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映画 『人生の特等席』(☆☆☆☆)

人間誰しも、できれば他人に迷惑をかけたくない、
と思うもんだと、わしは思う。
今作の主人公ガス(クリント・イーストウッド)も、
自分が抱える原罪ゆえに、
娘のミッキー(エイミー・アダムス)を遠ざけ、
自分と同じ道を歩ませまいと考える。
それはそれで父としての愛の形かもしれないが、
娘の方はそういう風には受け取ってなくて、
ややもすると「偏屈なオヤジ」として煩わしく感じたりもしている。
しかし、小さい頃から連れ回されてきたせいか、
野球を見る目が肥えていて、
野球を通じてなら父親と同じ目線で語り合える。
そこに、父が昔投手としてスカウトした
ジョニー(ジャスティン・ティンバーレイク)が、
ライバルチームのスカウトとして目の前に現れて…。

職人気質で偏屈。でも、不用品にされたくないから、
自分が抱える弱みをなかなか晒せない。
だからみんな苦しいんだと思う。
親子がテーマというだけでなく、
人生の意味も問いかけてくる佳作。
クリント・イーストウッドが、
引退を撤回してでも演じたいと思うのも頷ける。

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