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映画 『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(☆☆☆☆)

最近、「ミャンマーに商機あり」なんていう報道をたまに耳にするけど、
現実はそんなに甘くないことを再認識させてくれる映画。
「EUROPACORP」の総帥リュック・ベッソンが、
久しぶりにメガホンをとって気合の入った映画を仕上げてくれました。
タイトルの通り、主役は「ビルマの女傑」
アウンサンスーチー(ミシェル・ヨー)。
しかし、彼女を遠くイギリスから支える
夫マイケル(デヴィッド・シューリス)と息子たちを含めた
家族の愛と絆の物語。

スーチーの母の看病をきっかけに、
母国ビルマに戻ったスーチーだったが、
聞きしに勝る惨状と、
民主化を願う人々の願い、
何よりも自らの生まれゆえに、
彼女は国内に留まり民主化に向けて武器なき戦いを始める。
それをよく思わない軍事政権は、彼女を自宅軟禁。
外部との交わりを断とうとした。
マイケルは、国家すら動かさんばかりに多方面に働きかけ、
やがて彼女にノーベル平和賞を取らせる。
しかし今度は、マイケル自身が病魔に侵されることになる。
それを知ったスーチーは…。

国家の横暴により、電話線すら切られたマイケルは、
それでも自分たちの声を彼女の元に届けようと、
ノーベル委員会まで動かした。
深い愛、強い絆を感じさせてくれる作品である。
マイケルも死んだ今でも、
彼女の、彼女の家族の戦いは終わっていないのだ。
しかし、そこで一筋縄ではいかないのがアジア。
あの、北朝鮮すら保護する中国が蠢いているのだ。
アメリカですらおいそれと手が出せない大国のせいで、
先進各国の動きか牽制されているのは歯がゆい。
とはいえ、マスコミの良い面の話も出ていた
(あの山路さんも援助していたビルマのビデオジャーナリストの話とか)。
マスコミの真価が、今問われているのかもしれない。

現在進行形の話なので、観ておく価値充分である。

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