨敗。
 完全に体重増え過ぎだよねぇ…。体重減りにくい時期なのに…。
 次ではきっちり仕上げてきて欲しいところだが…。
12/17小倉12R 高塔山特別(×)
 1番人気のサンライズマルスが勝利。
 前走は惜しい競馬だったが、今回は相手が強いかな、と思ったのですが…。
 キャリア自体が少ないので、この距離での実績は実はかなり高い、
 という考え方もできたわけだが…。
 本命のシーキングフェイムは、5着に敗れる。
 直線で不利を受けたのが敗因で、しかもこの着差ならメンバー中では実力上位。
 ただ、後ろから行く馬なので、直線の短い小倉では勝ちみに遅いのも事実。
 京都開催での出走に期待、かなぁ…。

12/18中山09R 千葉テレビ杯(○)
 3番手評価の1番人気エチゴイチエが勝利。
 連勝での昇級初戦だったので、即通用までは行かないだろうと思ってたのですが…。
 鞍上とも良く噛み合ったようで、一気のOP昇格。
 ただ、成績が極端なだけに、今みたいないい時はこういう調子で勝てるんだろうけど、
 勝てなくなるともろそうな感じもするのがなぁ…。
 本命のコスモバタフライは惜しくも2着。
 ん定款ではこっちの方に分があったので、
 この着順をキープできたのはある意味順当とも言えるわけだが…。
 ただ、勝ち切るところまでいける馬かって言うと、
 ちょっと微妙なような気もするんだよねぇ…。
12/18中山10R 仲冬S(×)
 5番人気のエベレストオーが勝利。
 前走惜しい競馬してたんだけど、平坦馬場でこそかなぁ、と思って軽視したんですが…。
 母方が強いのか、ココに来てOP昇格と本格化。
 ただ、いまのところOPでの成績に見るところが無いので、
 上がっても即通用とは言いにくい状況ではある。
 本命のニシオドリームは、9着に敗れる。
 初めての輸送だったから、いろいろ戸惑ったのかもしれない。
 関西での出走で改めて期待したい馬ではある。
12/18中山11R 朝日杯フューチュリティS(×)
 1番人気のアルフレードが勝利。
 唯一の2戦2勝馬だからなぁ…。血統的にもけっこう長いところまで行けそうだし、
 珍しくこのままダービーまで行っちゃうなんてこと、あるのかなぁ…。
 小回り&直線短い中山はあまり合わないかもなぁ…。
 関西両場(阪神&京都)は、そういう意味でも水が合いそうだが…。
12/18中山12R 中山ウインタープレミアム(×)
 6番人気のエイシンサクセスが勝利。
 前走の大敗の原因は何だったのか…。
 今回はきっちり追い込みを決めてきたっていうことなんだろうが、
 この馬にとってそれが正解なのかどうか、まだ手探りだったのもあって、
 今回はちょっと手が出せなかった。
 血統的には、もっと長い方が良さそうにも見えるんだが、どうなんだろうか…。
 本命のシャドークロスは、ブービー負けと惨敗。
 ただ、ハンデ戦とはいえこの着順にしてはそれほど負けてない(着差0秒6差)ので、
 次も追いかけてみたい馬ではある。

12/18阪神09R クリスマスキャロル賞(×)
 6番人気のワイズリーが勝利。
 坂のある競馬場自体が初めてっていうね…。
 脚質的にはこの枠順がフィットしたのかもしれないが、
 どのくらい強いのかに関してはまだ未知数というところかな。
 本命のエーシンウェズンは、惜しくも4着。
 ワイズリーとの斤量差が3㎏で着差がコンマ3秒ならよく戦えてると言えるが…。
 力はあるようなので、次も期待できると思うが…。
12/18阪神10R 逆瀬川S(○)
 これは印順いじって成功の、本命ダノンシャーク勝利。
 1番人気だし、鞍上もデムーロだったからねぇ。
 血統は良さそうなので、OPでもそこそこやれる存在にはなりそうだが、
 なにぶん3歳馬なので現状では未知数。
 本来本命のタガノエルシコは4着止まり。やっぱりここまでの馬なのかなぁ…。
12/18阪神11R ギャラクシーS(×)
 8番人気のヒラボクワイルドが勝利。
 阪神は向かないと思ったんだけどねぇ…。
 ダートオープンクラスは、無駄に層が厚いからねぇ…。
 今回はたまたま勝ったということも言えるわけだが…。
 本命のケイアイテンジンは6着に敗れる。
 2番手追走のウィキマジックやアーリーロブストも逃げ潰れているから、
 今回は展開が向かなかったということだと思うんだが…。

12/18小倉10R 名古屋日刊スポーツ杯(×)
 5番人気のヒットザターゲットが勝利。
 和田騎手って、初重賞もステイヤーズSだったけど、
 案外長距離がうまいのかなぁ…。
 本命のシンボリニースは、なんとビリ。
 体重が重かっただけ、ならまだ期待も持てるのだが…。
12/18小倉11R 愛知杯(×)
 3番手評価の2番人気フミノイマージンが勝利。
 この距離では勝つか着外かっていう馬だから、今回は良い方に出たということだろう。
 牝馬限定戦では、けっこう強い馬でもあるよね。
 本命のレーヴディソールは惜しくも4着。
 まだ仕上がり途上っていうことはないだろうけど、
 今回はとりあえず背負ったことの無い斤量だったから、ということにしておこうか。
12/18小倉12R 九重特別(○)
 1番人気の対抗タバルナが勝利。
 前走も惜しい競馬だったし、鞍上強化にも成功したと言えるかも知れない。
 本命のラブグランデーは惜しくも3着。
 相変わらず勝ち切れないなぁ。この馬こそ鞍上強化が必要かも…。

結局年間70%を挟む戦いになってしまってるっていうね…。
今開催は、本命が馬券に絡む確率自体が低いので、
この成績は受け入れざるを得ないわけだが…。
なんとか、年間70%は死守したい12/24、12/25の買い方は以下の通り。
 中山:条件戦=複勝1点買い OP以上=馬連
 阪神:条件戦=単勝1点買い OP以上=ワイド
 小倉:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連

  

映画 『密告・者』(☆☆☆)

一般人を金で雇って犯罪組織に送り込み情報を流させる、
という制度が本当にあるかどうかは知らないが、
今作では彼ら(「密告者」と作中では呼ばれている)を
手配する警察官(ニコラス・ツェー)と、
出所してすぐに妹を解放するために密告者になる男(ニック・チョン)が
主人公。
彼らの過去がたびたび描き出され、
それが現在の自身を苦しめるっていうストーリーなんだが…。

2人分詰め込むには、映画の尺がちょっと短かったか。
特に警官の方は、冒頭に自分が送り込んだ密告者に、
結果としてトラウマを刻みつけてしまったことで、
密告者の扱いに苦しむだけじゃなく、
奥さんとその家族との絡みまでいれてしまったのがなぁ…。
奥さん絡みの話が唐突に割り込んでくるし、
結局ストーリーラインとそんなに関係ないようにも感じるし…。
あそこまで絡めるなら、
いっそ連続ドラマに仕立てた方がいいような気が…
(そうなるとワシは見ない可能性が高いが…)。
設定も結構作り込んでるし、
面白げな要素もある濃ゆいドラマではあるが…。
この辺りの折り合いが、映画の難しいところでがあると思う。

映画 『ワイルド7』(☆☆☆)

せっかくバイクメインなのに、
それがちっとも生かされてなくて、
なんか全体的にスピード感が無いもっさりした仕上がりに。
ガンアクションにしても、特にラストなんか
「桐生(吉田鋼太郎)以外殺しちゃダメ」なんて命令出しちゃうから、
ただ薬莢ばら撒いて撃ち合ってるだけになっちゃってるし。
ラストも、続編に含みを持たせたいのか全然キレが無いし…。
せっかくアメリカ資本のワーナーが制作してるのに、
バイクアクションもガンアクションも結局中途半端で、
B級にもなりきれてないのがザンネン。
まぁ、火薬と弾丸の量に免じて、
☆は3つにしといたるわ。

映画 『孔子の教え』(☆☆)

