« 「新・中央競馬予想戦記」 2012-09-02 | トップページ | 映画 『最強のふたり』(☆☆☆☆☆) »

映画 『トガニ 幼き瞳の告発』(☆☆☆☆☆)

竹島問題などで韓国とアレしてる時に韓国映画というのもどうか、
という話もあるが、
あえて今観るべき韓国映画である。
韓国人の、いや人間の醜い部分をえぐり出すこの映画。
2005年に韓国で実際になった事件が元になっており、
2011年に韓国で公開後この事件の再捜査が行われ、
モデルになった学校は廃校、
性犯罪の厳罰化が行われたというぐらい、
社会的インパクトの大きかった映画でもある。

聴覚障がい者学校に赴任することになった
美術教師のイノ(コン・ユ)は、
そこで児童虐待が行われている現場を目撃。
彼らを保護すると、彼らからは学校のさらなる暗部、
教師による児童に対する性的虐待の事実を知らされることになる。
娘を実家に置いて単身赴任していたイノは、
いたたまれない気持ちになり、
学校を訴えるのだが…。

この先の内容は、『ポチの告白』ばりにえげつない。
判事出身の新任弁護士に花を持たせるという
韓国法曹界の習慣。
知的障害者に対する示談という名の買収。
さらには判事や検事もカネや仕事の斡旋で買収。
その魔の手はイノの元にも及ぶ。
もともと学校側は、職にあぶれた男を警備員として雇い、
警察もカネで丸め込んでいるし、
考えようによっては(いろんな意味で)ヤル気マンマンなわけだ。
しかも子供たちは耳が聞こえないからまともに話すこともできない。
しかも被害者の親たちも障がい者で貧乏。
もう、ここまで来ると狙ってやってるとしか思えないレベルだよね。
日本のいじめ問題なんかを見ても、
学校って特異なコミュニティだと思うけど、
ココまで行っちゃうとねぇ…。

別に日本に限った話じゃないけど、
どこの国にもいい人もいれば悪い人もいるのだ。
「韓国人だから悪い」、「日本人だから良い」
ということではないのだ。
法廷劇としても出来が良く、
全編に渡る緊張感が非常に秀逸。必見である。

« 「新・中央競馬予想戦記」 2012-09-02 | トップページ | 映画 『最強のふたり』(☆☆☆☆☆) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画 『トガニ 幼き瞳の告発』(☆☆☆☆☆):

« 「新・中央競馬予想戦記」 2012-09-02 | トップページ | 映画 『最強のふたり』(☆☆☆☆☆) »

2020年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