映画 『プッシャー3』(☆☆)
今までの主人公2人と違って、
親分ともなるとやることが違う。
いざとなりゃ自らても下すし(単に成り行きだけど)、
昔の伝を使って証拠隠滅だってやる。
娘の恋人がバイニンだってわかれば、
自分の手駒にだって加える。
でも、やっぱり人の親。
娘に「彼には安くクスリを卸してあげなさいよ」
と言われれば、渋々でもOKしてしまう。
一方、バイニンの元締めやってて、
バイニンから「ジャンキー」って呼ばれてても、
いちおうセミナーに通って薬断ちしようとしてるし
(結局ヤっちゃうんだけど)、
まぁ微笑ましいっちゃあ微笑ましいんだが…。
今回もラストは中途半端ではあるが、
今までと違っていちおう一仕事終えた感じだけは漂わせてる。
何やかんやでこうやって生き残ってるから、
親分やってられるんだろうね。
こういうたくましさは、見習うべきところかも知れないが、
全編通してモヤモヤ感だけはまったく払拭されず。
その点は、如何ともし難いね。
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