内容はどっちかって言うと孔子を知らない人向けなんだけど、
じゃあ孔子を知らない人でも楽しめるかって言うとねぇ…。
特に山場があるわけでもないし、
正直エンタテインメントととして成立してないと言えなくもないわけだが…。

ワシ自身、あんまり孔子って好きではないんですよねぇ。
でも彼の生きた時代、すなわち彼の著作と言われる
『春秋』の名を冠した春秋時代が好きで観に行ったわけですが…。
一般に周代という古い典礼によって国を治める、
というのが孔子の、すなわち儒教の考え方
(とワシは思ってる)なのだが、
孔子自身は改革者であり、
今作冒頭では殉葬(えらい人が死んだ時に死後の従者と称して一緒に葬る古い習慣)
の廃止を訴えている。
ただ作中で「先生(孔子)の教えは高邁で、凡人には理解できない」
と弟子の一人が言っているように、
成立当初から既に選民的な要素を孕んでいる。
「君は君らしく、臣は臣らしく」(論語)ともあるように、
現代の硬直し切った組織をある意味肯定している考え方でもあるので、
ワシはそういうところも好きではないんですが…。
教育者としては確かに一流かもしれませんが、
実践者としての政治家としてはあまりにも理想主義者で、
人の心を理解しようとしない頭でっかちということもできる。
興味があったら、『論語』でも読めばいいんじゃないでしょうか。
この映画を積極的に勧める理由は、特にありません。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-12-18

中山09R 千葉テレビ杯(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑧コスモバタフライ
  ○ ⑦シャイニンアーサー
  ▲ ⑥エチゴイチエ

中山10R 仲冬S(3上1600万下 D短)
  ◎ ⑬ニシオドリーム
  ○ ⑭デイトユアドリーム
  ▲ ⑫キングパーフェクト

中山11R 朝日杯フューチュリティS(2歳GⅠ 芝短)
  ◎ ②ローレルブレット
  ○ ⑮レオアクティブ
  ▲ ⑧ショウナンラムジ

中山12R 中山ウインタープレミアム(3上1600万下 芝短)
  ◎ ⑭シャドークロス
  ○ ④ギンザボナンザ
  ▲ ⑧アドマイヤセプター

阪神09R クリスマスキャロル賞(3上1000万下 芝短)
  ◎ ⑨エーシンウェズン
  ○ ⑪シャイニーホーク
  ▲ ③マイネルロガール

阪神10R 逆瀬川S(3上1600万下 芝中)
  ◎ ⑦ダノンシャーク
  ○ ④タガノエルシコ
  ▲ ①ビッグスマイル

阪神11R ギャラクシーS(3上OP D短)
  ◎ ④ケイアイテンジン  連勝機
  ○ ①ウィキマジック    距離相性は良い
  ▲ ⑥シルクフォーチュン 力はあるはず

小倉10R 名古屋日刊スポーツ杯(3上1000万下 芝長)
  ◎ ⑬シンボリニース
  ○ ②キンセイポラリス
  ▲ ③ローレルクラシック

小倉11R 愛知杯(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑬レーヴディソール
  ○ ⑩コスモネモシン
  ▲ ⑫フミノイマージン
 本命は、距離にやや不安が残るものの実績は素直に評価の⑬。
 地力は当然上位なので、1叩きした上がり目への期待は大だ。
 対抗には、前走惜しい競馬だった⑩。
 とはいえ、前走も乗った丹内騎手だとどうにも勝ち切れないのがなぁ…。
 まぁ、2着をきっちり拾ってくれればそれで良いと言えば良いのだが…。
 3番手には、今年牝馬重賞2勝の⑫。
 その分、今回は斤量を見込まれたので、実力のあるところを見せてもらいたいところだ。

小倉12R 九重特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑰ラブグランデー
  ○ ②タバルナ
  ▲ ⑪サクラアドニス

「新・中央競馬予想戦記」 2011-12-17

中山09R ひいらぎ賞(2歳500万下 芝短)
  ◎ ⑩トランドネージュ
  ○ ⑪チェリーメドゥーサ
  ▲ ⑯モエレフレール
  △ ④ヴァリアシオン

中山10R 香取特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ⑦セイリオス
  ○ ⑩オリエンタルジェイ
  ▲ ⑮マルブツビアン
  △ ①エイブルブラッド

中山11R ディセンバーS(3上OP 芝中)
  ◎ ⑬ダイワファルコン 距離相性絶好
  ○ ⑩モンテエン     パワー活かせば
  ▲ ⑥カルマート     OPなら

阪神09R 猪名川特別(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑭タムロスカイ
  ○ ⑧サンレガーロ
  ▲ ②カレンミロティック

阪神10R サンタクロースS(3上1600万下 D中)
  ◎ ⑦スエズ
  ○ ①サクラブライアンス
  ▲ ③リバティバランス

阪神11R 阪神C(3上GⅡ 芝短)
  ◎ ⑱リディル
  ○ ⑥オセアニアボス
  ▲ ①リアルインパクト
 本命は、マイルチャンピオンシップでは惨敗だった⑱。
 それでも、安定感はあるし重賞実績もあるので改めて期待したい。
 対抗には、前走OPとはいえ惜しい競馬だった⑥。
 重賞ではどうにも勝ち切れないのでこの評価だが、
 着は拾ってくるタイプの馬と思うので、今回も着を拾って欲しい。
 3番手には、3歳にして安田記念を制した①。
 秋に入っても上位に食い込んできているので、
 阪神コースさえこなせば逆転も充分と見る。

小倉10R つわぶき賞(2歳500万下 芝短)
  ◎ ⑩ボストンサクラ
  ○ ⑦エーシンウルベリン
  ▲ ④アグネスハビット
  △ ③オレニホレルナヨ

小倉11R 豊明特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ⑨メイショウエバモア
  ○ ④トミケンヒーロー
  ▲ ⑩アクティビューティ

小倉12R 高塔山特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑨シーキングフェイム
  ○ ⑬マコトサンパギータ
  ▲ ②エバーグリーン

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(46)

12/10の結果
 1勝(姫島特別) 1分(六甲アイランドS) 8敗
  回収率 16.5%

12/11の結果
 4勝(美浦特別、カペラS、エリカ賞、阪神ウィンタープレミアム) 6敗
  回収率 114.1%
  年間回収率 70.6%
  通算回収率 70.9%

各レースの反省
12/10中山09R 黒松賞(×)
 2番人気のラフレーズカフェが勝利。
 血統的には全然向かなさそうな感じに見えるんだけどねぇ…。
 本命のジャーエスペランサは8着に敗れる。
 1枠1番の先行馬で出遅れちゃぁねぇ…。勝てるわけないですわ。
 敗因がはっきりしてるだけに、次も買ってあげたい馬ではあるが…。
12/10中山10R 北総S(×)
 3番人気のトーセンアドミラルが勝利。
 休み明けだし平坦馬場でこその馬だと思って軽視してたんですが、
 見事な逃げ切り勝ち。持ち時計も1秒以上更新で、
 今後に期待のかかる馬ではあるが、ダートのオープン級は層が厚いからなぁ…。
 本命のトーセンアレスは、11着に惨敗。
 こちらも敗因は出遅れ。スタートがあまり良くない馬のようで、
 さらに上を目指すなら、その辺りが課題になってきそうだ。
12/10中山11R ラピスラズリS(×)
 2番人気のブルーミンバーが勝利。
 前走でようやくOP初勝利を果たしたものの、それをフロックと踏んでしまったのがなぁ…。
 勢いがあるのか、クラス慣れしたのかは分からないが、
 順調にいけば高松宮記念では面白い存在に…、ならないか、年齢も年齢だし…。
 
