映画 『アニマル・キングダム』(☆☆☆)
完全な部外者による著作がベースになっているせいか、
全体的に踏み込みが甘い。
なぜこの家が犯罪を生業とするようになったか、
母親(ジャッキー・ウィーバー)の教育方針、
あまりにも乱暴な一方捜査が大甘な警察、
エズラ弁護士がなぜこの一家に力を貸すのか。
これらにまるっきりと言っていいほど触れていないので、
確かに一家の中に葛藤があっても、
なし崩し的に崩壊する方向に行っているようにしか見えないのだ。
多分、それをやりだしたら映画的持ち時間では
全然足りないんだろうけど、
逆にいえば映画向きの題材ではそもそもなかったのでは、
と思わせてしまっているのがザンネン。
もっとも、この映画がなければワシ自身この家族のことを
知らんまま過ごすことになっていたわけで、
紹介的な意味では価値のある映画だったかな、
と思う、というか思わざるを得ない。
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