重賞上位馬占い(7/21分)
函館2歳S
1着:クリスマス
今年は、このレースの前にOP戦が行われなかったので、
過去に関しては「新馬勝ち」か「未勝利勝ち」の2カテゴリーしかないわけでありますが、
1着馬に関しては新馬勝ちならばGⅠ連対が最高で、しかも該当馬が3頭いる。
(1)アグネスワールド(1997年1着)
・1999年、2000年スプリンターズS2着
・1999年CBC賞(ただし小倉開催)
(2)アンブロワーズ(2004年1着)
・2004年阪神ジュベナイルフィリーズ2着
(3)フィフスペトル(2008年1着)
・2008年朝日杯フューチュリティS2着
・2011年京成杯オータムハンデ
また、函館2歳S連対馬のうち唯一のGⅠ勝ち馬であるローレルゲレイロ
(2006年2着、今回13着のキタサンエピソードの兄)も、
マイル戦までで実績を挙げており、
アンブロワーズのように超早熟で終わらなければ、
短距離戦線でそれなりに名を成す可能性はある。
ただ、血統的には到底短距離馬には見えないわけだが…。
結論:過去の傾向的には、短距離戦線で活躍する可能性有
2着:プラチナティアラ
2着に関しては、実は未勝利勝ちの方がGⅠ連対馬を1頭輩出している。
○アイムユアーズ(2011年2着)
・2011阪神ジュベナイルフィリーズ2着
・2012フィリーズレビュー
・2012クイーンS
・2011ファンタジーS
今年、クイーンS連覇を狙っている同馬。
必ずしもスプリント戦が合っていなかった可能性はある。
プラチナティアラの場合、父親がはっきりと距離適性を出すタイプでなさそうなので、
その辺の評価は今後様子を見て行くしかないわけであるが…。
結論:1000m、1200m戦以外での戦績に要注目
3着:トーセンシルエット
新馬勝ちのこのレース3着は、重賞連対(ノーザンカピタン(1998年3着))までが限界。
そのノーザンカピタンも、唯一の重賞連対が新潟2歳S。
一般的には、仕上がり早で能力そこそこ、
という程度の馬というところに落ち着くのだろう。
血統的にも、今までに活躍馬を輩出していないだけに…
結論:今までの傾向を打ち崩すまでには至らない可能性大
中京記念に関しては、ただでさえ距離&施行時期変更2年目の上に、
フラガナッハ連覇で終わってしまい、
広くデータを採ることが不可能であろうと判断し、評価保留といたします。
2歳戦に関しては、「ただの早熟」なのか「能力だけで勝ち負け」なのか、
この1戦だけで判断するのは難しいです。
ただ、距離が距離なのであまり勝たない方が良い傾向にあるレースではあります。
勝つんなら、新馬勝ちで完成度優位のうちに馬券に絡んで行く(アンブロワーズ)か、
短距離適性を磨いて行く(アグネスワールド、フィフスペトル)方向がある。
ただ、クリスマスの場合血統的に見るとどっちでもないような気がするので、
ってことは「単なる仕上がり早」で終わってしまう可能性も無くはないのが怖いよねぇ…。
とにかく、このレースで上位入賞した馬のうち、
最長距離での勝利は、アイムユアーズのクイーンSなので、
注目レース自体は絞れてくるのがありがたくはある、と思うね。
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