 本命のアンシェルブルーは5着止まり。
 前走は度外視でも良いのかな、とは思うのだが、
 連闘もしちゃったしダラダラと使い過ぎなのかもしれないなぁ…。

12/10阪神08R 三木ホースランドパークジャンプS(×)
 2番人気の本命エムエスワールドが勝利。
 OP昇格後も掲示板を外さない馬だったから、
 相手なりには走れるだろうと思って推してみたのですが、
 今回は勝ち切ってくれましたね。
 ただ、2着にマンノレーシングが入ってしまい馬券ゲットはならず。
 3番手評価のエルチョコレートが入ってるだけになぁ…。
 もうひと頑張りして…、っていう差じゃないね、5馬身差じゃあ…。
 対抗のタマモユニヴァースなんて競走中止だし…。
 骨折もしてたみたいなので、無事でいてくれればいいのですが…。
12/10阪神09R 境港特別(×)
 3番人気のオールザットジャズが勝利。
 500万勝ちの身分で出れてしまった前走のエリザベス女王杯は、
 度外視すべきだったなぁ…。それなら評点的には本命あったし…。
 その辺の評価の仕方を考え直した方が良さそうだね。
 本命のアドマイヤラクティは3着止まり。
 結果的には位置取りの差だけだったかな。
 ただ、時計自体は相変わらず出てないからなぁ…。
 現状のままではスピード勝負では分が悪そうな馬だなぁ…。
12/10阪神10R 六甲アイランドS(△)
 圧倒的1番人気の本命スプリングサンダーが勝利。
 前走も惜しい競馬だったし、牝馬限定重賞でなら充分戦える力もある馬だからねぇ…。
 次走は京都牝馬Sということで、
 牝馬限定戦ならいきなりでもつけ入る隙は充分ありそうな感じはある。
12/10阪神11R ベテルギウスS(×)
 2番人気のキングスエンブレムが勝利。
 当てにしにくい馬ではあるが、
 今回は岩田騎手と良く噛み合ったということかも知れない。
 ただ、必ずしも長い方が良いわけでもないからなぁ…。
 今後も買いにくい馬ではある。
 本命のエーシンモアオバーは8着に惨敗。
 馬体が戻ったのは確かにいいことなんだろうが、
 馬体の増減が激しいのがなぁ…。精神的に問題を抱えてるんだろうか…。

12/10小倉10R 耶馬渓特別(×)
 1番人気の対抗ジュエルオブナイルが勝利。
 小倉が確かに合うんだろうけど、それ以上にデムーロがうまいってことかな。
 ただ、全連対を小倉1200mで挙げてるっていうのがねぇ…。
 クラスが上がるということは、番組が減ってくるということでもあるわけで…。
 今後の使い方が注目である。
 本命のスマートムービーは16着に惨敗。
 しばらく直線競馬を使い続けたせいでコーナリングが下手になったのかしら。
 それとも、テン乗りで勝手がわからんかっただけなのかなぁ…。
12/10小倉11R 中日新聞杯(×)
 11番人気のコスモファントムが勝利。
 サマー2000シリーズがふがいなかった上に休み明けだったからなぁ…。
 この人気にもうなずけるわけだが…。
 寒い時期の方が良い馬なのかもしれないね。
 本命のマヤノライジンは12着に惨敗。
 こっちの人気の無さもコスモファントムと大差ないけど、
 年齢も年齢だし2000mでは末が甘くなるのかもしれないなぁ…。
12/10小倉12R 姫島特別(○)
 4番手評価の5番人気トーセンジャガーが勝利。
 芝実績の無い馬ではあるが、3歳馬だしまだキャリアを積む段階とも言える。
 今回の勝利で芝でも行けることが分かったので、
 間違い無く使いどころの幅は広がった。今後の動向に注目だろう。
 本命のゴーゲッターはなんとか3着を死守。
 相手なりに走ってくれる馬なので、馬券の買いやすい馬ではある。
 ただ、同じような位置取りだったトーセンジャガーに負けてるということは、
 競り合いに弱いっていうことなのかもしれないなぁ…。

12/11中山09R 舞浜特別(×)
 4番人気のリコリスが勝利。
 ダートでは勝ち切れない馬だと思ってたんだけどなぁ…。
 牝馬の中では力がある馬だということなのかもしれないが、
 そうであるならば昇格して牡馬と戦うとなると…。
 本命のイイデステップは7着に敗れる。
 馬体減はそれほど問題ではないんだろうが、
 多分ハナ切ってナンボみたいな馬なんだろうなぁ…。
 今回は昇級戦でもあるし、3歳馬だからじっくり行って欲しいね。
12/11中山10R 美浦S(○)
 6番人気のネオサクセスが勝利。
 前走の大敗で評価を落としたんだが、
 今回は外枠引いたのもあって追込みが決まった。
 どこからでも競馬ができる器用な馬なので、
 OPでも相手次第ではいきなり上位に食い込む余地はありそう。
 本命のプレイはなんとか3着をキープ。
 2着のアカンサスもそうだが、ややスピード不足の感がある。
 どっちも坂のある競馬場でしか勝ててないし、
 年末年始の中山開催はチャンスだと思うのだが…。
12/11中山11R カペラS(○)
 3番手評価の2番人気ケイアイガーベラが勝利。
 3番手にした理由が「休み明け」なのだが、
 結果的にきっちり絞ってきたので休み明けがマイナスになってないっていうね…。
 馬体重見て買ってないから、こういう評価の仕方になるんだけど…。
 2着で対抗のティアップワイルドもそうだが、
 今回は安定感がモノを言ったレースと言えるかもしれない。
 そうなると、本命で5着止まりだったセイクリムズンは、
 危うい人気馬ということになるわけで…。
 弱い馬には強い、っていうタイプの馬なのかもしれないね、この馬は…。
 そうなると、もしかすると永久にスーニには勝てないってことかな。

12/11阪神09R エリカ賞(○)
 3番人気の本命ヴィルシーナが勝利。
 同等評価の対抗ヒストリカルが5着止まりだったことを考えると、
 今回は実績重視の予想が功を奏したということだろう。
 前走も惜しい競馬だったし、けっこう器用な感じもするので、
 左回りさえこなせばオークス辺りでは面白いんじゃなかろうか。
12/11阪神10R オリオンS(×)
 3番人気のロッカヴェラーノが勝利。
 ムーンライトハンデキャップの時も良いところなしだったんだけどねぇ…。
 成績が極端な馬だから、ワシ的には買いにくい馬ではある。
 本命のトモロポケットは、12着と惨敗。
 寒い時期はあんまり良くないみたいだけど…。
 冬のうちは買わない方が良い馬かもしれないなぁ…。
12/11阪神11R 阪神ジュべナイルフィリーズ(×)
 4番人気のジョワドヴィーヴルが勝利。
 良血開花と言えば話は早いが、
 それが100%じゃないところが競馬の難しいところではある。
 2着に対抗のアイムユアーズ、
 3着にサウンドオブハートが入ってたので、ワイドならなぁ…。
 アイムユアーズなんか8番人気だったから結構ついてたのになぁ…(1410円)。
 本命に推したファインチョイスは11着に惨敗。
 やっぱり、函館2歳S勝ちって、あんまりキャリアになってないってことなのかなぁ…。
12/11阪神12R 阪神ウインタープレミアム(○)
 2番人気の本命アルゴリズムが勝利。
 3連勝でOP昇格なわけだが、母方の血が晩成傾向なので今後への期待は大きい。
 1600mを克服できれば、フェブラリーSも夢ではない馬かも…。
 まずは、息の長い活躍に期待だ。

12/11小倉10R 筑前特別(×)
 7番人気のシルヴァーノが勝利。
 マル地で芝実績も無いし、しかも休み明けだったからねぇ…。
 小回りがうまいってことなのかもしれないが、時計勝負になると厳しそうではある。
 本命のサンライズスカイは、9着に惨敗。
 今回も体重が大きく減ってしまったのが敗因と見るが…。
 内枠の追い込み馬っていうのもねぇ…。とりあえず、馬体回復が急務と見るが…。
12/11小倉11R 柳川特別(×)
 2番人気の対抗エスカナールが勝利。
 昇級初戦を無難にこなしたので、今回もそこそこやれるとは思ってたんですが…。
 このぐらいの距離が合うし、安定感もある馬なので、
 次もそこそこ以上に頑張って欲しい。
 本命のエーシンミズーリは、7着に敗れる。
 マイル以下の方が、もしかしたら合うのかなぁ…。不可解な敗戦ではある。
12/11小倉12R 沖ノ島特別(×)
 8番人気のナイトアンジェロが勝利。
 長期休み明けだし芝実績も無いから軽視してたんですが…。
 デビューが遅いこともあって年齢ほど使えてない馬なので、
 まだ伸びしろがありそうな感じもあるが、ややスピード不足かなぁ…。
 本命のウィルパワーは惜しくも4着。勝ち切れない馬だなぁ…。
 5着以下はない馬だから力はあるはずなんだが…。
 複勝向けではあるが、頑張って3着以内には入って欲しい。

