映画 『プリンセス・カイウラニ』(☆☆☆)
ハワイ王朝最後の王族とも言える、
プリンセス・カイウラニ(クオリアンカ・キルヒャー)の生涯を、
ハワイ王朝の滅亡とともに追う映画。
ハワイ人の母とスコットランド人の父との間に生まれたカイウラニは、
アメリカ人資産家を中心とする反王制派によるクーデターから逃れて
父方の縁者がいるイギリスへと逃れた。
偏見と戦いつつもイギリス人と恋に落ちるも、
そこに王制の危機がもたらされる。
気高く聡明なカイウラニは、
大統領をも巻き込んで王制存続に動き出すが…。
ハワイが今もハワイらしくあり得たのは、
彼女が懸命に戦ったからこそ。
この深く強靭な愛国心は、我々日本人も学ぶべきものであろう。
ただ、作品としては既存の王朝恋愛ものと
それほどストーリーラインに違いはなく、
正直そこをあまり掘り下げなくても良かったような気はする
(単にワシが恋愛ものと肌が合わないだけなんだけどね)。
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