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映画 『ブラインドマン その調律は暗殺の調べ』(☆☆☆)

リュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープ制作の、
量産型フレンチノワール作品。
しかし、障碍者を扱った『暗闇から手をのばせ』を観た後だったので、
盲目のナルヴィク(ランベール・ウィルソン)が、
なぜ暗殺者になったか妙に腑に落ちてしまった。
彼は、盲目になっても以前と同じく世間
(彼にとって世間とは軍社会のことのようだが)に
必要とされる存在でいたかったのだろう。

そんな彼に唯一疑念を向けたのが、
妻を失い投げやりに生きている刑事のラサール(ジャック・ガンブラン)。
ベテラン刑事あるある的な、刑事のカンでナルヴィクを追うラサールは、
やがて怪しげな武器流通ルートとの絡みに突き当たり、
ラサールもまたナルヴィクに命を狙われる存在になり、
そのルートから警察にまで圧力がかかり、
ラサールは不自由な状況に追い込まれるわけだが…。

このところ、アメリカンなしょ~もない悪役ばかり見ていたので、
ナルヴィクのような深みのある悪役は大歓迎です。
大人の渋み漂う、地味ながら佳作であると思う。

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