日曜日はけっこう頑張ったんだが、いかんせん土曜日が悪過ぎたなぁ…。
阪神なんか単勝2点買いした途端に本命だけ来るようになるっていうね…。
相変わらずJRAに遊ばれてる感じ?
年間70%維持はもちろん、通算回収率はできれば上回っておきたいところだが…。
12/17、12/18の買い方は以下の通り。
 中山:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 阪神:条件戦=単勝1点買い OP以上=ワイド
 小倉:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連

映画 『源氏物語 千年の謎』(☆☆)

そもそも『源氏物語』の全54帖を
2時間そこそこでやるのは無理だとはわかっていたので、
現世パートとの兼ね合いでどうまとめてくるかが楽しみだったのに、
その現世パートがほとんどいらなかったっていうね…。
結果的に現世パートも物語パートも
どっちも尻切れとんぼみたいになってしまい、
作品としては完全に消化不良。
ワシ的にはこれを機に『源氏物語』にチャレンジしてみようかな、
とも思うが、
今作を観ようかどうか迷ってる方には、
迷わず『源氏物語』を読むことにチャレンジすることを勧めるね。
確かにヴィジュアル的には想像をかき立てるものがあるけど、
ぶっちゃけそれだけの映画だと思う。
あとは、強いて言えば各方面で「怪演」と絶賛されてる
田中麗奈演じる六条御息所が見所といえるぐらいか。

映画 『ジョン・レノン,ニューヨーク』(☆☆☆☆)

改めて言うことじゃないと思うけど、
ジョン・レノンは天才で、
カリスマティックで、
ショーンにとってのいい父親だったんだねぇ。
そんな彼と妻オノ・ヨーコにとって、
ロンドンは住み良い街ではなかったようだ。
単純に言えば、あまりにも有名な彼らを、
誰も放っておかなかっただけの話なんだろうけど。
日本も似たようなところがあるから、
古い街って案外そういうところがあるのかもね。
その点今作がフィーチャーするニューヨークって街は、
そういう有名人の扱いに慣れてるって言うか、
適当に放って置いてくれるっていうか、
有名人があまりにも多くて
いちいち飛びついていられないっていう面もあるのかもしれない。
ただジョン・レノンは、無茶するっていうか
ヴィレッジなんてロックな芸術家の集まる地区に住んで
ヘンに感化されたのか、
永住権もないのに反戦運動なんて始めちゃってねぇ…。
そりゃニクソン政権に目ぇ付けられますわ。

そういった、ジョン・レノンは名前ぐらいしか知らない
ワシにやってはいろいろと新奇な発見のあった映画。
ドキュメンタリー映画だけど、
多分この形式じゃないと無理だね。
だって、あんな濃ゆい人生を演じられる俳優さんなんて、
まずいないでしょう。
だから、現代史の1ページ的な意味でも必見の映画なんじゃないかな、
と思うんだよ。音楽もさすがにイカしてるし。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-12-11

中山09R 舞浜特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ⑥イイデステップ
  ○ ④ペンテシレイア
  ▲ ⑮ケイジーシオン

中山10R 美浦S(3上1600万下 芝中)
  ◎ ①プレイ
  ○ ⑦アカンサス
  ▲ ④ハッピーパレード

中山11R カペラS(3上GⅢ D短)
  ◎ ②セイクリムズン
  ○ ①ティアップワイルド
  ▲ ⑮ケイアイガーベラ
 本命は、前走JBCスプリント2着だった②。
 距離相性も絶好だし、今回は天敵スーニもいないので勝機充分だろう。
 対抗には、休み明けを1つ叩いた①。
 中山コースとの相性だけで言えばコッチの方に分があるので、
 逆転の余地は充分と見る。
 3番手には、休み明けだが近走内容充実の⑮。
 本質的にはもう少し距離がある方が良い馬ではあるが、
 パワー勝負は望むところなので今回も無視はできない。

阪神09R エリカ賞(2歳500万下 芝中)
  ◎ ②ヴィルシーナ
  ○ ⑦ヒストリアル
  ▲ ⑨ダノンムーン

阪神10R オリオンS(3上1600万下 芝長)
  ◎ ⑩トモロポケット
  ○ ②ゴールドブライアン
  ▲ ⑫タニノエポレット

阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳GⅠ 芝短)
  ◎ ⑤ファインチョイス
  ○ ⑪アイムユアーズ
  ▲ ⑱サウンドオブハート

阪神12R 阪神ウインタープレミアム(3上1600万下 D短)
  ◎ ⑫アルゴリズム
  ○ ⑥オリジナルフェイト
  ▲ ⑭エーシンビートロン

小倉10R 筑前特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ①サンライズスカイ
  ○ ⑦アドマイヤコリン
  ▲ ⑬ジャニアリシックス

小倉11R 柳川特別(3上1000万下 芝中)
  ◎ ⑨エーシンミズーリ
  ○ ②エスカナール
  ▲ ⑥コスモソーンパーク

小倉12R 沖ノ島特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ②ウィルパワー
  ○ ⑱セルリアンレッド
  ▲ ⑰シンコープリンス

「新・中央競馬予想戦記」 2011-12-10

中山09R 黒松賞(2歳500万下 芝短)
  ◎ ①ジャーエスペランサ
  ○ ⑮スマイルゲート
  ▲ ⑦バウンダリーワン

中山10R 北総S(3上1600万下 D中)
  ◎ ⑦トーセンアレス
  ○ ①タナトス
  ▲ ②ダンシングマオ

中山11R ラピスラズリS(3上OP 芝短)
  ◎ ⑤アンシェルブルー  安定感買って
  ○ ⑭レジェトウショウ   この距離なら
  ▲ ①ドリームバレンチノ 坂さえこなせば

阪神08R 三木ホースランドパークジャンプS(3上JOP 障害)
  ◎ ⑤エムエスワールド  地脚高い
  ○ ⑧タマモユニヴァース 連勝機
  ▲ ⑦エルチョコレート   相手なりに走る

阪神09R 境港特別(3上1000万下 芝中)
  ◎ ③アドマイヤラクティ
  ○ ①ヤマニンシャスール
  ▲ ④カリスマミッキー

阪神10R 六甲アイランドS(3上1600万下 芝短)
  ◎ ⑤スプリングサンダー
  ○ ⑥トーホウシンバル
  ▲ ⑪チャームポット

阪神11R ベテルギウスS(3上OP D中)
  ◎ ⑫エーシンモアオバー 1つ叩いて
  ○ ②フリソ          距離実績買って
  ▲ ④インバルコ       安定感買って

小倉10R 耶馬渓特別(3上1000万下 芝短)
  ◎ ⑤スマートムービー
  ○ ②ジュエルオブナイル
  ▲ ⑱リーサムハーツ
  △ ⑰サクラオハナ

小倉11R 中日新聞杯(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑰マヤノライジン
  ○ ③エクスペディション
  ▲ ⑬ダノンバラード
 本命は、休み明けの前走を無難にこなした⑰。
 距離的にはギリギリかなという印象もあるが、
 斤量はそれなりに恵まれていると思うので上がり目込みで推してみる。
 対抗には、昇級戦だが3連勝中の③。
 間隔が空いてるのが気がかりではあるが、
 勢いは抜群だし小倉も相性のいいコースなので、
 いきなりでもチャンスは充分と見る。
 3番手には、皐月賞3着などの実績を持つ⑬。
 前走は休み明けで⑰に先着の2着。
 その⑰と斤量差が大きくなったためこの並びとなったが、
 今年の3歳世代の力を見れば、この差も克服できるかも、と見ている。

小倉12R 姫島特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑩ゴーゲッター
  ○ ⑪ダノンウィスラー
  ▲ ②ノヴァグロリア
  △ ⑯トーセンジャガー

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(45)

