映画 『高地戦 THE FRONT LINE』(☆☆☆☆)
2013年映画始。
いきなり、どっと来る映画観たなぁ。
戦争っていうのは、いろいろな人間を歪めて行く。
まして朝鮮戦争は、ついこの前まで一緒に戦ってきた同志である
同じ朝鮮人同士(もっと言えば身内同士)が戦うわけである。
さらには、2年も続く停戦交渉、
内通疑惑、
味方殺し、
無能な上官と、その命令に従わざるを得ない軍隊のシステム。
そして、クライマックスには、
終わると思われていた戦争に12時間のオマケがあり、
両軍とも自国の領土を少しでも広げようと
最後の総力戦を最前線に命じる。
敵も攻めてくるし、当然最後の戦いに挑むことになるわけだが…。
まさに、戦争の悲哀を凝縮した作品。
今だ形式上とはいえ終わってない戦争ということもあるが、
韓国はそういう意味では歴史と真摯に向かい合ってると言えるよねぇ。
日本も、とりあえず大岡昇平とか水木しげるの戦争ものを
映画化する辺りからやってみたらいいんじゃないかなぁ。
映画観た後バーでしこたま飲んで、
さらにそこから半日ぐらい放置してから書いてるレビューなので、
たいしたこと書けてないけど、これはかなりの出来。
戦争映画としては間違いなく第一級の作品だろう。
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