『平成お伊勢参り&新中京競馬場などの旅』 7月6日-⑦
この回では、内宮に行く前に行けるところ行ってみよう、のコーナーです。
・神宮徴古館
外宮と内宮を結ぶバス路線の途中にある、モダンな建物。
当初から私設の博物館とするべく明治42年に建設されたものですが、
現在の建物は戦後に建てられた2代目。
「遷宮展」を開催していたたためか、
『せんぐう館』と展示物の感じがかぶってたような気もするが、
過去の奉納品なども展示されている、『せんぐう館』の先輩的な存在でもある。
ワシ的には、遷宮の復活に尽力したのが
守悦という尼僧だったっていうをココで知ったのが、
いちばんの発見だったかな。
Wikipediaには、彼女のいた慶光院(こっちしか記述が無いのだが)は、
「廃仏毀釈で廃絶した」と書かれている。
なんという恩知らず。
・神宮文庫
画像である入口の門(黒門)はバス路線沿いにある。
神宮などで保管された関連図書を保管している場所。
門自体は移築されたものだが、築後400年となかなか歴史のあるものであるし、
アンバランスなほど立派なしゃちほこも目を引く。
要するに本棚なので、中にはあんまり興味無いですけどね…。
(12)倭姫宮
祭神:倭姫命(ヤマトヒメノミコト)
皇大神宮(内宮)の別宮。
この時間が、一番雨ひどかったなぁ…。
祭神の倭姫命は、日本武尊のおばであり、
『記紀』にあるように、彼女が日本武尊が東征する時に三種の神器のひとつである
天叢雲剣(後の伝承により草薙剣と改称)を与えている。
彼女が伊勢の地で天照大御神を祀る最初の皇女であり、
彼女が受けた神託により伊勢神宮が建てられた。
それゆえに、このようにして祭神として現在に至るわけである。
木漏れ日が差す一方、相変わらず雨降ってたりするわけで…。
いろいろな神がいっぺんに湧いて出たようで、
神々のお膝元であることを改めて実感させられる光景ですなぁ。
次回からは、内宮のある五十鈴川編に入りますが、
相変わらずの寄り道っぷりです。
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