映画 『ザ・レイド』(☆☆☆☆)
動きがムエタイっぽいなぁと思ってたら、
お隣インドネシアやマレーシアの格闘術
(「シラット」っていうんだって)だったのね。
『エクスペンダブルズ』みたいな、
アメリカン重量級アクション祭も好きだけど、
80年代をジャッキー映画(と言ってもテレビでしか見てないけど)
で育ってきたワシとしては、作中に出てくる
「小道具(拳銃)は気に入らねぇ」とか、
「コイツ(格闘)じゃねぇと燃えねぇんだ」
的なセリフには激しく同意せざるを得ません
(その発言にたがわず、発言主がハンパなく強い)。
現代が舞台なので、始まってしばらくは銃撃戦が続くが、
相手が相手なのでこれは仕方ない。
しかし、弾が尽きたら格闘戦だとばかりに、
ナイフ、なた(山刀)、トンファー、そして殴る蹴ると、
早回しもスローモーションも使わない
潔い撮って出し(雑とも言うが)の
ノンストップバトルが展開される。
もうこうなってくると、ストーリーラインなんかどうでも良くて
(実際巻き込まれてる警官がかなり哀れなんだが…)、
ついつい画面に見入ってしまうわけです。
さっきの発言主と主人公&その兄のバトルは、
クライマックスにふさわしい出来。
パート2製作決定はありがたい話だが、
ハリウッドリメイクはイヤな予感しかしない
(あんな激しいアクションやれる俳優が想像できない)ので、
できればやめてもらいたいわけだが…。
« 映画 『シャドー・チェイサー』(☆☆☆) | トップページ | 映画 『アルゴ』(☆☆☆☆) »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 2022「勝手に映画賞」など(2023.01.31)
- 【1か月遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年12月分(2023.01.30)
- 【1か月遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年11月分(2022.12.31)
- 【3週間遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年10月分(2022.11.21)
- 【1か月遅れ】鑑賞映画レビュー 2022年9月分(2022.11.01)
コメント