『平成お伊勢参り&新中京競馬場などの旅』 7月6日-⑪
(21)猿田彦神社(サルタヒコジンジャ)
祭神
猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)
大田命(オオタノミコト)
天孫降臨の折に道案内したとされる猿田彦と、
その子孫大田命を祀る神社。
そのゆかりで「道の神」、「道祖神」とされており、
人生を良い方向に導く神であり、方位除け(方違え)にも用いられていたそうです。
(22)佐瑠女神社(サルメジンジャ)
祭神:天宇受売命(アメノウズメノミコト)
天孫降臨の折に猿田彦にその名を尋ねた縁から、
猿田彦神社の境内に設けられている社。
後に両者が結婚したと言われており、
道祖神で一緒に祀られたり、縁結びの神とされることがあるそうだ。
ココでは、天の岩戸の前で神々を笑わせ、
岩戸の中の天照大御神の気を引いたことから、
芸事の神とされています。
信じられるかい、伊勢神宮のお膝元だぜ。
なんで生えてるのかよくわからないんだが、
実は翌日も見ることになるので、この辺でも自生できるんだろうか…。
(23)上田神社(ウエダジンジャ)
祭神
素盞鳴命(スサノオノミコト)
大山祇命(オオヤマツミノミコト)
菅原道真公(スガワラノミチザネコウ)
ある意味伊勢神宮のお膝元らしくないフツーの神社。
大山祇命が祀られているので、土地の神ということなんだろうが、
他の2柱は、悪い言い方をすると節操のない部類に入る神様。
こういう神社もあるのが、逆に安心できると言えなくもないが…。
(24)月讀宮(ツキヨミノミヤ)
祭神:月読尊(ツクヨミノミコト)
内宮の別宮の中ではかなり規模が大きく、
また式年遷宮もするらしい(行った時は全然気づかなかったが…)。
境内にいくつか別社がある。
(25)葭原神社(アシハラジンジャ)
祭神
佐佐津比古命(ササツヒコノミコト)
宇加乃御玉御祖命(ウカノミタマノミオヤノミコト)
伊加利比売命(イカリヒメノミコト)
内宮末社。見た目に似合わず3柱の神が合祀された社。
ともに田畑を守る神とされているが、
佐佐津比古命は大歳神(いろんな意味を持つ神らしい)の子とされている。
大歳神も穀物の神とされている。
宇加乃御玉御祖命は大歳神の兄弟とされており、
また「お稲荷さん」としても有名な神様。
兄の大歳神ともども穀物の神とされる。
伊加利比売命だけは、稲に関係ある神様らしいのだが縁起が無いので
それ以上のことは不明。
(24)月讀宮(再掲、本殿)
祭神:月讀命(ツキヨミノミコト)
内宮別宮。
天照大御神の弟で、素戔嗚尊の兄である月讀命が祀られている。
三兄弟のひとりとして外宮別宮ともども祀られて
大事にされている、ということだろう
(26)月讀荒御魂宮(ツキヨミアラミタマノミヤ)
祭神:月讀命荒御魂(ツキヨミノミコトノアラミタマ)
内宮別宮。
月夜見宮と同じく、月讀命の荒御魂もキッチリと祀られてます。
ただ、建売住宅みたいに同じような建物が並んでいるので、
良く言えば壮観なのだが、悪く言えば個性が無いわけで…。
(27)伊佐奈岐宮(イザナギノミヤ)
祭神:伊弉諾尊(イザナギノミコト)
内宮別宮。
三兄弟の父である伊弉諾尊が祀られた社。
でも、もっと尊重しても良かったのではないかなと…。
(28)伊佐奈弥宮(イザナミノミヤ)
祭神:伊弉冉尊(イザナミノミコト)
内宮別宮。
伊弉諾尊の妻である伊弉諾尊が祀られた社。
「3兄弟の母」と表記しないのは、
彼女の死後に伊弉諾尊が禊を行った時に生まれた神様だから。
この辺りの詳しい話は、記紀を参照願いたい。
この後、ようやく近鉄五十鈴川駅までたどり着き、
近鉄特急で名古屋に戻るわけですが、
この時点で既にけっこうボロボロだったりします。
ポカも多いですし、振り返ってみると反省の多い旅ですわ、ホンマ…。
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