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映画 『アンチヴァイラル』(☆☆)

日本と欧米とでは、
セレブに対する思い入れが相当違う、
ということを思い知らされる作品。
日本は、ある意味育って行く過程を楽しむ風土だから、
欧米みたいに完成された存在としてのセレブに対する思いは、
それほど強くないかも知れないね。
まぁ、今作みたいな世界観はさすがに行きすぎだとは思うんだが…。
今作の主人公シド(ケレイブ・ランドリー・ジョーンズ)は、
セレブの感染したウイルスをファンに売る
(打ち込むと言うべきか)仕事をする一方、
自分にも打ち込んで社外に持ち出し、
海賊版として闇ルートに売ることもやっていた。
しかしそれは、商売としてよりも、
彼自身ファンであるセレブがいるからであり、
悪い言い方をすれば職権乱用で
いち早くセレブのウイルスを手に入れていたわけである。
しかし、ある時手に入れたウイルスがとんだ欠陥品で、
彼自身ファンだったセレブと同様死の恐怖に苛まれるわけだが…。

セレブとファンのありようだけではなく、
遺伝子組み換え問題も絡んでくる作品ではあるが、
前述の通り日本人にはやや感情移入しにくい作品。
ただ、兵器として細菌を考えた時、
ちょっと前に炭疽菌騒動もあったが、
放射能と同様目に見えない恐怖となりうるわけで、
そういう恐怖をもっと描いて欲しかったんだが…。
しかも、結果的にハッピーエンドになってるのが、
またなんともフクザツな気持ちにさせてくれる。
なんとも、形容し難い作品。

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