12/3の結果
 2勝(イルミネーションジャンプS、アクアラインS) 9敗
  回収率 49.4%

12/4の結果
 2勝(霞ケ浦特別、市川S) 8敗
  回収率 17.7%
  年間回収率 70.8%
  通算回収率 70.9%

各レースの反省

12/3中山08R イルミネーションジャンプS(○)
 3番人気の対抗馬ディアマジェスティが勝利。
 地脚があるし、OPでは強い馬だからねぇ…。
 ただ、ジャンプセンスが多分重賞級じゃないんだろうねぇ…。
 本命のマジェスティバイオは、9馬身差とはいえ2着を確保して馬券ゲット。
 馬体増が悪く出たんだと思うが、地力はあるので中山コースを経験したことを大と見る。
 中山大障害に出ても、絞れてくればそれなり以上に期待はできるはず。
12/3中山09R 葉牡丹賞(×)
 3番手評価の6番人気コスモオオゾラが勝利。
 距離経験もあったし、相手なりに走れそうな感じはあったからねぇ…。
 でも、それだったら本命のアイスフォーリスが勝っても良かったようなものなのに、
 結果は6着。
 持ち時計の差かな、とも思うんだけど、今回の時計なら充分走れるはず。
 ということは、この馬は坂があまり得意ではない、ということになるのかな…。
12/3中山10R アクアラインS(○)
 2番人気の対抗ゼンノベラーノが勝利。
 鞍上が変わったとは言っても、武豊から安藤勝巳だからねぇ…。
 本命のアイアムルビーとほぼ同等の評価だったし、
 中山の坂を乗り越えられるパワーを身につけたってことなのかもしれない。
 そのアイアムルビーは3着に入り、馬券はゲット。
 馬体減自体はそんなに影響がないような気はするんだが、
 増えたり減ったりしてる原因に問題があるのかもしれない。
 輸送のせいばかりではなさそうだからねぇ…。
12/3中山11R ステイヤーズS(×)
 4番人気のマイネルキッツが天皇賞馬の意地を見せて勝利。
 3着のトウカイトリックもそうだけど、
 こういう極端なレースじゃないともう勝てないのかもねぇ…。
 ココから有馬記念は死のローテだから、出てきてもいらないとは思うんだが…。
 2着のイグアスは、格上挑戦とはいえ勢いがある馬ということだと思う。
 印を打った馬たちは、単純に重賞では力不足な馬ということだということだろう。

12/3阪神09R ポインセチア賞(×)
 8番人気のキズマが勝利。
 休み明けだし初ダートだったから軽視したんだけどねぇ…。
 ただ、先行力はかなりあるようだから、
 芝でもダートでも押し切れれば強いということだろう。
 単騎逃げできれば、OPに上がっても面白い1頭になるかもしれない。
 本命のタイセイクインスは14着に惨敗。
 人気も無いしねぇ…(13番人気)。
 体重減ってるのも良くなさそうだし、単騎逃げできないと苦しい馬かもしれない。
 そもそも牡馬相手は荷が重かったか。
12/3阪神10R ゴールデンサドルトロフィー(×)
 6番人気のオーセロワが勝利。これも逃げ切りか…。前が止まらないね。
 それに芝では勝ったことないし、芝でも1200mまでしか走ったことないし…。
 鞍上と噛み合ったっていうことなのかなぁ…。大外からの逃げとか、ねぇ…。
 本命のメルシーヨークは8着に敗れる。
 これも人気通りには走ってるんだねぇ…(9番人気)。
 ダートの方が良さそうだなぁ、血統的に言っても…。
12/3阪神11R 鳴尾記念(×)
 4番人気のレッドデイヴィスが勝利。
 故障明けの長期休養明けだったのでちょっと軽視してたんですが、
 足元が固まってくればやはり強い馬ということでしょう。
 しかし、4着まで3歳馬とはねぇ…。安田記念も3歳馬が勝ってるし、
 今年の3歳世代はけっこうやるかもしれないなぁ…。
 本命のヒットジャポットはその直後の5着。
 昇級初戦だから、案外こんなものなのかなぁ…。
 重賞級の馬じゃないってことかもしれないね。
12/3阪神12R ゴールデンブライドルトロフィー(×)
 1番人気のレーザーバレットが勝利。
 成長途上の3歳春の惨敗は、カウントしない方が良いのかも…。
 この斤量で結果を出したのは、今後の大きな糧になると思う。
 本命のマイネルオベリスクは11着に惨敗。
 輸送でも思ったより減らなかったということかも知れない。
 もうひと絞り、いやふた絞りぐらいいるかもしれないなぁ、絞りにくい時期ではあるが…。

12/3小倉09R 彦島特別(×)
 3番手評価の2番人気シンボリニースが勝利。
 少頭数だからこその勝利とも言えるが、たしかに血統的には芝馬なので、
 芝実績の無い点は度外視すべきだったかもしれない。
 ただ、欧州血統なので長いところ限定っぽいけど…。
 本命のアラマサコマンダーは惜しくも2着。
 こっちも欧州血統っぽいから長いところは向きそうだけど、
 今回はシンボリニースに足元をすくわれたということだろう。
 このぐらいを距離を使っていれば、順番は回って来そうなものだが…。
12/3小倉11R 岩国特別(×)
 1番人気のプレファシオが勝利。
 乗り替わりもあるし、近走も良くないから軽視してたんだけどなぁ…。
 あえて言えば、休み明けを無難にこなしたのが大きかったということなんだろうけど…。
 成績も極端だし、中央に戻ったらいらない馬っぽいけどなぁ…。
 本命のドリームザネクストは惜しくも3着。
 いくらなんでも500㎏は重いと思うんだ…。なんでこんなに太ったし…。
 輸送しても減らないんだったら、ちょっと処置なしかなぁ…。
12/3小倉12R 小月特別(×)
 10番人気のタツフラッシュが勝利。
 これが嬉しい初勝利となったわけだが、鞍上と噛み合ったっていうことなのかなぁ…。
 これからの馬みたいだし、次も500万下で走れるのは大きい。
 本命のラブグタンデーは、惜しくも2着。
 勝ち運が無いだけだと思いたいんだけどねぇ…。

12/4中山09R 霞ケ浦特別(○)
 1番人気の対抗ドレミファドンが勝利。
 3歳馬とはいえ関東馬なのに今まで中山未経験だったのは、
 避けていたのではとか思ってたんだけどねぇ…。
 鞍上強化が効いた結果とも言えるかも知れないね。
 本命のクリームソーダは2着に入って馬券はゲット。
 昇級初戦でこの結果なら上出来。
 中山は向くようなので、昇級のチャンスはまだまだ充分だろう。
12/4中山10R 市川S(○)
 6番人気のダイワナイトが勝利。
 昇級後の成績がアレだったので、軽視してたんですが…。
 距離は向く、というよりも1200m限定っぽいので使い場所は選びそうだが…。
 本命のエーシンヒットマンは、2着をキープ。
 ダイワナイトに気持ち良く行かれ過ぎたかなぁ。
 このクラスでは実力上位っぽいから、順番が回ってくる日は近いと思うんだが…。
12/4中山11R ターコイズS(×)
 14番人気のマイネプリンセスが勝利。
 ハンデをもらってるとはいえ格上挑戦だったからなぁ…。
 他が逃げ潰れてるのから考えれば、よく粘ってるという評価を、
 結果的にはすることもできるんだが…。
 まぁ、買える要素は無かったねぇ…。
 本命のアンシェルブルーは、なんとビリ。
 位置取りの問題なのかなぁ…。母方を見ると終わってる感じも無くはないっぽいが…。
 とにかくよくわかりません。なのに連闘するみたいだし…。

