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映画 『推理作家ポー 最期の5日間』(☆☆☆)

日本随一のミステリー作家江戸川乱歩もその名を拝借した
世界的推理作家エドガー・アラン・ポーの、
謎に満ちた死の真相、
という体で彼の作品を模倣した猟奇連続殺人を絡めた、
ポーの作品を紹介しながら進むミステリー作品。
映画ファンというよりは、
製作者側も含めてミステリー好き
(厳密に言えばポー好き)のための作品。
元ネタの出来がいいから、編集を間違わなければ
このぐらいの作品には仕上がるよね。

今や、テレビも小説もミステリーが扱われないことの方が少ないほど、
定着してるジャンルではあるが、
ポーはそのジャンルの開拓者であり、
当時の人間からはむしろあまりいい目では見られなかった、
と思しき描写が冒頭から散見する。
それでも彼が、なんとか食っていけていたのは、
まだ娯楽がそれほど多くない時代だったからかもしれない。
ポーの小説は、当時としてはセンセーショナルだったが、
それを思いつくポー本人のことはむしろ変人扱いされてた、
ということなんだろうね。
最近アメリカで、カーチェイスを生中継してたら、
途中で逃走者が自殺しちゃったのまで流してしまい
物議を醸すということがあったばかり。
作中でも「流血ものは売れる」と言っているように、
いつの世も過激な描写を望む声は絶えないのだ。
そのギリギリを攻め切るのが、
「エッジの利いた」表現者ってことなんだろうね。
規制規制の今のご時世じゃあ、なかなか難しいだろうけど。

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「推理作家ポー 最期の5日間」★★★ ジョン・キューザック、ルーク・エヴァンス、 アリス・イヴ、ブレンダン・グリーソン出演 ジェームズ・マクティーグ監督、 110分、2012年10月12日(公開) 2012,アメリカ,ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン (原題/原作:THE RAVEN) 人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブログ★どんなブログが人気なのか知りたい← 「... [続きを読む]

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