映画 『ヒッチコック』(☆☆☆☆)
「サスペンスの神」と言われたアルフレッド・ヒッチコック
(アンソニー・ホプキンス)の最高傑作『サイコ』の制作秘話であり、
アルフレッドを公私共に支えた妻アルマ(ヘレン・ミレン)との
夫婦の物語、もっと言うと男と女の物語。
映画人としてのヒッチコック像よりも、
才人同士の夫婦が互いに刺激し合いながら愛し合うという、
アメリカ映画が大好きな題材を盛り込みながら、
映画の裏側が見られるという、なかなかゼイタクな作品。
夫婦がこういう関係だったりするから、
感謝する人の中に妻が入ったりするんだろうね。
ただねぇ、最近そういう本も出たけど、
男と女は別の生き物ってことだよねぇ。
あと、やっぱり女性はたくましいですわ。
『サイコ』に関しては、ヒッチコックが作品というか、
エド・ゲイン(『サイコ』のモデルとなった殺人犯)に対して、
強いシンパシーがあったからこそ、
誰に反対されようとも私財を投げうってまで
映画化しようとしたんだろうね。
以外と普遍的な話で、いろいろな発見がある映画で、良いと思います。
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