12/4阪神09R 千両賞(×)
 5番人気のローレルブレットが勝利。
 4~5番手だからねぇ…。人気通りと言えばそれまでなんだけど…。
 前走は確かに惜しい内容だったから、鞍上がモノにしたってことかもしれないね。
 本命のタイセイシュバリエは5着に敗れる。
 坂があると末が甘くなる馬かも知れない。
 京都とか小倉に出走してきたら改めて期待したい。
12/4阪神10R ゴールデンブーツトロフィー(×)
 2番人気のトウカイオーロラが勝利。
 ようやく復調っていうことなんだろうけど、叩き良化型の馬ってことなのかなぁ。
 ただ、1600万下で通用するんかなぁ、この馬…。
 本命のハードダダンダンは8着にに敗れる。
 本質的には1800mまでの馬なのかもしれないなぁ…。
12/4阪神11R ジャパンカップダート(×)
 1番人気の本命トランセンドが、ジャパンカップダート連覇を達成。
 南部杯でも手ごたえの無いところから勝ち切ったらしいから、
 実力差がある意味歴然としていたということかも知れない。
 JBCで土をつけられたスマートファルコンとの再戦が待たれる。
 しかし、対抗のエスポワールシチーが惜しくも3着で馬券ゲットはならず。
 2着のワンダーアキュートも5番手ぐらいの評価だったからなぁ…。
 力のあるところは認めるが、成績面で極端な面があるのがなぁ…。
 買いにくい馬ではあるわけだが…。
12/4阪神12R ゴールデンホイップトロフィー(×)
 対抗評価の2番人気アスカクリッチャンが勝利。
 平坦馬場でこその馬かと思ってたんだけどねぇ…。
 馬体増が良い方向に向いたのかも知れないね。
 本命のランリュウオーは6着に敗れる。
 放牧に出されたってことは、疲れが溜まってたってことなんでしょうが…。
 その辺りの事情は結果論になってしまうからねぇ…。

12/4小倉10R 企救丘特別(▼)
 全部入ってるんだけどねぇ…。狙い過ぎたってことだね、これは…。
 本命のウォーターサムデイは、勝負どころを誤ったってことかもしれない。
 力的に劣ってるわけではないので、順番が回ってくる日は遠くないと思うのだが…。
12/4小倉11R 下関S(×)
 1番人気の対抗エーシンダックマンが勝利。
 休み明けだったから対抗に落としたんだけど、
 リフレッシュがうまく行ったということなのだろう。
 OPでも実績のある実力馬なので、今回はもちろん昇級後も面白い馬ではある。
 本命のハノハノは5着に敗れる。
 勝ったエーシンダックマンと似たような位置取りだったんだけどねぇ…。
 成績が極端な馬だけに、今回は良くない方に出てしまったということかも知れない。
 安定して買い続けられるタイプの馬ではない、ということ。
12/4小倉12R 三萩野特別(×)
 3番手評価の8番人気ゴットラウディーが勝利。
 しかも、本命、対抗と同等評価だったからなぁ…。
 これも休み明けっていうことで印を弱くしたんだけどねぇ…。
 これの取捨もけっこう面倒なんだよねぇ…。
 リフレッシュできたか否かが大きいと思うんだけど、
 それができれば苦労はないわけで…。
 で、本命のマイネルマルシェは8着って言うね…。
 馬体増の影響ではないと思うんだが、もしかすると距離の問題かもなぁ…。
 本質的にはスプリンター気味の馬なのかも知れない。

小倉は単勝に変えてみたけど、調子に乗り過ぎだったね、これは…。
阪神は、噛み合ってないねぇ…。これは厳しい。
中山はそんなに悪くないと思う。ターコイズSは、ちょっと難し過ぎたね。
その辺りを踏まえて、12/10、12/11の買い方を。
 中山:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 阪神:条件戦=単勝2点買い OP以上=枠連
 小倉:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連

映画 『アクシデント』(☆☆☆)

偶発的な現象を巧みに連鎖させて、
あくまでも事故を装って殺人を請け負う闇の組織の物語。
偶然を装って人の運命をどうこうするっていう意味でいえば、
『アジャストメント』に似てるかなとも思えるが、
コッチは神ならぬ人がやることだから、
操作するのはいろいろと下準備も必要だし、
天気待ちみたいなことにもなってくる。
しかも結局人殺しやってるわけだから、
良心の呵責に苛まれたりすることだってある。
今作の主人公であるブレイン(ルイス・クー)の場合は、
用心深さが度を越して猜疑心が強くなり、
そのせいで偶然と人為の境目がわからなくなってしまう。
周囲の不穏な動きのすべてが、
何者かによる人為的な操作に見えてくる。
仲間の一人が事故で死に、
依頼者が不可解な動きを見せ、
別の仲間が抜け駆けを図る。
ブレインは、それらの黒幕が保険会社員ではないかと疑い、
一人で内偵を進めるが…。

着眼点としてはかなり面白い部類に入ると思われるが、
これは時間が短すぎて説明不足。
どうしてブレインは狙われてる(と思い込んでる)のか。
父親の殺人を依頼した息子は、
自殺なのか他殺なのか(多分自殺なんだろうけど)。
何で殺人を依頼したのか。
何で自殺したのか。
後味が悪い以上に、処理されてない伏線がいくつのあって、
とにかく気分の晴れない映画。
こういう作品こそ、もう少しじっくり描写すればいいのになぁ…。

映画 『シャッフル』(☆☆)

舞台設定が狭いなぁと思ってたら、
やっぱり舞台演劇が原作でしたね。
でも、映画にするんだったらもっと広く使えばいいのにねぇ。
内容自体はそんなに悪くないと思う。
ラストで騙し騙されが二転三転するのは、
なかなか見応えがあるとは思う。
ただ、コレもブルーレイ上映だったしなぁ…。
スクリーンサイズの作品に昇華できなかったっていうのが、
ちょっとイタイねぇ。

「新・中央競馬予想戦記」 2011-12-04

中山09R 霞ケ浦特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ④クリームソーダ
  ○ ⑧ドレミファドン
  ▲ ⑪ヤマチョウフェア

中山10R 市川S(3上1600万下 芝短)
  ◎ ⑫エーシンヒットマン
  ○ ⑯セレスマジェスティ
  ▲ ⑦アラマサローズ
  △ ⑩キングレオポルト

中山11R ターコイズS(3上OP 芝短)
  ◎ ⑥アンシェルブルー  持ち時計優秀
  ○ ④レジェトウショウ   中山は向く
  ▲ ⑧エーシンハーバー 連勝の勢いで

阪神09R 千両賞(2歳500万下 芝短)
  ◎ ④タイセイシュバリエ
  ○ ⑨メイショウグラハム
  ▲ ⑥エーシンフルマーク

阪神10R ゴールデンブーツトロフィー(3上1000万下 芝中)
  ◎ ②ハードダダンダン
  ○ ⑪スズカスコーピオン
  ▲ ⑨ロードオブザリング
  △ ①サトノパンサー

阪神11R ジャパンCダート(3上GⅠ D中)
  ◎ ⑯トランセンド
  ○ ⑪ミラクルレジェンド
  ▲ ⑥エスポワールシチー
  △ ④ラヴェリータ
 本命は、復帰戦の南部杯を勝った⑯。
 前走は惜しい競馬だったが、その時負けたスマートファルコンは
 今回出走していないので、今回も有力候補に間違いないだろう。
 対抗には、3連勝で交流GⅠ制覇まで達成した⑪。
 この距離では(8-1-0-0)と完全連対を果たしており、
 連勝中でもあるので勢いの上では⑯に劣らないものを持っている。
 3番手には、前走復活を感じさせる勝ち星を挙げた⑥。
 こちらもこの距離では(5-1-0-0)と完全連対を果たしており、
 地力の面では上位に劣らないものを持っているはずだ。
 あとは、前走⑪の2着だった④も、
 かしわ記念では⑥にも先着しているので上位陣と充分戦える力はあると見ている。

阪神12R ゴールデンホイップトロフィー(3上1600万下 芝短)
  ◎ ⑦ランリュウオー
  ○ ⑤アスカクリチャン
  ▲ ⑧リーチコンセンサス
  △ ①ブラボースキー

小倉10R 企救丘特別(3上500万下 D中)
  ◎ ④ウォーターサムデイ
  ○ ⑤モエレジュンキン
  ▲ ③アルバトン
  △ ①クオリティタイム

小倉11R 下関S(3上1600万下 芝短)
  ◎ ⑥ハノハノ
  ○ ⑤エーシンダックマン
  ▲ ⑬ビスカヤ

小倉12R 三萩野特別(3上500万下 芝中)
  ◎ ⑪マイネルマルシェ
  ○ ①スマートリバティ
  ▲ ⑨ゴットラウディー

「新・中央競馬予想戦記」 2011-12-03

中山08R イルミネーションジャンプS(3上JOP 障害)
  ◎ ⑩マジェスティバイオ 連勝機
  ○ ②ディアマジェスティ 地脚高い
  ▲ ⑦ジャストルーラー  Jセンス買って

