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映画 『危険なメソッド』(☆☆)

今となっては一緒くたにして語られることの多い、
ユング(マイケル・ファスベンダー)と
フロイト(ヴィゴ・モーテンセン)という
精神医学界の二大巨頭。
しかし、まだ学問として確立されていなかった時代で、
その確率のために科学的アプローチにこだわったフロイトと、
オカルトや神話研究といった
神秘主義の領域にまで手を伸ばそうとしていたユングは、
結局決別してしまうことになるわけだが…。
今作では決別の原因がそれだけではなく、
女性関係や貧富の差、
果ては人種問題といったところにまで及んでいる。
結局、学問というものも人間のやることなわけだから、
個性的というか細分化される宿命にあるんだろうけど…。
学問的対立の要素は、今作でも非常にわかりにくく、
また互いの争いが水面下で行われる冷戦的様相であるため、
決別の決定的要因もイマイチ不透明。
よって、クライマックスも盛り上がりに欠けるものになってしまった。
で、女性関係なわけであるが、
ザビーナ(キーラ・ナイトレイ)を、
いくら映画だからと言ってあそこまでエキセントリックな設定にする必要が、
果たしてあったんだろうか
(統合失調症ではあったらしいが)。
もっとも、このぐらいしないと、
観客を惹きつける要素が特に見当たらない作品になりかねない、
困難な内容ではあったけどね…。
どっちかっていうと、小説でじっくり理解を深めるタイプの
作品だったんじゃないかと思える作品。

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