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映画 『プリズナー・オブ・パワー 囚われの惑星』(☆☆☆)

21世紀(正確には2008年)に作られたとは思えない、
懐かしい作りのSF映画。
最近観た中では、リブート盤公開直前にBSで観た
オリジナル版の『トータル・リコール』っぽい画作り。
しかも、今作のオリジナル版は2部作らしく、
それを世界向けに2時間ほどに再編集したもの
(オリジナル版のトータル上映時間は不明)。
そのため、いろんな部分が端折られていて、
観客が推測してやらないといけない部分が結構ある。

舞台は、地球圏外のどっかの惑星なのだが、
登場人物の出で立ちなんかを見てると
どっかの世紀末救世主伝説っぽい感じに見えてくる。
内容が内容なので、
べつに別惑星することもなかったようにも思えるが、
主人公がいきなり強い、的な設定にするには、
この設定の方が便利だったのだろう。
それ以外にも、端折ってるせいかご都合みたいな展開が少なくなく、
既存のSFモノとそれほど明確に差別化できていないようにも見える。

しかし、原作の日本語版が1978年に出てるということと
内容を見合わせてみると、
ポスト冷戦とか、アラブの春を先取りしてるんじゃね?
みたいな話をラストに持ってきている。
この惑星のその後について、
今作では描かれていないが、
歴史のループの中に結局飲み込まれるのか、
それともそこから飛び出すのか。
その結末は、
もしかすると今後紡がれる歴史が答えてくれるかもしれない
(深読みしすぎかなぁ…)。

CGでゴッテゴテに作り込んだSF映画よりも、
郷愁というか温かみを感じる作品。
ざっくりしている分だけ、
逆に想像の余地を与えてくれてるという意味でいえば、
アリな作品と言えなくもない。

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