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映画 『アラグレ』(☆☆☆)

『アウトレイジ ビヨンド』の時も書いたが、
最近の日本では法律でがんじがらめの暴力団さんに代わって、
「半グレ」と呼ばれる方々が跋扈してるようで…
(そう言えば、10年ぐらい前に『HEAT-灼熱-』っていう、
時代を先取りしたようなマンガもあったねぇ)。
そんな時流に乗ったか乗ってないのか、
今作の登場人物はまさにそういった連中。
主人公の星哉(鈴木伸之)は、
他のメンバーが頭脳や技術を使って社会に入り込んで行く中、
ひとり大人になりきれず暴力一本でやっている。
そんな中、昔の仲間である高倉(高橋努)が出所してくるわけだが…。

時代を反映してる(っぽい)だけあって、
ワシ的には深読みしてしまった作品。
ラストで高倉が放つ
「前科者がシャバで生きていくには、こうする
(仲間を売るorヤクザに取り入る)しかないんじゃぁ」に、
ワシはある意味すべてが含まれているような気がする。
今の日本、普通に生きてたって受け皿から溢れてしまいかねない
(この場合、努力云々はひとまず措くとする)。
まして、社会からマイナスポイントをつけられてる人間たちなどは
なおさらであろう。
ヤクザ屋さんは、昔からそういう人間たちの受け皿だったんだろうが、
今やそのヤクザ屋さんすら社会から排除される時代
(別に彼らをことさら擁護するわけじゃないけど…)。
社会でのし上がっていくには、
野中(星哉の兄貴分、遠藤雄弥)じゃないけど
「カネとチカラが必要」ってことになっちゃうわけで…。
取れる所から取る、っていう理屈自体は、
お国とお同じわけだしさぁ…。
「半グレ」が生まれてくるには、
それなりの事情があるんじゃないかな、
と今作を観て感じたわけであります。
彼らのやり口を「テロリスト的」と捉えれば、
世界問題とリンクできなくもないし、
やはり気付きというものは見方次第だな、
と思うわけでもあります。

ま、作品的には深夜ドラマぐらいのレベルですけどね。

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