映画 『嘆きのピエタ』(☆)
『ツリー・オブ・ライフ』の時は、
ワシのオツムが悪いだけと片付けていましたが、
今作はいかにヴェネチア映画祭で金獅子賞を取ったからと言っても、
バッサリいける理由がある。
はっきり言って、アレで彼女を母親と信じろ、
というのは相当無理がある。
もし、あの程度でヴェネチア映画祭の審査員を騙せるんだとしたら、
それは審査員の審美眼をまず疑う必要があるだろう。
おかげで、まったく話に共感できず
(まぁ、最初のエピソードの意味に気がつくのに少々時間はかかったが)、
終始違和感ありまくりだし、
冷静に観てられたので展開もある程度読めた。
基本的に親子の話なのだが、
登場人物が全員同情の余地がないダメ人間ばかりで、
余韻も後味悪すぎ。
その上描写もグロいとなれば、
いやホントどこを評価したのかワシには全くわからない。
「奥深い」と「難解」を履き違えないでもらいたい。
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