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映画 『シャドー・ダンサー』(☆☆☆)

冒頭のノリは『外事警察』を髣髴とさせるものがある。
しかし、『外事警察』と違って今作では内通者に仕立てられる
コレット(アンドレア・ライズブロー)が主人公である。
そして彼女が、IRA(アイルランド共和軍)で、
何十年にも渡って有力な実行犯を務める一家の一員なのである
(そうでなければ、MI5(英国諜報局保安部)も、
彼女を内通者になどしないのだろうが)。
しかし、彼女も今や人の親。
逮捕されて25年も子供と引き離されて刑務所暮しをするか、
さもなくば内通者になれ、と言われれば考えもするし、
しかも実力行使されれば否応無く従わざるを得なくもなる。
結局彼女は、IRAとMI5の間で綱渡りをしなければいけなくなる。

一方、彼女を内通者に仕立てたMI5エージェントのマック
(クライヴ・オーウェン)は、
MI5内でうごめく別の計画によりコレットもろとも
一家が消されるのではないかという疑念を持っていた。
いつしか彼女に情が移っていたマックは、
手を尽くして別の計画の正体
「シャドー・ダンサー」を探り当てるのだが…。

まぁ、伊達に何十年も一家でテロリスト
(IRAをこう呼ぶのは失礼かも知れないが)やってないよ、
的な終わり方で、軽く裏切られましたが、
IRAの歴史みたいなものをある程度理解できてないと、
それこそ『外事警察』の逆視点版程度になってしまう。
悪くない作品ではあるが、
なまじ史実を踏まえてる作品なだけに、
全体的に抑えめの描き方になってしまってるので、
地味な印象は否めないだろう。

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