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映画 『LOOPER/ルーパー』(☆☆☆)

「子曰わく、朝(あした)に道を聞かば、
夕べに死すとも可(か)なり」(『論語』より)
終わりまで観て、ふとこの言葉を思い出しました。
アメリカの近未来モノ映画っていうのは、
仕掛けの活かし方がある意味見所なわけだが、
今回はなかなか複雑な作品。
基本自分のことしか考えていないジョー(現在)
(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の前に、
妻の命を守るために現在へとタイムトラベルしてきた
ジョー(30年後)(ブルース・ウィリス)と、
彼の標的シド(後の"レインメーカー"、現在では10歳)を
守って暮らす母親サラ(エミリー・ブラント)が現れる。
ジョー(現在)も、シドの持つ力の正体を知るが、
シドには懐かれ、サラとも情を通じることで、
ジョー(現在)の中にも変化がもたらされるのだが…。
まぁ、ココまで書いたら冒頭の言葉は
ネタバレになっちゃうかな。
かなりヒネリに利いた作品だし、
現在の自分と未来の自分をつなぐ方法など、
設定の面白さもところどころに見せてくれている。
しかし、そこだけ考えると、
ジョー(30年後)の方が基本的に有利なので、
そうならないようにやや無理矢理な設定が加えられているのが、
ややザンネンなポイント。
この設定のせいで、
展開自体がややもっさりしてしまってるような気さえする。

まぁ、結局のところ30年経ってもあんまり成長してないんだよね、
このジョーって男はさぁ。
自分の生活守るために、過去に遡ってまで
罪もない子供殺しちゃうんだからさぁ。
こういう因果は、元から断つしかないわなぁ、確かに
(これもネタバレか)。
設定を結果的に活かしきれなかった、惜しい作品。

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