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映画 『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』(☆☆)

人間がウソをつく最大の理由は、やはり保身だろう。
そういう意味では、今作の基本的なところは、
『フライト』と同じで「ウソをつき通せるか」である。
問題は両作品の主人公の、
良心というか正義のベクトルの向いてる方向の違いで、
今作の方が日本人にはわかりやすいように思われる
(特にサラリーマン諸兄には)。
リチャード・ギア扮するロバート・ミラーの示す価値観は、
古き良き家父長制的父性であり、
男性像であり、社長像である。
でもやってることはマネーゲームであり、
いかに「投資」と言い繕ってもギャンブルである。
ロバートはそれに失敗した上に、
居眠り運転で愛人まで死なせてしまう。
両方とも明るみに出たら、会社も家族も、当然自分も破滅である。
そんな中必死でもがく様を見る作品なわけだが…。

嘘つきは嘘を見抜く才能もあるようで、
ロバートはそれで危機を乗り越えて行くわけだが、
それにしてもラストのスッキリ感が全然無い。
『フライト』の方が、
教条的だが腑に落ちる終わり方をしてるだけ救いがある。
ロバートにも、あんまり共感できないというか、
なんかムカつくんだよね。

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