中山09R 葉牡丹賞(2歳500万下 芝中)
  ◎ ②アイスフォーリス
  ○ ⑧クラウドチェンバー
  ▲ ⑫コスモオオゾラ

中山10R アクアラインS(3上1600万下 D短)
  ◎ ⑧アイアムルビー
  ○ ①ゼンノベラーノ
  ▲ ⑮エーシンリードオー

中山11R ステイヤーズS(3上GⅡ 芝長)
  ◎ ⑮メイショウクオリア
  ○ ②ピートブラック
  ▲ ⑥ネコパンチ
 本命は、休み明けでも相手なりに走れそうな⑮。
 いちおう重賞実績もあるし、距離経験もあるので、
 中山実績に乏しくても、坂実績がなくても何とかなりそうな気はする。
 対抗には、京都大賞典2着の実績がある②。
 中山コースは初めてだが、もともとは坂のあるコースで実績を積んできた馬なので、
 このメンバーならチャンスは充分と見る。
 3番手には、重賞では厳しい競馬の続いている⑥。
 馬場が渋ると厳しい面がある一方、
 力関係的には時計勝負にならない方が良さそうな気もするので、
 懲りずに今回も買ってみることにする。

阪神09R ポインセチア賞(2歳500万下 D短)
  ◎ ⑩タイセイクインス
  ○ ⑬コリンブレッセ
  ▲ ⑤ジョーオリオン
  △ ⑫フェアエレン

阪神10R ゴールデンサドルトロフィー(3上1000万下 芝短)
  ◎ ⑬メルシーヨーク
  ○ ⑪テイラーバートン
  ▲ ②ホクセツダンス

阪神11R 鳴尾記念(3上GⅢ 芝中)
  ◎ ⑧ヒットジャポット
  ○ ⑫ダノンスパシーバ
  ▲ ⑤カリバーン
 本命と対抗は勢い重視で昇級組から。
 阪神コースで2戦2勝の⑧を本命に、
 2連勝&4連続連対中の⑫を対抗にそれぞれ推す。
 ともに安定感はあるので、無様な競馬をしない確率も重視してみた。
 3番手には、休み明け後今ひとつの競馬が続く⑤。
 しかし、結果的にはどれも相手が悪過ぎた。
 逆に言えば、今回のメンバーはもう言い訳できないレベル。
 距離は向くようだし、輸送さえ克服すれば地力は上位と見えるが…。

阪神12R ゴールデンブライドルトロフィー(3上1600万下 D中)
  ◎ ⑤マイネルオベリスク
  ○ ⑬セイカプリコーン
  ▲ ④サクラブライアンス

小倉09R 彦島特別(3上500万下 芝長)
  ◎ ③アラマサコマンダー
  ○ ⑤トップサンダー
  ▲ ②シンボリニース

小倉11R 岩国特別(3上1000万下 D中)
  ◎ ⑥ドリームザネクスト
  ○ ②ファンタズミック
  ▲ ⑯ゴールデンジャガー
  △ ⑮ハジメレンジャー

小倉12R 小月特別(3上500万下 芝短)
  ◎ ⑤ラブグランデー
  ○ ⑨グリューネワルト
  ▲ ②シンボリマルセイユ
  △ ⑥オマワリサン

「新・中央競馬予想戦記」 2011年第12開催を振り返って

今開催を振り返って

①京都2歳Sでの5000円台配当ゲットで以下のカテゴリーで好成績
 (1)2歳戦(12戦通算 206.0%)
 (2)オープン戦(10戦通算 175.3%)
 (3)中距離戦(20戦通算 177.8%)
 (4)京都コース(27戦通算 153.1%)
②重賞が相変わらず残念な成績
 (全体:12戦通算 5.8% GⅢ:7戦通算 0.0% GⅡ:2戦通算 0.0% GⅠ:3戦通算 28.0%)
③ダート戦も全体としては低調
 (全体:22戦通算 33.0% 短距離:11戦通算 33.5% 中長距離:11戦通算 32.3%)
④東京コースとの相性の悪さが深刻。
 (27戦通算 27.9%)

今開催は、最終週の京都2歳Sが全て。
でも、そんな僥倖が続くわけがないので、
とりあえずはせっかく戻した年間回収率70%を大事にしたいところ。
で、僥倖が続くなら80%、90%と底上げを目指したい。
とりあえず、相性の悪い東京とおさらばできるのは大きい、はず…。
12/3、12/4の買い方は以下の通り。
 中山:条件戦=複勝1点買い OP以上=枠連
 阪神:条件戦=単勝1点買い OP以上=馬連
 小倉:条件戦=単勝1点買い OP以上=枠連

「新・中央競馬予想戦記」今週の反省 2011-(44)

11/26の結果
 4勝(京都2歳S、醍醐S、松浦特別、田川特別) 5敗

 

11/27の結果
 4勝(ベゴニア賞、アプローズ賞、白菊賞、対馬特別) 7敗
  年間回収率 71.7%
  通算回収率 71.1%

各レースの反省

11/26東京09R からまつ賞(×)
 7番人気のタイセイスティングが勝利。
 勝ち負けの極端な馬だなぁ、これは…。
 今回は鞍上に勝たせてもらったとしておこうか。
 本命のミリオンヴォルツは、7着に敗れる。こっちなんか9番人気だったし…。
 新馬勝ちは何だったんだろうかねぇ…。
 鞍上と噛み合わんかったのかなぁ…。よぉわかりませんわぁ。
11/26東京10R 晩秋特別(×)
 2番人気のコスタパルメーラが勝利。
 休み明けだったから軽視したんだけど、
 12㎏増は全部成長分だったってことかねぇ…。
 だとすれば、今後期待の1頭ではあるんだが…。
 本命のニシノヴァンクールは、9着に敗れる。
 前が止まってないのもあるけど、位置取りが悪過ぎた。
 切れ味なんか無いんだから、
 内枠を利した積極的な競馬をするべきだったように思われる。
 調子落ちもしてそうだし、しばらく手を出さない方が良いかも…。
11/26東京11R キャピタルS(×)
 1番人気のアプリコットフィズが勝利。
 ここ2戦確かに調子は上向き傾向だったけど、この鞍上で勝ち切るとはねぇ…。
 東京芝1600mは向くので、来年のヴィクトリアマイルなんかどうだろうねぇ…。
 本命のレッドスパーダは6着止まり。
 休み明けで16㎏増だから、しょうがないかぁ…。
 ただ、足元が弱いからいっつもこんな感じなのがなぁ…。

11/26京都09R 京都2歳S(◎)
 1番人気の対抗馬トリップが勝利。
 鞍上も力があるし、馬場実績もあるので、
 今回は力を出し切れたのが大きかったのだろう。
 2着に9番人気の3番手エーシングングンが入り、馬連5000円台の高配当。
 でも、なぜか枠連の方が高いっていうね…。
 ま、この高配当なら文句なしなわけなんですが…。
 しかし、今年の2歳戦線は、ホントによぉわからん。
 本命のアルキメデスは、惜しくも4着。
 これも新馬戦では岩田騎手が乗っていた馬で、
 岩田騎手に選ばれなかったのが敗因かも知れないなぁ…。
11/26京都10R 醍醐S(○)
 3番手評価の2番人気マジンプロスパーが勝利。
 昇級初戦でいきなり惜しい競馬だったからねぇ…。
 思った以上に力のある馬なのかも知れない。
 もうちょっと長い方が良さげな感じなので、来年は安田記念が目標になってきそう。
 本命のエーシンヒットマンは3着をキープ。
 9レースに続いてエーシン様々ですわぁ。
 こっちは今回が昇級初戦なので、次走も当然狙って行きたい。
11/26京都11R 京阪杯(×)
 1番人気の本命ロードカナロアが勝利。
 買っておいて何だけど、ほんと強いね、この馬は…。
 来年は、当然高松宮記念が目標になってくるだろうし、
 上位人気候補に今から上げておいても良さそうな1頭ではある。
 2着のグランプリエンゼルも4番手だったからなぁ…。
 買えなくはなかったわけだが、
 手を広げ始めたらきりがないので、今回は負けましたよ、ということで…。

