映画 『レッド・ライト』(☆☆☆)
超能力の真偽については、科学では解明できない
(できてしまったら、ある意味超能力ではないわけだが…)
という前提をもってワシは今作を観に行ったわけだが、
両者に希望を持たせるような、
なかなかウマイ落とし所だったね。
超能力やオカルトに懐疑的な二人の科学者がいる。
その前に、30年前に自分に懐疑的だった記者を殺した、
と噂される超能力者が復活を果たす。
科学者のひとりは、ソイツも暴こうと持ちかけるが、
もうひとりは過去に彼と接触を持っており、
彼には近づかない方がいいと諌める。
それでも調査を強行するかがくの周りに、
あれやこれやが起こるわけなんだが…。
戦後のオカルト研究の大半は、
タネも仕掛けもあるっていう話
(某麻原彰晃の空中浮遊とかもそうだよね)とか、
そこには当然人間の欲得が絡んでるとか、
要するに我々もそれらオカルトの商品化に一役買ってるというわけ
(最近で言えばDaigo(メンタリスト)がそれに当たるか)。
逆に言えば、それを叩いてる方も、
オカルトをネタに飯食ってると考えれば、
アンチも商品化に一役買ってると言えるわけだが…。
☆の数はやや甘いが、ネタ的には面白い
(『プレステージ』っていうマジック映画的な)ので、
まぁアリなんじゃないかな、ということで…。
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