« 映画 『アンチヴァイラル』(☆☆) | トップページ | 「新・中央競馬予想戦記」 2013年第5開催を振り返って »

映画 『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(☆☆☆)

明確に分けてるわけではないが、
主人公の変化で3部構成となる作品。
しかし、結果として話が長くなり、
反面焦点が絞り切れてない中途半端な作品になってしまった。
ただ、各部とも単体で見ればどっかで見たような話なので、
選択肢としてはこういう作りになるのは仕方にのかもしれない。
ただ、それならそれで、親子関係みたいなところに
もっと焦点を絞り込むなどして、
全体的に煮詰めて行けばいい話だったように思われる。

ただ、考える時間があると考え直せば、見えてくるものもある。
第一に、男と女の考え方ってやはり結構な開きがあるということだろう。
女性は、何やかんや言って愛する人には常にそばにいて欲しいのだが、
男は女に惨めな思いをさせたくないから、
一面において家庭も顧みずに一心不乱に働くことが、
愛する相手のためになると考えてる。
この溝は意外と大きいと思うね。
第二に、親が子供のために、と思ってることが、
案外親の側の独りよがりな考えに基づいているということ。
ルーク(ライアン・ゴズリング)は、
銀行強盗をやってかつての恋人のためにカネを稼ごうとするが、
最終的には失敗し、恋人との最後の電話で
「オレのことは決して息子に話すな」と言い、
彼女もそれを守るのだが、
今や名前をググればなんでも出てくる時代。
息子のジェイソン(デイン・デハーン)は父の名を知り、
それをググると父の正体が明らかになる。
一方、ルークを射殺したエイヴリー(ブラッドリー・クーパー)は、
その結果英雄視されるが、新米警官であるがゆえに、
上司の命令に逆らえず心ならずも不正に関ってしまう。
そのため、ルークの遺族(もちろんジェイソンも含まれる)を
大いに傷つけてしまい、
正義感にあふれるエイヴリーは罪悪感に苛まれる。
父でもある判事に相談して彼らを糾弾しつつ、
エイヴリーは堅持へと華麗なる転身を遂げるが、
息子にかまける暇も無く息子は間違った方向へと成長しつつ
ジェイソンと出会うことになる。
それを知ったエイヴリーは息子に「アイツには近付くな」と忠告するが、
息子にとっては父のもとに移り住んで初めてできた友達だったため、
容易に別れることはできず…。
話的には、ジェイソンがエイヴリーに
復讐したりしなかったりってところが当然クライマックスなんだけど、
結局長過ぎることが響いて最後まで緊張が持続しないんだよねぇ。
本質的には、おうちでじっくり観る作品。

« 映画 『アンチヴァイラル』(☆☆) | トップページ | 「新・中央競馬予想戦記」 2013年第5開催を振り返って »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画 『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(☆☆☆):

« 映画 『アンチヴァイラル』(☆☆) | トップページ | 「新・中央競馬予想戦記」 2013年第5開催を振り返って »

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