11/26小倉10R 松浦特別(○)
 7番人気のエーシンミラージュが勝利。
 休み明けだし、実際26㎏も増えてるんだけどねぇ…。
 小倉の水が合う馬なのかもしれない。
 そうなると、もう1チャンスぐらいあるかもなぁ…。
 本命のロットミストは、惜しくも首差の2着。
 切れ味では劣ってないので、順番が回ってくる日も近そうだが…。
11/26小倉11R 田川特別(○)
 4番人気の本命ウォータールルドが勝利。
 今回は相手関係が良さげだったからねぇ…。
 ある程度の着は拾えるだろうと思ってたんですが、勝ち切っちゃうとはねぇ…。
 勢いがあるところは買うが、1600万下はさすがに厳しいと思うんだ…。
11/26小倉12R 鞍手特別(×)
 1番人気のハピシンが勝利。
 休み明けだからちょっと軽視してたんだけど、
 この馬も小倉の水が合う馬みたいだねぇ。もう1チャンスに期待。
 本命のタバルナは惜しくも4着。
 もうひと絞り、必要そうな雰囲気ではある。
 ただ、成長力に期待していいものなのかどうか…。

11/27東京07R ベゴニア賞(○)
 3番人気の本命サトノギャラントが勝利。
 OP2着馬が3頭いる中で同じ距離での実績だった
 この馬をピックアップしてみたのだが、
 距離自体は合いそうなので朝日杯フューチュリティSでも面白い1頭になるかも。
11/27東京08R シャングリラ賞(×)
 1番人気のサクラシャイニーが勝利。
 昇級初戦だったけど、戸崎騎手にうまく乗られちゃったかなぁ。
 ただ、時計が伸びてないからなぁ…。1600万下ではさすがに厳しそうなんだが…。
 本命のトキノエクセレントは、惜しくも5着。
 もう少し前にいないといかんかったかなぁ、今回は…。
11/27東京09R アプローズ賞(○)
 2番人気のアドマイヤセプターが勝利。
 秋シーズンに入ってからの充実ぶりが著しいね、この馬は…。
 勢いを感じさせるので、相手次第では1600万下でもいきなりありそう。
 本命のフルアクセルは3着をキープ。
 前にいる馬の方が良い脚使ってるんだから、そりゃ勝てないわなぁ。
 今回は相手が悪かったと思うしかないか…。
11/27東京10R ジャパンC(×)
 3番手評価の2番人気ブエナビスタが勝利。
 去年の降着の汚名をすすいでの見事な勝利であった。
 本命のデインドリームは6着止まり。
 馬体が小さいせいもあるけど、
 馬群を割って行けないし馬群の中にも入って行けない以上、 
 あの位置取りになったら外をぶん回すしかないわけで…。
 日本の競馬は、馬群の密度高いからこれが限界かもなぁ…。
 てゆーか、ペルーサのビリって何なんだろう。
 精神的に何がしかの問題を抱えてそうな感じはあるけど、
 しゃべれないから病理がつかめないしねぇ…。
11/27東京11R 東京ウェルカムプレミアム(×)
 4番人気のフェデラリストが勝利。
 昇級戦だったし時計も物足りなかったから軽視したんだけどなぁ…。
 一気に持ち時計を1秒半も更新しての勝利。
 ただ、この馬も成績が極端だなぁ…。当てにしにくい馬ではある。
 本命のミカエルビスティーは、惜しくも5着。
 大外枠の不利もあるみたいだけど、ちょっと馬体が減り過ぎかな。
 馬体回復が急務と見るが…。

11/27京都09R 白菊賞(◎)
 3番人気のラシンティランテが勝利。
 札幌2歳Sの評価の仕方が問題なんだろうけど、
 けっこういい脚持ってんじゃない。こういう競馬が合うみたいだね、この馬は。
 本命のフレイムコードは逃げ粘って2着を確保。
 7番人気と言うこともあって、複勝で500円ゲット!
 今週は、なぜか2歳戦が好調でしたなぁ…。
11/27京都10R 北國新聞杯(×)
 4番手評価の2番人気グランドシチーが勝利。
 今回は時計勝負にならなかったのがこの馬には良かったんだろうが、
 そうなると1600万下に上がっても厳しいかもなぁ…。
 本命のエンリルは、惜しくも4着。
 後ろから来た馬が上位を占めてる中ではよく粘っているが、
 逆に言えば分の悪い競馬になってしまった感はある。
 安定感はあるので、次も期待はできそうだ。
11/27京都11R 太秦S(×)
 5番人気のアーリーロブストが勝利。
 休み明けだし、初めてのD1200mだったのでちょっと軽視してたんだけど、
 押し切っちゃいましたねぇ。
 まだダートでは重賞級じゃない感じもするが、
 交流重賞ならなんとかなっちゃうかもなぁ…。
 本命のワールドワイドは、惜しくも4着。
 馬体が戻ったとはいえ、これは完全な前残りの競馬。
 道中の位置取りが全ての競馬だったなぁ…。
 こっちももともとは1400mで良績を挙げてる馬だからなぁ…。

11/27小倉10R 九十九島特別(×)
 4番手評価の5番人気アキノグローブが勝利。
 休み明けを無難にこなした後だけに、上がり目が大きかったのだろう。
 この切れ味を常に発揮できるなら、今後も期待できる馬だとは思うんだが…。
 本命のワンダースピンドルは、惜しくも4着。
 今回はもうひと粘りが足りなかった感じか。
 まだ3歳馬なので、これからの成長に期待したい馬ではあるが…。
11/27小倉11R 雲仙特別(×)
 5番人気のファンドリノチカラが勝利。
 休み明けだし、1000万下では苦戦してたので軽視してたんですがねぇ…。
 前めで競馬できれば力が発揮できる馬のようですね。
 本命のトップルビーは、6着に敗れる。
 切れる脚は見せているのだが、前が止まってない以上完全に位置取りが後ろ過ぎ。
 切れ味勝負の馬の弱点がもろに出てしまった。
 こればっかりは展開のアヤなのでどうしようもないわけだが…。
11/27小倉12R 対馬特別(○)
 2番人気の対抗コスモソーンパークが勝利。
 前走競走除外と順調さに欠けるゴーゲッターに対して、
 中間の順調さで勝った結果と言えるかもしれない。
 右回りでも勝てることを証明したので、
 場所を選ばず使えるようになったのは良いことだと思う。
 その本命ゴーゲッターは3着。
 小倉の方が合いそうな馬ではあるので、次も小倉なら期待できそうだ。

今週は開催全体の反省があるので、こちらではココまで。

映画 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(☆☆☆)

その昔、スピルバーグとルーカスが
『レイダース』を作った時に、ある記者から
「『タンタンの冒険』をモチーフにしたのか?」
と問われた意味がわかった。
スピルバーグも今作を作る際には、
おそらくその辺りを意識して、
多くのスペクタクルを盛り込んだのだろう。
その辺はわかる。
ただ、これが初見ならそれでそれなり以上の感動を得られるだろうが、
『レイダース』なり、
その後の『インディ・ジョーンズ』シリーズを
通ってきた者にとっては、
悪く言えばそれらに毛が生えた程度。
むしろ、アニメーションってズルい、とさえ感じさせる。
モノは壊し放題
(コレはセットに金かければやれなくもないが)。
カメラワークも使いたい放題
(ノーカットであり得ないアングル経由で流し撮りできるのは、
おそらくかなりのメリット)。
人間はおろか、動物にすら演出つけ放題。
(『猿の惑星 創世記』みたいにするとしても、
結局CG頼みになっちゃうしねぇ)。
生身のアクションを好むワシなんかからすると、
洗練され過ぎてるし、
頑張ってる感が全然無くて、
予定調和的でどんどん冷めていくわけ。
ただ、これがおそらく初見になるであろう子ども達には
むしろちょうどいい題材なんじゃなかろうか。
海賊絡みの話だし。
ザックリ冬休み映画っていう括りで言えば、
非常に家族向けなんじゃなかろうか。

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