映画 『シャドー・チェイサー』(☆☆☆)
なかなかひねりの効いた知能派アクション。
ただ、主人公のウィル(ヘンリー ・ガヴィル)が、
一般人という設定なので、
ガンアクションや格闘戦はややお粗末。
その分、カーチェイスには力が入っており、
クライマックスはなかなかの見せ所となっている
(逆に言えば、アクション的見せ場はほぼそこだけ)。
それよりも、「知能派」の部分に注目したい作品。
最近悪役もちょいちょいこなすブルース・ウィリスと、
今回はがっちり悪役のシガニー・ウィーヴァーが
(と言っても、ブルースはすぐ退場するが…)、
何事か企んでる感じで序盤から動き出すので、
確かに当初は善悪の区別がなかなかつかない。
後半は、さらにテロリストまで登場して、
シロートのウィル君はもう勢いに任せて突っ込むだけって感じ。
確かにいつもいつもジョン・マクレーンみたいな主人公だったら、
それはそれで飽きるけど、
正直ここまで流れ任せのシロートさんでは、
観てるこっちがちょっと悲しくなってしまうよ。
彼にも、もう少しひねりの効いたヒラメキとかあるところ、
見せてもらいたかったなぁ…。
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